
ロキ最終回の感想。
OPではMCUフェーズ3までを彩ってきた数々の名セリフが響き、マルチバースを示唆するかのような宇宙のシーンも。
ひときわ目立つ「ワカンダフォーエバー!」が良かった。
ロキとシルヴィが進んだ先にはミスミニッツ。
黒幕と思っていたらそうではなく、あくまで執事やメイド的ポジション?
インフィニティ・ストーンをも無効化する敵なんだからドルマムゥのような恐ろしい姿を想像していたら普通の人間で拍子抜け。
原作でいう「征服者カーン」なる人物に相当するらしい。
要は未来の技術をもってタイムスリップしてきた未来人って認識でいいのかな?
説明するシーンで砂が出来ては崩れるのがブラックパンサー冒頭っぽい。
既に在り続ける者自身の変異体なり並行世界があることが語られていて、長い問答の末にロキとシルヴィは対立。
ロキが話を信じる切っ掛けになったは自身が経験したこの数日(数ヵ月?)のためだろうか。
母やアスガルドを失いサノスにやられる自らの未来を数日で見てしまい信じたのかも。
シルヴィによって貫かれる在り続ける者だけど、本当に死んだんじゃないかな。
在り続ける者自身は自らが死んでも他のマルチバースから自分が来るから執着してなさそう。
全ての謎を残してシーズン2決定。
噂されていたけど本当にシーズン2決まっていた。
映像中で告知されるのはマンダロリアン「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット」に続き2度目。
ソー ラブ&サンダーに出ないのは確定していたのが残念だけど、「ロキ」自体が複雑になりすぎたからソーに出演しないのも納得。
メビウスに忘れられるロキが可哀想だった。既に別の世界に飛ばされている?
既に収集付かないほどの分岐が発生しているからその一環?
シルヴィが剪定された理由も分からず。
本来悪人になるべきロキ(シルヴィ)が良い子すぎたから?
1話では不満だったTVAがサノス(インフィニティ・ストーン)をも超える組織という前提が崩れたのは良かったかな。
インフィニティ・ストーンが文鎮扱いされるシーンは怒りと悲しみがあったけど、そりゃ1000年後の技術なら普通の人間でもサノスを剪定できそう。
そもそも原作のインフィニティ・ストーンは自分の宇宙自体にしかパワーが及ばず、他のマルチバースでは石ころ当然みたいだし。
いつかはサノスを超えるヴィランが出てくるんだろうけど、インフィニティ・サーガが好きな身としてはしばらくの間サノスが一番強いヴィランであり続けてほしかったから。
感想書いて面白い・つまらない以前に意味不明のシーンが多すぎる。
シーズン2待ちになってしまってなんともいえない。
作品の雰囲気としてもどんどん変わっていって
1・2話:インフィニティ・サーガよりも高次元の話です
3・4話:シルヴィとの旅、恋愛モノです
5・6話:別世界のロキ、マルチバースのカーン。という題材を座りながら聞く
と1~6話等しく面白く等しく大好きって人はいないかも・・・
自分としては2・3・Ⅳ話の加速度的に面白くなるあたりがピークで最終回は消化不良。
ディズニープラスのドラマとしては
ロキ>ワンダヴィジョン>ファルコン&ウィンターソルジャーの順で好き。
けど奇を狙わない安定して面白さでしっかりと完結を描いたファルコン&ウィンターソルジャーは決して嫌いではない。
ロキ違って最終決戦用のスーツも出てきてくれたしね。

本来の予定はストレンジ2→ロキだったので脚本に修正入ったかな?
スパイダーマン3にドクターストレンジが出るし、ストレンジ2ではワンダヴィジョン後の世界でマルチバースに触れることが確定。
解禁されたホットトイズでもスパイダーマンの蜘蛛エフェクトに魔法陣あるからストレンジ要素が強く入りそう。
ロキ2を経てアントマン3?の流れだろうから本格手にマルチバースに突入していくね。
ケヴィン・ファイギは「ドラマ見てなくとも映画を楽しめます」なんて言ってるけど、もうドラマシリーズ視聴が大前提になってる。
次のディズニー+のドラマは8月より「what if…?」
「何で並行世界のアニメなんだろう?」と疑問だったけど、ロキ最終回で大量の分岐が生まれたからこそできる芸当で恐れ入った。
実写としては9月のシャンチー、その後ホークアイかな。
2021年も半年切ったけどまだまだ新作ラッシュが止まらない。
- 2021/07/15(木) 01:11:12|
- ロキ
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機界戦隊ゼンカイジャー 第19話「ゼンカイ改め、超ゼンカイ!」 感想>>
>インフィニティ・ストーンをも無効化する敵なんだからドルマムゥのような恐ろしい姿を想像していたら普通の人間で拍子抜け。
この手のキャラって物語を俯瞰で見ているような、視聴者や制作陣の代弁者だと思うので、すごく真っ当に感じました。
セイバーでいうならタッセルやマスターロゴスですが、彼らはその座を降りて物語の1登場人物になったので退場しました。
MCUのパワーバランスを維持するのなら、全てを統括する存在であるが故に、キャラクターそのものの威厳は矮小化し、なおかつTVAを使ってこの世界を守るある意味善意を持った変異体であり、もはやヘルヘイムのような必要悪としての存在という位置づけで最終回を迎えており、落とし所としては無難な所かと。
今後は悪意のもった他の変異体であるカーン?との対決も予想されそうですね。
>在り続ける者自身は自らが死んでも他のマルチバースから自分が来るから執着してなさそう。
もう疲れたというのは本心だと思います。
お疲れさまでした。
と日本のドラマなら、サガラにお礼した葛葉紘汰のように労っていたかもw
>ソー ラブ&サンダーに出ないのは確定していたのが残念だけど、「ロキ」自体が複雑になりすぎたからソーに出演しないのも納得。
もうすでに退場したキャラクター(そして本来物語には登場しない変異体)を使った物語であって、あくまでもドクター・ストレンジなどのマルチバースに対する考え方や今後の展開を示唆するものといった感じなんでしょうか。
>既に別の世界に飛ばされている?
もうすでに有り続ける者同士の宇宙戦争が終結して、新たなTVAが結成された未来に飛ばされたんだと思いました。
TVAの動きは普通の時間軸とは違うわけですから。
>本来悪人になるべきロキ(シルヴィ)が良い子すぎたから?
単に女のロキなんか要らないよってことなんでしょう。w
だから罪のない変異体というわけですね。
ワニのロキも正史なわけないですしw
>1話では不満だったTVAがサノス(インフィニティ・ストーン)をも超える組織という前提が崩れたのは良かったかな。
結局はエンドゲームでの発明のせいで、過去に干渉できるという事は常に過去に勝ち取ったものが脅かされるカオスに突入しているわけで、となるとTVAが必要で、サノスもその管理下というのは結局代わってないような気がします。
全てを見通せるわけではなく、組織の威厳は失ったという点で溜飲を下げる結果になりましたが。
>と1~6話等しく面白く等しく大好きって人はいないかも・・・
5話がピークで6話はシーズン2にぶん投げといった内容でしたので、イマイチだったかもw
洋画あるあるな気がします、最初面白いのにオチがありきたりでなんかガッカリっていうw
でも俺は寄り道も含めてすごくバランスを考えていて、お手本のような作品だったと思います。
これ以上のクオリティの脚本を作れと言われても、なかなか難しいのでは。
あとはCGと演技力が素晴らしいので誤魔化しが効くって感じですねw
白倉Pが洋画で目が肥えてる視聴者に負けないようにみたいな事を言ってましたが、月額700円ぐらいでこれをやられてしまうとどこも勝てませんね。
今週のロキは正直世にも奇妙な物語だなぁって感じで小さく収まってしまった感じでしたが、同じクオリティの画を撮るのは日本では難しい。
>ストレンジ要素が強く入りそう。
ドクター・ストレンジって強すぎて扱いに困るキャラだと思うので、逆に積極的に回収してマルチバース化を無理なく進める姿勢は関心ですね。
視聴者の熱量があるからできる芸当ですね。
- URL |
- 2021/07/15(木) 06:11:19 |
- ドロー #dKZO1wvI
- [ 編集 ]
個人的にMCU作品(映画は全部視聴、ドラマはディズニープラス以降のみ)でワーストでした。
悪戯の神なんでもっとはっちゃけた内容になるかと思いきやマルチバース展開のための複雑な設定を組み込んで中途半端な内容に感じました。
次元の分岐や最終回のカーンも設定的にはヤベーことなんでしょうが説明的にそうであって映像でそれを全く表現できてないと思いました(ソー2のマレキスもそんな感じ)。
新キャラのシルヴィやメビウスも面白くなりそうであんまり面白くなりませんでしたね・・・
ワンダヴィジョンとファルコン&ウィンターソルジャーがかなり面白かったし今までの映画でのロキのキャラも好きだったんで期待したんですが出鼻をくじかれました。
スケジュール上無理だったんでしょうがワイティティ監督に撮ってほしかったですね。
それならコメディ面に関してはもっと上手く撮れたでしょうし。
- URL |
- 2021/07/15(木) 22:39:22 |
- フレッチャー #-
- [ 編集 ]
>ドローさん
>セイバーでいうならタッセルやマスターロゴスですが、彼らはその座を降りて物語の1登場人物になったので退場しました。
ライダーで言うと分かりやすいですね。
ライダーは敵が人型という認識がありますが、MCUだとなんでもありなので普通の人間の姿は意外でした。
>MCUのパワーバランスを維持するのなら、全てを統括する存在であるが故に、キャラクターそのものの威厳は矮小化し、なおかつTVAを使ってこの世界を守るある意味善意を持った変異体であり、もはやヘルヘイムのような必要悪としての存在という位置づけで最終回を迎えており、落とし所としては無難な所かと。
確かにMCU用にパワーバランス調整されたと思えば納得です。
原作アメコミを映像化したらとんでもない事になりそうなので、ある程度リアリティを保ったMCUならではの委縮化に感じられます。
>今後は悪意のもった他の変異体であるカーン?との対決も予想されそうですね。
アントマン3にも出るようですし、フェーズ4はカーン軍団との闘いかもしれませんね。
ソー ラブ&サンダーがアベンジャーズ的な作品になると言われていますし。
「すでに退場したキャラクターを使った物語」ならロキがソー4作目に出てこないのも納得です。
新たなカーンもロキに登場したカーンではない変異体のはずなので、映画しか見ていない人は全くの新ヴィランなんですよね。
仰るように今後の展開を示唆するための作品だったのかもしれません。
>単に女のロキなんか要らないよってことなんでしょう。w
ばっさりですねw
虚無のロキ軍団の中に女ロキがいたので女ロキがレアみたいですね。
劇中で「私の分岐イベントは?」「・・・」のシーンがあったので説明あると思ったのですがノータッチなのが惜しかったです。シーズン2に期待です。
>全てを見通せるわけではなく、組織の威厳は失ったという点で溜飲を下げる結果になりましたが。
この要素だけで十分ですよ。
第1話だけ見ると職員1人1人が素でサノスを超える存在に感じられてしまったので、実際は未来の武器を持った変異体
>洋画あるあるな気がします、最初面白いのにオチがありきたりでなんかガッカリっていうw
人気がある限り製作され続けるアメリカドラマらしいですね。
普段の映画シリーズからして「次に繋がるポストクレジット」があり、綺麗に完結するのは少ないです。
ロキの場合はそれが悪化したような終わり方でした。
>あとはCGと演技力が素晴らしいので誤魔化しが効くって感じですねw
>白倉Pが洋画で目が肥えてる視聴者に負けないようにみたいな事を言ってましたが、月額700円ぐらいでこれをやられてしまうとどこも勝てませんね。
ワンダヴィジョンの頃からでしたが、映画と見間違えるようなシーンもあり
流石は天下のハリウッド・ディズニー製作だと実感します。
東映に大金が転がり込んでも一作のために使うのではなく、超電王トリロジーのような○部作になりそうです。
実際白倉Pも当時のインタビューでそんなこと答えていたので。
>同じクオリティの画を撮るのは日本では難しい。
難しいというか不可能では・・・
>ドクター・ストレンジって強すぎて扱いに困るキャラだと思うので、逆に積極的に回収してマルチバース化を無理なく進める姿勢は関心ですね。
ストレンジが積極的に絡んできそうなのが嬉しいです。
それと同時に多忙のベネディクト・カンバーバッチのスケジュール抑える目途が付いたのかと嬉しくなります。
IWでアイアンマンの技術が加わり3作目でストレンジの能力が加わりとスパイダーマンの進化が止まりませんね。
- URL |
- 2021/07/16(金) 00:27:34 |
- 飛翔 #pDDeufHo
- [ 編集 ]
>フレッチャーさん
>個人的にMCU作品(映画は全部視聴、ドラマはディズニープラス以降のみ)でワーストでした。
王道のF&Wと違ってかなり好みが分かれる作品ですもんね。
自分も2・3・4話が飛びぬけて好きなだけで5・6話だけ見るとワーストです。
ピークは4話ラストの変異体ロキらのシーンでした。
>次元の分岐や最終回のカーンも設定的にはヤベーことなんでしょうが説明的にそうであって映像でそれを全く表現できてないと思いました(ソー2のマレキスもそんな感じ)。
ドルマムゥのような見た目を想像していたのでちょっと拍子抜けしてしまいました。
「サノスやインフィニティ・ストーンよりも高位の存在」という設定に対して映像が付いてこれていなかったというか。
普通の人間の姿というのはインパクトありましたけれど。
>スケジュール上無理だったんでしょうがワイティティ監督に撮ってほしかったですね。
>それならコメディ面に関してはもっと上手く撮れたでしょうし。
確かにワイティティ監督に撮って欲しかったですね。
ソー3作目からどのキャラも活き活きするようになったので。
ワイティティ監督もスターウォーズ(マンダロリアン)にMCUと忙しくなってきたので難しそうです…
- URL |
- 2021/07/16(金) 00:27:58 |
- 飛翔 #pDDeufHo
- [ 編集 ]
最終回にて、やっと黒幕・在り続ける者(カーン)登場。
普通の人間(31世紀からの未来人)は、拍子抜けに見えるが、こんな一般な人間だったとは、と言うインパクトは、逆に恐怖を与えます。
シルヴィに殺されるが、まだなんらかの形で登場しそう。
スタン・リー的な、神出鬼没なキャラになりそうなので、どんな活躍をするのか、楽しみです。
ラストは、ロキがMCU版のディケイド・ジオウに。
エンドゲームで、エンシェント・ワンが恐れたことが現実に。
遂にマルチバース時代に突入。
前2作と違い、シーズン2に続くと明記。
まあ、こんな展開じゃ1シーズンでは収まりませんし、なんとなく予想はつきましたが。
ロキの運命はどうなる?
シルヴィは死んだのか?
ラヴォナはどこへ行ったのか?
色々と謎・疑問を残したままになるが、今後の展開に期待。
回によって、内容が変化し、かなり工夫力があり、全体的に面白かったです。
アメコミはアクションは比較的少な目だが、マルチバースや変異体などの、SF要素は楽しめました。
まさか、ロキがマルチバースの元凶になるとは。
飛翔さんのランキングは、私も同感です。
どれも面白かったので、ランキングが難しかったです。
来月の「what if…?」は、MCU初のアニメ作品で、こういう「もしも...」の展開が好きな私にとっては、かなり興味深いです。
- URL |
- 2021/07/16(金) 14:45:26 |
- ひろし #-
- [ 編集 ]
>ひろしさん
>シルヴィに殺されるが、まだなんらかの形で登場しそう。
今回のカーンはこれで死亡かもしれませんが、別の変異体が出てくるでしょうね。
そもそもカーン自身が他の存在を変態と呼んでいただけで実は本物のカーンが控えているかもしれませんし。
>ラストは、ロキがMCU版のディケイド・ジオウに。
いや~流石にディケイド最終回ほどではありませんよw
とはいえエンシェントワンが恐れていたことが現実になってしまいましたね。
流石のタイムストーン(エンシェントワン)といえど、マルチバースの未来までは読めなかったということでしょうか。
>まあ、こんな展開じゃ1シーズンでは収まりませんし、なんとなく予想はつきましたが。
ロキ人気高いですし反響前からSシーズン2を決めていた節はありますね。
無理に1シーズンに収めるよりはましですが色々反発ありそう・・・
>どれも面白かったので、ランキングが難しかったです。
3作品ともそれぞれの良さがあるので迷いますね。
王道1作品、変化球2作品となんとも変わった構成。
次のホークアイは王道でくるはずなので安心して見てられそうです。
- URL |
- 2021/07/16(金) 21:28:56 |
- 飛翔 #pDDeufHo
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