
S.H.フィギュアーツ ウルトラマンベリアルのレビュー。
悪のウルトラマンでありながら主役同様に一般発売、

赤・黒の見るからに悪そうなカラーリングで塗装跳ね等は無し。
釣りあがった目や怪しい口元などイメージ通り。
特徴的な腹筋は印刷ではなく造形で再現。
PBM!のような高額商品でも印刷再現だったので贅沢に感じる。
禍々しい爪も存在感あって見ているだけで楽しい。

ギガバトルナイザーはパーツ差し替えで長短再現可能。
武器持ち手が握り手に見えるほど手が大きい。
ギガファイナライザーと比較すると棒状の武器ということ以外は別物だったり。
ウルティメイトファイナルが販促絡みが無かったらギガバトルナイザーと似たようなデザインになっていたのかも。

巨大な手のおかげで腕を掲げるだけでも絵になる。
上半身の太さに比べて下半身が細く見えるけど自立・アクションには問題なし。
素手であっても武器持ちでも存在感抜群。

銀河伝説。全てはここから始まった。
この映画から10年続くとは誰が思った。

ウルトラファイトゼロ後も10勇士、オーブ・ジード・ルーブ・タイガと毎年のように登場。
今でこそベリアルが変身アイテム(フュージョン素体)になるのは珍しくもなんともないけど5年前のオーブとしてはかなり思い切っていたね。

ウルフェス2019でジードを庇いトレギアと戦った姿には感動。
子どもたちから声援貰うベリアルが印象的でした。

ゼロ以降のニュージェネレーションを象徴する2大悪トラマン。
そんな2人が今ではアーリースタイルになって共闘しているんだから不思議。
いずれはアーリースタイルもフィギュアーツで出るかな。

最後にオマケでタイタスと。カラーリングが似ているなと。
一時期は安かったけどだんだん高騰してきた。
一般発売だからと言って低クオリティというわけではなく細かいところまでよく出来ている。
デスシウム光線エフェクトパーツ無いのが残念だけどギガバトルナイザー1つで充分な迫力を出しているのでカバーしきれているかと。
ゼロ10周年だったけどタイガ登場時のマイナーチェンジ版やカイザーベリアル・ウルティメイトフォースゼロ出ないのが意外。
- 2021/01/12(火) 00:18:33|
- フィギュアーツ ウルトラマン
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| コメント:2
一般的ウルトラマンに対するベリアルというバランスがモロにスパイダーマンに対するヴェノムなんですよね
逆三角形のもりもりした巨体にでかい頭と掌、耳まで裂けた口に吊り上がった目と特徴がシンクロしています
塗装も丁寧で、胴体とは別に頭の艶消しブラックの質感が綺麗です
黒赤のカラーリングの方が銀赤のウルトラマンよりもフィギュアで再現しやすくて見栄えが良いかもしれません
>武器持ち手が握り手に見えるほど手が大きい
実際の撮影でどうやって棒状の物を持ってたのかわからないくらいばかでかい掌
まさにカトゥーンのワルモノ的バランスというか、ピクサーあたりのフルCG作品に出てきても違和感がありません
ベリアルの岩屋に封印されていた問題児が棒を振り回して大暴れ、という流れはもろに西遊記の孫悟空でしたね
体制に対するパワフルな反逆者という意味での主人公気質な部分もあり、そこが人気の秘密なのかもしれません
>巨大な手のおかげで腕を掲げるだけでも絵になる
>上半身の太さに比べて下半身が細く見えるけど自立・アクションには問題なし
>素手であっても武器持ちでも存在感抜群
手首から先の造形が既に凶器だから徒手空拳で見栄を切っても普通に威圧感抜群なんですよね
棒抜きでも強い!と証明した映画2作目のような場面にも恵まれているし、ベーシックな状態で肉弾戦モードのベリアルが好きです
立たせるのにストレスが無いというのも非常に優良で好印象
>銀河伝説。全てはここから始まった
>この映画から10年続くとは誰が思った
予期できた人はいなかったかもしれませんが、あの映画がまさにシリーズの中興の祖というか
回天の一撃になったというのは満場一致の結論だと思います
それまで頑張ってきた「メビウス」や「大怪獣バトル」を労い花道を歩かせつつ
バトンを次の担い手であるゼロやベリアルへと譲り渡す世代交代感が
メタ的にもスペクタクルで気に入っています
>5年前のオーブとしてはかなり思い切っていた
人気もありますし常々出したいとは思っていたでしょうが
ヒーロー側の戦力として持たせるのにどうしようと苦心していたとは思いますね
暴走のリスクも伴う危険なアイテムだと丁寧に描いていたのでそこが良かったと思います
後付けではありますが、頂きの輪っか自体「白かろうが黒かろうがネズミを獲るネコは良いネコだ」的な
思想の持ち主で役に立つならベリアルの力でも平気でソフト化して発行しかねない奴ですし
ただここで前例が出来たので少し気が抜けて「R/B」ではツルがなんとなく置いてったメダルに
何故かマン兄さんとベリアルの顔、しかしどういう経緯で手に入れたかはスルーみたいなだらしないこともしてたので
やめて欲しかった事態はこっちだな、と(笑)
初回は失敗が許されないから気合を入れてかかる分かえって安定していて
そこで気が緩んだ第2弾こそが最も危険なのかもしれません
>ウルフェス2019でジードを庇いトレギアと戦った姿には感動
>子どもたちから声援貰うベリアルが印象的でした
本編でもそうでしたが、単なる執着とも親子愛ともとれるベリアルのジードに対する描かれ方は味わい深いですね
個人的に奴は一貫して自分の都合しか頭にない鬼畜でしかないと思っていますが
それはそれとして見てみたくはあるんですよね、ウルフェスのような絵も
>ゼロ以降のニュージェネレーションを象徴する2大悪トラマン
>そんな2人が今ではアーリースタイルになって共闘しているんだから不思議
後発の泣き所、といいますか
「ごつい」ベリアルに対する「スリムな」トレギア
「黒・赤」のベリアルに対する「黒・青」のトレギア
「剛」のベリアルに対する「柔」のトレギア
「確固たる野望に突き進む」ベリアルに対する「何をしたいんだか掴みどころのない」トレギア
…と「ベリアルありきの逆張り」に終始している感が全部なんですよね
何であれそこは発想の基本ではあるんですが、そこから先を描き切れなかった
タロウとの因縁が重要なキャラなのに、キーパーソンのタロウがアバンから先の本編に不在というのは
明らかな構成の手落ちだと思っています。「陰謀」2部のエピソードが
「タイガ」の中盤に挟まってさえいれば、と惜しまれますね
結局10年近くシリーズを引っ張ってきたウルトラマンベリアルというキャラに
取って代わるだけのタマにはなれませんでした
すこし昔ならこの2名のアーリータイプは限定販売でレアものになってそうですね
タルタロスも出してセットで3人並んだ姿が見てみたくもあります
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- 2021/01/12(火) 10:48:01 |
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>1さん
>一般的ウルトラマンに対するベリアルというバランスがモロにスパイダーマンに対するヴェノムなんですよね
実際当時もヴェノムっぽいという意見はありましたね。
ウルトラマンにしてはアメコミ寄りな見た目でもあります。
カラーリング的にはヴェノムとカーネイジを合わせた感じでしょうか。
>手首から先の造形が既に凶器だから徒手空拳で見栄を切っても普通に威圧感抜群なんですよね
武器を持っていない開き手だけでも武器を構えたかのような威圧感です。
ベリアルというとどうしてもギガバトルナイザーを構えたアクションをイメージしてしまいますが徒手空拳もまた魅力的でカッコいいです。
>予期できた人はいなかったかもしれませんが、あの映画がまさにシリーズの中興の祖というか回天の一撃になったというのは満場一致の結論だと思います
正直、当時は好きではなかったのですがここまでウルトラマン(ニュージェネ)が続いた今となっては感謝しかない映画です。
>暴走のリスクも伴う危険なアイテムだと丁寧に描いていたのでそこが良かったと思います
暴走形態として出すアイディアが素晴らしく一番の成功例ではないでしょうか。
直接ベリアルと関わりのあるジードは別格としてただクリスタルとして出てきただけのルーブやベリアロクに喰われてしまったデルタライズクローに比べれば
ドラマ面・特撮(アクション)面どちらも見応えのある形態となってくれました。
>それはそれとして見てみたくはあるんですよね、ウルフェスのような絵も
一筋縄ではいかないベリアルは本編(映像作品)でいっぱい見れますしウルフェスくらいはジードの為に戦うベリアルもありかと。
ウルフェス2019はサプライズ登場でジードの為にトレギアと戦うものですからびっくりしましたよ。
>「ベリアルありきの逆張り」に終始している感が全部なんですよね
ベリアルと言う強烈な悪トラマンを出してしまった手前、差別化するしかなかったんでしょうね。
ヒーロー作品が前作とガラリと雰囲気変えるようなものかと。
ファンタジー系がマシン・リアル系になったりとか。
トレギアはベリアルほどカリスマ性あるとは思いませんがタロウとの関連から女性ファン付いたりしているみたいですしまだ製鋼の部類かと。
これで少しでもベリアルと似通った要素があれば劣化ベリアルの烙印押されて話題にもならないはずなので。
アーリースタイルのスーツ作られるくらいは粒やらも人気を把握して推して来ているということでしょうし。
- URL |
- 2021/01/12(火) 23:58:33 |
- 飛翔 #pDDeufHo
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