素晴らしい作品をありがとう全員でダイランドーに突っ込みタイトルバンク。剣の斬撃がゴーカイジャーのマークになるのがうまい。
皇帝からの攻撃を受けて変身解除してしまう6人。
危ない!という時にナビィが操縦しているバスコの船が助けに。
フリージョーカー(バスコの船)はまだ残っていたらしくそれを使った作戦を思いつく。
マーベラスと鎧でアクドスギルがいる艦隊に突っ込み残りの4人でダイランドーを相手にする。
フリージョーカーに乗ったまま艦隊を目指す。何気に強力なバリアーを持っていてぎりぎりのところまでビームを持ちこたえ突撃。
潜入と同時に一気にアクドスギルの元へたどり着く。
ラスボスということもありイスに座ったまま2人の攻撃を捌ききるなど余裕の態度。
ゴールドモードになっても実力さは埋まらずやられるだけ。
その間にマーベラスは操縦席で操作。なんか笑っちまったw
艦隊を操作して母艦以外の全ての戦艦に向けて一斉砲撃開始。
母艦を攻撃するわけにも行かずどんどん消滅する大艦隊。
残ったジョーたちも番外ヒーローにゴーカイチェンジして対抗。
押されていたところをマジマザーが魔法で止めてシンケンレッド(姫)の烈火大斬刀・大筒モードで突破口を開く。
スバーンが剣モードになったところでデカマスターになったジョーの二刀流!
ハカセの変形するところはFFRを思い出すw
ラストはブルーチャージのガレオンバスター!やっと使ってくれた。
変身解除まで追い込まれてもぶち込む姿がカッコいい。
後はアクドスギルただ1人。
2人掛りで猛攻をかけるも逆に吹っ飛ばされゴールドモードも解除。
ファイナルウェーブでも弾いてくれるわの皇帝に狙ったのはシステム部分。
メインコンピューターを破壊したのだろう、コントロールを失い炎に包まれながら落下する母艦。
マーベラスと鎧はゴセイレッド・ゴーオンウイングスに変身していたので無事。
これで終りなはずがなくアクドスギルもまだ生きている。

「34のスーパー戦隊がいるんだ。その力今みせてやる。」
「俺たちは35番目のスーパー戦隊だが海賊だからな。」
「おまえみたいな気に入らない奴は」
「「「「「「力のかぎりぶっつぶす!」」」」」」歴代戦隊に連続ゴーカイチェンジで皇帝に挑む。
さすがに5人揃ってを常にやるわけではないけど各戦隊から最低1人は登場。
ゴレン・ジャッカー・サンバルカンが出てきたときは最初の方からどんどん代わっていくのかと思ったけど
ボウケンレッド・テンマレンジャーが出てきた時点でそういうことではなく。
ダブル炎の鬣は燃えた!終盤ヒュウガはアース使えなくなっちゃったしね。
その後もプテラレンジャー・アバレイエローなどの恐竜繋がり、オーレッド・キングレンジャーなど続々とゴーカイチェンジして連続攻撃。そして!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ハイパーシンケンレッドきたあああああああああああああ!!これは完全に予想外!まさか強化系態まで出てくるとは!!
スーパーゴセイブルーで攻撃を凌ぎデカグリーンスワットモードなどで連続攻撃。

そしてハイパーシンケンレッドの恐竜丸で追い討ち!
スーパーではなくハイパーシンケンレッドを出したスタッフGJ!!スーパー化した戦士たちの締めは追加戦士全員で攻撃するゴーカイレジェンドクラッシュを喰らわせる。
これでもか!という喰らい全員のファイナルウェーブを食らわせてダメ押しのガレオンバスター・スペシャルチャージ。
地球を攻めてきた敵は地球人である鎧が決める!!
0距離のライジングストライクで今度こそ散るアクドスギル。
本当にアクドスギルを倒し大喜びのみんな。いつもはクールなマーベラスやジョーでさえ伸び伸びしている。
そして3ヵ月後。宇宙新聞?によればザンギャックは崩壊の一途を辿っているらしい。
完全に解体したわけではないけど内部分裂が始まっており時間の問題だとか。
そんなマーベラスたちは1話で食べられなかったカレーをようやく食べられる。
次の目的地はザンギャック本星。そこに宇宙で2番目のお宝があるかもしれない。
鎧も地球を旅立つことを決めたようでサインを求める園児と保母さんたちをスルー。
前まではスーパー戦隊だったが今はただの海賊に戻ったから褒められるようなことはないと。
それでも後ろ向きで手を振るマーベラス。
レンジャーキーは全てレジェンドたちの下へ返しゴーカイジャーは新たな旅へ。
ここでOPがかかりながら歴代ヒーローが出てくる。
バルイーグルの人かっけえな。
ダイレンからはショウジ&和が出てくるとは思わなかった!
ゴーグリーンとマジピンク・ゴーオンシルバーははブログで言われていた通りの出演。
ボスは予想できたけどシグナルマンはびっくりしたw
最後を締めるのはもちろん全スーパー戦隊のリーダーであるアカレンジャー・海城剛。
「ゴーカイジャー、よくやってくれた。掴みとれよ!今度は君たちの夢を!」
ゴーカイジャーに励ましの言葉をかけてアカレンジャーの姿に変身。
別格のカッコよさである。
「さぁて、目指すはザンギャック本星だ。全速前進!」
以上ゴーカイジャー最終話でした。
1年間この作品とブログを見てくれたみなさん、お疲れ様でした。
最初から最後までノンストップのバトル&連続ゴーカイチェンジと見応えがあったね。
特にスーパー化した6戦隊が出てきた時はめちゃくちゃ感動した。
アームドティラノだけじゃなくてもっと見たい!と思ったら最後の最後でw
バスコを倒すために作ったはずのガレオンバスターもバスコに通用しなかったものの最終回では連続使用。
おもちゃ屋で投げ売られているので買い取って上げてください。
ブルーチャージが最終回で出てきてくれたのは嬉しい。ホワイトチャージは玩具に収録されてないみたいだし後は映画でブラックチャージかな。
戦闘シーン自体はかなり満足したけどアクドスギルと大艦隊にはかなり不満が残るものに。
分かってはいたけど1話だけ強くても結局やられるんだから皇帝はそこまで強いとは思えず。
ゴーカイレッドとゴールドモードを圧倒していたんだから強いことは分かるけど所詮はラスボス補正のその場限りの強さ。
近年の作品だとブラジラやドウコクみたいに最終話の前にもちゃんと出て強さをアピールして欲しい。
大艦隊を消滅させた方法もあっけない。
そりゃたった6人しかいないんだから、あれやるしかないだろうけど・・・
最初のレジェンド大戦よりも圧倒的な艦隊を持ってきたのに母艦の攻撃で終りとは。
母艦の攻撃もそんな強そうに見えなかったし画面を覆いつくす程の数の戦艦を消滅させたようにも見えなかった。
俺含めて視聴者が見たかったのは前回冒頭のような戦いじゃない?
出せるだけのロボットを出してこれまで取得してきた大いなる力で戦うっていうもの。
母艦に直接乗り込むよりはカンゼンゴーカイオーになって34の大いなる力を一気に使う。
後はフルCGとかでいいから派手にやってくれれば全スーパー戦隊の力で戦っているんだ、って思えるしレジェンドの面子も保てるし。
あんなんで終ってはあまりにも最初のレジェンド大戦が情けなくなってくる・・・
―真正面から戦っては無理だから直接ラスボスのところに行く
それは戦略としては正しいけどヒーロー物としてはどうなのよ?って話。
しかも35周年を飾る作品の最後の敵を相手に。
ジョーも「皇帝が前線に出てくるなんて千載一遇の機会だ」と言ってはいるけど・・・
結局レンジャーキーは返すことに。
ゴセイやハリケンの「今は一つにまとめておいた方が良い」っていうのはゴーカイジャーに宇宙最大のお宝を見つけて欲しかったから?
レジェンドたちはあの三角形のことを知っていたからゴーカイジャーに手に入れてもらって使って欲しかったのかな。
ゴウシが言っていたようにレジェンド大戦では全員死ぬ覚悟だったわけだし今ではそれも変わらない、と。
最終回ということでレジェンドたちが集合。
美羽とかはブログで知ってたけどショウジと和はびっくりしたw
みんなのところにキーが戻ってきて空を見上げるのもいいけど、できれば取り溜めして流して欲しかったな。
バルイーグルとイエローマスクの人は映っているからこの演出を考えたのはここ1ヶ月くらい?
良いシーンなだけに色々と惜しい。
が、最後のアカレンジャーはカッコいい。アカレンジャーから始まりアカレンジャーで締めるのはお見事。
同じ「アカ」でもアカレッドとは何だったのか。
ガレオンやモバイレーツはがなぜ作られたのか?とかスーパー戦隊の力の鍵であるはずの
レンジャーキーにゴーカイジャーがあったりまだまだ判明してない謎は多いんだよね。
ゴーカイジャーという戦隊は地球とは違う星で戦っていて何らかの戦いで力を失いレンジャーキーに。
それをアカレッドが回収してマーベラスたちのところへ渡ったのかな?
ここらへんはもうスーパーヒーロー大戦とゴーバスターズVSゴーカイジャーあたりに期待するしかなさそう。
最終回の感想はここらへんにしておいて後は全体の感想でも。
最初に不満点書いちゃうから嫌な人は下までスクロールして「続きから読む」まで飛ばしてね
最初に書かせてもらうと35年の歴史が詰ったお祭作品だし十分楽しませてもらった。
けど「いまいち乗り切れなかった」「お祭感が薄かった」って人は俺以外にも多いと思う。
ディケイドの失敗を繰り返さないためかお祭としては控えめな方だったかな。
整合性を優先したためにあまり弾け切れなかった感じがする。
こんな事書いたら元も子もないけどお祭作品で整合性取るなんてかなり無謀な事なんだからディケイドほどやらかさなきゃもうちよい崩しても良かったんじゃない?
こんなにゲストの人が出てくれたんだからせめてその人には変身して欲しかったね。
「戦隊は5人揃って何ぼ」とは言ってもそれは変身してくれた時に出てくる台詞であって変身もしなかった今回では出てこないかな。
実際に変身したのがハリケンジャーだったけど、ゴウライ・シュリケンが出てない!ってよりも素直に歓迎する声の方が大きかったし。
ゴウライ・シュリケンに関しても「せっかく変身したんだから出して欲しい」っていう文句よりは願望に近いものに見えたし。
いまいちはじけ切れないからこそバスコ初登場の後半「戦隊VS戦隊」ってタイトルが出て来た時は燃えた。
ゴウカイジャーの6人、正確には初期のマーベラス・ジョー・ルカは凄くむかついた。
あまりにも態度が悪すぎる。レジェンドに対して上から目線もいいとこ。
地球人じゃないから尊敬する態度が出ないのは承知の上だけど、だからといってかつてのヒーローが下に見られて良い気分はしない。
199ヒーローで正式に35番目のスーパー戦隊として認められハカセも「この地球(ほし)は好きだよ」
と言うようにここで地球を守るという使命に目覚めたかというとそういうわけではなく。
確かにマーベラスたちにとっても199ヒーローが一つの転機になったはず。マーベラス役の小澤くんもブログか雑誌かは忘れたけどそんな事言ってた。
その戦いを終えた後もレジェンドたちに対する態度は変わらないし例によって上から目線。
レジェンドに埋もれないため、とは言いつつこれじゃあ不快なだけ。
今にして思えば前半でメンバー紹介と掘り下げをやって映画を皮切りに後半から一気に歴代戦士を出したメビウスは良くできていたんだと思う。
ハカセやアイムはともかくマーベラス・ジョー・ルカからは「地球を守る」という思いや使命は伝わってこなかった。
51話の「それがスーパー戦隊ってもんだろ!」もカッコいいとは思ったけどよく考えてみるとそれおかしくね?となる。
ゴーカイジャーの6人には歴代ゲストに埋もれないためにキャラも濃いし個性もある。それぞれの出生やゴーカイジャー加入の秘密も気になった。
けれどマーベラスは「宇宙最大のお宝を見つける」、ジョーはシド先輩絡みのお話、ルカもお宝やお金・故郷の事など個人エピソードがあまりにも先行しすぎている。
特に宇宙最大のお宝を見つけるってのがゴーカイジャーの第一目標だから地球を守るなんてのは2の次どころか3の次。
ハリケンジャー回では人々を守る為にわざと問題を外し続けた良い面もあるにはあるけど、やっぱり態度がでかかったりお宝優先なところが多くてそれらの印象が弱い。
設定を作りこんでスーパー戦隊の使命でもある「地球を守る」を2の次にしながらやった各個人のエピソード。
マーベラスは死にかけだったのにバスコに勝つしジョーVSパリゾーグはドラマパートこそ良かったけど戦闘は「うおおおおおお」でどうにかなっちゃう程度。
ルカは良かったけどハカセ・アイムに至ってはもったいぶっていたせいか明らかに描写不足。何も伝わってこないままはい、終り。
特にハカセなんて本当になんだったのか。謎を残すやり方も良いとは思うけどそれはサブキャラや6人目だからこそ面白いのであって初期メンバー5人の1人くらいはやりきって欲しい。
アイムも「道を教えて」とかで引っ張った割りにはわずか1話で終り。
ファミーユ星のことも全然予測できる範囲だし中盤でやってもいいエピソードを40話超えてからやるとは。
せめてもうちょいアイム絡みのエピソードを入れたり情報を小出しにしてくればね。
最初の方こそ「キャラの設定も良いから普通の海賊戦隊としてやったらどうなったんだろう」と思ったけど本当に最初だけというか。
実際に1年やったらただ薄っぺらいだけの作品で終ってそう。
設定的に仕方ないとはいえレジェンドにも不満が。
最初だと姫のように戦っている人もいたけど殆どが引退気味。
力だけではなくやる気まで失った感じ。
恭介や健太を見るに完全に後輩に任せている感じもあるけど、かつて自分たちが命がけ追い返した敵がまた来ているのにあのやる気のなさ。
やはり1人だけでいいから変身して欲しかった・・・
実際199のゴセイ変身やレジェンド大戦・ハリケン回、VSギャバンの大葉さん揃い踏みは凄く良かったし変身さえしちゃえば細かいことなんてどうでも良いよ。
ある意味一番不満・文句があるザンギャック。
歴代最強組織のはずがなぜこうなった・・・
特にワルズギル周りがあまりにも惜しい。
無能と言われ続けてきたワルズギルが信頼しているのはパリゾーグだけだしパリゾーグもそれを分かっている。
ワルズギルにとってパリゾーグは絶対必要だけど譲れないのはジョーも同じ。
無能呼ばわりしていると思っていたダマラスも大切に思っていた、など凄く良い要素なのにたった数話で終り。
これを最初から展開していれば凄く面白いストーリーが見られそうだったのに。
場面がザンギャックに移っても殆どワルズギルのギャグで終っている。
キアイドーが出てきた時にダマラスが前に出たシーンは「お?」と思ったけどまさかそこから3ヶ月近く何も無いとは思わなかったぜ・・・
インサーンなんか本当に何の為に出てきたのやら・・・
一見するとレジェンドたちが登場するから時間取られたようにも見えるけどそんなことはないはず。
ボウケン回やハリケン回のように戦う敵が当時の敵ばかりになったらザンギャックの出番も減るし影薄いのも仕方ないとは思う。
けれど大抵のレジェンド回ではバスコが出てくる一部を除きザンギャックが相手になっている。
レジェンドが出たからといってザンギャックの出番が無いかと言うとそういうわけではなくちゃんと出番はある。
その出番を殆どそれっきりで終る怪人に当てたり上でも書いたワルズギルのギャグに当ててるから深く掘り下げられなかった。
ロクな積み重ねをやらず迎えてしまったのが37・38話。
9ヶ月近くやってこなかったツケが一気に回ってきてワルズギルたちの関係だけを見せられて「もったいない」で終ってしまった。
当時の記事にも書いたけどこの勿体無さはオーズ本編に通じるものがある。
組織内部だけでもやばかったけどさらにやばいのがザンギャックという組織全体。
34のスーパー戦隊をあそこまで追い詰めたのにこの体たらく。
ワルズギルが死んで皇帝が来た時はラスト1クールは皇帝らとの凄まじい戦いが待っていると思ったら何も無いまま最終決戦へ。
これがあのレジェンド大戦で戦った組織なんだろうか・・・
ここまでボロクソに書いてるけどゴーカイジャーは好きだよ?
好きだからはっきり言わせて貰うと話の構成は歴代最低戦隊だと思っているゴセイジャー以下。
各組織を渡りながら裏で計画を立てているラスボスを倒す、文章や展開だけならまだゴセイジャーの方がしっかりしている。
個人エピソードを進めつつ敵の幹部とラスボスの息子を倒すなんて2クールもあればできる話。
レジェンド回でザンギャックが出てこないと言う訳ではないしライブマン回のようにザンギャック(バリゾーグ)が本筋にがっつり絡んでいるのもある。
レジェンド回があったから充てる尺が~なんてのはいい訳にならない。
その反面バスコは悪役としてかなり魅力的。
最初から最後までザンギャックよりも緊張感のある存在だったし。中途半端に改心せず十臓同様に最後まで悪役を貫いたのは立派。
サリーとのエピソードは見てみたかったけど「見てみたい」くらいで終るのがちょうどいいかな。
実際見たら拍子抜けしちゃうような部分があるだろうし匂わせる程度で十分。
戦闘絡みだとゴーカイチェンジの必要性のなさ。
どう贔屓目に見ても「ファンサービス」の域を出ていない。
そりゃ歴代戦隊に変身してくれるのは嬉しい。当時では無理だったことを今の技術で再現できるわけだし。
ドラマパートではなくバトルシーン目当てで見てるからこれほど嬉しいことはないさ。
けどそれらもファンサービスなんだよね、結局は。
最初からキーが揃っていてRPGで言えば装備を引き継いでやる2週目みたいな状態。
とはいえレンジャーキー回収の旅はマーベラスとアカレッド・バスコを繋ぐためのものだからキー0本の状態から始めるわけにもいかない。
なら最初はキーだけあっても変身不可能。大いなる力を貰ってからようやく変身できる、というディケイド方式にして欲しかった。
レジェンド回の前にその戦隊にゴーカイチェンジしたりといまいち理解できないことをやっていたし。
またレジェンド回でもその戦隊で締めることがなかったのが不満。
OPがかかってどんなに燃えても最後は無理矢理ファイナルウェーブかガレオンバスター。
ゴーカイ武器で敵を倒すように契約書にサインしたんだろうなーと伝わってきた。
興が冷めると言う言葉がぴったり。冷めると言えばロボ戦もまた。
元々ロボ戦自体そんな好きじゃないけどゴーカイジャーは完全に消化試合。
カンゼンゴーカイオーも期待していた程ではないし必殺技もしょぼい。
最初から全身ビームとかの方がよっぽど良いよ。
他には明らかにパワーバランスがおかしい対決も何度も。
さっきも書いたバスコの一騎打ちで死にかけのマーベラスが勝っちゃって、
ジョーVSバリゾーグは途中までかなり押されていたのに突拍子もない「うおおおおお!」で勝っちゃう。
マーベラスとしても文字通り「捨て身」の戦法で来たけど今更捨て身で埋まる程度の差じゃないでしょ。
ジョーも最後まで剣の技量では押されていてシド先輩超えはならず。
パワーバランスとはまた違うけど初期のゴーカイジャーは強すぎて全然戦闘に緊迫感がない。
宇宙を旅している海賊なんだから弱かったらまずいけどあれは強すぎ。
毎週何かしらの分野で宇宙最強の~が出てくるけど本当に最強かよというやられっぷり。
強すぎてせっかくゲキレン回でハカセとアイムが修行してもマーベラスたちだけで圧倒してたしね・・・
次は良かった点や嬉しかったところなどを。
一番の目玉であるレジェンドの登場。これはもう嬉しいなんてもんじゃないね。
戦いが終った戦士たちのその後を東映(公式)自らやってくれるのは嬉しい。
「魔法を忘れた魔法使いさ」で魁が出てきてマジレッドと重なった衝撃ときたらもう。
1クール目はレッドを中心に登場。
2クール目からは祭(ピンク)やヒュウガ(番外ヒーロー)のようにレッド以外の戦士も。
3クール目は上2つに加えて亮や凱、健太など21世紀戦隊だけではなく平成初期からもゲストが
4クール目のゲストはニンジャマンや引退された方々も一気に5戦隊出てきたりととにかく何でもありといったところ
今1クール目も見返すと重なるレッドが薄かったりバンがあまり活躍しなかったりととにかく「試行錯誤」の状態だった。
とにかく試しまくって悪い方に行ったのがガオレッド・獅子走だと思う。
「当時との違いを出さないと」ってのを意識しすぎて変な方向に行った感が。もちろんあの年「やる気満々だぜ!」はそはそれで変だけどw
けどその後大人になったレッドたちが出てきて当時と変わらないところを見ると走は変な方に行っちゃったなーとは思う。
もちろん金子氏がまた戦隊に出てくれたり「俺は獣医だ」を言ってくれて嬉しくはあるんだけどね。
ゲスト登場だと亮と隊長・健太は嬉しかったな。子供の頃のヒーローが変わらぬ姿で出てきてくれて嬉しい。
特に健太に至ってはゴーカイ6人に学校生活を楽しんでもらおうという余裕っぷり。
ギンガマンVSメガレンの時は留年しちゃったのに良く教師になれたなw
今俺は就職活動中の身だけど八百屋を付かず公務員の道を選んだ健太がどれほど凄いかが分かる。
レジェンド回として意外だったのはライブマン回だったかな。リアルタイムの人何人いるんだっていうw
番組始まった時に戻って「ライブマン回やるんだぜ」って言っても相手にすらされないレベルw
レジェンド回が面白く通常回が犠牲になったかと言えばそういうわけではなくどれも面白い。
中でも「星振る夜に」なんかはゴーカイジャーの中でも名エピソードだと思うよ。
タイム回もラストは凄く感動したけどそれとはまた違う方向の感動というか。
「道を教えて(アイム主役)」や「夢を叶えて(自慢の婿登場)」なんかも面白かったね。
レジェンド回関連は最後まで路線変更らしきものがなかったのもありがたい。
玩具が売れなかったらゲストなんか出してる暇じゃないと思われて出てこなかったかもしれないし。
特に後半のレジェンド回は明らかに子供向けであることを捨てた話もあるし良くも悪くも「玩具さえ売れればそれで良い」東映特撮だからこそ出来たというか。
レジェンド回や通常回とは違う「バスコ回」とでも言うべきか、彼が出てくるエピソードはどれも強烈。
初めて出てきて5人の追加戦士を召還しただけで驚きなのに倒した!と思ったら一気に10人の絶望感。
予告にすら出さない徹底ぶりはライダーも見習って欲しい。
その10人も今度こそ倒した→番外ヒーロー10人とどこまでだよ!と言いたくなるくらい凄かった。
本当に全部のレンジャーキーを回収したと思いきやバスコ本人は怪人の姿を持っていたし。
死ぬ時もサリーを見捨てた事が最後の最後で仇になった・・・それを悟ったような顔をして消滅したのも印象的。
バスコは役者の細貝さんに恵まれていたね。良い人に演じてもらったと思うよ。
舞台を中心に活躍されている方みたいだけど良い演技だった。「○○だったねぇマベちゃーん」とかすげえうざいしw
バトルシーンでは歴代戦隊にゴーカイチェンジ。
本来男のヒーローにスカートが付いたりその逆があったりと完全再現とはいかなくともまたヒーローの活躍を見れるのは嬉しいね。
ここ5・6年ならともかく昭和・平成初期戦隊を現代の技術とCGで見れるのは凄いことだし。
ジェットマンなんかは当時出来なかった(らしい)飛行状態の戦闘を現代の技術で可能にしたわけだしね。
レジェンド回の戦いで満足したのがボウケン・ハリケン・オーレンとメガレンジャー回。
どちらも当時の武器・個人技をふんだんに使ってくれてめちゃくちゃ豪華。
オーレンジャーは超力ダイナマイトで終りかと思ったらオーレバズーカまで出てきてビックリした。
メガレンジャーもサイバースライダーに始まりバトルライザー・マルチアタックライフル・ドリルスナイパーカスタムと総動員。
結果的にバスコに吹っ飛ばされたけどあの戦闘を見れただけで嬉しい。
ボウケンジャーはリュウオーンが出てきてくれるのが嬉しかった。
当時の敵が出てくるのはとにかく燃えるし「海賊版だがな、アタック!」もカッコよかった。
こちらも持てる武器はかなり使ったデュアルクラッシャーまで出てくるとは。
最後は「これで良いんだろ?アカレッド」で引きとしても十分。
結果的にアカレッドが何だったのか良く分からなかったし生死不明のままだけどあの終り方は良かった。
チーフは映画で出たからもう出ないと思ったけど登場でびっくりだよ。思い切ってチーフを出したから後の亮にも繋がったと思う。
ハリケンジャーは本人変身という別格中の別格回。
歴代戦隊が出るけどあくまでゴーカイジャーという作品、ということは分かっているけどそれと同時に思い出補正上等の作品でもある。
3人戦隊だから他に比べて揃えやすかったとはいえ9年も前の作品なのにまた変身してくれるなんて。
3人とも大人っぽくなったし変身シーンも新規で制作。それで「シュシュッと行くぜ!」で燃えなくていつ燃える。
空駆け状態のハリケンレッドとゴーカイレッドの「おらおらおらおら!!」はカッコよすぎる!
レジェンド回以外でも「お?」となるゴーカイチェンジは多い。
火事の家の時はゴーゴーファイブ、船に突入する時はボウケンジャーなど戦闘以外でも気を利かせているのがチラホラ。
中でもWシンケンレッドや最終回のハイパーシンケンレッドなどシンケンジャー関連が充実して嬉しかった。
製作側としてはお祭作品ではあるけど子供たちが分かる近年の作品も出さないと、って意識からシンケンジャーが多く出たかな。
ゴセイジャーも影薄く見えるけど199ヒーローでは1時間半近く出て共闘したし最近だとVSギャバンでもゴーカイチェンジ。
最終回では母艦から脱出する際にゴセイレッド、アクドスギルの反撃をスーパーゴセイブルーで防ぐなど以外に活躍している。
反面玩具が売れまくったゴーオンジャーはそんなんでもなかったかな。
199にも前後編でレジェンド回があってマッハルコンが最終ロボに必要と文字だけ書けば活躍してるけど
振り返ってみるとそんなに印象強いわけでもゴーカイチェンジしていたわけでもなかった。
お祭が始まって4ヶ月、そこで公開されたのが199ヒーロー大決戦。
これほどシリーズ愛がある特撮映画を見たことがない。間違いなく傑作の部類と断言できる。
冒頭ではいきなりゴセイジャーがやられてゴセイグレートも大破と凄まじい映像から始まり駆けつけるアカレンジャーにビックワン。
そしてゴセイジャーOPと共に始まるレジェンド大戦。これはもう凄すぎる。
ただレジェンド大戦はもうちょいやって欲しかった。少なくともゴーカイ&ゴセイVSレジェンドはいらなかった。
とはいえそれを超えて先輩たちから激励を受けて歴代ヒーローが勢ぞろいで「我ら、スーパー戦隊!」は素晴らしい。
この名乗りといいスーパー戦隊バズーカといい真ん中をキープしているゴセイナイトがw
ロボ戦も全てのロボットと飛行メカが揃いゴレンゴーカイオーまで登場ととても豪華。
バンクとはいえ大獣神や無敵将軍が映画のスクリーンいっぱいに剣を振り下ろす姿は感動物
戦隊が続いていけば50周年・100周年で似たような映画は作られるかもしれない。
例えそれらの映画が199ヒーロー以上の出来であったとしても199ヒーローは傑作として後世の特撮ファンに語り継がれていくはず。
ぶっちゃけ100周年の時にはCGやホログラムの技術のおかげで簡単に当時の顔・体系を編集できる技術が確立されてそうだけどこの時代にこれほどの作品があったということは何十年経っても評価されて欲しい。
夏に公開されたのが空飛ぶ幽霊船
ここらへんはパンフレットやファンブックでも言われているようにゴーカイジャーで一番やりたいことは199ヒーローでやってしまったのでいつもの戦隊と同じような予算のある豪華な1エピソードといったところ。
震災直後のためか「5人の絆」を前面に持ってきた映画。
ゴーカイジャーの絆は口で言ったりわざとしらく強調する物ではないと考えているけど、この時ばかりは震災の直後だから仕方ないと思ったり。
そして年明けの冬はまさかのVSギャバン。
ライダーは10年やって一つの区切りを迎えた感もあるから「ライダーはいいからメタルヒーローやってくれ」という声が高まっていたけどまさか戦隊でやるとはw
大葉さんがこの年になっても出演してくれたし最後の3ヒーローが揃うのは見たことない俺でもグッとくる。
ギャバンを知らなくとも楽しめる作りになっているし本当にゴーカイジャーの客演は良く出来ている。
助けに行く途中でゴセイジャーに変わったのは199ヒーローがなければここでゴーカイVSゴセイをやるはずだったからその名残だろうか。
音楽関連も良かった。
OPは最初もそこまで良いとは思わなかったけど要所要所で流してくれたおかげで今では歴代戦隊のOPでもかなり好き。
戦隊のEDはあまり好きじゃないけれどお宝ゲッターはドツボにはまったw
おかげでジュウレンジャー以降の戦隊を覚えられたよ。
玩具はレンジャーキーが好調で戦隊としては前人未到の2年目突入。
俺のように後から買い集める人は被ったラインナップを見ると「最初から全戦隊出せよ」と思うけど
最初に35レッドやゴーオン・シンケンなどのセットが売れたから2年目があるんだと思うと仕方ないかなーと。
元々35レッド出すのは約束できます、とイベントか何かで言ってたらしいけどそれを超えたからこその2年目だし。
レンジャーキーが大ヒットを飛ばす反面ロボはそんなに売れてないっぽい。
さすがに前作のゴセイジャーよりは売れたはずだけどディケイドの大ヒットに続けたかと言うとそういうわけでは。
DXロボを買わない俺が言うのもおこがましいけど最強ロボットは全合体であって欲しかったな。
ゴーカイマシンシリーズをあんなに出したのに結局はパワーアニマルのような換装ユニットでしかないし。
ゴーオンやシンケンでやりすぎたせいかゴセイではヘッダーを追加していく感じだったけどゴーカイもそれに続く。
こういうのは小売販売店や親からの苦情とかがあったのは想像できるし、それを考慮したら仕方ないとは思うけどやっぱ全合体が良い。
次のゴーバスターズはロボに力を入れるみたいだし全合体やって欲しいな。
と書きたい事書くとこんな感じ。
1話の感想では「ディケイドと比べられ続ける作品」と書いたけど蓋を開けてみれば最初から最後まで歴代ゲストのオンパレード。
199ヒーロー・VSギャバンでは作品愛を持った作品に作られたし結果的にディケイドは正反対のものに。
とは言え全部がゴーカイジャーの方が上かというとそういうわけではなく。
どうしてもディケイドは最終回が酷すぎてインパクト強いけど客演をやって新規層を増やすやり方としてはあっちのが上手。
ディケイドはリイマジのおかげで当時の役者を揃えなくても良いし興味を持ってもらったらDVDレンタルとかで見てくれれば良い。
その上でオリジナルとリイマジの違いも楽しめるわけだし。
ネットだけ見ててもディケイド以降明らかに新規(ライト)層は増えているし。
特オタとしては色々文句があるけど平成ライダーに注目してもらうといった意味では良くできた客演だったんだろう。
ゴーカイジャーは子供からしたら知らないおっさんおばさんが出てきて戦いもせず話して終りだし。
実際電王やディケイド・ダブルあたりから特撮物にはまる・帰って来た人はゴーカイジャー見てもそんなに楽しめなかったのでは?
さっきも書いたように思い出補正上等の番組だし最低でも自分が見始めた戦隊からは全部見てないときついかも。
俺は子供の頃からずっと特撮物見続けているからどのレジェンド回にもついていけて楽しめたけど唯一分からなかったのがライブマン回。
ジェットマンも見てはいなかったけど有名な作品だしある程度の予備知識があったから付いていけたけどライブマンは本気で分からず。
特に俺たちみたいにネットを使って色んな掲示板やブログで話せると付いていけない話が出てくると嫌なものだしね。
ネ「あの蝶もやっと羽ばたけたか」
俺「へー、そうなんだ」
ネ「スーパーライブロボは初めてロボ同士が合体して~」
俺「へー・・・」
ネ「今の技術で見れる戦闘シーンは~」
俺「・・・」
あの1週間は物凄い疎外感だった。
ジョーとパリゾーグのエピソードを交えながらやったからまだ見れたけど、そんなのが毎週見せられたらたまったものではないだろう。
やっぱ何も知らない人が見ても楽しめるディケイドは良くできていたんだなーとは思う。
次の戦隊はゴーバスターズ。これはもう思いっきり挑戦して欲しい。
ゴーカイジャーの後じゃデカレン・シンケンのような良作が来ても「面白かったけどゴーカイジャーの後じゃ・・・」と言われるのが落ち。
どんな作品来ても地味に取られちゃうならこの1年間は思いっきり挑戦して欲しいよ。
スーツは戦隊っぽくないけどマスクは結構戦隊らしさがあるし、ヒーロー+相棒ってのはゴーオンジャーで受けたのが実証済みだしね。

恒例の引継ぎ式も。お辞儀したのを見るに今度のレッドは礼儀正しい?
スーアクさん的には押川さんが福沢さんにお礼を言っているみたいで感慨深い。
福沢さんのレッドはもっともっと見てみたいけど人材育成のこともあるし思いきった決断だったのかな。
引退といってもまだスーパーヒーロー大戦とゴーバスターズVSゴーカイが残っているから後2回は見れる。
ともわれ1年間十分楽しませてもらった。
最初は「戦隊でも集合物かよ」「続きは映画でだろ?」と冷めてみてたけど最後まで面白かったし。
何度も書くけど本当にスーパー戦隊を愛している人たちが作ってくれた作品なんだといのが伝わってきた。
確かに手放しでは褒められないし各個人のエピソードやザンギャックに対して言いたいこともある。
昭和戦隊が不遇と言うのは否定しない。最後にようやくゲストで出てきてくれたけど基本的には置いてけぼりだったしダイナマンやチェンジマンの必殺技も尽くやぶられている。
上でも書いたように最近特撮にはまったような人はいまいち楽しめなかったかもしれない。
ディケイドの10年間とは違い35年分を出すから世代格差は凄いだろう。
俺はたまたまレジェンド回は直撃世代で90年代に生まれた人は楽しめる作りだったけど、後5年10年早く生まれていたら文句ばかり言っていたと思う。
けどそれ以上に面白かったというのが本音。
アクションのレベルも高く毎回ファンサービスばかりの1年間。これでつまらないはずがないよ。
役者やスタッフのみなさん、本当に素晴らしい作品でした。1年間お疲れ様でした!
テーマ:海賊戦隊ゴーカイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/02/19(日) 12:51:14|
- ゴーカイジャー
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