
47話から数日後→1ヶ月前の回想→再び現代の構成で話は進む。
最終回恒例のOP無しverで先週に続き2度目。
プロトドライブDVDを貰った人はご存知の組織・ネオシェードが登場。
そんな連中もいたなーと過去のネタ拾ってくるのは上手い。
廃工場に突入する時の追田がカッコよかった。
ロリショージョなんてギャグをやらずこういう方向性で映して欲しかったな。
先輩刑事のエピソードのように片手で数えられるくらいしかカッコいいところ無かったし。
最後の放送=本筋最終回であって欲しい身としては新ライダー登場で綺麗に終れないのは否定的ではあるけど、また元気な剛やチェイスが出てきて3人同時変身を披露してくれるのは嬉しいからこれはこれでありなんじゃないかと思えてきた。
先週から3人で戦うところは期待してたんだけどすぐに出番終ってしまった。典型的な予告が全ての活躍シーン。
この3人の同時変身なんて何度もやってるのに全く飽きないカッコよさなのが凄い。

新仮面ライダーゴーストと敵怪人・眼魔(ガンマ)が登場。
雑魚怪人?の眼魔ですら消えて襲ってくるのは脅威。ムービー大戦だとドライブは苦労しそうだけどその頃には敵も消えずに戦ってそう。
映画で見せたようなふわふわ宙を舞うアクションではなかったけど光の軌跡が綺麗。
先週に続き必殺技も使わず斬って終りだったけどせっかくなんだし必殺技使っても良かったような。
15個もアイコン出てくるんだったら殆ど使わない・1回だけの必殺技も出てくるだろうし。

あおちゃんが声のユルセンは目玉の親父のようだ。あおちゃんファンの自分が聞いても場違い感が凄い。
まだ放送前のゴーストは分からないけどドライブの作風とは全く合ってない。
「何を言い出すんだ、勝手は許さないぞ!」
を聞くにタケルよりユルセンの方が立場は上らしい。


進ノ介・霧子の未来まで文字で出すのはやってしまった感が。
先週映さなかった時はモヤモヤしたけど、主役とヒロインなんだから映さない方が良いで納得した後に映したから。
これだとサプライズフューチャーでベルトさんが言っていた「未来は不確定」という締めの台詞が意味ないものになっちゃうし。
とはいえエイジを授かるみたいで進ノ介が再会出来そうなのは喜ばしいけど。
「長きに渡り活躍する」と言うのが上手い表現で今後ムービー大戦での活躍はもちろん、ドライブサーガ始め本編外の作品でも活躍するかも?ってことだから。

という訳でドライブ最終回の感想でした。
完全なる後日談と見るか蛇足として見るかは分かれるエピソードかと。
先週で終っても全く問題ない作り出し「俺は1年前の俺とは違う!」くらいしかやった意味のないエピソードだから。
自分はゴースト関連はいらないと感じたけど一歩を踏み出した進ノ介を見れて嬉しかった。
どこか切なさが残る先週の青空でのドライブデートと違い今週は本当に新しい一歩を踏み出したような終り方だったから。
楽しみにしていた3人での戦闘シーンはあっさり終ったけどゴーストが戦った時間も入れるとこれまで通りの戦闘時間かな?
変身シーンはともかくアイコンギミックも必殺技も使わずただ殴って斬るだけの登場でどれほど宣伝になるかは分からないけれど。
先週もだけどぶつ切りOPはなんとかして欲しい。せっかく綺麗な終わり方なのに台無しである。
そんな中ドライブのVシネマとして「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」の発売が決定!
放送中テロップの重大発表はムービー大戦告知かルパンのエピソードと油断してたから驚いた。鎧武外伝と違ってリーク情報無かったし。
シークレットミッション名義はTypeルパンで一区切りして今後の新作はサーガ名義でやっていく模様。
かつてのように映画BDを出した後に高いDC版出し直したりつまらないネットムービーをダラダラ続けるよりは完全新作を作ってくれた方が何倍も嬉しい。
最近の「放送後は新規玩具付けてVシネマ!」の流れは非常に嬉しいし続いて欲しい限り。
虚淵も言ってたけどアベンジャーズとか見てるとムービー大戦でいくらか延長したとはいえ、1年単位でヒーローがいなくなる現状は寂しいからね。
発売が来年4月と随分長い。
鎧武外伝は12月に発表されて4月発売だったけど9月下旬のこのタイミングでも4月発売とは。
鎧武外伝も斬月/バロンの時点で「売れれば次やります!」と言われ続けて実際第2弾に繋がったからチェイサーが売れれば次につながるかも。
今の段階でマッハの企画動いているとは考えづらいし。
仮にサーガ続けるとしてもドライブはライダー少ないからすぐに限界きそう。未来で奮闘する本物のエイジ=ダークドライブは見てみたいけど。
驚くべきは限定版には新音声対応のブレイクガンナーが付属すること!最高かよ!!
新シフトカー(バイラルコア)ならまだしも武器が丸ごと付属するのが凄いよね。
これもセイヴァーアロー&ザクロが売れたおかげだろうか。急に二次受注始まるくらいには売れてるようだし。
キャストボイス入りってことは新規音声もあるだろうし
スピード→ドライブシステム
マッハ→ネクストシステム
フォーミュラ→アドバンスシステム
とかじゃなくて完全に対応して読み上げて欲しい。
ブレイクガンナー好きとしては必須アイテムになりそうだ。
鎧武外伝を見るにプレバンの方でも玩具単体で注文やりそう。
TKの不振を見るにフィギュア類は出ないだろうからさらなる新バイラルコアとかは出しそう。
ここからは1年の総括、感想を。
先に不満点などを書いていくので読みたくない方は下にある「続きからよむ」までスクロールして飛ばしてください。
「面白いけどなんか引っかかる・・・」というキョウリュウジャーに1年間感じ続けていた違和感をまた感じた作品。
間違いなく面白い作品ではあるけど引っかかるところはあったしシフトカー関係が好きになれなかった。
ダブル・キョウリュウジャーの三条氏&大森Pに平成1期・2期派も満足するように連続ストーリー・2話完結のゲスト話を盛り込みダブルから続くアイテム商法にサポートアイテムが変身アイテムとして昇格。
デザインや音声・楽曲もカッコよく映画はどれも高クオリティと「間違いない要素」が多かっただけになぜこうなった・・・と思うようなところもチラホラ。
○ストーリー
ダブル・フォーゼ・キョウリュウジャーの三条脚本だけありストーリーは面白く、これまたキョウリュウジャーの大森Pだけあってつまらない話というのは殆ど無かった。
第1話の感想で「微妙な刑事ドラマはあれどつまらない刑事ドラマはあまり聞かない」と書いたけどその通り。
けど刑事「風」ドラマではあったけど刑事ドラマでは無かったかと。
進ノ介とベルトさん・シフトカーさえあれば解決しそうなストーリーに妨害しまくる敵キャラ(チェイス)。
ベルトさんに霧子・剛にチェイス(後半)と誰が相棒かも分からない人間関係など刑事ドラマにある要素は薄かったし。
最初の事件で薬台紙の一部から事件解決は刑事ドラマだと感じだけど最初だけだったかな。
ドーパントもだけど特殊能力使う相手に対しては従来の刑事ドラマの常識や推理が通じず、「どのように事件・トリックを実行したか」ではなく「どのような特殊能力を使ったか」を当てるのがメインかつ犯人探しになっちゃうから。
トンデモ能力使う相手にマジメに推理しろではIQ180もバーロもお手上げですわ。
警察(001)編に終盤の流れは盛り上がったけど別に警察要素なくても成り立つ。
警察・刑事要素の強い001編ですら刑事(警察)要素のおかげで盛り上がったのではなく、12年前の事件の真相を親子2代に渡って展開したから面白いのであって。
父・エイスケや仁良だってたまたま銀行に居合わせた、で十分成り立つから。
エイスケや仁良を普通の社会人にして仕事で高評価を得ているエイスケが妬ましかったから仁良が撃った、でも銀行強盗の件は展開できるし。
新展開と銘打っただけあって前半・後半に分けられるけど明らかに後半の方が面白く前半は微妙なエピソードが多数。
前半だと三条脚本でメインストーリーを描きつつ、長谷川脚本でダークな話を展開してたけど三条脚本に面白みを感じなかった。
後半のために土台・世界観作りと分かってはいても毒のある長谷川脚本の方が面白くてね。
特に三条脚本だとメインストーリー(本筋)を扱うのが多かった手前、盛り上がるところであえてブレーキをかけるオーズを彷彿させた。
盛り上がりを後半の新展開以降に取っておきたかったからかビックリするくらい「石橋を叩いて渡る」半年間だったと思う。
上でも上げたような間違いない要素が多かった分、余計慎重さが伝わってきたし。
後半から面白くなってから良かったものの何もそこまでしなくともとモヤモヤ。
後半から面白くなったと言っても001撃破後~ブレン死亡まではちょっと盛り上がりに欠けたかな。
ブレン超進化態が金色でガッカリしたのと006と008のかませ臭が凄かったかもしれない。「もしかして006は既に超進化態?」という予想に反してまさかの瞬殺である。
006と008が登場してからは映画関係で盛り上げてくれたけど1分間ストーリーのせいでややこしくなったのは記憶に新しい。
中途半端に理屈と筋が通っているせいで余計混乱し一時期の鎧武以上に脳内補完を求められ、映画公開中にも関わらず公式ページでフォローが入るなど三条脚本らしからぬ展開。
と言うか映画公開中にストーリーについてのフォローを公式HPで取り上げるのは初めてのことじゃないだろうか。
キョウリュウジャー・ドライブで感じた違和感がダブルでは違和感ないあたり、ダブルの方が準備期間長くて練る時間があったからかな。
加入した東映チャンネルHDでちょうどダブル再放送やってたけど今見返しても完成度の高さに驚くばかり。
相変わらずアニメ・漫画のような言動の登場人物・ギャグ描写は好きになれないけど、ゲストとの交流を描いてメインキャラを深めるという平成2期で多様されてる手法を1作目で極めてるから。
○キャラ
・進ノ介
ギアの入った進ノ介とシフトカーらの操作が優秀すぎて他のキャラの出番や役割が薄まっていたと思う。
刑事ドラマは他の刑事や相棒との協力が見所の一つでもあるのに進ノ介だけで何でもこなしてしまう。
戦えば強く推理では頭が切れてギアが入るとスピード解決と刑事ドラマの主役としては優秀な部類。
それでいてベルトさん・シフトカーのサポートで磨きがかかり手が付けられない状態。
悲惨だったのが究で情報収集がメインなのにシフトカーらに活躍を取られカメラマンである剛にも先を越されと散々。
最後の1ピースを埋めるような情報提供をしてなんとか存在感出していたから。
また従来の主役としてのポジションは剛・チェイスが担っているところもあったので若干キャラ薄くなった感も。
・霧子
何度か「私は泊さんの相棒(バディ)です!」なんて言うシーンがあったけど霧子を相棒と感じたことは1度も無かった。
自分にとっての進ノ介の相棒とは紛れも無くベルトさんだったから。
サプライズフューチャーでは「父親」な面が強かったけどベルトさんが一番の相棒と感じた。
相棒であり師匠であり心の支えでもあり父である。これが1年間に見たベルトさん像。
中盤までによく見られた「仮面ライダー」への勝手な英雄視も苦手。特にチェイスに対しては凄かったし。
・チェイス
後半こそ輝いているチェイスも前半は微妙、というか嫌い。
ハート・ブレンと行動していた時に妨害しまくってくるから悪い印象ばかりが先行してしまった。
タイプワイルド回の「俺は市民を守るんだ!」まではギリギリ「またお前か!」を避けつつ、タイプワイルドに相応しい敵キャラだったけどそれ以降は「またか・・・」と呆れるばかり。
脚本家違うとはいえGP3号のレースにさえ妨害してきたのは失笑もの。
出番が多ければライバルになれる訳ではないと教えてくれたキャラ。
2クール目以降でメディックに操られてからはさらに魅力がなくなる。
妨害してくる期間の方がマシだったかも?と錯覚してしまうほど。
剛が操られた(振りをしていた)頃もだけど基本的に洗脳期間はキャラの魅力なくなる。
善悪の感情が無くなったただの操り人形である意味戦闘員Aより悲惨。
復活してからは大好きなんだけど元同胞を殺すことに苦悩はないの?というのが最後まで引っ掛かる。
これのせいで心の底からチェイスに乗り切れなかったというか。数々のギャグシーンがツボに入っただけに惜しい。
終盤で蛮野に操られた残ったロイミュードたちに対しては「倒すことで解放してあげよう」な気持ちはありそうだけど。
・ハート
好きなキャラなんだけどメディック暴走を知ってか知らぬかの2クール目に泥付けられた気がする。
あれだけ友達友達言ってるのにメディックの行動から目を離しているように見えたから。
フルスロットルでの「俺たちロイミュードは個人主義者の集まりでな」をピークに年明けから影が見え初めてきた。
デッドヒート状態では猛威を振るっていたのにドライブデッドヒートに追いつかれマッハもデッドヒートを使いこなし、一族のリーダーポジションにも関わらず使いこなせないまま1クール経過。
その間にマッハはバーストになりフォーミュラと戦えば適わずと散々。
仲間を気遣う器の大きさに加え中の人のイケメンフェイス禍々しいデザインのオーラで強敵感出してるけど明らかにインフレから置いていかれていたから。
・メディック
あそこまでの悪魔として描いておきながらの「実はいい人」が受け入れられなかった。いい人として映すなら072での悪行は入れるべきでは無かったと思うし。
脚本上ではちゃんとフォロー入ってるし矛盾は無いから後は受け取る視聴者の問題だけど自分は最後まで好きになれなかったキャラ。
○戦闘シーン
過去作のような2話完結だと怪人1体しか倒せず前半では見逃すことが殆ど。
それを気にしてかロイミュードにナンバーをつけ1体1体を怪人扱いし初期のインタビューでも「1話に1体は怪人を倒します」と宣言。
流石に全ての話数では無理だったけどほぼ1話に1体怪人撃破で概ね宣言達成。
けれど所詮はナンバー付けただけの雑魚怪人でインベスやグールらとなんら変わりない。
それで必ず怪人倒しますと言われても反応に困るし必殺技使って雑魚倒したところで爽快感はなく「ノルマこなしましたよ」しか伝わらなかった。
・武器
素手アクションが良かっただけにハンドル剣・ドア銃が来た途端個性を失う。
ドア銃の構えが警官っぽいリアルさはあったけど素手アクションの魅力には勝てない。
トレーラー砲が困ったもので本当に必殺技専用。単なる太レーザーなだけでカッコよくもなく。
何よりもフォーミュラの色に合わせてるからタイプトライドロンが持ったときのアンバランスさが目立つ。
極アームズが火縄大橙DJ銃使ってる時は使いまわしと感じたけどトレーラー砲を持つトライドロンを見る大分マシに思えてくる。
少なくとも極は全武器召還で火縄大橙DJ銃が使えることを説明し鎧武共通武器である無双セイバーとの合体ギミックなど「馴染ませる、違和感を無くすための工夫」はされていたかと。
トレーラー砲は本当に引っ張り出してきてるだけというか。
色合いだけならトレーラー砲よりもドア銃のほうが合ってるよね。同じ赤だし。
終盤になるほど残念な活躍になりダークドライブ相手に超近距離射撃してもダメージ無しで超進化態ハートとの対決ではいつの間にか弾かれていたりと悲惨。
普通武器弾かれた時は落としたことを分かりやすくするためにアップになったりするものだけど、それすらないからアクション中に石でも飛び上がったのかと思ったw


・必殺技
歴代でも1位2位を争うカッコよさを誇るライダーキック、スピードロップのせいで錯覚しちゃうけど地味な必殺技ばかり。
1話のスピードロップの掴みが良かっただけに2話目のハンターの必殺技が地味すぎてね。
フォーゼのように武器同時発動できないからひたすら地味な必殺技の連続で頼みのスピードロップは全然使わないから困った。
フォーゼの時に「ロケット+ドリル。ランチャー+ガトリング以外をリミットブレイク見たい!ペン単独で使ったように!」と熱望していたけど実際にやるとこんなに地味だったとは・・・当時は文句言ってごめんなさい。
・トライドロン
ドライブ最大の特徴として「車に乗るライダー」でライダー史上初の試み。
と各メディアで言われるものの、RXではライドロンに乗ったり電王では電車だったりと特撮オタクなら今更車くらいで驚くこともなく。
むしろやっとバイク捨てたの?という気持ちの方が強かった。
カードやらライダーバトルやら玩具販促やらで散々「こんなの仮面ライダーじゃない!」と言われ続けた平成ライダーでバイク辞めるのに15年もかかったことに驚く。
平成ライダーで文句言われているのは設定やライダーバトル関連であって意外と伝統は守ってきたからね。
昭和ライダーは変身時の掛け声は「あーまーぞーん!」や「セタップ!大変身!」「変身!○○(ライダー名」や大切断のように必殺技がキックでないこともある。
だから色々言われている平成ライダーの方が「変身(の掛け声)」「ライダーキック」「バイク(響鬼)」に関しては昭和ライダー以上に仮面ライダーやってて保守的な15年間でもあったから。
どれほど商売寄りになりライダーバトルやってストーリーが難解になってもこれらを崩すことをしてこなかった15年間だし。
そんなことやRXや電王の前例もあり今更車に乗るくらいではなんとも思わず。
個人的にはバイクより車の方が好きなので驚きよりは嬉しさの方が強かった。
求めているのはバイクではなくカッコいいアクションだからカッコよければバイクでも車でもなんでも良い。

バイクを捨て車に乗る新鮮味があったのは序盤だけ。
後半になるにつれトライドロンには乗らなくなり平成ライダーによくある後半は乗り物乗らない状態に。
するともうこれまでのバイクに乗っていた平成ライダーと同じ状態になり「マンネリ崩し・一般層へのアピール」だけの要素で終った。
序盤でやった車内からの攻撃がピークだった感も。
・シフトカー
シフトカーたちの操作能力が優秀なため特状課の存在感も薄まり進ノ介・ベルトさん・シフトカーさえいれば問題ないような時期も。
0進ノ介1人だけになった時期は「普段から特状課に助けられているのが分かった」と口にするものの、それほど緊迫感が伝わらない程の優秀ぶり。
序盤の頃にあったシフトカーたちとの掛け合いが薄ら寒くて苦手でね。
「何でミニカーと話しての?」という違和感を1度でも持ってしまったため最終回まで延々と引きずることに。
面白いと思ったフルスロットルでさえ落下中のベルトさん復活シーンで駆けつけたシフトカーたちに「シフトカーのみんな!」と話し始める時は止めてくれよとテンション下がる。
「キャブとベガスは仲が良い」という申し訳程度の設定もこの2台だけで他には適用されず。
流石にキャラ付けは問題あったのか段々と個々の活躍シーンも減っていき戦闘はおろかドラマとしても活躍する機会は目に見えて減る。
玩具としても魅力なく数ばかり増えていてサポートアイテム商法極まれり。
ダブル・キョウリュウジャーでは三条氏は玩具の扱い上手だと思っていたけど「坂本監督との相性がめちゃくちゃ良い」の間違いだったのかもしれない。
響鬼のディスクアニマル・ダブルのガジェットから続いたサポートアイテムが変身アイテムに昇格。
のはずが本当に昇格と言うとそんなこともなく深夜バラエティにある「ゴールデン降格」と同じ扱い。
過去作が何でサポートアイテムを変身に使わないかドライブ見ててようやく分かった。
歴代プロデューサーらはそれを分かっているから採用しなかったんだなと。
装甲響鬼でディスクアニマル集まったパワーアップが限界描写だったんだと当時の高寺Pは察していたのかもれない。
・タイヤコウカン
各武装一つまでしか使えないせいで迫力も面白みも少ない。
タイヤコウカンする際にいちいちシフトカーをアップで見せてレバーモードに切り替えて使うせいで連続使用できないから勢いのあるバトルを魅せられないのが難点。
玩具販促としては丁寧だけどアクションシーンとしてみたら完全にテンポと勢いが死んでいる。
結局一番テンポ良かったタイヤコウカンが初期OPのフレア→スパイク→シャドーの流れだったとは・・・
オーズはタトバの3枚ばっかり、フォーゼはロケット・ドリル・ガトリング、ウィザードはコピー・コネクトと「○○しか使わない」ことが多いけどドライブはそもそもシフトカーを使わない・・・
唯一使い続けたと言えるのはマックスフレアかな。ドライブだけでなくマッハ・チェイサーと使っていたからまだ印象に残っている。
タイヤが全部作られてない時点で論外だしCGとはいえ40個全て披露したフォーゼの偉大さが伝わってくる。リアルタイムで見ていたときはなんとも思わなかったけど武器40個出すのは凄いことなんだとドライブを見て悟る。
・タイヤカキマゼール(タイプトライドロン)
タイプトライドロンになりようやくタイヤの同時使用ができるものの、冷静に考えるとフォーゼはベースステイツの時点で4つ使えたんだと考えると空しくなる。
組み合わせが固定なのはコズミックステイツの例があるから仕方ない。終盤にはスイッチの組み合わせ使わなくなっていたから固定でタイヤ用意してでも使った方が良いと思ったから。
問題はその固定タイヤが7つ中3つか用意されず劇場版でも新タイヤが出てこなかったこと。
宇宙船特写でその情報見ちゃったから本編でカキマゼール使うときも「どうせ既存の3つしか出さないんでしょ?」と最強フォームなのに何の楽しみもなかったし。
タイプトライドロン初登場回ではアタック1・2・3しか披露せずもっと使って欲しかったけど、3つしか用意してないからあれ以上使いたくなかったのかも。
キンアックスやバッシャーフィーバー・ジンバーメロンのように1・2個出ないならまだ笑いのネタになるけど半数以上出てこないようでは笑うに笑えない。
ベルトさんとの運転交代もそんなに意味無かった。
フリーズ戦で進ノ介が喰らいたくないから変わった、がマシに見える程後からの交換は意味無かったし。
唯一004相手に変わって戦ったのが良かったかなくらいで。
進ノ介が戦っている間にベルトさんが作戦組み立てるような戦法もなかったし、戦闘・頭脳担当と別れていただけに惜しい要素。
エクストリームのように能力封じられて全力で戦えない訳でもコズミックのように相手が強すぎるとかではなく、その都度その都度持てる力の全てを使い全力で戦い、相手も極端に強い訳でもないのに苦戦に次ぐ苦戦。
ノーマルハートにトルネードと超進化態にすら達していない相手にも負けちゃうし、説得の為とはいえメディックにボコられたりと散々。
エターナル(マント装備)やクレイドールエクストリーム出しておきながら勝ち逃げは止めて欲しい、と度々書いてて今年は超進化態ハートがそれだけどタイプトライドロンを見るにこりゃ負けるわとしか思えない。
好きな最強フォームとして選ぶなら下から数えた方が遥かに早い。
シフトカーらの出番はなくなりタイヤコウカン・カキマゼールも散々、トライドロンに乗る機会も減る終盤を見て平成のスカイライダーに近いと感じた。
あちらもライダーブレイク・セイリングジャンプという特色を捨ててしまった番組だし。
販促番組かつ車のライダーと宣伝売った関係上、最強フォームではトライドロンとも合体するけどそれだけ。
果たしてピットクルーの存在覚えてる人はいるだろうか。「爪パーツが約40mm!!」のあれである。
・マッハ
キャラはよくてもパワーアップが悲惨でね。
デッドヒートはお下がりでバーストも発想の勝利とはいえ赤タイヤに変わっただけ。
渾身のチェイサーマッハもツギハギと剛が良い奴だけに泣けてくる。
特に今年は音声内臓ベルトですぐに解析されちゃったから「マッハはデッドヒートで終り。残った音声はチェイサーのもの」とかなり早い段階で分かっちゃったからね。
掛かるお金は違うんだろうけど仮面ライダー純なんていう一発ネタ用意するくらいならマッハに回して欲しかった。
○玩具
シフトカー好きな人には申し訳ないけど劇中の扱い・玩具ともに「外れ」の年だった。
最初に目についたのが値段で光りもせず音もならず1個700円て・・・
消費税アップを見越して最初から高くしていた、という意見見た時は納得しかけたけど弄ってるうちに「こりゃ駄目だ」と諦める。
自分はアマゾン半額の時に一気に買い揃えたけど半額ですら高いと感じる。

驚いたのはメディックに操られた状態のシフトカーが発売したこと。
こんなペラい板切れ乗せただけの物を販売するとは・・・
ドライブドライバーは劇中の動きを見るとカッコいいけど実際に音声聞くことを考えるといちいちイグニッションキー回してシフトブレスにセットするのが面倒。
ブレスも赤外線部分をベルトディスプレイに向けるように気を使わないといけないし。
ヨドバシにある試遊台で初めて手に取ったときは手順が複雑で苦戦した。
ベルトさんの声聞くだけならトレーラー砲の方が気軽で楽しそう。
それだけにブレイクガンナー・マッハドライバーの手軽さが嬉しいのなんのって。
マッハドライバーはアメリカ人っぽい高い声が好きだけどマックスフレア装填時の「モエール!」が唯一の残念ポイントかな。
素直に「マックスフレア!」「チェイサーコブラ!」ってのが聞きたかったから。
レジェンド音声がドライブドライバーに入っているのも勿体ない。
「シグナルバイク!ライダー、クウガ!!」とか聞きたかったから。
例年はレジェンドアイテムいらなかったけどバイクのアイテムという例年にない程マッチしている今年に限ってWEB限定だし。
ブレイクガンナーは価格・音声共に素晴らしい。
ネクストシステム類には対応してないけど通常シフトカー完全対応、低い声での読み上げも相まってとにかくカッコ良い。
ファイズやカブトゼクター・デンオウベルトのような電子音声が好きな人には大受けする玩具だと思う。
過剰ではない、感情の籠ってない無機質な読み上げにアイテム路線と1期・2期のいいとこ取りだし。
最初しか生産しなかったせいか、いち早く売り場から消えたのもブレイクガンナー。
リデコのルパンガンナーは通常シフトカー読み上げまではいかなかったものの、あの流暢な声で「ドライブ、システム♪」「アドバーンス、システム♪」は聴いていて楽しい。
それに比べ1号ベルトはなんて情けなさだ・・・
2号アイテムの認識は本来主役ベルトの役割のはずが今年はマッハドライバーが完全認識と例年と逆だし。
満足したのは最後に出て来たシフトトライドロンだけ。細かいところだけど電源ON・OFFは付けて欲しかった。

・デッドヒートシフトカー
主役・2号ライダー兼用アイテムで中間フォーム(フォーミュラ)前のパワーアップということで立ち位置としてはジンバーレモン。
当初はデッドヒートマッハがオマケじゃないかと思ったけど蓋開けてみるとタイプデッドヒートの方がオマケだった。
DXでもキケーンとセットだからバンダイとしてはマッハの物という認識だった模様。
ソニックアロー&レモンエナジーロックシードの後釜を狙ったのは明らかだけどそれには続けなかったかと。
ジンバーレモン再現が高額すぎるせいか今年はDXセットさえ買えば再現できるのはありがたい。
けれど、ドライブも使うおかげでマッハがお下がりのように見えてしまい、バースト状態というアイディアは素晴らしいものの新規スーツやアイテムは無し。
ソニックアローのように固有武器が出てくる訳でもなく大量に余っている現状。
デッドヒートを使えばお互いの武器を使える、新しい武器が登場するとかならアクションの幅や魅力が上がったように見えるけど、ドア銃&ゼンリンシューターの組み合わせをやったのがサプライズフューチャーとあまりにも遅すぎた。
レモンエナジーロックシードが主役だけでなく敵も使用、鎧武・ゲネシス勢もソニックアロー使ってダメ押しに戒斗と売れない要素の方が無かったから比べる物でもないかもしれないけど。
仮面ライダーチェイサーがデッドヒート使えばまた違った結果になったのかもしれない。
量販店どころかそこらの店でも早期からの投げ売りが目立ちシフトトライドロンは再販すらなし。
タイヤセットも最初だけでプレバンで展開するTKシリーズもプロトドライブと爪パーツが40mm!で止まってる。
ドライブ放送中のCMでもニンニンジャーのCMばかりやってるし最早バンダイからも見捨てられた感が。
新ライダーアイテムとのセット売りはオーズ/フォーゼでもやってたけど、あの時は「メダル人気をスイッチにも繋げよう!」って気概が見られたけど今年は「シフトカー人気ないからゴーストアイコンに頼ろう」としか映らなかったし。
100円のゴーストアイコンはほぼ完売のようなのでスタートダッシュはきれた模様。
いかにおもちゃ業界NO1のバンダイいえどミニカーで天下取ってるタカラトミーに挑むのは無謀だった。
バンダイはライダー・ガンダムっていう強い版権コンテンツはあるけど、タカラトミーのミニカー・プラレールのような毎年安定して売り上げるコンテンツはないもんね。
小さい男の子だったら誰もがヒーロー番組見るけどそれ以上に車や電車に興味持つ子供は多いと思うから。
インタビュー見るにチェイサー関連は売れたようだけど売上げは50億近く下がることに。
平成1期より3倍稼いでいると見るか平成2期より50億落としたと見るか・・・
今年はシフトカーに不満タラタラだけどこの辺で。
自分が長々書くよりも実際に手に取った人の方がシフトカーに対する不満は良く分かっているはずなので。
ゴーストアイコンがどれくらい面白いか分からないけどそちらに期待。
ここから先は好きな点、嬉しかった点などを。
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- 2015/09/27(日) 12:36:49|
- 仮面ライダードライブ
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メインストーリーとしては最終回を迎えたドライブ。
すぐOPが入る構成だっただけにアバン入るとは思わなかった。
平成ライダー恒例のOP無しで次回の特別編もなさそう。
メディックの死で復活したタイプトライドロンへの変身。
オーバードライブと言う台詞が気になったからタイプオーバーあると思ったけどムービー大戦に持ち越しかな。
俺に力を貸してくれ!で投げるのはワロタw

全タイヤ召還は気持ちいい。タイヤカキマゼールで単体召還だったしやろうと思えば1個1個出せたのだろうか。
ハートとの合体必殺技はキックとパンチ。ダブルキックとか見たかったから残念。
ちょっと引きの画だったからもうちょいアップでも見たかったし。

夢の世界ではゴースト登場。
森の中で倒れてるから004の時みたく分技点に戻ったのかとw
元々新ライダー客演が好きじゃないだけにこれは止めて欲しかった。
メインストーリーに関係ないところとはいえ本筋最終回で出すのは一線を越えてる。
サプライズフューチャーは進ノ介の知らないところでひっそりと未来型ロイミュード倒してたからまだ良かったけど。
超進化態フリーズがいるのもなかなか堪える。

シグマサーキュラーの牙にやられ限界が来ていたハートとの一騎打ち。
進ノ介もそれを悟ってか最後まで殴ろうとしないのが印象的。
ハート消滅は切ないけど「午後3時32分。ロイミュード108体、撲滅完了」はドン引きですわ。
「○時○○分、犯人確保」ってのは刑事物でお決まりの台詞だし、警察・事件をテーマに扱っている以上誰かが言わないといけないけどそれを進ノ介にやらせるのはちょっとね。
あえて進ノ介に言わせることでやりきれなさを演出したのかもしれないけど好きになれない。
提供テロップでの「ドライブの勝利に拍手!!」もズレてるし。
序盤の頃はまだしも終盤からは「ロイミュード倒してスカッとしたぜ!」っていう作品じゃないでしょ。無言の敬礼だけにして欲しかった。
「ロイミュードは被害者だ」っていうのもその通りだけど全て蛮野に押し付けた上での発言だから万人が納得する台詞ではないと思う。
勝手に生み出されて化け物扱いされて可哀想な一方、蛮野だけでなく生前クリムや他の人間に危害を加え続けてきたことは紛れも無い事実だし。
鎧武最終回も凰蓮がミッチを「オーバーロードの被害者」と言っていたけど終盤のこのタイミングで納得する人とそうでない人が半々に分かれる台詞を断言させるのはなかなか凄いことかと。
これまで見てきた人の半分は納得させない台詞を締めに持ってくるわけだから。

コアドライブはまだ危険、ということでシフトカー共々自らを封印することを決めたベルトさん。
ハンター・ベガス・キャブ・デコトラベラーが映るけど1年やってきてレギュラーメンバーに呼ばれたのはこれだけである。
消滅じゃなくて地下に封印だからムービー大戦での復帰は容易そうだ。
フルスロットル・サプライズフューチャー、そして今回とベルトさんとの別れは3回目。次のムービー大戦入れると4回目になりそう。

車はGT-Rかよww NSXは無理だったのかな。
チェイスのコピー元の存在をすっかり忘れていた。
特別編でまた見れるとはいえ凄く救われた気分になる。
特状課の今後を明かすのは意外だった。ここらへんアニメだとよくやる演出に見える。
副総監やノーベル科学賞が続く中、追田の課長だけが現実的で安心。
剛すら未来を映しているのに進ノ介と霧子を映さなくてモヤモヤする。
サプライズフューチャーが未来の一つとはいえ結婚式の映像とかあるものかと。
飴食べさせてあげるシーンや「お前が笑顔は一番だ」は実質恋人に向けたものだからもう付き合ってそうだけど。
ここで未来を映すということはムービー大戦では進ノ介と霧子以外の掘り下げを止める宣言でもあるよね。
ムービー大戦は進ノ介と霧子をメインにした話になるかも。
最後の最後でOP流すのはいいけどぶつ切りが酷い・・・

本筋は今週で終りだけど次回は特別編でゴーストとの競演。
「俺はもうあの時の、1年前の俺とは違う!」って本編でやれよって気もするけどw
いつも書いてる総括は大体書き終わったけど次週乗せる予定。
自分で言うのもおかしいけど総括書いてるともう1年終るのかとしみじみする。
- 2015/09/20(日) 14:17:25|
- 仮面ライダードライブ
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