
2016年に公開されたスーサイド・スクワッドが新キャストを加えて帰ってきた。
さらにR15+と容赦のない作品に。
新メンバーが一気に増える中、ハーレイ・クイン、大佐、アマンダウォーラーなど一部キャラは前作から続投。
ハーレイの紹介の時は「ご存じ」だけで済ませる辺り流石の知名度。
他のメンバーよりも気持ち出番多くて見せ場もあったね。
悪役ではあるけど子供に手を出すのは許さないと一線を守ってる。
前作「バーズ・オブ・プレイ」でも子供と一緒に戦ったしね。
冒頭の赤黒レザースーツが歴代最高級にカッコよかったから終盤で衣装替えは残念。
とはいえハーレイ=ドレスのイメージもあるし衣装替えは間違ってはいないのが歯がゆい。
演じるマーゴット・ロビーは「バーズ・オブ・プレイ」に続いての出演であんまり久しぶりって気はしないね。
今回も伸び伸びしていて魅力を発揮していたし次のハーレイを演じる機会はいつかな。
アマンダもたまに想定外の事が起きて唖然としていたり、自爆スイッチを押す前は「最後通告よ!」とギリギリまで待ったり人間味も兼ね揃えてる。
ウィーゼルが溺れた時の(そこまで調査してなかった)みたいな顔が笑いのツボ。
未だにメタヒューマンを管理している立場は変わらず。
ジャスティス・リーグ後初の登場になったけど超人たちが世界を救ってもまだ「外からの力に頼るのではなく自分たちの力で守られなければ」って考えかな。
JL後の新ヒーローはシャザムだけだけど把握しているのかは気になる。
新キャラはハーレイと一緒に島に上陸したメンバーが仲間と見せかけて全滅www
この秒殺ぶりはデッドプール2のXフォースを思い出すwww
白髪長髪のサバントが冒頭、鳥を手にかけたりウィーザルを海から救ったり強敵感出していたのに敵前逃亡w
前作同様「体に埋め込んだ爆弾は本物」というのを見せつけるためだけのキャラ。
ブラッド・スポートが実質主役かな。
クリプトナイト製の銃弾でスーパーマンを半殺しにしたというにわかには信じられないエピソードはいつか見てみたい。
服役中もひたすら掃除していたし何か事情はありそう。
アイアンマンのナノテクのような武器がカッコいい。
キングシャーク=ナナウエはもう何もかも面白いw
銃で撃たれても遠くに吹っ飛ばされても死なないしヒトデも張り付かないから地味に強敵。
どうやって捕まえることができたんだろう。
ヒロイン枠ではラットキャッチャー2が可愛くて好き。
途中で死ぬ案もあったらしいけど最後まで生き残ってくれてよかった。
今のところネズミを集めるあのライト頼みに見えるからヴィランとして身体能力が飛びぬけて高いってわけではないみたい。
ピースメイカーも頼れるところを見せておいて実はアマンダ側。
ブラッドとの銃弾対決は見惚れる。
既に彼主演のスピンオフドラマが決まっているのでポストクレジットでの復活は必然かも?
スナイダーカット同様、日本では展開されていないサイトなのでどのようになるかは気になる。
DC系だと頼みのネットフリックスもアローファイナルシーズン配信のアナウンスすらないし、バットウーマンはサブスク配信すら始まってないから何が何やら。
途中までは人間VS人間の紛争のような戦いだったけど、ヒトデマンのような巨大な宇宙怪獣スターロが出てきてから急に別作品のような雰囲気。
「決死部隊 VS 宇宙怪獣スターロ」の安っぽさは一周回って好きw
「モンスター」ではなく「KAIJU」呼ばわりされているのもツボ。
名前的のスターロードを文字ってるよねw
前作でのメンバーは「悪党の集まりなのにチョイ悪親父の集まりだった」が批評のポイントでもあったけど実は良い人なのは今作メンバーも変わらず。
なんだかんだで命令に背いて戦ってくれるのが好き。
決戦に赴いた5人は生き残ると思ったけど水玉出す人はあえなく脱落。
「スーパーヒーロー!」と叫んだ瞬間、嫌な予感がしたけど案の定。
ハーレイが活路を切り開き、凡そ戦闘には向いていないはずのラットキャッチャー2でフィニッシュ。
街中にこんなにネズミがいたのか。
ネズミがスターロに突っ込んでいるシーンすら美しくマーゴット・ロビー(ハーレイ・クイン)の美しさを際立たせている。
スーサイド・スクワッド(2016年版)がイマイチだったけど、今作は面白かった。
R15+になってやりたいこと出来てヴィランたちも容赦なく死んでいく。
ハーレイ・クインも良かったしキングシャークを始めとする新メンバーも気に入った。
実は生き残っていたウィーゼルなど続きが気になるけど「ピースメーカー」以外は続編の予定がなく、ジェームズ・ガン監督もMCUに戻っちゃうね。
これだけ面白く製作できるのなら焦ったディズニーが戻したのも納得。
「ピースメーカー」が好評ならブラッド・スポートやキングシャーク、ラットキャッチャー2のスピンオフも製作されるかもしれない。
新キャラが良かった一方で前作で生き残った大佐やキャプテン・ブーメランが死亡したのが残念。
看板キャラであるハーレイと司令塔のアマンダは別格として他のキャラは軒並み退場。
ジョーカー(ジャレッド・レト)はもうDCEU離れただろうし、デッド・ショットもウィル・スミスが戻ってきたことを想定してブラッド・スポートを創り出したけど、今更ウィル・スミスが戻ってくるとは思えないし実質全員退場。
ワーナーはスナイダーカットの時点で「公開版が正史」とは言っているものの、スナイダーカットに新スースクと「正史の上書き」が続いていると感じた。
スーパーマンやバットマン、ハーレイのような人気キャラの生死はそのままにストーリーを上書きしてるように見える。
2021年のDCEUは本作のみで終了。
スナイダーカットを入れるなら2作だね。
コロナが猛威を振るった去年でも2作公開したから安定していると言えば安定しているかも。
来年はブラックアダム、ザ・フラッシュ、アクアマン2と新作ラッシュ!
DCEUではないけどザ・バットマンも控えているし公開延期が無ければ年間4本と凄い本数に。
スーパーヒーロー映画としては来月のシャン・チーがあるし毎月何かしらの新作がある状態。
- 2021/08/18(水) 00:34:00|
- DCエクステンデッド・ユニバース
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| コメント:4
エンドゲームに次いで「ネズミが世界を救う映画」でしたね。
前回煮え切らなかった部分の「悪党チーム」が情報横流し、敵軍惨殺、利害での殺し合いという部分でちゃんと見れて楽しかったです。
キングシャークはラットキャッチャーとのやり取りから死亡フラグかと思いきや不死身すぎて笑いましたwスタローンが簡単に死ぬはずないかw
自分の中でDCの映画ではジョーカーと並ぶ最高傑作になりました。
- URL |
- 2021/08/18(水) 22:59:58 |
- フレッチャー #-
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>フレッチャーさん
>エンドゲームに次いで「ネズミが世界を救う映画」でしたね。
なるほど!それは気が付きませんでした、
元々MCU側のジェームズ・ガン監督なので勘ぐっちゃいますねw
>キングシャークはラットキャッチャーとのやり取りから死亡フラグかと思いきや不死身すぎて笑いましたwスタローンが簡単に死ぬはずないかw
字幕で見たのですがスタローンって気が付きませんでしたw
どれだけやられても立ち上がる無敵ぶりも納得ですw
>自分の中でDCの映画ではジョーカーと並ぶ最高傑作になりました。
元々ダークなDCなので年齢制限ある作品の方が面白くなる気がしますね。
もちろんアクアマンのように全年齢ながらヒットしている作品もありますが、ヴィラン主役はR指定くらいないと製作陣も描きたいことを描けないのかもしれません。
- URL |
- 2021/08/19(木) 01:24:48 |
- 飛翔 #-
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記念(?)すべきDCEU10作目(ジャスティス・リーグ スナイダーカットを含むれば11作だが、あれは「ディレクターカット版」として除きます)はなんとヴィラン映画。
そういえば、MCU10作目も、ジェームズ・ガン氏が監督だった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でしたので、奇妙な偶然。
『スーサイド・スクワッド』から5年が経過し、新たなメンバーで再結集!
唯一、前作からのメンバーはハーレー・クインで、『バーズ・オブ・プレイ』を含むと、3度目の登場と、女性ヴィランの登場回数では比較的多い。
MCUでは、これと言った劇場作女性ヴィランは登場してないので、DCEUは完全にここは独占。
公開前は、リメイク・リブートと噂されてたが、過去作の続編でも、単独で観ても、全く問題ないのが、とてもありがたい。
自分は、過去のDCEUを全て観てるので、一様、前者に当てはまるとなると、『バーズ・オブ・プレイ』の最後に一緒になったカサンドラとは別れ、再び単独で悪事を行い、捕まったと解釈すれべ良いのかな(前作のイベントには触れてませんし)。
まあ、カサンドラは、原作ではバットガールになるので、この世界でも、ブルースに拾われたのかな。
『スーサイド・スクワッド』は、全体的に暗く地味な雰囲気だったのに対し、今回はガン監督世界感満載の、娯楽アクション作品で、とても楽しめました。
特にレーティングがR15+になったことで、これまで規制された所が解除され、グロ満載、バイオレンスが過激的であったり、やりたい放題祭り。
まさに夏休みに相応しい作品といったとこか。
個人的に、ガン監督、最高スーパーヒーロー映画かな。レーティングが違うが、ガーディアンズより楽しめましたし。
新キャラも、個性あり、愉快ありと、嫌い・気に入らない人物なしで、楽しめましたし。
あの超俳優・ シルヴェスター・スタローンさんが、サメの声を担当するとはwwwwwww
一番好きなキャラクターでした。
MCU常連の2人が、まさか登場するとは。
ソーのヘイムダルがスナイパーで、アントマンの窃盗団のハッカーが水玉男と、大跳躍。
ネズミを操るラットキャッチャー2も、かなり個性があるキャラクターでした。
ディズニーだけでなく、ワーナー・ブラザーズもネズミネタを使うとはwwwwww
アメコミ映画では、ネズミが最強なのかな。
ピースメイカーはチームのナンバー2的な存在で、最後に本性を明かした時は衝撃的。
最後に生存したので、どう活躍するのか。
最後の巨大ヒトデ・スターロとの闘いも、迫力満載!
殆ど等身大での戦いが多いアメコミヒーローでは、珍しい巨大戦。
数カ月前に『ゴジラVSコング』を公開されたので、今年のワーナー・ブラザーズはモンスターイアーですね。
シリーズは違うが、ゴジラと対決する姿が見たいが、瞬殺されそうwwwww
最初から最後まで楽しめたアメコミ映画でした。
恐らくDCEUで、一番面白い作品だと思います。
やっぱり、DCEUはヴィラン映画は凄いですね。
MCUでも単独ヴィラン映画やって欲しいが、今後のラインアップを見ると、当分は無理そう。
配信作品のロキぐらいかな。
ハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビー氏は、DCEUを離れるそうで、本当にこれが最後だったら、ハーレイ・クイン三部作としては、有終の美を飾ったと思います。今作登場した新キャラで、続編やスピンオフが出来るので、良いタイミングだと思いますし。
これで今年のDC映画は終え、9月からシャンチー、10月にヴェノム2,11月にエターナルズ、そして、12月にスパイダーマン3と、まさにMCU・SSMUとマーベルラッシュで、忙しくなりそう。
- URL |
- 2021/08/31(火) 16:03:02 |
- ひろし #-
- [ 編集 ]
>ひろしさん
DCEUもMCUも10作目がジェームズ・ガン監督なのは面白い合せですね。
スナイダーカットを10作目でも本作が10作目でもヒーロー・ヴィランの集合映画になっていて美味しいところです。
>自分は、過去のDCEUを全て観てるので、一様、前者に当てはまるとなると、『バーズ・オブ・プレイ』の最後に一緒になったカサンドラとは別れ、再び単独で悪事を行い、捕まったと解釈すれべ良いのかな(前作のイベントには触れてませんし)。
せっかく前作キャラ続投かつ、去年単独映画をやったばかりなのにそれに触れないのが勿体ないなと感じました。
初見の方でも見れる配慮なんでしょうけど、ハーレイ・クインほどの知名度なら少しくらい触れても良かったのに。
>新キャラも、個性あり、愉快ありと、嫌い・気に入らない人物なしで、楽しめましたし。
自分の中ではガーディアンズ2>新スースク>ガーディアンズ1といったところでした。
はっちゃけ具合はもちろん新スースクの方が遥かに上ですが、
ハーレイ・クイン続投やサメ・ラットキャッチャーのような好きになったり気になるキャラはいるもののまだガーディアンズの方が長く見ている分愛着もあります。
>MCU常連の2人が、まさか登場するとは。
ご存じかもしれませんがマンティスも出演していたらしいですね。
他にもスターロードやガン監督の名前に関る要素もあったりとMCUネタはかなりあったみたいです。
制作会社・シリーズを跨いだネタは面白いですね。
>殆ど等身大での戦いが多いアメコミヒーローでは、珍しい巨大戦。
大きくても自分の背より大きい人型なので今回はかなり珍しいですよね。
コミックを探せばいっぱいいるんでしょうけど実写としては珍しいかと。
これといったスーパーパワーもないのにあんな大きいのに勝てたのが凄いです。
ゴジラと戦ったら流石に瞬殺されそうw
>ハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビー氏は、DCEUを離れるそうで、
それは初めて知りました…
せっかく2年連続でハーレイ・クインを見れたのに残念です。
ワンダーウーマンとのツーショット見てみたかったです。
結果的にヒーロー側とはバットマンとしか絡まなかったですね。
最初のスースクからバーズ・オブ・プレイまで4年近く空いたのが痛かったのか、スースク不信が響いたのでしょうか。
>これで今年のDC映画は終え、9月からシャンチー、10月にヴェノム2,11月にエターナルズ、そして、12月にスパイダーマン3と、まさにMCU・SSMUとマーベルラッシュで、忙しくなりそう。
さっそく今週金曜日はシャンチーですもんね。
コロナで止まった時間が動き出して嬉しい悲鳴です。
- URL |
- 2021/09/01(水) 00:30:45 |
- 飛翔 #-
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