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特撮の軌跡

ここは、特撮ヒーロー・実写アメコミ映画 の感想やフィギュアレビューを載せていくページです。

GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ 感想

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アニメ版ゴジラを題材にした小説の第2巻が発売。
1巻目同様かそれ以上に楽しめた。
ネタバレありの感想なので続きから。



前作では描かれなかったゴジラをユーラシア大陸に閉じ込めてメカゴジラを起動させようとする話を中心に展開。
冒頭時点でゴジラ以外の怪獣を大方倒したのが衝撃。
エクシフ・ビルサルドの科学力が高いのは映画や小説前作で分かっていたけど、ゴジラ意外を倒せるレベルに達していたとは。
が、ゴジラに対して無力なのは変わらずでカブト虫くんとクワガタ虫くんが加わったくらいではどうしようもなく敗戦に次ぐ敗戦。

前作に続きインタビュー形式。
ハルオ父に対して「あんた子供はいるのか?何歳だ。まだ生きているのか?必ず守るんだぞ」は胸にくる。
未来の話である映画1作目を見ているから預言者のようなインタビューもちらほら。

「地球が機械化するならゴジラが1万年良き続けてくれてもいい」
「向こうの星についたらもう1度メカゴジラを作って仇をとってください」
やゴジラが繁殖する事を恐れている科学者とか。
「東京は狭いですから3時間あれば首都圏を蹂躙するには十分でした」はシン・ゴジラを思い出す。
「たった数時間で?」「東京は狭いからなぁ」と被害に嘆くシーンがあったから。
他には「先の大戦では旧日本軍の希望的観測、こうあってほしいという願望により~」はまんま矢口。
自分が見てきた作品でスカイツリー壊されたのはこれが初めてかも。199ヒーローでスカイツリーだけ無事なのがやけに目に焼きついてる。

メカゴジラ起動しなかった直接の原因は描かれないまま。
これは映画2作目がメカゴジラメインでそちらで描こうとしている題材だから小説では触れなかったのかな?
メカゴジラを起動させるためのオペレーション・グレートウォールで物凄い人命と時間、労力を犠牲にしたのがひしひしと伝わってきたのに映画冒頭で「なぜメカゴジラは起動しない!?」とサラッとと流されただけなのがまた切ない。
あんなに強いゴジラ相手に何年も戦って少年兵たちまで志願してまで稼いだ時間なのに。
それだけに映画2作目の活躍に期待だけど50mクラスの小説や映画1作目ならまだしも300mに成長したゴジラ・アース相手に勝機があるようには見えない。


前作と同じく怪獣のオンパレードでモスラにパトラ、ガイガン、デストロイアと有名どころが増えてきた。
ゴラスは初めて知った名前だけど東宝映画の怪獣だったのね。近所のレンタルショップではDVDを置いてすらいないから初めて名前を知った。
宇宙から飛来してきて強敵オーラ溢れていたけど50ページにも満たないまま消滅。
映画1作目の時点で劇中の人物たちの考え同様に「月に移住で出来るんじゃね?」と思ったけどゴラス撃退の瞬間を見て無理だと悟る。

ガイガンもついに。
FWのメカメカしいガイガンが好きだからようやくきたかと嬉しくなるも初戦は惨敗。
テキストの「兵士の多くは何しに来たんだコイツは、と思ったんだろうな」は笑えるww
何度も戦うその姿が健気でそれこそFWのガイガン改のように機械化。
全身の結晶化はスペースゴジラ要素にも思える。

さらにはデストロイアまで。
セリザワは1作目に出てきた芹沢大助?
オキシジェン・デストロイヤー含めて嘘と言い張るもヘドラと絡めた話に赤い甲殻類という記述から本当に実在したんじゃないだろうか。
インタビュアーがハルオ父(無関係な人)だから嘘と言っていただけで。
すると現在のゴジラ・アースが2体目説も現実味を帯びてきた。

ラストシーンのモスラは物凄い安心感。
ゴジラVS怪獣があっても一方的だから互角に戦える数少ない怪獣。
小説前作に出てきた少女の子孫も出てきて映画2作目に向けた要素もバッチリ。

映画は来月中旬公開で良いタイミングで発売してくれた。
興行収入的に1作目は振るわなかったようだけどネトフリでも配信されたし今度こそヒットしてほしい。
これほど怪獣が増えてもなお、キングギドラの影も形もないから映画3作目にとってありそう。
小説としては東京蹂躙~出航までを描いたしこれで終りかな。
出航前は人間同士の争いがあったようだし1万人を乗せたオラティオ号の所在は気になるけどもう1冊出せるほどのネタとは思えないから。
それよりは2つの船出航後の地球が描かれたのが収穫。死んだと思ったハルオ両親が生きていた。
流石に2万年経った映画本編には出てこないだろうけどビデオメッセージを流して映画と小説のリンクはやりそうう。



  1. 2018/04/26(木) 21:10:15|
  2. 国内版
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

ゴラスは怪獣ではなく天体ですよ。
出典は『妖星ゴラス』という作品です。
周囲の天体を引力で吸収しながら巨大化していく惑星ゴラスが地球に衝突しようとするなか、なんとかこの危機を回避しようと奮闘する人々を描いた傑作パニック特撮です。
このゴラスを回避する方法が中々奇想天外なのですが、実はちゃんとした科学考証がなされた傑作となっています。
因みに作中ではゴラスの影響でマグマという巨大なトドの様な怪獣は登場しますが。
  1. URL |
  2. 2018/04/26(木) 22:32:31 |
  3. taka #-
  4. [ 編集 ]

>takaさん
失礼しました。怪獣ではなく天体でしたか。
それすら分かりませんでした・・・
よく行くツタヤには置いていなかったので近くのレンタルショップに足を運んであったら借りてこようと思います。

  1. URL |
  2. 2018/04/27(金) 17:57:45 |
  3. 飛翔 #pDDeufHo
  4. [ 編集 ]

『怪獣黙示録』、『怪獣惑星』の疑問点や伏線の回収及び『決戦起動増殖都市』への繋ぎとしての役割は勿論、純粋にゴジラ小説としても前作以上の傑作だったように思います。
まぁ元々、この小説シリーズは映画一作目の出来に不満を述べている人たちにも好評なんですけど(苦笑)。

●ゴジラ
私の場合、今までのシリーズの大部分では役割が「人間の敵」でもなんだかんだでゴジラを応援したくなるのですが、今作では久々に憎らしく感じましたね...。GMKの白目ゴジラ以来です。
その一方で、もしかしたら彼(?)なりに地球を守ろうとする正義や信念があるのかもしれないなと思わなくもないのですけどね。
メカゴジラが想像以上にやばい代物に見えるので映画二作目ではやっぱり彼を応援してしまうかもですが(苦笑)。

●ガイガン
まさか過去のシリーズでは悪役怪獣でしかなかった彼がここまで活躍してくれるとは思いませんでしたね。
あの散り際には泣かされました。その反面、彼の章ではビルサルドとの価値観の違いがやや浮彫りになってきた感がありましたが。

●デストロイア
こいつが登場する瞬間は正直、ゾクっと来ました。
今の所、全く気配すらないギドラ(FWのカイザーギドラみたいに妖星ゴラスが伏線かもしれませんけど)が完結編のラスボスになるのではないかと多くの方に予想されていますが、ここに来て新たなラスボス候補が出てきたな、と。
オキシジェンデストロイヤーの件が仮に嘘だとしても「嘘から出た実」で、ゴジラ以上の脅威になりかねないモノを生み出してしまったのだとしたらなんとも皮肉な話です。誕生の経緯にヘドラの研究が絡んでるのがまた...。

●モスラ
ぶっちゃけ本当の意味での「最後の希望」は彼女(?)だろうなと思いますねw。
二作目および完結編での活躍に期待してます(バトラも出てくれたら尚、嬉しい)。
余談ですが、前作のイチロウが無事、ミラと再会できたらしいのが、何だか嬉しかったですね。
2人のエピソードは『オール怪獣大進撃』の「一郎とミニラ」の関係のオマージュなのでそういう意味でも。
  1. URL |
  2. 2018/04/27(金) 18:57:05 |
  3. ps #-
  4. [ 編集 ]

>psさん
今回も面白い小説に仕上がっていましたね。
仰るように映画に不満がある人にも好評ですし怪獣に詳しければ詳しいほど楽しめる作品かと。

>●ゴジラ
>私の場合、今までのシリーズの大部分では役割が「人間の敵」でもなんだかんだでゴジラを応援したくなるのですが、今作では久々に憎らしく感じましたね...。
ゴジラが強すぎるせいか人間側を応援したくなっちゃいます。
地球に迫っていたゴラスを倒したせいか、地球守護説すらあるようですがどう転んでも面白くなりそうです。

>●ガイガン
>まさか過去のシリーズでは悪役怪獣でしかなかった彼がここまで活躍してくれるとは思いませんでしたね。
>あの散り際には泣かされました。その反面、彼の章ではビルサルドとの価値観の違いがやや浮彫りになってきた感がありましたが。
ガイガンが味方になるのは驚きました。
ラストシーンのモスラもですが、それまで怪獣は人類の敵として描かれていただけにここにきて味方になってくれるとホロリときますね。
またビルサルドもですがエクシフのほうが恐ろしいと思いましたよ。
「今こそ献身の時です」といって特攻・自殺を強要するような思想が恐ろしいです。

>●デストロイア
デストロイア好きの自分としては待ったましたと言わんばかりに嬉しくなりましたよ。
映画のボスはキングギドラともデストロイアとも取れる展開になってきたのでわくわくしてきました。
もしかしたら映画2作目に2体の存在が示唆されるかもしれませんね。

>●モスラ
>ぶっちゃけ本当の意味での「最後の希望」は彼女(?)だろうなと思いますねw。
>余談ですが、前作のイチロウが無事、ミラと再会できたらしいのが、何だか嬉しかったですね。
モスラが出てきた時の頼もしさといったらなかったですよ。
イチロウとミラの再開もほっとして数少ない癒しでした。
終始シリアスで緊迫感があるだけにこういった要素は落ち着きます。
  1. URL |
  2. 2018/04/28(土) 01:10:05 |
  3. 飛翔 #pDDeufHo
  4. [ 編集 ]

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