fc2ブログ

特撮の軌跡

ここは、特撮ヒーロー・実写アメコミ映画 の感想やフィギュアレビューを載せていくページです。

ウルトラマンZ(ゼット) 特写写真集 UNISON  購入

210406-2.jpg
ライダー・牙狼・戦隊ときてついにウルトラマンでも初となる特写写真集が発売。
記念すべき第1弾はウルトラマンゼット。
近年のライダー特写では掲載れなくなった関係者インタビュー等もあり充実した一冊に。




・ゼット
オリジナルはアルファエッジが先行してそこからの引き算。
アルファエッジは3段階に成長するウルトラマンの第2段階としてデザインされたとか。
3段階がゼロ・セブン・レオの力を借りる方向にシフトしたみたい。

ベータスマッシュには「レッドマンを彷彿させる~」と堂々記載w
ベータスマッシュはメダルの人選的にパワータイプになった、とあったけど初代マン・エース・タロウでパワータイプにはならんだろw
タイタスとは異なる鍛え方をしたらしい。
ベータスマッシュに限らず、ゼットの5形態はみんな宝石のようなキラキラした目をしているけど実際には微妙にカーブがあったりして1体1体違うみたい。

ガンマフューチャーはマントverも考えられたとか。
世代なので見応えのあるデザイン。
ティガ・ダイナ・ガイアが3体合体したデザインではあるけど、
もし今の時代にTDGが放送されていてティガやダイナが単独パワーアップしたらこんなカラーリングになりそう、というデザインでもある。
文章見て気づいたけど、まだガンマフューチャーはゼットランスアローは使っていないね。

デルタライズクローは「歴代最強形態が大人しく見えるほどのボリューム」「ベリアロクを持つことが決まっていたため、負けないインパクトが必要とされた」と気合十分なデザイン。
劇中で活躍しきれなかったことを抜きにしても、ガンマフューチャーと似通った配色で微妙に感じる。
インタビュー見てもデルタライズクローはかなり気合入れてのは物凄く伝わってきたけど人気と直結していないのが寂しい。
多分ゼット5形態の中で一番人気低い気がする。

・特空機
セブンガー~ウルトロイドゼロを掲載。
キングジョーSCまでは味方だけど敵枠のウルトロイドゼロまで入ってきたのが意外。
掲載されたスーツの中で一番の古株がウインダムかな。メビウスの頃のを改修して撮影したみたいだから。(大幅な改修はしているらしい)
中でも気合入っているのがキングジョーSC。
ウルトラヒーローズEXPOで見たことあるとはいえ、特写として隅々まで見ると凝りようが伝わってくる。
ウルトロイドゼロはゼロ+ギャラクシーライジングなデザイン。
ストレイジの武器まで撮影されていて、ヒーローヒーローしていないデザインは玩具展開が無いからこそ。


・ジード&ジャグラー
ジードはギャラクシーライジングのみでプリミティブが未掲載で勿体ない。
ギャラクシーライジングはフュージョンライズの1形態に見えるデザインでありながら、フュージョンライズとは違い頭部の変化はなし。
LSSインタビュー記事で分かったけどスーツ作成を女性が担当されていて驚いた。

さらにはオーブを差し置いてジャグラーが特写。
都度回収を受けているとはいえ、5年前のスーツが高性能カメラのアップに耐えうるのは流石。
アーリースタイルのために胸の三日月は交換可能なのかと思ったら、オーブ本編とORIGIN SAGA
重複したため2体作成したんだとか。


初めてのウルトラマン特写写真集ということで読み応え抜群。
かつてゼロとベリアルの特写が掲載されたことはあったけど、本として発売したのはこれが初めて。
これまで発売しなかったのが勿体ないくらい。
今からでも人気があってスーツ数も多いオーブ・ジードは作ってほしいな。
ゼロも10周年だからいけそう、と素人目に考えたり。足りないページは宮野さんインタビューで埋めるとか。

宇宙船本誌ではゼンカイジャーの特写も掲載されるようで来年も戦隊特写を期待できそうなのが嬉しい。
特写写真集=ライダーの印象が強いから毎年ウルトラマン・戦隊共に発売してくれることを願うばかり。







  1. 2021/04/07(水) 00:48:10|
  2. ウルトラマンZ(ゼット)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<ゴジラ S.P <シンギュラポイント>第3話「のばえのきょうふ」 感想 | ホーム | 仮面ライダーゼロワン特写写真集 01 購入>>

コメント

なんとなく「X」のキーワードの「UNITE」と被りますね
「ジード」の「HEAR WE GO!」「GEED」や「タイガ」の「BUDDY GO!」
みたくそれっぽい英語のキーワードはニュージェネ各作品に設定されているので
出そうと思えばそれぞれ行けそうな気もしてきます


>ウルトラマンでも初となる特写写真集

この企画以前に何もなかった、というのが意外ですね
正面横向き背面の三面図が載っている、程度ならあったけれど
しっかりビジュアルを見せるのはこれが初ということでしょうか
シリーズがかれこれ半世紀以上続いているのでにわかには信じがたいです



>オリジナルはアルファエッジが先行してそこからの引き算
>アルファエッジは3段階に成長するウルトラマンの第2段階としてデザインされた

こういう話が聞けて嬉しいです。思えば主役ヒーローの弱体化フォームとか未成熟形態なんかは
スタンダードなデザインから弱そうに差っ引いている場合がほとんどですね
当初の構想ではアルファにパワーアップするまで何話かはオリジナルで戦うという感じだったんですね
話数が少ないからそこまでの余裕はないと判断されたのかもしれませんが
それだとゼットも弱いから特空機との連携に必然性が強まって見応えのある作品になった気もします



>初代マン・エース・タロウでパワータイプにはならんだろ

パワータイプと言うよりも「泥臭い昭和の風」と言うべきなんじゃないかと思いますね
とはいえ元のウルトラマン達もあそこまでネタに全振りしているわけでもなく軽やかなアクションも見せているので
あくまで印象的な話でですが。古いロボットアニメが本来は戦術・戦略総じてクールに構築されている作品も多いのに
見てない人から十把一絡げに「叫んでばかりの暑苦しい熱血アニメ」と思われてる感じに近いというか



>ガンマフューチャーはマントverも考えられた
>ティガやダイナが単独パワーアップしたらこんなカラーリングになりそう、というデザインでもある

その案の一部を還元したのがCGでマントっぽいエフェクトをつける、という劇中の演出だったんですね
TDGの総和にして進化という印象は私も観ていて感じました。顔こそゼット顔ですがそこをいじれば
「サーガ」のようにTDGの主役ウルトラマン3人が合体した最強モードのような佇まいに思えます
ゴージャスだけれどゴテゴテしているところまではいかない、まとまりのある高級感がかっこいいです



>人気と直結していないのが寂しい

立ち絵は派手なんですけどね。ベリアロク抜きで何が得意なのかというのを
具体的なビジュアルで表現しきれなかった時点で負けです。潔く反省材料にして次回に備えてくれたらなと思います
あと名前が長いばかりで引っ掛かりが無いのが個人的にマイナス…「クローってなんだよクローって。剣使ってんだろ」とか(爆)

ただ、逆を言うとそこに到達するまでの基本3形態がバランスよく活躍して好印象を与えられたとも思えます(あくまで印象ですが…)
個人的には特に最初の「役に立ってないな~」という決定力不足感から
後半戦に入って見せ場を連発したベータの持ち直し具合に愛を感じますね。普通最強モードまでそこに加わったら
そのまま退場してしまいそうなものなので



>メビウスの頃のを改修して撮影したみたい

年季が伝わる表現ですね…現在の技術でどこまで改造で踏み止まり、なおかつオール新造よりコストを削減できるのかという
公式の発表には興味があります。下手をすると無理にだましだまし使うより
思い切って新造した方が浮かぶ瀬があるということもあったりするのでしょうか?



>ウルトロイドゼロはゼロ+ギャラクシーライジングなデザイン

白地の表紙に一緒に載っているのを見ると悪役とは思えない雰囲気ですね、ウルトロイドゼロ
ひとりだけビール瓶みたいな色のJJの方がよほど悪役感&異物感があります
言われてみればそうですね。ゼロ顔にばかり注意が行ってしまって
胴体デザインがGライジング似というのには気づきませんでした。少々気の毒なことをしたかも



>ストレイジの武器まで撮影されていて、ヒーローヒーローしていないデザインは玩具展開が無いからこそ

あるんですか。嬉しいですね
施設から車輛・小道具に至るまでびしっと統一されたモノクロがストレイジのイメージカラーで
そこが凄く好きでした。最近のコンセプトカーとかバイクは素でSFっぽくてカッコよすぎるデザインなので
こういう番組に出す時無改造でも全く違和感が無いのが時流を感じます



>フュージョンライズとは違い頭部の変化はなし

そのせいであくまでプリミティブが新装備を上から着込んでいるだけ、という印象がありますね
身体がガラッと違うので、顔を原型のままにしておかないと誰だかわからないという配慮なんでしょうか



>5年前のスーツが高性能カメラのアップに耐えうるのは流石
>オーブ本編とORIGIN SAGA重複したため2体作成したんだとか

こういう書籍にまとめる際は撮影は既に終了した後だから、歴戦の傷がついたスーツはあるにはあるんですよね
個人的にはそういうのも独特の味わいがあって好きなんですが…
JJのスーツが撮影期間の問題で2着あったというのは凄いというか勿体ないというか気分が半々ですね
それこそ胸当ての部分を2種類作れば費用を浮かせられそうなものなのに
そういうラクができそうなキャラに限ってスケジュールが合わないというのが本当に…



>かつてゼロとベリアルの特写が掲載されたことはあった

宇宙船はそういう貴重な記事が山のようにあるのに、そこで終わって
見たければバックナンバーを漁るしかない、みたいな流れが多すぎるんですよね…
付属小冊子のスーパー戦隊の怪人デザイン一覧とか、小説版ガロ「妖赤の罠」も電子書籍化された際に
挿絵が追加されたんですがそれでもごく一部で宇宙船掲載時の多彩さは確認手段が無いままです



>ゼロも10周年だからいけそう

ゼロの場合「ベリアル銀河帝国」のタイミングならUFZの3人の仲間とかベリアル軍の構成員などで
敵味方両方が充実しそうでしたね
「ヒーローズオデッセイ」のゼロのスーツが妙にビカビカとシャープな光を放っていて
真新しさを感じたんですが、ウルトラの場合照明の魔術というフィルターもあるのでわからないんですよね
今のゼロのスーツが一体何代目に当たるのか?とかも教えて欲しいところです



>特写写真集=ライダーの印象が強いから毎年ウルトラマン・戦隊共に発売してくれることを願うばかり

あればあるだけ嬉しいんですよね。何気に姉妹作?に「衝撃ゴウライガン!」の立派な資料集があったりもして
あんなやる気の程々なゆる~い作品でも出るなら…とか不遜なことを考えてしまいます(無論「兆全集」自体は面白いです)
もし今オンエア中のゼンカイジャーが書籍化されたらメンバーのデザインギャップの凄い戦隊、ということで
表紙のビジュアル的にはあんな具合になるかもしれませんね
  1. URL |
  2. 2021/04/08(木) 19:08:46 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
タイトルだけ見るとアニメ版グリッドマンっぽいなと感じました。
(ウルトラ)フュージョンだとオーブやジードと被りますし「ご唱和ください」を英語にすると違和感が素五臓なのでゼットを象徴する英単語って難しいですね。

>それだとゼットも弱いから特空機との連携に必然性が強まって見応えのある作品になった気もします
結果的にゼットオリジナルはドラマパート要員だったり50秒限定の等身大戦と良いポジションに落ち着いたと思います。
オーブのように基本形態が2つあるとどちらかが割食っちゃいますがゼットは上手に分けていました。

>見てない人から十把一絡げに「叫んでばかりの暑苦しい熱血アニメ」と思われてる感じに近いというか
そういわれると納得ですね。
昭和のスポーツアニメやロボットアニメは見たことありませんが、とにかく叫びまくってる印象があります。

>その案の一部を還元したのがCGでマントっぽいエフェクトをつける、という劇中の演出だったんですね
>ゴージャスだけれどゴテゴテしているところまではいかない、まとまりのある高級感がかっこいいです
おそらくそうでしょうね。
主役マントはロイヤルメガマスターの前例があったので出来なくはなかったんでしょうけど、完成スーツは無しになってしまいました。
今のままでも纏まりのあるカッコいいスーツですがマントはマントで見てみたかったです。

>ベリアロク抜きで何が得意なのかというのを具体的なビジュアルで表現しきれなかった時点で負けです。
何度も記事で書いてきましたがベリアロクを持つまでの初登場時がピークです。
現役主役最強形態でも10年前のベリアルのインパクトに負けてしまったんだなと実感します。
ベリアルは悪役だったりフュージョン素体だからこそ美味しい立場なのであって本当に味方になると駄目だなと。

>普通最強モードまでそこに加わったらそのまま退場してしまいそうなものなので
デルタライズクローが例年ほどの活躍をしなかったおかげで他の形態にも出番あったのが良かったですね。
勝ち星の少なかったベータスマッシュがエースと共闘したり、デストルドスに負けてもなお強敵オーラが半端ないガンマフューチャーなど。

>胴体デザインがGライジング似というのには気づきませんでした。少々気の毒なことをしたかも
特写の掲載順がウルトロイドゼロ→ギャラクシーライジングだったので、自分もそこで初めて気が付きました。
本編だけ見たらダークロプス流用に見えるゼロですから。
ジードの顔が変化しないのは仰るように配慮でしょうね。
人気作とはいえ数年前の作品で、ルーブ以降に見始めた子供からすれば初めてのヒーローですし。

>そういうラクができそうなキャラに限ってスケジュールが合わないというのが本当に…
本編放送後、すぐにORIGIN SAGA配信だったのでスケジュールも大変だったんでしょうね。
ORIGIN SAGA撮影中に映画の撮影も入ったと聞きますし。

>小説版ガロ「妖赤の罠」も電子書籍化された際に挿絵が追加されたんですがそれでもごく一部で宇宙船掲載時の多彩さは確認手段が無いままです
なるほど、そういうこともあるんですね。
ブックオフに行くと1冊500円くらいで売っているので過去の特写目当てで買い集めるのもありかなと考えています。

>ゼロの場合「ベリアル銀河帝国」のタイミングならUFZの3人の仲間とかベリアル軍の構成員などで敵味方両方が充実しそうでしたね
スーツ残っているかは置いといて
ゼロ、テクターギア、ウルティメイト、シャイニング、ストロングコロナ、ルナミラクル、ビヨンド、サーガ、ゼロダークネス
グレンファイヤー、ミラーナイト、ジャンボット、ジャンナイン、ダークロプス
ベリアル、カイザーベリアル、アークベリアル、カイザーダークネス、キメラべロス、アトロシアス
とライダーに負けないくらい多いんですよね。
まだゼロ10周年の余韻が残っているうちに発売してくれると嬉しいです。

  1. URL |
  2. 2021/04/09(金) 00:28:05 |
  3. 飛翔 #pDDeufHo
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tokusatunokiseki.com/tb.php/5147-1827f90f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

飛翔

Author:飛翔
特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
ライダー、戦隊、ウルトラ、牙狼、アメコミと実写系ヒーローの感想を取り扱っています。
お気軽にコメント頂けると嬉しいです。




このブログについて
フィギュアレビューまとめ
メールフォーム
お問い合わせ

広告

最新記事

仮面ライダーガッチャード VS 仮面ライダーレジェンド EPISODE 2 感想
仮面ライダーガッチャード 第12話「暴走ライナー!暗黒ライダー!」 感想
王様戦隊キングオージャー 第38話「不動のアイドルデビュー」 感想
ウルトラマンブレーザー 第19話「光と炎」 感想
スーパーガール フィフスシーズン 感想

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

ツイッター

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する