fc2ブログ

特撮の軌跡

ここは、特撮ヒーロー・実写アメコミ映画 の感想やフィギュアレビューを載せていくページです。

ダブルRETURNS 仮面ライダーエターナル感想

もう1ヶ月くらい前に出たやつだけど先日ようやく借りれたので感想を。
レンタル先行のせいかいつもよりケースが空の割合高いよ。
なぜ東映特撮はいつもセルよりレンタルのが早いのだろうか。



風都でスイーツドーパントと戦うダブル。
寝ているフィリップが狙われているとう本編ではありそうでなかった図。
マキシマムを使って一気に倒す。
ちなみに演じているのはダブルで脚本担当の三条氏、こういう人だったのかw

そこに現れるシンケンピンクことミーナ。
超能力攻撃を仕掛けてくるけどサイクロンメタルの風で防ぎルナメタルで捕まえる。
このフォームチェンジこそがダブルの魅力。エクストリームなんかなかったんや・・・
とりあえず事情を聞くことに。話を聞くに風都を地獄に変えようとした大道は彼女にとっては英雄だったと。



犯罪を犯し刑務所から脱走するレイカ。
が途中で撃たれて絶命。仲間にするつもりだったネバーの面々に拾われる。
ネバーとなるには手術を。基本的に過去編はレイカの視点からなので見やすい。

「私の方がおっぱい大きいわ・・・私の方がおっぱい大きいわ!」

何で2回もwここで杉本彩笑い堪えるの大変だったんじゃないだろうかww
さっそく作戦開始。とある基地?を襲ってるけどここ狙うと金を貰えるらしい。
結果的にこの作品を見ると「いいところ『も』あった」ということに落ち着くけど、金のために傭兵やっているあたり基本悪人は揺るがない。
ネバーの面々が超人的能力を発揮する中元々足技に優れていたレイカもさらに超人的な能力を発揮。

「グッジョブ」

これは狙っただろww
その後クオークスに属していたころのミーナがやってきて大道たちを襲う。
演じるはシンケンピンク/白石茉子を演じた高梨臨さん。やっぱり綺麗な人だなあ。
超能力を駆使してネバーをまるで寄せ付けない。

「克己ちゃん、こいつ強いわ!特に、縛りがね!嫌いじゃないわぁ~!行ってきま~~す」

なんなんだよこいつはww
強い力の変わりに体力消費が激しいようで大道に分配が上がる。
嫌々戦っているようなやつを殺さないという大道。
この頃は完全な悪魔で冷酷非情というわけではなく、まだまともなところがあったもよう。
それを見ていたクオークスの2人が襲ってくる。よく見ればアバレブルーじゃないかw
もう1人の女性は人見早苗さん。思わぬところでシンケンピンク対決がw
またしても超能力を発揮されたのでやむを得ず二手に分かれて撤退。

大道とレイカ・ミーナが逃げた先にはエターナルレッドフレアが。
白い部分が多すぎてなんか変な感じ。
エターナルに何かを感じた大道は近づきベルトに触れる。
すると拒否反応を起こし変身解除。所詮は試作品と嘲笑う加頭。まさか超能力まで身につけていたとは。


連れ去られた大道はドクターの研究施設へ。そこでは世界中から連れ去られた超能力者が。
世界中の割には殆ど日本人のような・・・。施設はアジアの中東ってことらしいけど。
まぁ予算がVシネだしこれは仕方ない。

施設内では電磁パルスの防護壁のせいで外に出られずドクターの言いなりになるしかないらしい。
ここでアクション開始。よく動く。
別の場所にいるレイカは拷問されてる。一瞬とはいえ拷問シーンはテレビじゃできないわ。
ここの「死体は冷たいね」が自身のコンプレックスになるわけだ。
戦っている大道のところにドクター。持っているメモリはアイズ。
アイズと聞くと遊戯王が真っ先に出てくるw
刃向かう大道だが千里眼か予知能力でもあるのか攻撃が先読みされて全く触れられない。
その場はレイカは拷問から抜け出したレイカが助けてくれるものの力の差は歴然だった。


残りの3人は初めて大道と会ったときの事を思い出していた。
みんな以外な過去を持っているね。
京水の「仁義はどうしたんだよ・・・仁義はどうしたんだよ!」なんかはびっくりした。
堂本なんかはかなりの善人だったようで森を守る為に活動していたらしい。
芦原は元々スナイパー。手に持っている写真は家族のものらしいのでそのために戦って命を落としたとかかな。
ネバーの面々を見ると生前から善人だったのは優しかったらしい大道と堂本の2人くらいかな。
一番やばいのはスタートからして刑務所だったレイカっぽいけど。
大道のために立ち上がる3人。トラブルから8時間立ったのでマリアの飛行船が助けに。
ほぼ別撮りっぽいとはいえよく杉本彩呼べたなぁって思うよ。

脱出はしたもののボロボロの大道とレイカ。
村人たちの生き残りをかけた選定が行われることを知った大道は改めて怒りの炎を燃やす。
レイカからも携帯用の酵素を受取り敵陣へ。

バイクで派手に乗り込み閉じ込められている村人を助けに。
事情を話してもとことん腰抜け根性が染み付いているため反逆を起こす気すら出ない村人連中。
大道がハーモニカでみんなを落ち着かせるシーンはなんか恥ずかしいw
元々はピアノが上手だし自分も落ち着くから納得のシーンではあるんだけど。
そして本作最大の名言。

「生きてるんだろ!?・・・お前達はまだ!過去が消えていくなら・・・俺はせめて明日が欲しい!
だからあがき続けてるんだよ!なぁ、死人の俺のほうが懸命に明日を求めてるってのは・・・一体どういう訳なんだ?」

これはかっこいい。予告の時から存在感抜群だったし。
最初聞いた時は敵に向かって言うものだと思っていたけどまさか村人たちとは。
その言葉を聞いた村人たちは決意を決め超能力戦士たちに立ち向かう。
大道はのんびりティータイムを楽しんでいるドクターと加頭の元へ。
加頭がユートピアに変身。反撃するもガイアメモリ+超能力の前には歯が立たず。
だがユートピア特有の希望を吸い取る力だけは効かない。死人には希望がないかららしい。
やられる一歩手前までくるがここで壊れたはずのエターナルメモリが反応。
ロストドライバーを身につけ変身。

最初は赤のレッドフレアだがすぐにマント付きのブルーフレアに。
まさかのエターナルVSユートピアというレアな戦いも実現。
青いエフェクトがカッコいい。圧倒したところでマキシマムドライブ。
AtoZ(T2ガイアメモリ)では街全体のガイアメモリを活動停止に追い込んだけど
T1エターナルは1つだけしか無効化できないみたい。
T2のが強いとはいえ目の前の1つから街全体ってパワーアップしすぎだろw
変身解除し人間の姿になったにも関わらず容赦ない蹴りを加える。
遅れてきた財団Xのメンバーが助けにくるも―

「カズさん、カズさん!ザイダンXはアナタヲウシナウワケニハイカナイ!」
「ダメダ、シンデイル!」

ワロタw
こいつらも片言かよw
メンバーは本部に残っているネバーの技術資料で加頭をネバーにすることに。
これが加頭がネバーになったきっかけだったわけね。
財団Xに関しては今でも余計なことを・・・と思っているけど後付けとはいえちゃんと理由付けしたのは良いね。


村人対超能力戦士たちの戦いにはネバーの3人が援護に。
これ何で白服が敵って分かったんだろ・・・
京水の「でも嫌いじゃないわ」が良かった。
ここでもアクションが凄い。
堂本が炎に包まれるところなんて完全にヒートメタルw
京水も何で念力を避けられるんだよwww

京水たちの助けにより超能力戦士たちを倒した村人は脱出。
残ったドクター/アイズにも勝利宣言する大道だけど無事に済むはずがなかった。
ドクターの仕掛けた罠により施設を抜け出した瞬間に命を奪うよう仕組まれていた。

それを見て高笑いする大道。彼に残っていた最後の良心が消えた瞬間だった。
怒り沸騰のネバー5人が揃い大道がエターナルへと変身。2度目の変身なので最初からブルーフレア。
激突する2人。同じ強化された肉体同士なら戦闘のプロである大道の方が上で完全に押している。
さらにはネバーの4人も加勢。最初の芦原の拳銃はかっこよかったけど2人目のレイカから「ここはネバーの活躍シーンですよー^^」ってのが露骨に見えて嫌だ。
いくらネバーとはいえライダー同等の力を持つドーパント相手に有効打与えられても複雑。

「お前のビレッジより面白いところなんざ、もう本当の地獄くらいしかあるまい」
「う、うわああああ!」
「先に言って遊んで来い!」
エターナル!マキシマムドライブ!!
「さあ、地 獄 を 楽 し み な!!」

くるっと1回転してライダーキック!スクリュー的な感じ。
決め台詞も炎をバックにカッコいい。
爆発した後さらにアップで近づくのがまた。
戦隊なんかだとよくある演出だけどライダーじゃ珍しい気がする。そこらへんは戦隊出身の塚田Pだからか。

アイズを倒した後故障するT1エターナル。
試作品とはいえ2度の戦闘とマキシマムで故障とは。
次の目的は風都と決めた大道。この戦いからしばらくしてAtoZへ繋がると。
ミーナの話によるとAtoZは数年後っぽいので時系列は
メッセージforスカル(10年前)→エターナル(対クオークス)→ビギンズナイト→本編/AtoZ→ムービー大戦コア→アクセル→エターナル(ミーナと接触)かな。
ビギンズナイト・メッセージforスカル・エターナルといい本編以外の外伝作品はほぼ他キャラの始まり。
結果的におやっさんや大道のような脇キャラを含めてライダー全員のビギンズナイトをやってのけたわけだ。



話を聞き終わる翔太郎たち。ミーナは素質が戦ったから生き延びたっぽい。
それでも後遺症で数年間は記憶が抜けていたらしいけど。
ということは回想から数年後に風都に攻めてきたようだ。
それらの話を聞いた翔太郎とフィリップはビルの屋上へ。
ここで「W」が流れてくるのがいい。大人の事情でVo入りで流せないのは無理だろうけどこうしてBGMとして流してくれるだけでも嬉しい。
2人とも悪魔だけではなかった、という事実をかみ締めミーナもまた大道に言われた「お前は忘れるな、何もかも」という台詞を思い出すのだった。


そしてED。これはこれで良い歌だけどやっぱWのが好き。というかあっちが良すぎる。
ここでAtoZの映像流すとまた違った印象を受ける。
「何で真っ先にエターナルを手にしたの?」って疑問だったシーンがめっちゃ感慨深く見える。。
運命のガイアメモリが翔太郎にとってのジョーカーのように大道にとってはエターナルだったわけだし。
OPのダブルと合わせ鏡になるようにマントを靡かせているのもニヤリとするところだ。



以上ダブルリターンズ、エターナル編でした。
素直に面白い!ダブル本編でもこれくらいダークなのが見たかった!
エターナルVSユートピアなんて妄想じゃなきゃ成立しないような戦いもしてくれたし。
ある程度「後付」と割り切られないといけない部分はあるけど、それでも本編・映画の補完はしっかりとやっている。

しかし後付と割り切っても最後の大道を見るとAtoZの行動と辻褄が合わない気がする。
本作ラストでネバーの目的は「ミュージアムのへ復讐」と言い切ったわけだけど実際のAtoZでは風都を地獄に返ることに固執していてミュージアムは2の次どころか3の次くらいになっている。
ミュージアムを倒すっていう目的だけだったら翔太郎らと共闘してもおかしくはないのに(翔太郎たちは絶対断るだろうけど)完全に敵対しちゃってるよ。
エターナルを最初に手に取った理由・加頭がネバーになったことなど本編では「え?」のところを上手く補完していただけにここは惜しい。


大道初めネバーたちについては随分掘り下げられたね。加入した際の映像もあったし。
見る前は大道のことは「実は良い人」でやると思ったけど、エターナル編とAtoZではほぼ別人のように描いていたので良かった。
あれだけ悪人全開だったのに実は良い人でしたー、なんて言われてもしっくりこないし。前まではいい人なら納得できるしね。
それは良かったんだけど最後の翔太郎とフィリップがちょっと。
途中でも書いてきたようにあくまで大道にもいいところもあった、ってレベルの話なのに自慢の婿ラストのように急に持ち上げられた感じ。
ミーナの話を聞いて「あの悪魔にもそんな時期が・・・」くらいならまだしも花まで送るのはやりすぎでしょ、いくら弔いとはいえ。
翔太郎なんかは「ハーフボイルドって言われてもいい」で情に流されてる感じで
フィリップは「この街を傷つけた事実は永遠になくならない」って言ってるあたり一歩引いているようではあったけど。

残りの4人も印象強いけどやっぱ京水がずば抜けてる。
あれ殆どアドリブらしいけど酷すぎるだろww
スタッフも誰か止めてやれよwwww



ドラマパートはここまでにしておいて戦闘シーン。
Vシネに加えてプロの戦闘集団であるネバーということでアクションは凄いの一言。
堂本を演じている中村浩二さんは平成ウルトラ3部作を演じられただけあって凄い肉体の持ち主。見た目どおりの派手な力技を発揮。
レイカの人も女性でありながらかなりの凄技。京水の人もあんなにクネクネ回るのは凄いわw

大道の初変身シーンは良かったね。
赤い炎より青い炎の方が強いように大道の思いに反応するかのように変化。
コメンタリーによるとブルーフレアはダブルでいうエクストリームに値するらしい。
ライダーキックもいつもとは違った感じでカッコいい。
正直エターナル自体のデザインはそれほどでも・・・だけど青いエフェクトとマントのかっこよさがずば抜けている。
後はマキシマム発動する時はエターナルエッジより腰のスロットでやって欲しかったな。
最後の炎をバックにポーズ取っているのもカッコいい。
あんまり決め台詞あるのは好きじゃないんだけどここはマジでカッコよかった。


最初大道はガイアメモリのことをあんな他愛もない小道具、と見下していたけど圧倒的な力の差を感じて変身。
その小道具を使って圧勝とはなんたる皮肉か。
結局ガイアメモリ>>>ネバーを自分で認めてしまったシーンでもある。
風都襲撃が数年後なのでその間にかなり作戦を練っただろうし、その作戦で真っ先に狙ったのがガイアメモリ。
あれほど嫌悪していたのにそれを使って復讐することへの抵抗とか葛藤はなかったんだろうか?


書きたいことは書いたしこんなものかな。
ここ最近のVシネの中じゃNEXTの次くらいに満足したかも。
玩具宣伝とかの制約がないから自由度高いしね。

色んな人の感想見てると「最後に仮面ライダージョーカーやって欲しい!」ってのはよく見るし、
確かに後もう1つくらいやって欲しい気持ちもあるけど「やって欲しい!」って言われる内が華だしここで引いた方がいいかも。
最後が悪人で締めるのもアレだからそこらへんはアクセルとエターナルのリリース順を逆にした方が良かったかもしれない。
けど先にエターナル見ちゃうとアクセルで落胆しそうだ。あっちも面白かったけど目玉のブースターがなぁ・・・


  1. 2011/08/19(金) 13:51:18|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ダブルRETURNS 仮面ライダーアクセル感想

安定した面白さ


OPはまさに仮面ライダーアクセルに。俺は本編の方が好きかな。
夜のシーンから始まってる辺りVシネで対象年齢ちょっと上がってるような感じ。
スリを行おうとしている若者らを摘発する竜。
若者らは逃げるも逃げた先で謎のドーパントが出現。
ここで竜が駆けつけて変身、追っ払うも生き残った葵からは人殺し扱いされ逃げられてしまう。


竜と亜樹子の新婚生活も。
亜樹子は毎日何やってんだよw
朝から2人分の料理作って昼夜戦ってと竜も大変だな。亜樹子も洗濯くらいはしてるかもしれんが。
休みなのに署から出勤してくれと電話が。
未だ亜樹子は名前で読んで貰えてないし休日出勤するな、と文句を。
名前で読んでくれないのはともかく休日出勤に文句言われてもね。
せっかくの休みなのに仕事に行かれるのは亜樹子も嫌かもしれないけど職業柄仕方ないし。
ムービー大戦コアもだけど相変わらず亜樹子は竜の仕事について理解がない。1年間ずっと戦いを見てきたはずなのに。


署に行くと応援に来た刑事2人が。
最初見たときは一条さんかと思ったけれど田中実さん。この時は元気だったのに・・・と思ってしまう。
昨日追い詰めた若者スリグループが殺されたらしい。
残った葵に話を聞こうと街を捜索、発見するも逃げられてしまう。
あそこにいたのは監督?


態度のでかい大野刑事と挟み撃ちにしましょう→俺に命令するな!がくると思ったのにないw
さすがに仕事中かつ追跡中だとないか。
なんとか追いついて話を聞くとスリだった父親がコマンダーのメモリを持っている刑事に殺されたらしい。
とりあえず逮捕するもののアクセルメモリを盗まれてしまう。
そこに冒頭で出てきた怪人らが登場。すっかりマスカレイド的ポディションだ。
変身しようと思ってもメモリがないので出来ず。

拳銃を使いつつアクションを。ここらへんは竜の人すげえ頑張ったなー。
途中で入れ変えたとはいえ銃何発入ってるんだよww
刃野も駆けつけ何気にすごいアクションを展開。
さすがに何度もカット変えながらのアクションだけど素直に凄いと思うww

外に出た竜の前にコマンダードーパント。
変身できないのがボロクソにやられるしかない竜。
敵の狙いは葵が数日前に盗んだ箱の中身らしい。
全然違うものだったから仲間に上げたらしいが取り返して来い、とお腹に時限版弾をセットされてしまう。
しかも竜の銃で刃野を撃ち重傷を負わせ罪を竜にかぶせる。
銃持ってたとはいえ「刃野刑事!刃野刑事!!」って必死に呼びかけているところを見ているのに犯人扱いとは。
まぁ目の前で人が死んでる(ように見えて)銃持ってたら怖くてそうなっちゃうか。
タイミングよく大野刑事も駆けつける。怪しすぎてこいつは違うだろw


場面は移りリリィ白銀がいる喫茶店に。
しっかしこの人がハリケンブルーとはまだ信じられん。マックス(ゼットンの娘)辺りまでは面影あったんだけど。
ようやく翔太郎&フィリップが登場。あの探偵事務所は撮影終了と同時に解体されたとか。
テレビで竜が刃野を撃ったというニュースが流れ警察も見張りとして来てしまう。
完全に慌てふためく亜樹子であった。


逃走中の竜は葵から生き残った仲間のところへ行き親分の元へ案内させる。
当然そこでも一騒動あってヤクザとアクション開始。
側近の女の人のアクションが凄いのはクライマックス刑事を思い出したよ。
残った会長から盗んだ物を見せられる。それはガイアメモリ強化アダプタ。
メモリの力を3倍のパワーを発揮できる優れもの。

ユニコーン!アップグレード!!

をしようとしてもぎりぎりのところで竜が止める。
ユニコーンはユニコーンで見てみたかった。
残り時間が50分程度でバイクで向かうことに。
葵はもうスリはやらない、と誓うがだったら返せよwと突っ込まざるを得ない。
あんだけ危ない怪人・父親殺しのドーパントを目にしたのに戦える竜に返さないのが信じられないな。

待ち合わせ場所に着いたら大野刑事とどこから来たのか佐上班長まで。
佐上が葵を連行しようとしようとした時の台詞はバレバレすぎるだろww
葵もスリはしないと言ったそばからスリとはww
当然コマンダーの正体は佐上班長。強化アダプターを入手したはいいが掏られたようだ。
警察の上司という立場上こういうのは入手し放題だろう。


竜は運転手をぶん殴りバスを奪う。運転手可哀想すぎるww
前にジャックバウアーを真似た芸人がバラエティー(どっきりかな?)でやってたけど警察手帳見せたとしても借りちゃ行けないらしいね。
さあ出発、という時に亜樹子が乗り込んでくる。
事情を話さなきゃ離婚!でも時間がないので緊急発進!
バスで佐上が乗った車を追い詰める。普通は主役が普通車で敵が大型車のパターンが多いからこれは珍しいw
自分の事は名前で呼ばないのに葵だけは名前で言う竜に我慢の限界が来たのか亜樹子は平手打ち。
普段はウザいだけの亜樹子だけどここだけは本気で同情する。


亜樹子よりも葵を追い佐上に追いつき語り始める自身の過去。
2年前には奥さんがいて結婚記念日に指輪をプレゼント。
プレゼントを上げたのは始めてらしいが結婚記念日ってことは最低1年あるのにプレゼント上げたことないって・・・
プレゼントをした日の夜、銃弾に倒れる奥さん。撃ったのは過去に佐上が逮捕した男だった。

その後法では裁ききれない悪人を裁くべくメモリを手にした。
人殺しはともかくスリを殺すのはやりすぎだろうに。
君も同じだろう、お前はもう1人の私だ、と問いかけるけどさすがの所期の竜もここまでいかれてはいない。
「翔太郎とフィリップと出会わなかった竜」と言うのはちょっと無理があるかな。
根本的なところで竜とは何もかも違いすぎる。
最初はWのメモリの持ち主かと思ったアイスエイジの少年も耐えて手錠止まりだったし。
井坂だって結果的にメモリの後遺症で消滅はしたものの本来はメモリブレイク止まりだ。
仮に井坂を殺しちゃってもそこでストップ、メモリを持っている奴全員殺すほどのやつではない。
ダブルでメモリを手にする人は復讐絡みが多いけど今回もまたそのパターン。
百歩譲って奥さんを殺した男への復讐は許せるとしてもそこまで。そっから先の犯罪者裁きは文字通り犯罪者と変わらんよ。


葛藤する竜のところで抜け出してきた翔太郎&フィリップが。
ダブルに変身、ヒートメタルにチェンジし相手をしている間に竜は佐上と対決。
警察だけあって武術の心得もあるのか接近戦でも強い強い。同じところ何度も狙うのがそれっぽい。
アクセルに限った話じゃないけど、なぜ毎度負けているライダーは武器(アクセルブレード)を使わない。
ファイズの木場なんて凄かったね。ラッキークローバーに押されまくっているのにいつまでも剣出さないで素手だし。

トライアルにチェンジし加速!これでも勝てなかったらどうしようと心配したけどちゃんと押しているし時限爆弾も破壊。
今となってはそんなことなどどうでもいい佐上は強化アダプターを使い自身をアップグレード。いきなり爆弾を出して攻撃してくる。
一瞬葵を庇ったとはいえ素直にトライアルの加速で避けるなり、さっき接近した時にマキシマムを使えば良かったのに何をするわけでもなくやられるがまま。
さらにミサイルを喰らい右足にダメージを負ってしまい亜樹子を拉致される。


どれほど佐上の口車を聞こうとも処刑人にならない事を決意。自分はこの街を守る仮面ライダーであり続けると。
アップグレードしたコマンダーの攻撃で空中に吊るされていた亜樹子が落下。
アクセルに変身して助けようとしても間に合わない!というところで葵が強化アダプタを奪い竜にパス!

アクセル!アップグレード!ブースター!!

黄色いアクセルに変わり背中にはブースターが。空を飛び亜樹子を救出。
あんな落ちるところから強化アダプタ奪って投げて渡してブースターになってじゃ間に合わないだろww
この飛行シーン、亜樹子を助ける為に加速した時は早くてカッコよかったのに戦闘中はひたすらスローモーションで残念。
コマンダーに蹴り入れた時と最初のミサイルを右に避けた時は早かったし着地の瞬間よろけてスピード出てる感がったのに。
せっかくの空中戦なのにスピード感ないしもったいない。「飛んでいる」というよりは「浮いている」ような状態に見える。
空中戦に至っては本場のウルトラマンのが圧勝してるね。そのウルトラマンも本格的に空中戦するようになったのはネクサス辺りからだけど。


「仮面ライダーアクセル!この力で私を処刑するか!?
「俺に質問をするなー!!」

ここで来たかw
ちなみにこのアダプタ、取られてもアップグレードした効果は残るようだ。
コックローチにヒートメタル・ルナトリガーを奪われた時も変身解除しなかったから新しい情報(メモリ)くるまではそのまんまの模様。
ラストはエンジンマキシマムドライブで一閃!着地は早くなったから満足。
が、相変わらず必殺技が地味で爽快感がない。
ダブル自体マフラー取り入れたりエクストリームは風の機構があったりと初代を意識しているようで必殺技も初代1号2号のように
シンプルにしているのかもしれないけど、シンプルというよりただ地味なだけだ・・・


ラストでは最後のスリ、ということで離婚届をビリッ。
大野刑事も改心?してフラグ立ってるし良い感じだ。
ラストカットは喫茶店。「亜樹子ー」「亜樹子ちゃーん」「人の妻を気安く呼ぶなー!」




というわけでアクセルスピンオフでした。
エターナルの方ばっか注目してたけど思いのほか面白くて良かった。
いつもは寒いと思っていたギャグも今回は面白い。これくらいのギャグを本編でやってくれれば。
個人的に生き残った仲間がマッサージされている時の「強すぎるぞおい!」には笑ったw

今回は竜が主役、ということで大活躍。
本編でも「番組名:仮面ライダーアクセル」なんて言われるだけあって主役にもってきたら本領発揮。
本当に主人公やっとるwアクションも凄かったしね。
キャラも本編から変わらないから安心して見てられるんだけど何で亜樹子のことは名前で呼ばなかったんだろ。
「一度も名前で呼んでくれないのに!」のところだけは本当に亜樹子可哀想だった。
その亜樹子もイラッとくるシーンが多々。キャラがどうこうじゃなくて単に不快なだけ。
最初にも書いたけど竜の仕事に理解ないように見えるし要所要所で邪魔してくるのがなー。

その竜にしても本編で「俺はダブルにはならない。仮面ライダーアクセルだ」とシュラウドに宣言したり
最終回では若菜に「そう思うのはお前の心が汚れているからだ!」と風都を愛して「風都を守る」意思が固まっているように見えたのに
今回で処刑の話を持ちかけられて揺らいでしまったのが意外だったかな。
風都を守るが故に犯罪者裁きに悩んでしまったようにも見えなくはないけど。
捕まえる・ドーパントを倒すまでが竜の仕事であってそこから先はやっちゃいけないことだし。
視聴者(第3者)からすれば「竜と佐上は違うよ」って思えるけど、回想にもあったように本人的には被ってしまうのだろうか。


変身した状態での戦闘シーンはちょっと少なめで最初は生身のアクションが多かった。
ガロのレッドレクイエムもそうだったけど、生身のアクションを見せたいがために無理やり変身できなくさせてる感じ。
役者の生身アクション自体は凄いしカッコいいと思うけど一番見たいのはヒーロー(スーツ)のアクションであって役者じゃないしね。
アクセル・トライアルのシーンはいつも通りだったけど今回の目玉とも言えるブースターにはがっかり。
せっかく空を飛ぶライダーなのに浮いてる感が半端ない。
たまに早くなるシーンは良かったけどミサイルを避け続けるところは延々とスロー。



今回一番凄かったのが生身アクションでもブースターでもなく翔太郎とフィリップの活躍頻度だと思う。
Vシネでアクセル主役とはいえ元はといえばダブルの2人がいたからあり得る話。
タイトルに「ダブル」とついている以上出ないといけないけど出過ぎると「これはアクセルが主役だろ」になっちゃうし
出番ないと「仮にもダブルのスピンオフなのに出番なさすぎだろ」になっちゃう。
竜が葛藤している時ちょうど良いタイミングで来て怪人の相手を引き受け竜をサポート。
戦闘でも苦戦しつつヒートメタル・ルナトリガーを見せてくれるサービスっぷり。
ドラマパートでも刑事を出し抜いたりラストでもコメディで締めたりとでしゃばらず・地味にならずで丁度ぴったりな活躍頻度だったかと。



少し突っ込みどころはあれどVシネとしては十分面白かった。
これはVシネで正解かな。映画でやるのはまた違うと思うし、アクセル単体じゃ集客力ないだろうし。
電王でも今では現行ライダーとセットじゃないと苦しそうだ。
次は期待のエターナル編。
赤いエターナルは本来のエターナルで青いのが大道が力を発揮した姿、とか赤が試作型で青が完成形など既に情報が錯乱してる感があるけど。
元々「ネバー単独で作って欲しい」なんて言われていたのが豪華キャストによってまた生まれ変わるとは。
何度見てもVシネとは思えぬ超豪華キャスト陣w
ストーリーは回想をメインにやるっぽいしダークな感じがして凄く楽しみ。7月まで待ち遠しい。
劇中でもEDでもいいから「W」は流して欲しいな。


  1. 2011/05/05(木) 23:26:51|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

仮面ライダーダブル 特写写真集KIRIFUDA

110412-1.jpg
新リーズの特写本もこれで5冊、ソラノマ時代を合わせると8冊目に。
表紙は初めて基本フォーム以外のライダーも映っている。
これまで同様に顔アップのが良かった。




110412-2.jpg
見開きページの裏にはガイアメモリが。
明らかにでかいので原寸大ではない模様。
基本的にプロップは原寸大だったからでかくしたのは以外だ。ベルトも小さく写してるし。




110412-3.jpg
まずはサイクロンジョーカーから。
このアングルでおま罪は珍しい。




110412-4.jpg
フィギュアーツで慣らされたから違和感あるけど本来はこんなに丸っこいのね。
MGダブルなんかも出来はいいのに顔で「あれ?」となってしまうからアーツ慣れは恐ろしい。
スーツはそれぞれ用意してるけどコンパチ仕様にもなっている。
頭部の分割線はかなり磨きこんでいるらしく目立ちづらくなっている。


ライダーのスーツは動きやすいアクション用・アップの撮影、魅せるためのアップ用があるのは有名。
しかしダブルのスーツはコンパチ仕様に加えて後述のメタリックによるスーツ硬化があるため、毎度現場判断などで対応。
そのため「アクション用・アップ用スーツ」という定義はだんだん薄れてきているらしい。



110412-5.jpg
次はヒートメタル、と思いきやまさかのヒートジョーカー。
そう9形態全てをポーズ付きで掲載している。
いわゆる派生フォームもコンパチではなくそれぞれアクション用スーツが作成されていた模様。



110412-6.jpg
110412-7.jpg
その後もフォームの紹介は続きヒートメタルやルナトリガーも収録。
ダブルのスーツはメタリック塗料を使っているためスーツが硬化してきて着替えるのが大変だったらしい。
中でも苦労したのがルナ系のスーツでとにかく硬化が早いらしい。



110412-8.jpg
その分ルナの金色は綺麗だし胸の模様もここまで作りこまれている。
アップで見るとよりそれが分かる。
ルナは月をイメージして半球、トリガーは拳銃のパーツを散りばめたイメージで作られている。



110412-9.jpg
続いては人気のファング。
模型雑誌のMG紹介ページで「エクストリームよりもファングの方が好きな人もいるはず。僕もその一人です」とかあって笑ったなw
でもファングは本当にかっこいいや。シンプルだけど今一つ足りないダブルに一つの答えをくれたようなデザイン。



110412-10-1.jpg
武器もしっかり。アーツではなかったけど本来アーム・ショルダーファングには真ん中にパープルがかかってる。
BMファングのレビュー見ても再現されてたけどあっちは紫強すぎだった。



110412-11.jpg
で、あんまり人気ないエクストリーム。
フラゲ画像見たときはカッコいいと思ったのに本編の活躍が・・・
宇宙船掲載当時に見た「スーツが重くて屈めない」って記述が見つからない。
どうもこの特写シリーズ、宇宙船掲載の写真を完璧に載せているわけではないらしい。
どうりでこれやアクセル、ディケイドの時のディエンド写真数が少ないと思ったら・・・



110412-12.jpg
ゴールドエクストリームはパンフとかにも乗っているCG写真だけ載せてる。アクセルエクストリームの方はなし。
AtoZとムービー大戦コアとか見てたらスーツだけ金色の部分作って羽根だけCGだと思ってたけど実際はフルCG。



110412-13.jpg
その隣のページにはこの本のタイトルにもなっているジョーカー(切札)が。
背景の黒と立ち姿がより一層孤独感を引き出しているのがいい。
映っているのも左側(こっちから見たら右だけど)でちゃんとフィリップの場所(右)も残してあるという。

当時ジョーカーが発表された時「JJのリペ?」と思われたけど完全に作り直したらしい。
そもそもCC・JJはデジタル処理を用いるのはもちろん、スーツをコンパチしたりスカルのスーツを急遽JJに使ったりと、現場の判断で臨機応変に対応して出来たもの。
映画でも単独で活躍するし最終回にも出るしで作ったのかな。基本はジョーカーの右サイドだけ作ればできるライダーだしね。



110412-14.jpg
110412-15.jpg
ここからはサブライダーたち。
初めて主役だけで半分以上ページを使ってるよ。
アクセルブースターもちょこっとだけ公開。



110412-16.jpg
そしてスカル。早くアーツ届かないかな。
被っている帽子はもちろん特注のもの。さすがにライダーの頭にすっぽりはまる帽子はない。
スカルマグナムはトリガーマグナムも改造したものだけど、この特写のためにせっせと作り直したらしい。
マグナムといえばシュラウドマグナムが乗ってなかった。



110412-18.jpg
このページだけとはいえスカルクリスタルまで。
頭部がクリスタルで本当に中まで透けると困るためスーツアクターの永徳さんは黒ニット帽を被っていたらしい。



110412-19.jpg
最後はエターナル。今度のVシネで出てくる方は乗っていない。
こちらではT2メモリを乗せている。
フィギュア王か何かでT2メモリのシール付属してたけど、あれでT2作れば壮観だろう。



110412-20.jpg
ちなみにT2メモリの場所一覧も掲載。
アーツのスロットを塗るんだ!フルスクラッチで作るんだ!って人がいたら参考にどうぞ。



110412-21.jpg
最後の方はプロデューサーインタビューも。
新しくライダーのPやるとレポート提出があるのか・・・
読んだ感じ「玩具を買った子供」を意識して作っているね。
ドラマパートではどうしても飽きがきちゃうし集中力もきれるからガジェットを出して「あ、これ僕持ってる」となるようにして喜ばせたりしたかったと。
他にも面白い話があって視聴率について。今の子供が全員同じ番組を見たとしても視聴率は8%くらいにしかならないんだとか。
そう考えるとたまに出る9%や10%ってのは特オタなり一般人を引き込んだ驚異的な数値なんだね。
毎週毎週20%以上たたき出してるサザエさんなんて化け物番組だなこりゃ。いや俺も毎週見てるけどw



というわけで特写写真集。
毎度毎度詳しく乗っているから参考になる。さすが最後に出る関連書籍だけある。
ダブルは基本3形態しか乗せないと思ったのにまさかの9フォームだしどのライダーのポーズもかっこいい。
特写写真集は電王1あたりまではライダーが綺麗な写真で写ってる、程度だったけどキバあたりからは本格的にカッコよく映るようになってきた。
特にキバは唯一背景が黒で撮影してるからダークな感じで雰囲気出てたし。


今回は発売が一番遅い特写だった。キバまでは放送終わる月、ディケイドは映画の関係で翌年1月なのにダブルはさらに延びて3月。
遅い割にVシネのアクセルブースターは中途半端だしレッドフレアの方は乗ってすらいない。
これだったら開き直ってVシネ発売まで真って欲しかったかも。電王のように特写2が出ることはないだろうし。

それに500円アップの3千円はいただけない。
これは85ページくらいあって他の特写は70ページちょい。
値上げもしてもおかしくないように見えるけど、電王1は80ページ以上あって2500円だったのを考えるとう~ん。
いっそ前に出しなおした響鬼・カブトのようにソフトカバーでもいいから値下げしてもいいかも。
ハードカバーだと高級感はあるけど実際にページめくるのはソフトカバーのがいいし。
とは言っても本自体は良いものなのでオススメの1冊。


  1. 2011/04/13(水) 14:16:07|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ダブル最終話「Eにさよなら/この街に正義の花束を」

久しぶりにまともな最終回が見れた



フィリップが消えてから1年。翔太郎は一人で街を守り続けていた。
そんな中小さな依頼人が。晶は数日前にいなくなった姉を探して欲しいと言う。

「僕はお姉ちゃんがいないと何もできないから」

恥ずかしがる事も無く堂々と言う晶。ダメだこりゃ。
晶を一緒に連れて捜査開始。ウォッチマンやクイーン・エリザベスらから情報を集めていくと最近はエグゼという組織がガイアメモリを売買しているらしい。
名前からしてもうアレだがとりあえず噂になっている廃工場へ行く事に。


廃工場にはエグゼのメンバーと囚われている晶の姉が。
元はといえば晶の姉・唯が拾ったガイアメモリを売ったら結構な金になったらしくそれをエグゼらに知られてしまったらしい。
風都においてガイアメモリの危険性は既に知られているはずなのにまだ金にしようなどという浅はかさ。
ここにきても風都の糞っぷりは留まる事を知らないな。



daburu49-1.jpg
エグゼの少年の1人がアノマロカリスに変身。
これは結構量産されていたみたいだし残っているのはこんなメモリくらいか。
翔太郎はただ1人ジョーカーへと変身。
バードの時のように素人相手なら問題なく攻めて行きライダーパンチでフィニッシュ。
映画だと確か1号っぽい「ピキーン」的なSEがあったけどないね。T2じゃないからかな?



若菜が署内で暴れだした。人間の姿のままで普通に衝撃波使っとる。
竜はアクセルに変身し襲い掛かるが翔太郎がそれを止める。
ここで手を出してしまえば何のためにフィリップは消えたのかと。
その言葉にショックを受けどこかへと消えてしまう若菜。



戦っている間にエグゼには逃げられてしまいとりあえず事務所に戻る翔太郎。
中からはフィリップの声が。歓喜してフィリップを探すがそれはフロッグに残っていたフィリップの音声だった。
怒ることもなくガックリとしたまま地下へ。

ここのシーンは残念だな。フィリップ想いなのはいいことだけどあまりにも想いが強すぎて翔太郎がまるで成長していない。というか依存しすぎか。
忘れろ、ともいつも強さ気に振舞え、とも言わないさ。ただ1年経っても未だにこの状態ってはなんだかなぁ。


フィリップが既にこの世にいないことを知ってしまった晶の携帯にエグゼから一人で来い、とメールが。
勇気を振り絞り再び廃工場へと向かう晶。少年らにからかわれ流れも姉の下へ。
エグゼが探していたメモリは晶のバッグにあった。
メモリは「オーシャン」。秘めている記憶は「大洋の記憶」だからさぞかし強いんだろう。

一瞬の隙を見て逃げ出すが囲まれてしまう。
ピンチの2人の前に颯爽と現れる翔太郎。もしもの時と思い晶の靴に発信機をつけていた。
少年はコックローチに変身。かつてはこのスピードの前に苦しめられたがやはり使いこなせていないのか普通のザコドーパントレベル。
ライダーキックで決めるがスピード速すぎだろ。なんだあの重力を無視した急降下は。
メモリだけ持って奮えているエグゼの残党もデコピンで片付け後は竜の仕事。



姉の唯も取り戻り笑顔で帰るが元凶はお前だろ、と。
最もそのエグゼも結成したのは唯がメモリを売った後のここ数日だろうけど。
突如現れる冒頭で出てきたペット屋の店員。エナジーのメモリで変身し翔太郎に一撃を与える。
みんなを庇い崩れ落ちる翔太郎・・・


が攻撃を受けたのは1年前から消えたはずのエクストリーム鳥。
実は若菜が自らの身体を変わりにしてフィリップの身体を再生していた。
データの世界の中で家族と再会するフィリップ。


daburu49-3.jpg
家族の下へ駆け寄ろうとするフィリップを制止する琉兵衛。
その顔は昔のように家族を思う満面の笑みになっていた。
園崎家にはまだ使命があるしや地球の未来のためにやるべきことがある。
その使命ややるべきことが今後10年続くことを目指すライダーのサポートなり財団Xとの決着だろう。



daburu49-2.jpg
めでたく復活したフィリップに飛びつく翔太郎。これは嬉しいだろう。
俺を無視するなー、などと訳の分からんことを叫んでいるエナジーを尻目に2人はダブルへ変身。
いつの間にかダブルドライバーを持っているけど、いつフィリップが来てもいいように常に2つ持ち歩いていた、と考えると胸が熱くなるな。

そして流れるOP。最終回でOPがタイトルだけなのは恒例だけどエンディングに持ってくるのは初のこと。
サイクロンジョーカー・ルナトリガー・ヒートメタルとチェンジし最後のファンサービス。
やっぱダブルは9形態の戦いが良いという事を改めて教えられたな。エクストリームなんて最初からいらなかったんや。
ジョーカーエクストリームでエナジーを倒しメモリをブレイク。
ダブルという作品を締めるのはもちろんこの言葉。さあ、みなさんご一緒に



daburu49-4.jpg
  「「さあ、お前の罪を数えろ!!」」




仮面ライダーダブル1年間の視聴お疲れ様でした!
ディケイドの次ということで不安はあったけれど無事に完結できた。
最終回は後日談としては面白いものに。


一番上でも書いたけどフィリップ復活はちと残念。
これはもう人によって反応全然違うものだけど映画やる、って分かってるから映画で合流にして欲しかった。
そうするとまた苦情来そうだし「この冬、フィリップついに復活!」とムービー対戦2011の予告やったらそれこそディケイドの二の舞。
1つの作品として完結させるには復活しか道がなかったっぽいね。仕方ないっちゃ仕方ないか。完全に八方塞だ
うん、全部ディケイドが悪い。



翔太郎は1年経ってもフィリップ依存治らないまま。
「フィリップ、お前に会いたいよ」って心の声があったけれど、その程度で留めるならともかく
明らかに私生活や戦う前の変身にでさえ影響が出る始末。
「成長してない」「変ってない」って突っ込まれても仕方ないよ。俺も「・・・1年経ってこれはちょっとな」とは思ったし。




逆に亜紀子や竜辺りは表面上は大丈夫そう。
特に竜は「この街は汚れてなんかいない!」と初期とは真逆の熱い台詞を。
アクセルになったのは若菜に襲い掛かった時だけだしエナジーが出てきて翔太郎がやられても棒立ちの竜だけど本当に変ったよね。
フィリップが帰ってきて竜も喜んでいるのはあの笑顔を見れば分かるし。
戦闘の出番自体はテラードラゴン戦で振り切っちゃったみたいだしけど一時期は「番組名:仮面ライダーアクセル」と言われるくらいの活躍度。
竜は精神攻撃の効かない特異体質という設定だけどライアー戦は忘れた方がいいのだろう、うん。



そして園崎家。
服が変ったのは昔の優しい家族に戻ったって解釈でいいのかな?
琉兵衛は満面の笑みだし。
シュラウドが突然死んだのは昔テラーから受けた傷が長い年月をかけて限界に、と脳内補完するのが打倒かな。
怪我をしたのは随分前なのに行動に移したのはビギンズナイトから数えて2年。
フィリップの成長を待ったのもあるけど限界を感じ始めて焦ったのかな。


伏線回収すると思った園崎家も最終的には謎が残るものに。

・若菜豹変
・琉兵衛豹変

大きくこの2つか。
どっちも何度かコメント頂いたけど、若菜が変ったのは元々気になっていたフィリップが実は兄弟。
同様しているところにあの泉を見せられて「お前が地球の巫女となるのだ」と吹き込まれて変ったのがまともかな。
それにしてもいくらなんでも豹変しすぎだとは思うけど。第一声が「あなたを殺す」だもんなぁ。


琉兵衛が変ったのはあの泉のせいかな。
元々園崎家は遺跡発掘などが好きな家族。この時点ではまだ琉兵衛は優しい父親。
それがあの泉を見たせいでガイアメモリやら地球に選ばれた家族やらで豹変。
すぐに周辺の土地を買い取り屋敷を築く。
変らずに遺跡発掘を続けついにフィリップが泉に落ちる日がきて「ニヤリ」。
ガイアメモリを作るために例の塔へ。フィリップを想うシュラウドが邪魔になり攻撃。


考えるとこんな感じかな。何で長女の冴子じゃなくて若菜なのかは未だによく分からないけど。
あの泉が意思を持っていて若菜に継がせるように加護を受けたという分けじゃないだろうし。
若菜21歳・フィリップ17歳に対し冴子30歳。養子だから・・・かな?

ちなみに家族集合シーンで自慢の婿と井坂は不在。
あそこにいた「家族」は昔の仲良かったころの5人だからか。



ぽっと出中のぽっと出、エグゼは本当にあっという間だったなw
エナジーよりもオーシャンの方が明らかに強そうだけど最終回で新規スーツ出したのはすごい。
絵に描いたようなDQNで構成されたたけど所詮若気の至りというか、しばらくすればこいつらは武勇伝みたいに話してるんだろうな。



そして最後の最後、さあ、お前の罪を数えろ!は良かったね。
これで締めるだろうなーと多くの人が予想してたと想うけど実際にやってくれると嬉しいよね。
園崎家の謎とかは残ったけど例年に比べれば気にならないし脳内補完で補えるレベル。

広げた風呂敷はちゃんと畳み謎を証し1つの作品として最終回を迎える。
こんな当たり前をやるのに10年かかったか・・・
いやクウガや電王のように謎を明かしてしっかりと終わった作品もあるにはあるけど。
そのクウガもグロンギ語解読できないとグロンギたちの会話やゲゲルが理解できなかったり
テレビではしっかりと終わった電王も映画で矛盾出てきたりはしてるんだけどね。
龍騎とブレイドも謎は解けたんだけど終わった後心の中にポッカリと穴が・・・




というわけで1年間やってきたわけだけど「お話」として一番面白かったのはイエスタデー前半かな。
あれはもう見事!というしかない程の面白さ。自慢の婿の妹も上手に絡めていたし。
平成ライダーの中でもトップクラスのエピソードかと。
その分演説会場に侵入したダブルに突っ込まれなかったのが残念かな。
あれだけ計算して作られていたのにそこだけ不自然に触れられていなかったし。
それを差し引いても十分面白いエピソードだけどね。

逆に一番つまらなかったのはも言うまでもなくダンス回。
一体何があった・・・何が・・・
正義の味方から歪んでしまった青年(コックローチ)を描いた方がよっぽど面白いエピソードになりそう。




俺としては1年間のエピソードごとに区切りがった。面白さの区切りね。
一つ目はツインマキシマムの回。ここまではストーリー・戦闘どっちも面白かったしこの回も主題歌をバックにファングとアクセルが共闘。
エクストリームが出てくる前だから9形態+ファングだったし戦闘シーンは楽しみだったよ。
28話までがダブルの中で一番好きな時期。


次が「若菜さんと一緒に街を出る」宣言をしたのに若菜豹変。結局街に残ることになった38話かな。
既にエクストリームの微妙感が半端なものではなかったから見所がストーリーくらい。
昼ドラと言われてもいいから2人で逃避行して「離れていても2人で1人」をやって欲しかったよ。
若菜は何も知らない悲劇のヒロインポディションでいて欲しかったのもあるけどさ。
正直ダブルはここで終わっちゃったかな、と。

残り10話で財団Xも出てくるしフィリップの記憶を奪った(命令された)博士やホッパードーパントが出てきているのに次でジーンの話なんか入れちゃうし。
ラスボスも明らかにテラー。そのテラーも決着自体はあっさりしたものだしユートピアなんか出しちゃうし。
加頭もユートピアもその場その場で強いだけで明らかにインパクト(魅力)不足。こんなのが一応はラスボス扱い。
財団Xは今後のライダーで絡ませるのは間違いないんだろうけど、こっちも敵として魅力がないよね。
全員(と言ってもまだ3人しか出てないけど)無表情だし面白みがないし。次の10年に向けて平成ライダーは続いていくけど財団X自体はオーズかその次のライダーで壊滅すると思うのよ。
この組織に10年続いていくカリスマ性は今のところないよね。



先週も書いたけどダブルはいまいち物語の起伏が少なく淡白に進みグラフで表すなら線がほぼ横一列といった感じ。
ファング登場、自慢の婿退場、ツインマキシマムと「瞬間最大風速」的な盛り上がりこそあれど全体的に淡白してる。
毎週楽しませてもらったし最終回を迎えた今でも良い作品だったと感じてるけど、1年を振り返って本当に心に残ったエピソードはあるか、と聞かれると例年の作品よりも少ないかな。
1話冒頭の爆発と共に現れるCJ・ファング回・ツインマキシマム・イエスタデーくらいなもの。後は劇場版か。




逆にダブルという作品だけに褒められた点もいくつか
最初の頃は「フィリップ」というカタカナの名前や「お前の罪を~」っていうのはなんか狙っている感がしていまいち好きになれなかったこの2つ。
ビギンズナイトのおかげでとても意味のある物になったのは驚き。
電王ののうな「ノリ」で付けたものや台詞ではなく「おやっさんから貰った名前」と「自分たちの罪を忘れるな」という重い意味が。
ビギンズナイトも今の自分たちが始まった日、は竜に対してフィリップが「それが君のビギンズナイト」と言う台詞を聞けば明らか。


竜も2号ライダーなのにいつまで経ってもダンスみたいなバトルやってる過去作とは違いすぐに和解、共闘の流れ。
これは電王&ゼロノスにもあったけどやはり共闘に限る。これまでぐだぐだやってた過去作がおかしかったんだ。
龍騎やナイトのように信念を持ったぶつかり合いなら燃えるけど大抵はしょ~もない理由だし。




結果的にダブルとは相性が良かったんだろうけど1話の時から感じていた「アニメっぽさ」は最後まで拭えなかった。
カブトの後半、もっと言うと電王からずっとアニメを見せられている感じ。
作品のために作ったキャラというより明らかにネットとかで受けを取るために作られたキャラや決め台詞。

ネットといえば・・・
ここ数年で平成ライダー見る層変ったなって実感するよ。
見る層というよりはネット掲示板に書き込みをする層か。
ROM専の俺からしてもなんだかなぁって書き込みは増えたし必要以上にダブルや電王を持ち上げたり。
最近のネット上はどうもダブルマンセーで気持ち悪い。オーズが始まるまで後1週間はこんな感じか。



とは書いたもののダブルは面白かったよ。
9形態を駆使した戦いは見ごたえがあるし映画もパラレルではなく本筋として2回しっかりと絡んでいるし。
過去作で出来なかったことにも挑戦できたしね。本当に続けられるかはともかく次の10年に向けての土台作りはできたんじゃないかな。

演じている役者もうまい人多かったしね。
翔太郎は最初から上手かったしフィリップはちょい微妙だけど役柄自体ああいうやつだからまぁいいかなと。
翔太郎の人は何度も平成ライダーのオーディション落ち続けてダブルでようやく合格。
間違いなく左翔太郎という役をするために受かったんだろう。

音楽もここまで主題歌を絡めてきたのもいい。
例年はEDとして流れるだけだけど今年は要所要所で流してくれたし。
流すタイミングはあれだけど吉川さんの歌もいいよね。
ダブルでおやっさん=吉川さんを知った人は是非劇場版カブトのエンディングを聞いて欲しい。
俺の中じゃ平成ライダーTOP3に入るくらい好きな曲だな。


テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. 2010/08/29(日) 14:37:19|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

ダブル第48話「残されたU/永遠の相棒」

ユートピアドーパントに苦しめられる翔太郎。
フィリップも叫び続け若菜のエクストリーム同調率は上がる一方。
そのピンチを救ったのがタブーとなった冴子だった。
久しぶりのタブー。やっぱ冴子はタブーだ。Rナスカはちょっと。

エネルギー弾を何度も直撃し炎に包まれているはずだが平然としている加頭。
加頭は自らの身体をあの超人集団・ネバーとなり攻撃を防いでいた!
ネバーといえどもここまで丈夫ではなかったはずだが一体・・・
また謎の重力を操りあっという間に冴子と若菜を連れ去ってしまう。


浜辺でフィリップ攻められる翔太郎。亜紀子は2人を仲直りさせるためにキャッチボールをさせる。
自分がいなくなってもこれからは一人で風都を守って欲しいというフィリップの頼みをうなずけない
今までおやっさん・フィリップと誰かが隣にいたけれど今度は完全に1人だもんな。


そんな時刃野から電話、と思ったらユートピアドーパントからだった。
ユートピアは翔太郎とフィリップの親しい人たちを襲い気力を奪っていた。
こののっぺらぼうは笑うところ・・・か?
AKBの人までのっぺらぼうになっちゃったけど事務所やら人気的に大丈夫なのかね。
俺はAKB詳しくないから分からないけど、この2人の人気はどの程度のものなんだろう?
ちょっと前に選挙やって人気投票みたいなことしていたみたいだし。教えて詳しい人。



捕らえられていた若菜を助けようとする冴子は最後の力を振り絞りタブーに変身。
若菜を逃がそうと奮闘するもユートピアとの力の差は圧倒的。
加頭は冴子を愛していたらしいが元々あの冷淡な態度。
信じてもらえることもなく自ら手にかけるというのに最後までいつものように無表情な加頭。
豹変した琉兵衛には愛してもらえず園崎家を離反して最後まで抗い続けた冴子の人生は幕を閉じた。


その瞳をそっと閉じる人物・翔太郎。
おやっさんの帽子を被り若菜の奪還をすべく単身ここまで来ていた。
ユートピアと対峙しなかなかいい勝負をする翔太郎。
パンチを帽子で止めた時に驚いていたけれどあれはなんで?
帽子に能力を無効化する何かがあったのか今のパンチで決めるはずだったのに止められたから驚いたのか。

身を翻してガジェットたちを総動員してユートピアの動きを止める。
ここにきてまさかのガジェット最強伝説とは。
長時間拘束しているし爆発まで粘って大ダメージを与えるし。


爆発でも生きているユートピア。
タブーのエネルギー弾を生身でいくら受けても平気な顔してたのに怪人の姿になって爆発は耐えられないのか・・・
若菜の無事を確認し駆けつけるフィリップ。
最初で最後でなるであろう生身での――


daburu48-1.jpg
「「さあ、お前の罪を数えろ!」


「行くよ翔太郎。これが最後の――
「ああ、最後の!!



daburu48-2.jpg
「「変身!!」」


最終決戦恒例の最強形態変身となりユートピアに突っ込む!


2人が揃ったエクストリームなら対ドーパント相手なら敵ではなくユートピア相手に猛ラッシュ!
ユートピアはエクストリームのエネルギーをも吸収しようとするがキャパを超えて逆にダメージを受けてしまう。
エネルギーを溜めて最後の攻撃を仕掛けてくるユートピア相手にエクストリームはプリズム・2本のエクストリームメモリを開放したダブルプリズムエクストリームで迎え撃つ!
ぶつかりあった後もキックを連打するエクストリーム。ライダーキックの後爆発の中まで写すのは珍しい。


ユートピアの変身も解けメモリもブレイク。
映画を見た人はご存知の通りマキシマムを喰らった身体はネバーと言えども耐えることはできず消滅するのみ。
ストップウォッチを持った女も助けることもなくガイアメモリ出資を中止と判断し去っていくのであった。


戦いが終わった仮面ライダーが最後にするのはただ変身を解除するだけ。
ダブルの場合はただメモリを抜けだけだがそれができない翔太郎。
このシーンはいいところだったから何度も見返したよ。
見るたびに涙目になってきたから4度目で見返すのはやめたよ。


事務所に戻ってフィリップからのプレゼントを明ける翔太郎。
中身はこれから1人で風都を守るために必要なロストドライバー。そしてフィリップのメッセージが入った本だった。
最後はメモリが6本集まって締めというわけではなくそのまま終わり。



実質の最終回とも取れる第48話でした。
加頭もユートピアも当初の予想通り魅力の無いキャラ・怪人で終わってしまった。
ユートピアは強いっちゃ強いけどポッと出の怪人だしグリラスワームみたいな感じ。
加頭も常に冷淡で面白みのないキャラだった。が、冴子が好きなのに本気にして貰えなかったのは自分の態度のせいだと気づいていたのか。
思えば先週「これが冗談を言っている顔に見えますか?」ってのは本人なりに気にしてたんだね。
それにまさかネバーだったというサプライズ付き。映画見てない子は「え?」で終わっちゃう。

財団Xは世界各地に支部があるだろうしネバーも世界で暗躍中。
加頭が海外の支部に行ってるときにネバーと接触して手術しらもらったんだろう。
先週に「ガイアメモリもネバーも両方採用すれば良かったのに」とチラッと書いたけれど既にやっていたとは。


冴子もついに散る。
父親に愛されてなかったりとして可哀想だな、と思ったけれど自慢の婿を躊躇なく殺したりであんま同情するところはなかった。
だけどタブーに変身したり若菜を守って満足げだったりこれで良かったのかな。
Rナスカは赤のはずがオレンジだったり対して活躍せずフェードアウトだったりとイマイチだったからな。
ナスカはデザイン的に青だったら青・赤だったら赤と原色の強い色じゃないと似合わないと思うのよ。

最後まで抵抗し戦い続けてきた冴子だけど最後はポッと出の加頭にやられちゃったから残念だ。
特撮的には仮面ライダーに倒されて欲しかったかな。



エクストリームも最後の戦い。正直全く燃えなかった。
2人揃っての「「変身!!」」までは良かったけど所詮はエクストリーム。
プリズムまで巻き込んでのマキシマムドライブはいいけれど必殺キックの連打はなんかダサいな。
強敵中の強敵、こんなやつにどうやって勝つんだ!?って的に「うおおおおおお!!」って感じで蹴りこむならまだしも
本当にポッと出の、しかもエクストリームが出てきた時点で敵ではなかったユートピア相手にやられてもね。

やはりダブルにおける戦闘の醍醐味は9形態を使ったものに限る。
エターナルに9形態を駆使しての戦いもカッコよかったし。
ハイパーカブトにコンプリート、そしてエクストリームとなぜ最強形態はこれまでの良さがダメになるのか。
3作品とも最強形態が出てくるまではすごくカッコいい戦いをしていたのに。

もうムービー対戦2011までエクストリームは出てこないだろうから今のうちに書いておくけど、エクストリームは歴代最低の最終形態だった。
スーツが重いから派手に動けないわ必殺技で仕留められない戦いが多すぎるわ。
映画ではついに見せ場すらなくゴールデンエクストリームの方にフィニッシュを譲るはめに。一応最終形態だったはずなのに。
アクセルも出番なし。テラードラゴン戦で出番まで振り切ったか・・・



ドラマパートは言うまでも無く翔太郎・フィリップが見所。
変身を解くシーンや本に書いてあるメッセージのシーンはすごく良かった。
BGMもそれっぽいの流れていたけれどユートピア戦を主題歌、フィリップとの別れシーンかメッセージを読むときに主題歌バラードやオーケストラアレンジが流れて欲しかったな。
主題歌は若菜を助けるべく翔太郎が単身突っ込んだときに流れてきたけれど、歌詞を見れば分かるようにOPは明らかに「2人で1人」の曲であって一人の時に流す曲じゃないでしょ。


もう1つのプレゼントはロストドライバー。
先週からネット上だと結構議論されてたね。

これから1人で戦っていくためにはロストドライバーが必要、とか
ロストドライバーは映画限定のものだから出るはずが無い、とか。

どっちもそれらしい意見だったけど最終的にはジョーカーに。
ビギンズナイトの時にテレビでスカル出したり今回のエピソードではネバー出したりと今更映画限定なんてのはあったものではないけれど。


最終回予告を見るに少年たちがミュージアムを名乗りメモリをばら撒いているよう。
映画でネバーが街中のドーパントメモリを回収したのにまだ翔太郎がジョーカーとなって戦っているのはこいつらのせいか。

ムービー対戦2011までは完全に翔太郎1人の戦い。
ジョーカーはあくまで「仮面ライダージョーカー」であってダブルとしてのライダーではないからダブルの活躍はムービー対戦までお預けか。
予告ラストで翔太郎が倒れて「これで終わりだ・・・」がまた、ね。



必殺技が迫力なかったり物語としてイマイチ起伏が足りなかったりしたけど、脚本家の三条氏など特撮に初めて関わるスタッフも増えてきて
今まで同じ人たちで回していた平成ライダーに「新しい風」を起こしてくれたとは思う。
どんな結果になろうとも次で最終回。最後まで面白い作品を見せて欲しい。


テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. 2010/08/23(月) 01:45:42|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

ダブル第47話「残されたU/フィリップからの依頼」

ついにパソコンがぶっ壊れた


現在は古くてめっちゃ動作が遅い方のパソコンから更新中。
直るのに数週間はかかるらしくその間画像を使った更新はちょっと無理・・・
重いから画像を扱う作業だとすぐ遅くなってまともに使えないよ。
今日のお買い物、くらいだったら携帯からも更新できるけど玩具レビューはキツイな。
てか無理。思えばエクストリームまで更新しといてよかった。
今月は後ハードボイルダーだけだしその頃は直るか直らないかぐらいだからなんとかなりそう。


直ったとしてもHDDのデータは消えるかもしれません、と言われた。
最近の画像やら動画だったら集めなおせばいいけど昔取った画像とかは無理だな。
さらば、ケタックフォルダ・・・





でダブル。PCの動作がきつくてほぼ常時100%なので軽く感想だけ。


財団Xの投資対象でオーズのメダルが出てきたけど今回はこれで一気に冷めちゃったなぁ。
高寺Pもヒーローが命がけで守った世界にまた怪人を出していいのか、って言ってたけどその通りだよ。
このせいでミュージアムが一気にしょぼく見えちゃったし、これまでの戦いも掌で踊らされていたようで不快。

テレビ本編で加頭を撃破、財団X風都支部崩壊。ムービー対戦2011で財団X完全崩壊だったらまだいいけれど、
今後も続くであろう平成ライダーの敵種族のバックには常に財団Xの影が・・・みたいなのは勘弁。


ライダーやプリキュア見るに最近の東映はお祭り作品・新旧同時出演作品に力を入れてるっぽいからムービー対戦みたいな作品を作るときは世界観繋げた方が楽だからこうしたのかな。
電王やディケイドみたいなライダーが出てくるまでは一応クウガ→アギトだったりS.I.C.小説でのアギト&ファイズだったり繋がりと言うのも怪しい繋がりしかなかったから。


けれど作品はその作品で完結して欲しい。ヒーローが守った世界はそのままであってほしい。
昔から同じ世界観のウルトラマンや10年近く一緒に共演してるVS戦隊ならともかく
これまで繋がりがなかった平成ライダーでやられるとヒーローたちの戦いが無意味に思えてしまう。

今思えばクウガ2話で本当に教会燃やしたり響鬼の時は半年で予算使い切って降板と散々やらかした高寺Pだけど、
クウガ(ヒーロー)が命がけで守った世界にまた怪人を出して良いのか?は名台詞だな。




でついに出てきた幼児誌バレドーパント。正体はやっぱり加頭。
メモリが「U」だからといって安易にアルティメット、にしなかった判断はナイス。
ユートピアはユートピアで楽園、って意味だったはずだけど重力以外にも炎だったりいろんな攻撃をしてきたね。


強いっちゃ強いんだろうけどウェザーやエターナルには遠く及ばない印象。
デザインもなんかゲキレンジャーに出てきそうな奴だし顔からはガオウっぽさが。
ガオウ→幽気→(多分)ユートピアと一体ガオウのスーツはどこへ向かっているのか・・・



そしてライダー側。
もうフィリップは死にたがっているようにしか見えないな。
あの様子じゃ変身しなくてもいずれ消滅しちゃうからせめて意味ある死を迎えたいのだろう。
死んでもいいけど若菜姉さんだけは・・・!みたいな。
翔太郎がやられているときの「やめろやめろやめろぉ!!」は何故か笑いそうになるw


翔太郎に渡したケースが気になる。
ネット見てみると多くの人が「ロストドライバー」であることを望んでいるようだ。
もちろん俺も。秘かにシュラウドに頼んで右側に対応できるジョーカーメモリごと受け取ってそう。


フィリップはテレビ版で消滅してムービー対戦2011で復活の流れだろうか。
それまで(12月まで)はロストドライバーを手にした翔太郎がドーパントの残党と戦うと言った流れ。
ドーパントメモリ自体は夏映画のネバーの働きで結構回収されてるから街に残ったメモリは随分減ったと思う。
2011で最後のドーパントを倒してこれからはオーズに託す、って流れがヒーロー的かな?


そしてやられ役に定評がある竜。
テラードラゴンに噛まれた時もそうだけどやられ演技がうまいよね。
あの声の苦しさはオダジョーとタメ張れる。


それはさておき、亜紀子の計らいで留学パーティーをやったとき。
みんなでクラッカー鳴らして「おめでとー!」ってシーンがあったけど、笑ってはいるけどどこか悲しそうな竜の顔がすごく印象的だった。


シュラウドもこれでいいのだろうか。
最愛の息子を取り戻したのにもう消えてしまう運命。
せっかくリュウベエを倒して望をかなえたというのに。

シュラウドはてっきり財団X関係者かと思っていたけれど、なんか違うっぽいな。
あの女研究者や加頭を見るに雰囲気からして全く違うというか・・・
シュラウドも突然消えたりしているし実は既にデータの塊だった、とかありそう。
これまでは死角に入ったら消えていた、とかで怪しい存在のように描写してたけど今回は目の前にいるのにいきなり消えたから。
さすがに演出にしてはアレかと。


以上ダブル第47話でした。
今回はサラッとしか書かなかったけど、本当は重いPCですごい時間かけていつものように感想書いたんだよね。
けど間違えて消えちゃってさ。いつものPCだったら履歴みたいなのが残ってるんだけどこっち(古いPC)だと残らず完全消滅。
書く気力を完全に失い簡単に感想だけでまとめ。精神的苦痛が半端ねぇ・・・

次週からはメモ帳で書いて最後にアップするようにしよう。
ダブル最終回まではPC直っているといいな・・・


テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. 2010/08/15(日) 23:18:05|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

S.H.フィギュアーツ ダブルエクストリーム

http://tokusatunokisekigangu.web.fc2.com/10/shdaburucjx.html
↑S.H.フィギュアーツ ダブルエクストリーム


発売されてからこんなに早く更新するのも随分久しぶりだ。
以前は発売に更新という荒業をしょっちゅうやってのけていたが今じゃ時間足りないから厳しい。
記事中でも最後に書いたけどACT.Wのレビューも近々載せるつもり。



本日からコミケスタートだけど曇りだったからラッキーだね。
俺はとらのあな通販あたりで同人誌予約するからいいや。
毎度毎度友達に誘われているんだけどそのたびに断ってるからなー。
その友達も俺を誘い続けてはや6年。もう違う奴に話しふれよww



昨日(一昨日だっけ?)発売されたフィリップverサイクロンメモリの動画見たけど酷いね。
買った人はファング限定のやつとハモることを期待していただろうにずれてるし。
第1話の「お前の罪を数えろ!」とか聞くと確かに微妙にずれてるんだけどそんなとこ再現すんなw

ガイアメモリといえばガシャ版のやつは結局18だか19日らしいな。
翔太郎&フィリップメモリがラインナップされているし確実にハモッた「お前の罪を数えろ!」が収録されているだろうから楽しみだな。


  1. 2010/08/14(土) 00:06:02|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

ダブル第46話「Kが求めたもの/最後の晩餐」

ふと思い返すと、大先生が参加してない事に気がついた


なんだかんだで1作品に1度くらいは参加してるのにね。
電王にも出てきてないし、商業的に成功しているライダーには出てこないなw



お前は12年前に死んでいるという事実を突きつけられたフィリップ。
若菜が言うには今のフィリップはただのデータの固まり。
テラードラゴンにかまれ続けた竜は変身解除。血で真っ赤になった腕がやべえ。

変身を促すフィリップだが翔太郎はテラーの恐怖に当てられてまともに動けない。
なんとか変身してエクストリームになるもののテラーには及ばずあっという間に変身解除されてフィリップを連れ去る。
映画と46話と2日間連続で連れ去られるフィリップであった。



事務所に戻って竜は療養。翔太郎はちょっとした物音にも恐怖を感じてしまい普通の生活ですらままならない。
てっきりテラーと対峙した時だけ恐怖心が出てくるのかと思ったけど常時これはやばいな。
それを見たメレは「私のせいだ」と。自覚しているだけまぁマシか。


冴子とシュラウドの元に琉兵衛からの招待状が来たようで一家揃っての晩餐会。
フィリップが夢見ていたはずの家族の食卓のはずだが凄まじいまでの異様な雰囲気。
もうこれまでの事は忘れて争いを止めよう!家族なんだから!と提案するフィリップの意見もむなしく争いを始める若菜と冴子。
それすら喜んで見ている琉兵衛。シュラウドはフィリップに「左翔太郎が切り札」と言い残して去っていく。


クレイドール対ナスカはクレイドールの圧勝。
普通のクレイドールの時点で押し捲っているのにエクストリーム化されたらどうしようもなくナスカメモリがブレイク。
この瞬間、冴子の抵抗・戦いが終ったわけだ。タブーメモリはミックに回収されちゃったしどうしようもないな。



未だに恐怖に震える翔太郎の元にフィリップからの電話が。
これから自分は若菜のために生贄になるが自分は消えはしないと伝言。
その伝言にさえ怯える翔太郎。メレが潜入して奪ってきたイーヴィル・テイルが入った袋にでさえ怯える始末。
先ほどシュラウドが「翔太郎が切り札」って言っていたから中身はT2ガイアメモリのジョーカーメモリ?と思った俺はよっぽど映画のジョーカーが気に入ったのだろう。




daburu46-1.jpg
フィリップの言葉も届かず笑顔のままフィリップを落とす琉兵衛。
別の場所にいる若菜エクストリームがパワーアップしていく。
遅らせながらイーヴィルテイルを引っさげて到着した翔太郎。
イーヴィルテイルとはただの刷毛(はけ)だった。

その昔、家族で遺跡調査をしていたころに全員で名前を書き込んだらしい。
ここらへんが琉兵衛の家族としての幸せの絶頂だったぽい。
この刷毛を家族として偽り続けてきたらしい。


翔太郎はジョーカーメモリをベルトに差し込む。
するとサイクロンメモリが転送されてきてダブルへと変身。
ダブルドライバーはサイクロンメモリにフィリップの意識を転送して変身することができる。
その性質を利用してクレイドールエクストリームの中にいたフィリップを意識だけ救い出すことに成功。



daburu46-2.jpg
テラーとの戦いを外に移し全身がボロボロの竜もガンナーと合体して駆けつけた。
ダブルで一番迫力のあるシーンがギャリーで敵を吹っ飛ばすところだよねw
テラードラゴンとのリベンジに挑むアクセルガンナー。ガンナー部分が吹っ飛ばされてもギャリーに戻りビューラーに換装。
エンジンブレードを構えての空中戦に挑む。


エクストリーム鳥がクレイドールの中からフィリップ自身を回収しエクストリームへと進化。
テラーが例の光線を発揮できるのはテラードラゴンが頭の中にあって青い状態の時だけ。
今はその力が使えないので猛ラッシュをかける!!



daburu46-3.jpg
「上等だ!それで悪が砕けるなら人形で構わん!」

アクセル マキシマムドライブ!

「絶望がお前の・・・ゴールだーーーーー!!」

エクストリーム マキシマムドライブ!

「「うおおおおおおおお!!ダブルエクストリーーーーム!!」」

3 人 と も 主 役 す ぎ だ ろ!!



かっこよすぎるわ!本当に昨日の映画といい今日といい良い物を見せてもらってるよ。
例年なら夏でいい映画見てもテレビは中盤だったり夏のギャグ一発回が控えてたりと2日連続で盛り上がれるのはなかなかないからな。

お互いのマキシマムドライブでドラゴン・そしてテラー自身を撃破する。
熱い展開のわりになんか・・・結構あっさり。
敗れてなお琉兵衛は屋敷へ戻ろうとする。

「若菜・・・そうか今地球の未来は確かに女王に託されたのだ!ははははは!
私の人生に後悔はない!踊ろう母さん。あの日のように」


なんという名優っぷり。マジで寺田さんすげぇ・・・・・・


これで幕を閉じたかのように思われたがただ一つ腑に落ちない点が。
燃え落ちた屋敷から若菜が見つからなかったのだ。



以上ダブル第46話でした。
昨日の劇場版といい今回といいすごく見ごたえのあるダブルパンチだったね。
並みのドーパント相手に言うよりもはるかに重みがある「さあ、お前の罪を数えろ!」を2日連続で聞けたのも貴重。


長かった園咲家との戦いもついに決着。ラスト3話?は財団Xとの戦いへ。
戦闘シーンではダブル・アクセル共に見せ場が。前半でほぼ戦いがなかったに等しい分後半のかっこよさは半端じゃないね。
竜の熱さ・主役っぷりも良かったしエクストリームも少しだけ見直したぞ。テラー倒しても弱そうに見えるけどなw


若菜エクストリームはまだ機能を失っていないかな?
正攻法で勝つのは難しいけど今回みたいな特殊な方法で倒すんじゃなくてあくまで普通に戦って買って欲しいよ。


冴子の今後が気なる。ミュージアム崩壊だし命狙われるようなことはなさそうだけど、数少ない対抗手段であったナスカはブレイク。
確かタブーも取られたままだったような気がするけど屋敷が全焼じゃな。
秘かにミックが持ち逃げしてたとかだったら面白いけどw


シュラウドは琉兵衛を倒すという目的を達成したけどこれからどうすんだ?
本格的に財団Xとの関わりを見せていくのかな?
明らかに一人じゃメモリを開発できないだろうし説明して欲しいよ。
特にビギンズナイトの依頼者は間違いなくシュラウドだろうしおやっさんとのやり取りも是非。



そして琉兵衛。翔太郎はメレに「イーヴィルテイルを見た時に人間の心を見せた」と言っていたけど、琉兵衛の一番人間らしい反応は「(イーヴィルテイルが)なくなった?いつのまに!?」のところだと思うww


この人はどこから狂ってしまったんだろうな。
何度も何度も書いてるけど回想の時の琉兵衛の笑顔が眩しすぎて救いが欲しかった。
琉兵衛としてはいつもと変わらず後悔すらしてない人生だったらしいからあれはあれで一つの終りではあるんだろう。
刷毛に家族全員で名前書いている時点ではまだいい笑顔だったのに幼い頃のフィリップが落下した時点で怪しい笑み。
そもそもあの遺跡を調べている時点で周りの土地を買い取ってガイアメモリ関係でやる気満々で怪しい方に行っちゃってるだろうから、琉兵衛がおかしくなった時系列が分からないな。


財団Xが優しき日の琉兵衛をも利用していた、とかじゃない限り無理かな?
と考えたが映画によると出資を受けるテストの時点で琉兵衛はガイアメモリを提出していたから既におかしくなってた時だよね。
駄目だ、どこでおかしくなったか分からん。


・いつから、何があっておかしくなったのか?
・なぜ小さい頃から長女の冴子ではなく若菜にミュージアムを継がせる気だったのか?
・ガイアインパクトを起し人類を永続的に存在させて琉兵衛に何がある?
・そもそも若菜が見て豹変するほどの光景とはなんだったのか?


などなどまだ謎が残っているんだよね。
最後は若菜自身の口から語られそうでもあるけれど、上2つは財団Xじゃ説明しきれないと思うのよ。

とはいったものの、ストーリー的には伏線を回収する気満々だね。
ぶっちゃけいつもの平成ライダーだと最終回1ヶ月前になれば「ああ、もう伏線回収する気ないんだな」って分かるじゃない。
けどダブルはまだ3話残してあるから大丈夫かも。

「途中まで良かったのにラストでだれるってアギトみたいだね」
とか
「テラーがラスボス戦だった」

みたいに言われなければいいけど・・・


ライダーサイドは今更語るまでもないかっこよさ!
で締めようと思ったけどなぜに翔太郎は恐怖心を克服できたのか。
ただの気合なのかね。

ライダーたち後半の戦いはカッコよかったけれどテラー戦はあっさりすぎな気が。
最初の頃はほぼラスボスとして君臨していたし幹部たちとは何度も激闘を繰り広げ、1年間の集大成とも言っても過言ではないテラー戦がああもあっさり決まるとは。
それこそラスト3話次第では「財団Xなんか作るよりテラーとの戦いを重視して欲しかった」なんて言われかねないよ。
けどまぁ必殺技がライダーキックだったのは良かった。もう1ヶ月切ったから玩具催促もかなり緩くなってきたはず。
やはり主役仮面ライダーの必殺技は剣を始めとする武器ではなくライダーキックなのだ。



次回はおそらく3本で1エピソードとなるお話。
公式予告によると最後の依頼人はフィリップ。姉、つまり若菜を探して欲しいということだ。
気になったのがタイトル。ここまでJ・O・KときてEじゃないのはなぜ?
ラストは「Joker」でまとめると思ったのに。単なる偶然にしちゃできすぎてるような。

というか予告自体は先週の時点でなぜかようつべに流出してたんだよね。
若菜が張り付けされてるからそれ見た時点では冴子に負けたのかと。



それと先週のプリキュアの件、色々答えてくれたりウィキ見たりで分かったよ。
まさか女の子が男の子の格好をしているとは。
その事実よりも拍手してくれてまで教えてくれた人がいたりでびっくり。
「プリキュア」の文字が出た途端脅威のコメント(拍手)率にワロタw


テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. 2010/08/08(日) 23:58:44|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

劇場版仮面ライダーダブル 「運命のガイアメモリAtoZ」感想

100807-1.jpg
ジョーカー変身シーンを見て改めて「過程が大事」と再認識


3Dはいっぱいだったのでやむなくいつもの2Dに。
3Dなんて業界が勝手に盛り上がってるだけだし後数年したら終わりそうなジャンルなんだから、
どうせなら今しか見れない3Dで見ようと思ったけど人多すぎだぜ・・・
2回目の回だとこの暑さの中時間潰すの面倒だしバイトもあるしなので2Dで。



最初はゴセイジャー。久しぶりにゴセイジャー見たけど、マジ・ゲキといいテレビでつまらない戦隊も映画だと見れるようになるね。
短いなかでよくまとめてあったと思うよ。
ラシルが宇宙船操縦したり地球の乗り物である自転車をいきなり使いこなしたりと相変わらず突っ込みたいところはあるけどw


アラタが天使の羽根を出したり変身する時にカードがドアップになったり「ああ3Dを意識してるんだな」と思うところは多々アリ。
投げたカードをキャッチして5枚綺麗に揃うのはカッコよかった。
アラタの戦闘シーンもなかなか。
ゴセイナイトは触りくらいの出番。映画撮影中はまだ出てきてないだろうしこんなものか。
てか声小西さんなんだね。ロイド好きな俺としては嬉しかったw
私が守る、の割にはラシルが応援する時にはいないしロボ戦にも参加しないでちょっとアレだったね。
やはり撮影時期の関係上仕方ないのか。


普段のテレビもこれくらいなら見れるのに、と思ったら脚本がメインじゃなくてサブの大和屋かよww
横手お前メインだろwww映画で書かないでいつ書くんだよwwwwww



そしてダブル。
初っ端から襲撃される財団Xのヘリ。大道克己は真っ先にエターナルのメモリを奪い変身。
なぜ真っ先にエターナルを取ったのか?アクセルのやつは「エンジン」というしょぼさなのに。

財団Xの使者が全て奪われる直前にケースを爆破。
25本のガイアメモリが風都にばら撒かれた。
エターナルの元へ集うネバーの面々にガイアメモリを探すよう指示。
そして流れるオープニング。エターナルが左側にいてマントを右になびかせるなど、テレビOPと対になっているのがカッコいい。


街にばら撒かれたメモリで人々の意を無視し勝手にドーパントに。
フィリップの前にはアイスエイジとヴァイオレンス。
竜の相手は復活したナスカとウェザー。

「青いナスカ!?」

そういえば竜は冴子が変身する赤ナスカとは散々戦っているけれど、青ナスカは初めてなんだよね。
再生怪人が弱いのは相変わらずでダブル・アクセル共にドーパントを圧倒。
ダブルはルナジョーカーでマキシマムドライブを初披露。あれはすごいなw
アクセルもマキシマムを2つという気合の入れっぷり。
ナスカにAを切りつけた時にいつまで経っても爆発してないから明らかに狙ったなww



変身していたのはメモリによって操られていた風都の人々。
なかにはウォッチャマンやサンタも。一般人が変身していたなら弱いのも納得。
肝心のT2ガイアメモリはメモリブレイクでも壊れないという特殊仕様。
そのため自力で26本回収しなければならない。


ガイアメモリ回収をマリアという国際女性警察官に依頼される。
シュラウドの面影がありフィリップもかなり心を寄せているが果たして・・・
メモリ回収は少しずつだが進んでいるがクイーンのようにパクろうとするものまで。
取り返そうとしたら「ヒート」メモリを持つネバーの紅一点・レイカと戦うことに。

さらにはルナ・メタルのメモリを揃えた面々まで登場。
ヒートメタルで戦うがさすがに1対3では押されてしまう。
危ない!という時にサイクロンドーパントが助けてくれるが・・・


人間のままでも驚異的な力を発揮するネバーの面々。
さすがに何かあると思い地球の本棚で検索。
すると彼らは一度は死んだかが科学技術で復活したものたちと判明。
琉兵衛曰く、過去に財団Xから資金的援助を受けることになった際、ミュージアムとネバーで争ったことがあるという。
ネバーたちはすごい結果を残したがガイアメモリ(ミュージアム)はそれをも凌駕する結果だったので現在はミュージアムが資金援助を受けることに。
ミュージアムに敗れた後も彼らは独自に研究やミッションを続け今の強さを手に入れたらしい。


マリアからメモリを持ってきて欲しいと言われ指定された場所に行くと克己が。
俺とお前は同じだ、と言われるフィリップ。
この時フィリップは自分が人間離れしている・科学人間=人工的な人間じゃない!的な反論だったんだろうけど、
ここでいう「同じ」とは既に2人とも一度死んでるという意味だったんだな。
フィリップがその事実を知るのはこの後すぐのお話。


エターナル相手にファングジョーカーで挑むも既に負ける雰囲気がプンプン。
援護しようと思ったアクセルもトリガードーパントに邪魔をされてしまい動くに動けない。
結局ファングジョーカーでは勝てず変身解除。冬映画では目玉だったファングも半年たつとこのざま。
次にエクストリームになるも幼児誌バレで敗北確定済み。
夏の映画じゃ猛威を振るう最強形態があっけなくやられるのはなんか悲しかった。

エターナルのマキシマムドライブは特殊でT2ガイアメモリ以降のメモリを永続的に使用できなくさせるもの。
ダブルが使うガイアメモリ自体番組開始当初は次世代型ガイアメモリ、って位置づけだったはずだけどいつの間にか消えた?設定に。
ウィキ見てみたら次世代ではなくあくまで「ダブルドライバーに対応した」メモリらしくT2ような次世代ではないらしい。



変身不能になり信じていたマリアにも裏切られてフィリップはショックを受ける。


「お前らしくないな」
「僕のことを知っているのは・・・僕の家族だけだ・・・」

翔太郎をぶん殴りその場を去るフィリップであった。
ネバーは風都全域に向けて放送。残りのT2メモリはただ一つ。
手に入れたものは10億の金と同士として迎え入れることを条件に人々のやる気を促す。
残りの1本が切り札になると竜は言ってるけどこの時点で俺はそんなに特殊なメモリなのか?と考えてたり。



事務所に戻った翔太郎の前になんとスカルが。
中の人は急がして出てこれないんだろうけどしっかりとメッセージは置いていった。
本とかによると「鳴海壮吉は既に死亡しているため翔太郎が見た幻」として終わっているけれどロストドライバーがあるのはなぜ?
ついにレイカが事務所にまで押しかける。

ヒートドーパントに変身され防戦一方となるが最後のメモリはなんと探偵事務所にあった!
しかもこれまたタイトルどおり「運命のガイアメモリ」ぴったりな展開に。


「どうやら切り札は常に俺の手の中にあるようだぜ」
ジョーカー!!

こ れ は 燃 え た!



全身が戦闘に特化した仮面ライダージョーカーに変身した翔太郎。
睦月がカテゴリーAに襲われた橋の下までやってきて戦いを繰り広げてマキシマムドライブ!
ここで「ライダーキック!」って言うのがいいね。



フィリップはマリアと再会。
マリアにもフィリップくらいの息子がいて面影を重ねていたらしい。
息子は自分ではないか?と期待するフィリップだが、息子はフィリップではなく克己だった。
少年時代はピアニストだったが事故で死去。その後死者を生き返らせる技術を生み出したマリアによって蘇った。
克己に拘束されたフィリップは風都タワーに囚われて巨大な機械のコンピューターとされてしまう。



フィリップを助け風都を救うべく動き出す翔太郎と竜。
ここの2人はカッコよかったな。亜樹子と竜もいい感じだったし。
風都タワー下ではガイアメモリを見つけた人々が群がっていたが殆どがミュージアム製のドーパントメモリ。
何気にすごいシーンだけど今はドーパントメモリよりもT2ガイアメモリ。
会場に突っ込みジョーカーへと変身。大量のマスカレイド集団を蹴散らし上を目指すジョーカー。
竜は単身残りエンジンブレードを手に戦う。

「おい大丈夫か!?」
俺に質問するなぁ!!


この竜はマジでかっこよかった。
2人で向かう時はアクセルのT2ガイアメモリ隠し持ってたのかと思ったけどまさか生身で戦うとは。


頂上へ向かう途中で現れたのはメタルドーパント。激しい攻防を繰り返すがジョーカーは結構強い。
ライダーパンチのマキシマムドライブで倒してついにフィリップが囚われている部屋へと着く。
エターナルと争うも負けて変身解除してしまう。

ゾーンのメモリを使い26本全てのメモリを巨大なマシンに繋いでマキシマムドライブ。
この26本一斉のマキシマムドライブは一聴の価値ありかと。

風都タワーのアンテナにエネルギーがあつまりそれが発射されると風都は終わってしまう。
フィリップは精神世界でプログラムを書き換えなんとか中断させようとする。
克己と翔太郎がさせるか!と争っている間に決心を決めたマリアが特殊な液体を克己に打ち込む。
細胞崩壊を起こさせる液体だったようで自分たちが間違っていたと気付いたマリアの行動であった。
それさえも拒み実の母に銃を打ち込み逃げ出す克己。

「さようなら・・・母さん」

フィリップの子の演技に力が入ってるな。
最初に比べたら雲泥の差。

外ではトライアルがトリガードーパント相手にマキシマムドライブ発動。
圧倒的な速さをもってしてトリガードーパントを倒す。
細胞維持の液体を打って延命する克己相手に頂上で翔太郎&フィリップが対峙。


「僕は人間で!探偵で!僕は仮面ライダーだ!」


この台詞良かったなぁ。
良かったからこそ45話は衝撃的な事実に驚いてしまうのだから。


「そこは僕たちが、だろ?」
「そうだね」
「「変身!!」」

「さあ、お前の罪を数えろ!」
「いまさら数えられるかー!」



冷静な返しにワロタw
バランス感覚が問われる不安定な場所でダブルは9つの派生フォームを一気に披露!
自分たちが持てる全ての戦力を駆使して最強の敵に挑むのは燃える!
盛り上がっているシーンとはいえファング・エクストリームでも押されっぱなしだったのに9形態で押すのもなんか微妙な気がしないでもないが。

後一息!な場面でルナドーパントに邪魔されてしまう。
早く倒せなければならないところで新仮面ライダー・オーズ登場。
ここまですごくシリアスでいい展開だったのに一気にしょぼくなっちゃったな。
しかも何あの変身音のダサさ。「○○年代臭がする」以前のダサさ。酷い、これは酷すぎる。


デザイン自体はまぁいいんだけど電子音声がなれなかったなぁ。
必殺技は空間ごと切った!?と思ったら空間だけは戻ったりとなかなか良かったんだけどね。
顔見せ程度で終り本番となるエターナルとの最終決戦へ。
26本のマキシマムドライブを発動させてアンテナから巨大なエネルギーが発生して足場が崩れ落下するエクストリーム。
ここでエターナル単独のマキシマムを発動して再度メモリを使用不可にさせなかったのが謎だ。
フィリップが書き換えたプログラムはあくまでアンテナのエネルギー発射うんたらのはずだし。



応援していた人々が「仮面ライダー頑張れええええ」と声援を。
なかにはこれまで救ってきたガイアメモリ被害者の人々も。
俺こういうみんなでヒーローを応援する場面に弱いから本当に泣きそうになっちゃったよ。


風都全土に風が起こりエクストリームがそれを吸収して飛行能力を持ったサイクロンジョーカーゴールデンエクストリームへと進化する。
胸が金色になり巨大な羽根が生え飛行能力が追加された。
最終形態で飛べるのはブラスター・キング・ハイパーと続きこれで4形態目。
エターナルが飛ばしてきたエネルギー弾を蹴散らしライダーキックで突っ込む!


「そうか・・・これが・・・」
「これが死だ」
「ふふ、死ぬのは久しぶりだな」


エターナルは敗れ全身のスロットに挿されていた26本のT2ガイアメモリは全て空中に投げ出されてブレイク。
ようやく戦いが終り町の人々の前に降り立ったゴールデンエクストリーム。
ここで変身解除してみんなに駆け寄って欲しかった気もするけどできないのは仕方ないか。


以上劇場版ダブルでした。
久しぶりに映画館で見てよかったと思える作品。
それに近作のライダー映画と違って「ちゃんと金使ってるな」と思えたし。
CGも多様してたね。ダブル自体必殺技はしょぼいから映画館で見てもイマイチ迫力なかったけど、ダブルやエターナルを始めライダーたちのカッコいい姿は拝めたよ。
特にエターナルは予想外のかっこよさ。最初にOPが流れてマントをなびかせてるシーンはすごくいいね。


ストーリー的には44話と45話の間。
T2ガイアメモリ奪われても加頭は涼しい顔して財団Xに居座ってるのかww
電王トリロジーでマリアを見たときはてっきりシュラウドかと思ったけど違ったな。
44話ではボムを使っていたのにこっちはただの拳銃だから最初の時点で気づくことはできたんだけど。

パンフレットにも克己を生き返らせる為に悪魔に魂を売った、と書かれているけれど終始後悔はしていたみたいだし
最後の最後でフィリップに「母さん」と呼ばれた辺り少しは救いがあったんじゃないかなと。


パンフレットや本によると撮影は4月から始まったらしい。
テレビ放送時期的にはエクストリームになるかならないからへんなので役者も大変だったろうに。
特に亜樹子と竜の人は台本読んだらいきなりいい仲になっているから驚いたらしい。
44話ラストの台本を読んで「なるほど」と思ったに違いないw



仕方ないとはいえおやっさんは出てこなかったね。
白いツーツだったり帽子だったりと「おやっさんですよ」というメッセージはあったけれど。
気になったのはどの特撮関係の本でもおやっさんは既に死んだ扱いになっていること。
ビギンズナイトだけじゃ瓦礫に飲み込まれただけだし実はまだ生きてるんじゃね?的な希望があったけど、どの本にも死亡扱いされちゃってるよ。


スカルは戦わなかったけどジョーカーは大活躍。
正直あそこまで強いとは思わなかった。単身風都タワーに乗り込んだりとめっちゃ活躍するし。
2体ドーパントを倒しているけれど、どっちも人間の時点で強い+メモリ挿しなのにドライバー通してる翔太郎が勝っちゃうんだもんな。
もちろん翔太郎もこれまでの戦闘経験+必殺技としてマキシマムドライブが使えるなど有利な点はあったけれど、それでも2回も倒しちゃうんだからすごいよ。
これで限定のアーツジョーカーも裁けそうだな。俺はCC&JJセットで満足するからいいけど。
だって違いが中央の線を黒くしてダブルドライバーをロスとドライバーにしただけだもの。


一番上に「過程が大事」と書いたけど、まさにジョーカーは変身するまでの過程が素晴らしかった。
スカルからロストドライバーを渡されてジョーカーに変身、そしてライダーキック。


スカルはなぜ出てきたのか?という謎。
俺は全然考え付かなくてネット回って意見見てた。

単に翔太郎の幻
実は生きていたおやっさん
夏・冬映画で仮が出来たのでディケイドやディエンドが召還してあげた


などなどあったけど一番しっくりした意見が「ムービー大戦で士から渡されたスカルのカードが一時的に実体化した」って意見。これが一番かな。

そしてジョーカーメモリ発見シーンだけど冒頭の会話を思い出して欲しい。


翔太郎「あぁ水漏れだよ。この事務所も古いからなー」


この時点で既にジョーカーメモリが事務所に落ちてきた伏線だったんだよね。
メモリが風都全域にばら撒かれる中、たまたま事務所に落ちて来て絶体絶命の場面で翔太郎が発見してしかもそれが自身の「ジョーカー」メモリとはどんな確率か。
いや確立じゃないな。タイトルにあるとおり「運命のガイアメモリ」とはまさにジョーカーメモリのことを指しているんだろうから。
ほんと、このジョーカーのくだりは最高だよ。


思えばディケイドには過程らしいものがなかった。
OPでネタバレしまくったから感動できないのもあったけど何をするのも唐突だったからな。
それこそがディケイドの持ち味でもあり、いきなり何をしても許されるディケイドだったからこそ盛り上がれたけどそれは内容を知らない場合。
テレビだと「おお!」となったものの劇場版ではネタバレしまくっていたからその唐突さが通用しなかったんだよね。


さっきからジョーカーを絶賛しまくってるけど、ジョーカー自体は比較的最初の方からネタバレされてた。
俺としては「ジョーカーってジョーカージョーカーのリペかよww」程度しか見てなかったからこそ
まさか登場(変身)するまであんなに深くストーリーが掘られているとも思わなかったし、たいして出番ないと思っていたら実は大活躍というサプライズを見せてくれたからこんなに好きなシーンになったわけで。
うん、やっぱり登場(活躍)までの過程とネタバレしないのは大事だよ。
いよいよディケイドは惜しかったな・・・・・・


そして最後の戦い。
改めてエクストリームは魅力のない形態なんだな、と。
基本9形態はテレビ本編はもちろん、強敵エターナル相手に善戦しファングもテレビじゃなかなかの活躍度。
だがエクストリームはテレビ本編でも敵を倒しきれず映画ではエターナル初戦でボロ負け。
2戦目で買ったのは「ゴールデン」エクストリームの方でありエクストリームではない。
冗談抜きで映画でも活躍できなったし俺の中で歴代最低の最強形態だ。まだライナーのがマシかもしれん。

最終回辺りでゴールデンエクストリーム出てきて欲しいな。
ガイアメモリ自体「○○の記憶」を持っているんだからエクストリームが「風都市民の応援の記憶」みたいなのを記録してた、とかでもいいから出して欲しいよ。

ウルトラマンではよくあるけど「今まで人々を救ってきたヒーローが最後の最後で人々から力を貰う」って展開は燃える。
平成ウルトラマンだとティガやネクサスか。ライダーだと・・・特にないか。
ご当地ヒーロー的なダブルだからこそできることだね。
他の平成ライダーで「頑張れ仮面ライダー!」って状況を作るのは難しいと思う。
同じ「都市伝説」扱いされてるブレイドが一番やれる可能性はあるけれど。
クウガもいけるんじゃね?と思ったけど現場は警察官で固められてるから近づけないし無理かw




100807-2.jpg
年に一回のお楽しみとなった劇場版限定カード。
これ冬とかやるたびに出してくれないかな。

絵柄はエクストリーム・トライアル・エターナル・ジョーカーの4体。
この絵柄に最強形態が出るのは初めてかな?
正直ジョーカーを出すくらいならまだスカル出した方が良かったと思う。



100807-3.jpg
エクストリームパック。
ダブル9形態を収録。ガムで9枚揃えた俺いきなり涙目なパック。


100807-5.jpg
トライアルパック。
主に風都側のメンバー。



100807-6.jpg
エターナルパック。
こちらはT2ガイアメモリのドーパントたちが。



100807-7.jpg
ジョーカーパック。
これはもうおまけみたいなパックだったw
以外にもマントを付けたエターナルが集合写真1枚という悲しさ。



100807-8.jpg
全36枚。今回はEXカード自体がないっぽいな。



100807-9.jpg
エクストリームだけグリーンバックを背景に撮影したみたいになってるね。
足元にビルが見えるから実際は外で撮影したんだろうけど。
裏面自体はパック絵柄と同じ。もうキバみたいに裏面も違う、ってのはできないのかね。
あといい加減ファイリングする時に

123
456
789

で飾る時に裏面がバラバラにするような印刷はやめてほしいわ。
これのせいでいつもファイルするときは

321
654
987

で入れてるし。

パンフレットは持った感じ今まで一番分厚かった。
T2ガイアメモリの説明も全部あったし気合入った内容。
ディケイドの時は登場したライダーを原典として紹介してたから、まるで駆けつけたライダーたちがテレビで活躍してきたかのような扱いだったし。


  1. 2010/08/08(日) 02:01:38|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

ダブル第45話「Kが求めたもの/悪魔の尻尾」

ようやくテストが終わった


まだ微妙に残ってたり追試はあったりだけど一応は終わった。
ブログも1週間ぶりの更新。こんなに更新しなかったの初めてだよ。
しかしテスト毎に問題が難しくなっているな。今回多分中高含めて一番勉強したつもりだけどそれでもぜんぜんだ。
というか基礎学力からしてついていけてないぜ・・・



2日間送れたけどダブル。
ハイホで見たけれど45話の時点で既にAtoZの物語は終わっているらしい。
風都タワーが工事しているのも戦いの影響だろう。
映画の激闘に浸っている翔太郎の元に今回の依頼人。特撮的にはメレの人。
これで理央様も出てくれれば歓喜だったが惜しかったな。

依頼は館長=琉兵衛を救って欲しいというもの。
何やら悩みありの琉兵衛は困ったことがあると財団Xのやつに漏らしていた。


園咲家は風都ではかなりの名家で多くの土地を所有。高いところから見ればその大きさがよく分かる。
これも何かの運命と覚悟を決めて謎の「イーヴィル・テイル」なるものを探すことに。
その頃フィリップは今まで検索しきれなかった自分の全てを書き記された本を発見。
さすがに見ることが出来ず本を拒絶してしまう。これは仕方ないか。
何やら若菜が見れるようにしていたみたいだけれど、この時点で地球の記憶をフィリップよりも操作できるようになってるね。


イーヴィル・テイルを求めて園咲家所有の発掘現場までやってきた翔太郎・亜樹子・メレの3人。
今回はメレの態度悪すぎだな。こんなのが依頼人とは。
こんな広いところでそう簡単に見つかるはずもなく長時間かかるかに思われたが亜樹子のダウジングで一発で発見w
ダウジング自体はすごいと思ったけど先端にスリッパつける意味ないだろww

そんなこんなで発見するもスミロドンとなったミックの妨害が。
ダブルとなり戦うが超スピードの前に押されエクストリームに。
今回は若菜による検索の妨害がないらしくあっさりと検索終了。もう大丈夫だろうと思いきやスミロドンの動きは検索結果を超えていた。
地球の記憶がリアルタイム更新じゃないのかは分からないけれどミックのスピードもすごいな。
そりゃ超高速に目覚めたナスカを圧倒するしルナトリガーの銃弾も避けまくるわ。


途中でテラーも現れて例の謎の攻撃を。
一時脱出するエクストリーム。テラーが言うにはガイアインパクトを狙っているらしいが・・・
事務所に戻り作戦会議。話はやはりガイアインパクトやイーヴィル・テイルについて。
琉兵衛が言っていた「人類は永遠に存続するため」という台詞が全てなんだろうけどなぜそこまででかい規模の話に。
普通にミュージアムがこの世を手に入れるため、とか自分の支配欲を満たすためとかだったら分かるけど、
琉兵衛が人類を永遠に存続させることのメリットってなんだろう。人類の為にいろいろ奮闘しているようにも見えないし。


残った謎はイーヴィル・テイルだが知らぬ間に依頼人が持ち去る。
ほんの少し目を離しただけなのになんて速さだw
急いでおいかけるもまたミックの妨害を受ける。竜がアクセルに変身して対抗するも翔太郎はテラーの出現を前に呆然としてしまう。
テラーの能力とは敵の恐怖心を増大させ戦意喪失させるというもの。
これまで何度かテラーの能力を目の当たりにした翔太郎は既に呆然とした状態に。


思えば「スイーツ」の時とか明らかに園咲家怪しいだろ!って場面でも踏み込まなかったのは無意識に恐怖心が根付いていたからか。
警察も動かなかったのはこのせいかも。捕まるどころか逆に利用して警察内部に強い力を持ってそうだし。



アクセルが一人でミックに対抗するも歯が立たず。しかもトライアルでもフルボッコという酷い有様。
フィリップが駆けつけるも翔太郎は戦士喪失したまま。呼びかけられてようやく目を覚ましダブルへ。
スミロドンではなく「ミック」のことは検索済み。琉兵衛がミックにご馳走を上げる特別な仕草で落ち着かせてまさかのサイクロンメタルでフィニッシュ。
倒すのではなくあくまでベルトのみを狙いガイアメモリごと破壊。元のネコに戻るミックであった。


「ネコが・・・幹部・・・(ガタッ)」

ネコが幹部という意外性に驚いたのかネコに負けたのが悔しかったのか・・・
フィリップは自分に関する全てを閲覧し終えていた。
そこに三度現れるテラー。恐怖でまた体が震え上がる翔太郎。
トライアルがジェットで攻撃するものの片手で防がれてまるで効果なし。

竜に精神攻撃は通用しないため頭に飼っていた?巨大なドラゴンを出してアクセルを圧倒。
いかに高速で動こうが敵の攻撃範囲が広すぎるためよけきれず。
てかこれドラゴンなんだね。てっきりロボットかと思ったら公式で「テラードラゴン」って書かれてるし。


「お前は死んだのだ、12年前に」


衝撃の事実を告げられるフィリップ。
ライダー勢が押されまくりイーヴィル・テイルも取られて終りという最悪な展開で幕を閉じる45話であった。



今回は映画の話が終わった後ということでとりあえず一安心。
映画で主要キャラ死んじゃうの見るの嫌だからみんな無事だったみたいで良かったよ。
電王以降は主要キャラ死んでないけどそれ以前はよく死んでたからちょっと欝になっちゃうし。
特にパラダイスロストの草加・海道・ゆかが死ぬところはトラウマもの。


映画だと44話の後にメモリを奪われたらしいけど、そんなことされたのにも関わらず財団Xの白い奴は今のポディションのままなのか。
てっきり映画で財団Xとケリつけるかと思ったけどそうではないっぽいね。


テレビ版で財団X含めて決着を付けることになるんだろうけど、テレビ版は対園咲家で大忙し。
次回でやばそうな家族会議が開かれてるし若菜VS冴子が。これで決着つくだろうか。
付いたとしてもまだ生き残ったどちらか+最大の敵テラー。そして幼児誌で姿を出していておそらく財団Xの男が変身するであろうドーパントの3体と強敵ばかり。



依頼人はメレ。前はゴセイジャーでサスケ&鶴姫がきてたけどライダーにも戦隊からゲストが。
今回もまた酷い風都の女だったなぁ。これまでは依頼人の願いを叶えてきたダブルだけど今回の願いはどうなるやら。
それに翔太郎も恐怖心をどうやって打ち勝たないと。
過去にボドボドになった人はシェルトスケナー藻に入ったり恋人を失ったりで復活したが翔太郎はどうだろう。


フィリップも既に死んでいた宣言。
今生きているのは地球の本棚とか落ちた泉が原因だろうか。
5才のフィリップが落ちた時点で琉兵衛はニヤリとしてたしこの頃からおかしかったのか。
予告でも笑顔でフィリップを同じところに落としていたし。
俺としては琉兵衛はガイアメモリに狂わされていた、ということにしてほしいな。
回想で出てきた満面の笑みでフィリップを抱きかかえる琉兵衛の笑顔が印象的すぎてね。
あそこまでは本当に幸せそうな家族だったのになぜああなった・・・



ダブルとは関係ないけど今プリキュアで出てきた黄色の子って男の子?
毎度ライダー終わった後すこし見るか見ないかぐらいだからよく分からないけど。
ライダーで女性が出てきたようについにプリキュアでも男かい。
前者はともかく後者だとただの変態くさいが・・・


  1. 2010/08/03(火) 20:24:10|
  2. 仮面ライダーダブル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
次のページ

プロフィール

飛翔

Author:飛翔
特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
ライダー、戦隊、ウルトラ、牙狼、アメコミと実写系ヒーローの感想を取り扱っています。
お気軽にコメント頂けると嬉しいです。




このブログについて
フィギュアレビューまとめ
メールフォーム
お問い合わせ

広告

最新記事

仮面ライダーガッチャード VS 仮面ライダーレジェンド EPISODE 2 感想
仮面ライダーガッチャード 第12話「暴走ライナー!暗黒ライダー!」 感想
王様戦隊キングオージャー 第38話「不動のアイドルデビュー」 感想
ウルトラマンブレーザー 第19話「光と炎」 感想
スーパーガール フィフスシーズン 感想

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

ツイッター

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する