
イーヴィルティガ登場回を放送。
以外にもライバルキャラということでアークベリアルの紹介が5分ほど。
44話をそのまま放送するとダイゴカットした時に時間が余ってしまうからか。
マサキと対峙した時の後ろ姿くらいはと思ったけど頑なに映らない。
「だから!同じ事を繰り返さん様にせなあかんのでしょ!?
あんたの考える化学ってそんなちけんなもんか」
「見てみいやこの巨人!自分の心が巨人に負けてもうたやないか!」
名言製造機・ホリイのありがたいお言葉。
今回も台詞一つ一つが光る。
先週も書いたけどイーヴィルティガはたまたま悪人が変身して、たまたま悪そうな見た目をしていて、たまたま光線の色が黒いだけで実際は光の戦士。
本来はイーヴィル(悪魔)ではないちゃんとした名前が付いているはずだが誰も分からず。
おかげでソフビ等も怪獣名義でしか出ていない不遇なウルトラマン。
スタッフは裏設定で決めていたりするのかな。

「見よ、私の神々しい姿を!私は神に近付いたのだ!」
「神々しい姿か。皮肉だなマサキくん」
このシーン、ティガの中で一番好きかもしれない。
力を制御できないとどうなるか、どのヒーロー作品にも通じるお手本のようなシーン。
なのでカットせず入れてくれた編集に感謝。このシーンがないとイーヴィルティガ回を放送する意味がない。

ティガとの対決。
手順が逆になっている光線対決がとにかく美しい。
光線対決を最後に持ってこないで最初というのが思い切ってる。
今の作品だったら絶対に最後に光線対決だから。
人型ライバルキャラでありながら、キリエロイドとイーヴィルティガという2つの巨人が出てくる珍しい作品、それがティガ。
理想はキリエロイド→イーヴィルティガ→ガタノゾーア戦だったけどDXソフビを裁く事情があったのがこの順番に。
けどトリガー放送を控えたこのタイミングでイーヴィルティガ回ってことは似たような存在が出てきそう。

次回はティガ・ゼット共に昭和ウルトラマンとのコラボ回
トリガーが動いている映像もあったけど背景がティガ感ある。
- 2021/05/23(日) 00:58:02|
- ヒーローズオデッセイ
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>アークベリアルの紹介が5分ほど
ティガの尺が足りないならZを流すべきなんでしょうけどZには悪のウルトラマン的なキャラいませんからねえ。
ベリアルの『史上初』に対して「イーヴィルティガは?」と突っ込まれたのも遠い昔ですねww
本来のイーヴィルティガ(仮名)も未来で自分の体が悪用されるとは夢にも思うまい。正しい心の持ち主が同化してたらライバルウルトラマンとして活躍できたろうに。1話冒頭で破壊された巨人といい、運が無いというかティガが復活できたのが奇跡というべきか。
- URL |
- 2021/05/23(日) 18:34:27 |
- U戯O #-
- [ 編集 ]
>U戯Oさん
>ティガの尺が足りないならZを流すべきなんでしょうけどZには悪のウルトラマン的なキャラいませんからねえ。
同じ人型・ライバルのジャグラー魔人態やウルトロイドゼロは既にやってしまったので
ベリアロク繋がりでベリアルを流すしかなかったんでしょうね。
>ベリアルの『史上初』に対して「イーヴィルティガは?」と突っ込まれたのも遠い昔ですねww
もう10年前ですもんね。懐かしい。
最近はトレギアのせいで「2人目じゃん」という突っ込みが生まれたのでそろそろ3人目がきそうw
>本来のイーヴィルティガ(仮名)も未来で自分の体が悪用されるとは夢にも思うまい。正しい心の持ち主が同化してたらライバルウルトラマンとして活躍できたろうに。
運が良かったパターンがアグルなんでしょうね。
最初は敵対しつつも和解、仲間になるので。
- URL |
- 2021/05/24(月) 00:08:21 |
- 飛翔 #pDDeufHo
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>イーヴィルティガ登場回
(地球人の悪いところを見せることになるが…)「一緒に見るか…?」
というゼロの前置きに優しみを感じます
実は前座のゲオザークもかなり好きなんですよね
地面からひっぱり出されてからはいいとこなしですが
「地面を斬り裂く背びれを持ったジョーズ」的なビジュアルや
そのものズバリな「地の鮫」というサブタイトル含めて印象に残っています
Eティガやガーディーと合わせて2話で新規怪獣を3体も消費しているのが
今考えると信じられないくらい豪華だなと思います
>アークベリアルの紹介が5分ほど
苦肉の策もやむなし、といったところですね
しかし、直に比較対象であるベリアルやトレギアのような
悪トラマンが出てこない、というのが個人的に「Z」の評価している部分でもあります
同じ悪トラマンでも元が人間のイーヴィルティガと
元々超人のベリアルでは世界観や設定以上に個人としてのスタンスが違うので
並べて論じられてもいまいちピンと来ないんですが
同じ「力を求めての堕落」という行動の裏に
マサキが「俺は他の連中より優れているからどうにかしてやらないと」という
優越感があるのに対し
ベリアルは「ケンよりも弱い今のままじゃ何も手に入らない」という
劣等感が暴挙の引き金になっているのは好対照で面白いです
個人的に悪党はマサキのようなネアカなナルシストの方が
何をやらかすか追っかけていて楽しい部分がありますが
近年のヴィランは基本的に心の弱さを攻撃に換えた陰湿なタイプが多いですね
「トリガー」にはルルイエの闇の巨人の再来のようなキャラがいるようですが
イーヴィルティガ相当の敵キャラは出す予定があるのか気になるところです
>頑なに映らない
(なんで脱いでんだこいつ…)としか初見の人には思えないですよね(笑)
>名言製造機・ホリイのありがたいお言葉
本当構成の悪さが怨まれますね。この回を挟んでの
マサキの改心した最終回、そして巨人像レプリカ案件の結実としてのテラノイド
…と順番に放送していけば文字通りクロニクルの形で紹介できたのにと惜しまれてなりません
>実際は光の戦士
ティガも気の持ちようで黒くなったりそうじゃなかったりしたようなので
イーヴィルも現役時代はもっと正統派のヒーローカラーだったのかもしれません
メタ的にはティガの没デザイン案がベースになっているそうですが
ウルトラマンは決定稿にこぎつけるまで結構な数の試作デザインが生まれるので
悪役とはいえ日の当たる機会を得られたのは普通に幸運だったと思っています
単なる没デザインが新ウルトラマンになったレイガはさらにインクレディブルですが
次回作の主人公から単なる「ウルトラマンっぽい見た目の宇宙人(しかも弱っちい小悪党)」
に転落したバルキー星人みたいなケースもあるので
主人公と対等な悪の戦士としてのポジションを射止めたイーヴィルティガは
気の毒と言えば気の毒なんですが「良い役もらったな」という意識の方が強いですね
>力を制御できないとどうなるか
「皮肉だなマサキ君」
本放送時はしてやったりっぽいサワイ総監に
「そんなこと言ってる場合か」とつっこんだ思い出が(笑)
当人は暴走してるのにそれをよそに事前に録音したBGMと演説が
予定通り流れているところに滑稽な哀愁がありますね
マサキなら「そういえば巨人はパワーは凄いけど喋れないっぽいな。メッセージ作っておくか」
とノリノリでサンプリングに臨んでそうで想像するとちょっと微笑ましいです
ヒーロー物の王道を描くうえで当然の帰結と納得できる一方で
変身の原理的にはティガと大差ない上に特に事情もなく残虐な極悪人の
ルルイエ3人衆みたいな輩も理性を保って変身できているので
Eティガの暴走は心の強い弱い、善人か悪人かという問題ではなく
コツを掴めば普通に克服できる類の症状だったんじゃないかとも思っています
なんせ完全に実写版ヒャッハーなヒュドラでもイケますからね
流石にあんなんにメンタリティで後れをとるってことはなかろうと…
…もしそうでも普通に強くて狡賢いウルトラマンになるだけなので
余計手強い敵になりそうですが
>ティガとの対決
>今の作品だったら絶対に最後に光線対決
鏡合わせになったような一進一退の肉弾戦
時間にすれば非常に短いんですが、だからこそ最大風速的な良さを感じるんですよね
両者のカラータイマーの点滅サウンドが異なっていて
交差した後の静寂の中それが交互に鳴り響いている場面が好きです
この手前のガーディーとの戦いは悲愴なものだけれど
周囲の人物にはイマイチ背景が不透明でよくわからない、というのも
好きなところです。怪獣なのに巨人像と同じ場所に眠っていて
カラータイマーがついている、とかガーディーの存在は謎が多いんですが
彼が超古代においてどういうものだったのか、実は手つかずのままだったりするんですよね
光線対決はオチに持ってくることもできたけれど
「交差して先にダウンした方が実は勝っている」演出も
王道中の王道なので、どっちが劇的か考えた上で後者を取ったという気もします
ライダーだと「クウガ」のゴ・ガドル・バとの決戦みたいなアレですね
>キリエロイドとイーヴィルティガという2つの巨人が出てくる珍しい作品
そこがいかにも「過渡期」という感じがしますね。今なら販促にきちっと絡めて
本格的な悪の戦士をストーリー全体の縦軸に持ってくる以外道はありませんから
キリエロイドもライバルと言えばライバルなんですが
悪トラマンやJJのような悪の戦士というよりは
「バルタン星人はウルトラマンの宿敵」的な存在感なんですよね
かっこよくはあるけれど、扱いはエイリアンタイプのその回の敵でしかないというか
「グリッドマン」のシノビラーに近いかもしれません
(そのシノビラーが廻り回ってグリッドナイトになってシリーズを徹したキーパーソンになるんですが)
それぞれ単発回の最大風速であるからこその強い印象を残し
ヒーローであるウルトラマンティガとの角度を変えた「対照的な悪役」という
存在感がそれぞれを引き立てあってティガも含めて立体感が生み出されると
非常にいいタイミングで出揃ったキャラクターだったと今見ても思えますね
- URL |
- 2021/05/30(日) 10:21:49 |
- 1 #-
- [ 編集 ]
>1さん
>地球人の悪いところを見せることになるが…)「一緒に見るか…?」
>というゼロの前置きに優しみを感じます
紹介するゼロがちょっとイーヴィルティガっぽい動きをするんですよね。
細かいながらもアクターさん素晴らしいです。
ゲオザーグはあまり意識したことありませんでしたが、言われてみるとジョーズ的要素を感じますね。
2話で3体の新規怪獣はもう無理でしょうね・・・
>マサキが「俺は他の連中より優れているからどうにかしてやらないと」という優越感があるのに対し
>ベリアルは「ケンよりも弱い今のままじゃ何も手に入らない」という劣等感が暴挙の引き金になっているのは好対照で面白いです
ギャラファイTACをそのまま放送出来れば対比出来て分かりやすかったかもしれませんね。
以前のジャグラー&藤宮回でORIGIN SAGAを放送できずモヤモヤしていたように
大事な要素は意外と配信作品にもあるんだなと気づかされます。
>「トリガー」にはルルイエの闇の巨人の再来のようなキャラがいるようですが
>イーヴィルティガ相当の敵キャラは出す予定があるのか気になるところです
トリガーは徹底的にティガリスペクトでくると思うのでイーヴィルティガやキリエロイドに相当する巨人は出てくると思いますよ。
最終回はグリッタートリガーにも期待です。
>…と順番に放送していけば文字通りクロニクルの形で紹介できたのにと惜しまれてなりません
当時の時系列からして
ティガ→ダイナ(放送中に光の星の戦士たち)→FOとごっちゃなのがまた悲しいですね。
本当に時系列純にいけば光とは何か、F計画の危うさなどがよく分かるのに勿体ないです。
ダイゴ出れないのは仕方ないにせよ構成はなんとかならなかったのかと。
>「そんなこと言ってる場合か」とつっこんだ思い出が(笑)
そこは他の隊員たちを信頼していたということで笑
あらかじめBGMと台詞を収録していたというのも虚しさに拍車をかけていて良いんですよね。
自らは力に負けて苦しんでいるのに「私に続くのだ!」は最高に皮肉きいてます。
>両者のカラータイマーの点滅サウンドが異なっていて交差した後の静寂の中それが交互に鳴り響いている場面が好きです
音だけでどちらのカットなのか分かる演出が良いですよね。
ライダーだと劇場版キバのフェッスル省略・音声によるフォームチェンジも好きだったりします。
個人的には光線対決を最後に持ってきてほしかったのですが製作側としてはパンチを持ってきましたね。
ダイナVS偽ダイナもパンチ対決でしたし王道と言えば王道なので仕方ないんですけれど。
>そこがいかにも「過渡期」という感じがしますね。今なら販促にきちっと絡めて本格的な悪の戦士をストーリー全体の縦軸に持ってくる以外道はありませんから
今なら長期間ダラダラ戦って仲間になったらギャグ化、とかですね。
それをせず1・2回の出番ですっきりと終わらせているのが思い切ってます。
出番が少なくともキャラとしての役割をこなせばファンの心の中に残り続けるんだなと実感しています。
- URL |
- 2021/05/31(月) 00:31:25 |
- 飛翔 #-
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