
ジャグラーと藤宮に焦点をあてた再編集。
ジャグラー&藤宮(と我夢)の初めてにして唯一の設定がORIGIN SAGAだら映像使えないのが惜しい。
静止画なら使えるみたいで背景の写真にはあったからスタッフのフォローを感じる。
今は配信があるから契約関係難しそうだけど配信ない列伝時代にORIGIN SAGAあったら放送出来ていたのか気になる。
「面倒くさい、ああ~複雑なやつだ」
「本当に訳分からん時もある」
これがゼロのジャグラー評なので面白いw

ジャグラー(ゼット)は5話からで今となっては懐かしいゼットランスアローが出てきた。
「久しぶりに血が騒ぐぜ!」から一気にジャグラーになるから青柳さん凄い。
本来であれば今頃ダークゼットライザー届いていたのかと思うと虚しい。
オーブ本編や映画でのジャグラーの活躍は過去のクロニクルで放送したせいか、今回はゼット本編のみのセレクト。
続いてガイア。
初期藤宮の演技が大分怪しい。
序盤なので「アグルーーー!」とは叫ばないしデザインもV1。
アグルはV2の方が好きだけどガイアはV1の方が好きだから久しぶりに見れて嬉しい。
アグルからもらった力なのに胸アーマーが青じゃなくて黒なことに子供の頃からずっと違和感を覚えていてこの年まできてしまった。
その点、青が入るガイアSVは大好き。

部屋の空間がねじれた時、アグルが先に出て行ったのは後から我夢が付いてきて被害を抑えられるだろうと藤宮なりに気を使ったんだろうか。
等身大のガイアを巨大化アグルが殴るのはインパクトあった
ティガでもあったけど等身大になっての戦いは安く仕上げるにはもってこい。けどあまりに世界観ブチ怖しなのか受けが良くないのか以降はほぼ見ない。
銀河伝説やギャラファイのように周囲に比較対象がなくて結果的に等身大に見えてしまったりサーガのゼロやギンガSDのように中途半端なサイズはあったくらいかな。

子供心に剣を使うアグルが卑怯だと思った記憶がある。
最初にカラータイマー点滅していたのはガイアなのに引き分けに持ち込んだから強くなっている。
ゼロ「ガイアとアグルは知っての通り、今や強烈なタッグだ!本気でぶつかり合いお互いに自らの間違いを認めたからこそ理解しあえたのかもな」
後ろに最終回のカットがあるから先に最終章を放送したフォローが入った気がする。
序盤→終盤の順がベストではあるものの、フォロー入るならありかも。

次回はバロッサ星人とキリエロイドⅡ登場。
バロッサ星人はギャグ枠の印象が強くて宿命の相手と言われとそうではないような。
キリエロイドⅡはあの宗教みたいな話を放送できることに驚いた。
ソフビにもなったスカイタイプ対応が有名すぎて霞むパワータイプ対応が気の毒。
- 2021/02/28(日) 01:35:18|
- ヒーローズオデッセイ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
元の話は良いんですが端折り過ぎて物足りない編集だというのが忌憚のない意見ですね
4クール走り続け、後日談でも活躍した藤宮、短編+映画でコンスタントに出て名物キャラに登り詰めたJJと
本来なら1話では到底語り尽くせない題材です
ORIGIN SAGAは無理でも、とりあえず「オーブ」の頃から見せて行かないとJJは内面の変遷がよくわからないし
予算や出演者問題・エピソードの選択に出す順番とオデッセイは色々な方向性で「雑」だなと感じてしまうところがあります
>ジャグラー&藤宮(と我夢)の初めてにして唯一の設定がORIGIN SAGA
>静止画なら使えるみたいで背景の写真にはあったからスタッフのフォローを感じる
笑っちゃうくらいピンポイントに無料で見せたらダメな素材ですよね
しかもJJの原点ともいえる話だから伏せればなおさらわからないというか
…まあ、ORIGIN SAGAと「オーブ」本編の間にさらにあれこれが挟まるから
「言うほど不可欠でもないし、むしろこれを見て余計わけがわからなくなった」なんて反応もあったりするんですが
>「面倒くさい、ああ~複雑なやつだ」
>「本当に訳分からん時もある」
ゼロの竹を割ったような気性のせいというのもあると思いますが
元々ウルトラ族がそういう白黒で割り切れない世の中の複雑さや
人のままならなさに理解が薄い気質なのもあるかもしれません
ウルトラの父→タロウの親子なんかはそれが原因で近しい友人が離れて行ってしまいましたね
そうした例を見た後だとガイのような人間上がりのウルトラマンが
JJの屈託を受け止めてやる器になるというのは結構理に適っている気がします
心に憂いを抱えている人間でないと、苦しんでいる人の気持ちも酌んでやれないので
一方でまとめでゼロが呟いた「油断はできない」というコメントが好きです
JJはキャラ人気もあって肯定的に受け取る向きも多いですが
冷静に見ると「やりたいことやって責任は取らずに消える」という真似もかなりやらかしているので
>ジャグラー(ゼット)は5話からで今となっては懐かしいゼットランスアローが出てきた
JJ関連抜きにしても「Z」の5話は好きです
古参ながら手強いペギラ、ウルトラマンの使命を胸に奮起するゼットとハルキ
後から絶対ないがしろにされるであろうランスとアローをきちんと使いこなして怪獣を倒しているし
販促にも気を遣ったうえでバランスよくウルトラマンを見ている気分がしました
ただ謎の槍にまつわる超古代のミステリー要素みたいなネタを振っておいて
結局アレの由来について以降一切触れられなかったのが残念ですね
ベリアロクのような過去作要素が入って来なかったらどうなっていたか気になるところです
未熟な新人戦士は最初無一物で始めないといけない部分があるので
どうしてもアイスラッガー系列の生成して使う武器以外は後付けにせざるをえないんですが
いっそ最初から愛用の得物を引っ提げて地球にやってくるウルトラマンがいても良い気がします
ハナからオーブオリジン、みたいな感じですね
>本来であれば今頃ダークゼットライザー届いていたのかと思うと虚しい
「旬」って難しいですね…安くなってから、手に入りやすくなってからと落ち着いて購入するのも手ではあるんですが
映画館でわざわざ見ずにネット配信やレンタル開始するまで待とう、とにた心理というか
個人的に「Z」の評価ポイントのひとつに、ゼットライザーを持たせたけれど、ヘビクラがそれを安易に使って
毎度ちょっかいを出してくるような展開にならなかったことがあります
(一方でセレブロはもっと怪獣に変身して襲ってきていいのにとも思いましたが)
「タイガ」でなんとはなしにちょくちょくトレギアが絡んできてバトルの爽快感を殺いでいたことへの反省でしょうか
>続いてガイア
地球に危険な物体が落ちてくるのを怪獣のコアに宿るエネルギーを無理やり解放することで
迎撃しようとするアグル、しかしそれをやる地表に住む人間も被害が出るし
エネルギーを失くした怪獣も死ぬ。地球を守るという大義の前にこれらの犠牲を振り捨てていいものか?
…という話でしたが、そこをはっきり説明しないと何が何だかわかりませんね、この場面は
>初期藤宮の演技が大分怪しい
街頭テレビの下の「ジョ〇サン」っぽいファミレスの店名が「Eyeslugger」なのにくすっときました
歩道橋の場面で遠くに小さく初代マンの看板が光っていたり、予算に溢れていた時代だったんだなあと…
俗に「顔の良い大根役者にはひとまずクールな二枚目をやらせとけ」というセオリーがありますね
黙って突っ立ってるだけで絵にはなると(酷い!)
初期JJがライバルと言っても単なる謎の紳士でなく顔芸上等の変質者だったのは
裏を返せば演者の力量を信頼してのキャラクター造型だったと言えるかもしれません
今回紹介された回については
アグルの状態での台詞はエコーも入るし冷徹で超然的な巨人ということで抑揚に乏しくても然程違和感は感じませんでした
>アグルはV2の方が好きだけどガイアはV1の方が好きだから久しぶりに見れて嬉しい
こういう人によっての違いが面白いですね。私は逆にアグルはV1、ガイアはV2の方が好きなんですよ
前者は暗めの群青色に黒が引き締まった印象があるし、ガイアは黒帯が入ったのに慣れてしまったというのもあるかもしれません
いずれにせよ「黒を差し色にする」のが好き、という志向はニュージェネ以降のウルトラマン寄りな部分ですね
ガイアのSVは個人的には鬱陶しくならない範囲で豪華を究める「ウルトラマンに載せられる彩りの飽和点」という印象です
>等身大のガイアを巨大化アグルが殴るのはインパクトあった
アグル「フヘハハハハハ…」←異様に邪悪な嗤い
姿を晦ます→巨大化して思いっきり殴る、はウルトラマンならではの殺法で凄い絵でしたが
それでもふっとぶだけで倒すには至らなかったのはもっと凄いです。ガイアって力尽きて倒れ込む場面もあるけれど
なんだかんだでとてもタフですよね
この回は等身大バトルで印象に残っています。密室の中でウルトラマンの状態で
藤宮と問答する場面は初代のハヤタとメフィラス星人の対話を反転させたような構図で面白かったです
「自分は地球に見込まれてチカラを授かったんだから自分の下す決断は正しいんだ」という藤宮の主張はかなりアブない…
「ガイア」という作品内に限った話ではアルケミースターズの天才児の誕生や怪獣の復活も含めて
地球は助かりたいからなりふり構わず手を打っているだけで、個人単位の主義主張や判断には
何ら太鼓判を押していないという気がしますね
だからそっちによっかからず真善美は自身で考えて見出さないといけないという戒めを感じました
>子供心に剣を使うアグルが卑怯だと思った記憶がある
身体から発生させているからアグルブレードは技の範疇という感じですが
直感的にそういう感想を抱く子供も多いでしょうね
平成ライダーで手持ち武器を持った怪人が増えたのも、ライダーの武装が半分義務化されたために
素手の相手を武器で攻める絵面の悪さを緩和するためらしいです
>最初にカラータイマー点滅していたのはガイアなのに引き分けに持ち込んだから強くなっている
ガイアの機転で不覚を取るたびに悔しそうに拳をグググと握りしめるアグルが好きです
こういう描写は逆にアグルがだらしないんじゃないか?と受け取られるリスクもありますが
この後の「決着の日」で全力で巨大戦闘を繰り広げての互角、という絵でフォローも万全、と
ガイアとアグルは本当に良いライバル関係でした
当時は仮面ライダーは休眠中でしたし、お約束の廃工場を舞台に等身大でガシガシ戦うウルトラマンというのは
非常にインパクトがありました。重量感ゼロでスタスタ巨大アグルの攻撃から逃げ回るガイアとか
普段はない絵を拝める面白さもありましたね
>後ろに最終回のカットがあるから先に最終章を放送したフォローが入った気がする
実際、人間関係の醸造にしっかり時間をかけチームワークが良好で
頭も良いから力押し以外の対策を取ることも可能で戦法や能力も似通っていて相性が良く
エネルギー問題に関しても時間制限が無い…とガイアとアグルのタッグのシナジーの高さは
シリーズでも屈指のものがあると思います
基本UFZの仲間とも一旦戦った上で戦友になったゼロはこういう形の絆の誕生には理解ありますね
それでいてラストに「拳じゃなくてハートで語ろうぜ」は教育に良すぎる気もしますが
>バロッサ星人はギャグ枠の印象が強くて宿命の相手と言われとそうではないような
ばいきんまんはあんぱんまんの宿命のライバル、と言われればまあそうかもなあ…くらいは…?
ポジション的にはバルタン星人の代役なんですが、今一歩深みが足りないのは
借り物ばかりで芯がない、浅薄な悪党どまりだからでしょうね。だからダメなんじゃなくそれが個性でもあるのだけれど
それをやっているばかりでは宿敵とまではなれない、という難しいポジションです
>キリエロイドⅡはあの宗教みたいな話を放送できることに驚いた
ティガのポーズとビルの絵画がシンクロするあの絵を出せるかが分かれ目、という感じですね
単に良い場面というのではなく、「ティガ」という作品の方向性が打ち出されたのがあれという気がしています
>ソフビにもなったスカイタイプ対応が有名すぎて霞むパワータイプ対応が気の毒
やはり翼が生えてシルエットが大きく変化しているからそっちが印象に残るんですよね
そうした感覚が「仮面ライダークウガ」のゴ・ガドル・バの形態変化の時もありました
「眼の色とか武器が変わってるのはまあ、わかるんだけどパッと見でわかりづらすぎるよ!」と
電撃態も金色の体毛が生えたりして本体が変わってるんですが
もっと金色のでかい角が生えたりしないと伝わらないなと当時は思いました
「アギト」の水のエルとか「鎧武」のデェムシュも強化された2戦目がどう変わったかわかりにくかったですね…
- URL |
- 2021/03/01(月) 14:28:48 |
- 1 #-
- [ 編集 ]
>1さん
返信が遅れてすみません。
昨日からPCの調子悪くネット繋げませんでした。
>元の話は良いんですが端折り過ぎて物足りない編集だというのが忌憚のない意見ですね
知っている人には物足りず初見の人には意味不明な総集編なんですよね。
ガイア編は我夢と藤宮が出演出来るのでガイアクロニクルとしては良い総集編なんですけれど。
記事中にも触れたようにオーブ時代を触れないのは過去のクロニクルで扱ったからなのかなと。
ある意味、これまでちゃんとジャグラーに触れてきたことの証明かもしれません。
同時に2人纏めて1話で語り切れるはずがない、というのも後もっともです。
>…まあ、ORIGIN SAGAと「オーブ」本編の間にさらにあれこれが挟まるから
ORIGIN SAGAはまさにこれですね。
ウルトラマンオーブ・ジャグラー魔人態のという超人の始まりではあるのですが、ガイとジャグラス・ジャグラーという人物の始まりではありませんから。
ORIGIN SAGAのORIGIN SAGAをやってほしいくらいですよ。
>元々ウルトラ族がそういう白黒で割り切れない世の中の複雑さや人のままならなさに理解が薄い気質なのもあるかもしれません
力は超人でも物事の本質を見抜くのはちょっと弱い気がしますね。
タロウやタイガがそうなのかトレギアが繊細すぎるのか。
>ベリアロクのような過去作要素が入って来なかったらどうなっていたか気になるところです
仮に過去作要素が入らない武器だったとしても今とあまり変わらないんじゃないかなと。
どうしても最強形態の武器が目立つことになっちゃいますし、ジードクローのように二刀流で使ってもらえるのが関の山で謎の迫る展開になったかは疑問です。
>「旬」って難しいですね…
旬は主役が使うDXアイテム。
旬を逃しても高クオリティなのが届くのがプレバン枠でしょうか。
受注期間が決まっているので限られた時間内で購入意思を決めないといけないという点では受注販売も旬がありますけれど。
ダークゼットライザーは本編終盤の12月には届けてほしかった気持ちはあります。
せっかくなら最終回終わったテンションのまま新作玩具を遊び倒したいですし。
>(一方でセレブロはもっと怪獣に変身して襲ってきていいのにとも思いましたが)
このバランスが難しいですね。
ダークゼットライザー注文した身としてはジャグラーにはあと数回変身して欲しかったです。
セレブロには過去怪獣使いまわしてキングギャラクトロンやキメラべロスとかも出てきてほしかったですね。
セレブロ関連に関しては本当に惜しい。
>街頭テレビの下の「ジョ〇サン」っぽいファミレスの店名が「Eyeslugger」なのにくすっときました
看板のような小ネタに力を入れるって良いですよね。
ゴーカイジャー2話の看板ネタとかも好きなので嬉しい要素です。
演技がちょっとアレでも雰囲気が良いのは藤宮と神崎士郎が思い浮かびます。雰囲気は100点満点です。
>こういう人によっての違いが面白いですね。私は逆にアグルはV1、ガイアはV2の方が好きなんですよ
この辺は好みですね。
リュウケンドーよりゴッドリュウケンドーの方が好きな人もいますしシンクレッダーよりドラフトレッダーが好きな人もいるので。
黒の差し色はビクトリーやオーブリジン・ジードにも引き継がれていますね。
正義側のウルトラマンに黒は当時としては斬新かもしれません。
>身体から発生させているからアグルブレードは技の範疇という感じですが直感的にそういう感想を抱く子供も多いでしょうね
「ガイアは素手なのにアグルだけ剣はずるい!」
という考えが強かったです。
直前に巨大化したアグルのパンチも相まって余計そう感じてしまって。
怪人が武器多いのはそんな理由でしたか。今クウガ放送してればズやメも最初から武器使ってそうですね。
>基本UFZの仲間とも一旦戦った上で戦友になったゼロはこういう形の絆の誕生には理解ありますね
ゼロはあんな性格ですし戦いの末に仲間になったコンビニは甘い?優しい?気がします。
ギンガとビクトリーも最初は争った中でのコンビですし初めての弟子というのもあって内心かなり気に入ったのではないでしょうか。
>今一歩深みが足りないのは借り物ばかりで芯がない、浅薄な悪党どまりだからでしょうね。
バロッサ星人に関しては同意見です。
何度も登場するのはキリエロイドに通じるものがありますがどうも深みがない。
逆にキリエロイドは後もう1回変身して戦っても良かったかなと。
設定だけならⅢ・Ⅳも控えているそうですし。
来週の放送は是非壁画と重なるシーンを放送してほしいです。大事なところなので。
見た目のインパクト強いですしキリエロイドⅡと言われたらスカイタイプ対応と即答しそうなくらい印象に残ってます。
キリエロイドⅡは細部変わっていてパワータイプ対応も変化はあるのですが、翼の生えるスカイタイプ対応が一番印象に残りますし。
ガドル電撃体もハイビジョン放送になった今ならより鮮やかになった金色から変化を感じ取れるのかもしれませんがアナログ時代では難しいかもしれません。
水のエルやデェムシュも分かり辛いですよね。怪人にそこまでの予算はつぎ込めないんでしょうけど。
- URL |
- 2021/03/02(火) 21:46:24 |
- 飛翔 #pDDeufHo
- [ 編集 ]