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特撮の軌跡

ここは、特撮ヒーロー・実写アメコミ映画 の感想やフィギュアレビューを載せていくページです。

ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA 第6話「一時間の悪魔」 感想

210829-111.jpg
冒頭から苦戦のトリガーでいつもと雰囲気が違う。
どんなに攻撃してもバリアで弾かれるのはギャラクトロンっぽい。
余計な妨害のない1対1の戦いでガチ敗北は初めてかも。
スマイルの消えたケンゴの表情がカッコいい。
1日に1時間しか動かないとはいえ3分しか変身出来ないウルトラマンからすると強敵に変わりはない。












210829-112.jpg
既に3タイプで戦っていたようでやることやったうえでの完全敗北だった。
放送開始以前に怪獣と戦っているのはジードのギエロン星獣みたい。
ギガデロスの名前出てくるのが意外。
「誰かの手でより強力に改造されているが~」と流用のフォローあり。
その「誰か」の存在も気になる。イルトはまだまだ大変。
サタンデロスが街に溶け込んでいる合成が自然で好き。

ベース内に平然とやってくるイグニスのノリが好き。
リシュリア星人という種族で100年前に滅ぼされた。
該当人物はただ1人と思ったらラストカットでやはりヒュドラム。
イグニスは後のイーヴィルトリガーかトリガーダークになるだろうし
ヒュドラ無と決着をつけるのはトリガーではなくイグニスになりそう。
「他人の星を勝手に荒らすやつが気に喰わないだけさ」
と根は良い人っぽいイグニス。













210829-113.jpg
「鳥がー!鳥が飛んでる!スマイルスマイルー!」の使い方は好きw
スマイルスマイルを意図的に喋っている自覚はあるのだろうか。
トリガーの正体がバレかねないイグニスとの会話が緊迫感があり好み。
イグニスは本当にいいやつで作戦にも協力してくれるしヒュドラムの妨害が無かったら成功していたかもしれない。
取り出した起爆スイッチが一瞬、スパークレンスに見えてしまった・・・
防衛隊の作戦はウルトラマン参戦を考慮せず、あくまで自分たちだけの力でやることを前提にしているから敵枠?とはいえ異星人(イグニス)の力を借りる作戦は新鮮。


「この間よりは動きがいいですね。しかしせっかくの力を人間なんかに使うなんて!昔のあなたの方がエレガントでしたね!」
変身しているのはケンゴ(人間)と分かっているのにあくまで先代トリガーと話しているようなシーン。
ユナを通して人間を見ようとしているダーゴン、トリガーしか見てないヒュドラムと既に価値観や考えの差が出始めてきている。
ユナは順調に目覚めつつある。ヒュドラムの台詞からして意図的にユザレを出そうとしてるのは明らか。













210829-114.jpg
先週は倒しはしたものの、今一つ釈然としなかったスカイタイプは文句なしの活躍。
OPを流しながら盛り上げて画面を揺らして高速感を演出するのがお見事。
背中が光ってからのランバルト光弾はカッコよすぎ
ティガ放送当時に実現出来なかった「必殺光線前に身体のラインが光る」というのが現代技術で発揮されている。


戦闘機同士、夕日をバックにした並走が素晴らしい。ガイアOPを思い出したよ。
何よりもウルトラマンが倒せなかった怪獣を防衛隊が倒すのが良いね。
ガッツファルコンは火力不足に感じるけど、ガッツセレクト全体としてはトリガーに匹敵する火力を持っていると分かったエピソードでもある。
イグニスは仲間になるのを拒んだけどなんだかんだで半チームになりそう。
「あの力」とはトリガーそのものか、ルルイエの花に特殊な力があってイーヴィルトリガーやトリガーダークになるのか、

今週はこれまでの中で一番面白かった。
闇の巨人がメインにならずあくまでジャマ―程度の役割なのも良いね。
メイン怪獣を販促兼ねた防衛隊が倒しつつ、アローで牽制かつフォロー。
ヒュドラムは初戦時は使わなかったランバルト光弾で退けるというのが素晴らしい。

終始シリアスなケンゴにハイテンションも気にならいヒマリ。
全員が一致団結して巨悪に立ち向かう勧善懲悪ストーリーで見応えがありました。





  1. 2021/08/29(日) 00:50:32|
  2. ウルトラマントリガー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

一致団結

全体の4分の1が経過し、トリガー大苦戦。
3タイプで戦っても敗北とは。
4週間ぶりにイグニスが登場し、彼の過去が明かされました。
アキトと言い、皆それぞれに、深い過去を背負ってますね。
夕陽で戦うヒュドラムはカッコいい。
ガッツファルコンとナースデッセイ号の一斉攻撃は凄い。今作、初めてGUTS-SELECTの戦力で怪獣撃破。
イグニスのお陰で、勝利に導き、まさに一致団結した回。
2回の総集編も、無駄ではなかったかな。
とりあえず、イグニスはトリガーダークはほぼ確定かな。
ヒュドラムとどう対峙するか気になりますし。
  1. URL |
  2. 2021/08/30(月) 15:49:44 |
  3. ひろし #-
  4. [ 編集 ]

>冒頭から苦戦のトリガーでいつもと雰囲気が違う

ゼペリオン光線が効きそうで効かなかったのを見て残心そっちのけで
一気に「っだぁあああもおおおおやっぱ駄目かよおおお~」みたいなガックリぶりを見せるトリガーが
完全にだらしない最近の若いモンムーブしてて情けないやら可笑しいやら…
でも変身解除してしまったケンゴが敵に銃を向けて睨み返す場面は気骨を感じました



>どんなに攻撃してもバリアで弾かれるのはギャラクトロンっぽい

ギガデロス自体、小型化したギャラクトロン的な佇まいがありますよね
剣と銃とで武装した竜人っぽいメカというのもそうだし
元々はまともな目的の為に開発された背景も似ています

あと直立不動で動きの少ない無機的な佇まい
無敵のバリアでこちらの攻撃が通じない…というパターンは
ゼットンの系譜を感じました。黒くてツノもあるし



>1日に1時間しか動かない

このルールをきちっと打ち出せたから話に軸ができて仕上がりが引き締まった気がします

毎回尺を割いている闇の巨人のユザレ釣りはどうにもメリハリが無いんですよね
「やってもいいし、別に絶対この方法じゃなきゃダメというわけでもないから
やらんでもいいし、今回はまあこの辺にしといてやるわ(気まぐれ)」みたいな感じで
エタニティ・コアを何が何でも手に入れてやる!というほど連中は必死じゃないんです

時間とかのリミットが迫っているというわけでもありませんし
トリガーの奴でもおちょくりながら、じっくり気長にやりましょうって姿勢が
どうにも緊張感に欠ける…

今回は被害を最小限に抑えるためにもタイムリミット以内にケリをつけるぞ!という
目標ができてそれをチーム一丸となって果たさんとする絵がメインになっていて
こちらの集中力も惹きつけてくれたという気がします



>余計な妨害のない1対1の戦いでガチ敗北
>既に3タイプで戦っていたようでやることやったうえでの完全敗北

何を専門にするわけでもないのに作戦中にふらっといなくなっては
ボッコボコの重傷負って帰ってくるケンゴ、正体知ってるアキトはともかく
他から見たら不審極まりないと思うんですが、大丈夫なんでしょうか…(笑)

出せる物・持てる武器全部出しきって効かないという絵を打ち出してしまうと
ウルトラマンの能力の壁を超えた位置にいる敵が出てしまった感がありますね
何回もチャレンジしたけどことごとく不首尾
ネバー・ギブアップを標榜したいけど、うまくいっとらんじゃないか!という
現実感がヘヴィです



>「誰かの手でより強力に改造されているが~」と流用のフォロー

元の映画ではザコその1でしかなかったレギオノイドが
「ジード」でダダに改造されただけでゼロビヨンドに勝ってますから
元々強力なギガデロスがさらに強化されたとなれば説得力充分です



>ベース内に平然とやってくるイグニスのノリ

「ゴーカイジャー」でボウケンレッドこと明石がガレオンにやってきた回を思い出します
思えばイグニスは冒険者になったバスコみたいなものなのでボタンの掛け違い的なデジャ・ヴが…(笑)

無神経に古傷に触るようなことを言われてもしらばっくれるあたり
復讐者ではあっても誰彼かまわず咬みついて回る狂犬とは一味違う良識を感じますね
「オーブ」のJJからの伝統である縦軸ヴィランのポジは闇の巨人に譲って
イグニスは「Z」の憑き物が落ちたJJに近い食えない奴だが結局最後まで味方という
立ち位置で通すのかもしれません



>根は良い人っぽいイグニス
>イグニスは本当にいいやつで作戦にも協力してくれる

正義感や義侠心で手を貸してくれるより
「イヤなもん見せられて腹に据えかねた」って動機の方が今時はウケそうですね
危険で面倒な役はきちんと言いだしっぺの自分が受け持つあたり好感が持てます



>鳥がー!鳥が飛んでる!
>トリガーの正体がバレかねないイグニスとの会話

「X」のユナイト=行かないとを思い出しますね。「オーブ」みたいな作品を挟むと
風来坊な装いのイグニスの方がヒーローに見えてくるのが面白いです

「秘密にしておいてくださいよ~」←妙に腰の低いヒーロー
「わかってるって♪」←楽しげな発見者
という掛け合いはお約束ですね



>取り出した起爆スイッチが一瞬、スパークレンスに見えてしまった
>異星人(イグニス)の力を借りる作戦は新鮮

写真の雰囲気、完全にサッと変身アイテム出してる雰囲気ですよね
戦闘機のへさきに生身で乗っかって思いっきりジャンプしてタッチダウンの流れが
かっこよすぎてヘンな笑いが出ました。ウルトラマンなんだけど
アクションの方向性が牙狼というか(笑)



>昔のあなたの方がエレガントでしたね!
>変身しているのはケンゴ(人間)と分かっているのにあくまで先代トリガーと話しているようなシーン

人を守るために力を用いなかった。先代トリガークズ野郎説が浮上…
ケンゴ/トリガーの見極めを闇の巨人たちがこの後はっきりさせるかどうかは気になります
勘違いしたまんま爆死退場したんじゃ旧作のルルイエ組と一緒で芸がありませんから

毎度ヒュドラムと戦う時は日が暮れている気がします

本題に水を差すからちょっと闇の巨人謹慎させろという声も結構聴くんですが
VSヒュドラム戦は個人的に好きなんですよね。BGMの中ボス感がかっこいいし
ダーラムはゴツすぎ・カルミラは異性なので体格がマッチしない中
似たような背格好のヒュドラムとの回転数高めのスピード対決が
一番綺麗に殺陣が決まってるように見えます



>スカイタイプは文句なしの活躍
>背中が光ってからのランバルト光弾はカッコよすぎ

先週とは完全に人が変わったようなキレを見せていましたね
タイプに関係なく剣を使える、というところから一歩進めて
突き主体の速攻でヒュドラムを押しまくったり
矢でサタンデロスの足を縫いとめるというダメージ表現が鮮烈でした

ランバルト光弾発射前のラインが光る、という演出は
背中越しにこういう魅せ方ができるんだなと感心しました
予備動作少なめの早撃ちを思わせるシンプルな技なので
振り向きざまに撃つまでの間に余計なアレコレを挟まない方がかっこいいんですが
後を向いている間の発光で邪魔にならない程度にケレン味が出ているのが良かったです

ただ小粒の技なのにちょっとナパーム焚きすぎというか
石ころひとつ投げたら地平線全部がドーンと爆発したみたいな絵は
やりすぎなんじゃないだろうかと思いましたが(笑)



>今週はこれまでの中で一番面白かった

同感です。販促事情が押し合いへし合いしてバランスが良くなかった部分が
かなり改善されていたのと、テンションの上げ方が自然だったのが大きいです

1時間だけ動く鉄壁の敵を持ち時間で倒す方法を考えて
皆が得意分野でベストを尽くす、というルール・筋道がしっかりしていて
そこからはみ出したり(何の役に立つかはっきり説明できないけど)とりあえず
なんかやらせてみる、みたいな詰め物的な描写がなかったのが巧いと思いました
怪獣は防衛隊、中ボスの闇の巨人はウルトラマンという分担も功を奏していました
  1. URL |
  2. 2021/08/30(月) 16:52:17 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>ひろしさん
>3タイプで戦っても敗北とは。
既に3タイプで戦っていて負けていたのが強敵感を演出していますね。
大抵は「○○で戦えばいいのに」という要素を残していますが今回は完全敗北からスタートしているので。

>ガッツファルコンとナースデッセイ号の一斉攻撃は凄い。今作、初めてGUTS-SELECTの戦力で怪獣撃破。
>イグニスのお陰で、勝利に導き、まさに一致団結した回。
過去5回分で防衛隊の戦闘機に良い印象を抱けませんでしたが今回は文句なしの活躍でしたね。
絵的にも一斉攻撃の総力戦ぶりが伝わってくる納得の勝利でした。

イグニスがトリガーダークかイーヴィルトリガーかは分かりませんがOPシーン的に闇の巨人になるのは確定でしょうね。
ヒュドラムは是非イグニスに決着をつけて欲しいです。


  1. URL |
  2. 2021/08/31(火) 00:02:59 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
>一気に「っだぁあああもおおおおやっぱ駄目かよおおお~」みたいなガックリぶりを見せるトリガーが
>完全にだらしない最近の若いモンムーブしてて情けないやら可笑しいやら…
中に普通の人間が入っているのがよく分かるシーンで実は好きだったりしますw
ティガ系列なので求められるのは人間らしさではなく神秘性と分かってはいますがルーブの湊兄弟みたいな動きが好きなので面白かったです。
その情けなさは仰るように銃を向け睨み返すシーンで挽回できたと思います。
スマイルスマイル!からは想像できないほどの表情が素晴らしい。

>このルールをきちっと打ち出せたから話に軸ができて仕上がりが引き締まった気がします
>今回は被害を最小限に抑えるためにもタイムリミット以内にケリをつけるぞ!という目標ができて
闇の3巨人は最初の顔見世が終わったので、途中で出てきても「あ、ここで倒さないな」と見え見えで緊張感もありませんしね。
その点サタンデロスは制限やルールを明確に打ち出してあり、視聴者としても見易かったのかなと。

>ボッコボコの重傷負って帰ってくるケンゴ、正体知ってるアキトはともかく
>他から見たら不審極まりないと思うんですが、大丈夫なんでしょうか…(笑)
なんとなくですが、最初の2回は普通にやられて帰ってきて冒頭の3戦目で重症になったのかなと。
じゃないと1・2回目の時点でそれこそ謹慎なり休養を命じられてそうなので。

>「オーブ」のJJからの伝統である縦軸ヴィランのポジは闇の巨人に譲って
>イグニスは「Z」の憑き物が落ちたJJに近い食えない奴だが結局最後まで味方という立ち位置で通すのかもしれません
ジャグラーと似たような枠でありながら。ジャグラーとは違うキャラクターになっているのが面白いんですよね。
テレビ版ジャグラーはガイの妨害に徹していて協力はしてくれませんでしたが、イグニスは早い段階から力を貸してくれるのが好感持てます。
後の闇の巨人の力を手にしたとして、ケンゴと協力してくれるのか気になります。
イーヴィルトリガーになったらマサキケイゴ同様力に飲み込まれるのか、トリガーダークなら大丈夫なのか。

>写真の雰囲気、完全にサッと変身アイテム出してる雰囲気ですよね
>アクションの方向性が牙狼というか(笑)
確かに牙狼っぽいw
見ている自分としても「イグニス変身するだろうな~」と期待してるので、それっぽい動作や道具が出てくると勘違いしちゃいます。

>人を守るために力を用いなかった。先代トリガークズ野郎説が浮上…
正確の悪いヒュドラムに気に入られていた?ということはそういうことなんでしょうね。
ケンゴを通してみる回想シーンでは突如トリガーダークになったように見えますが先代は楽しんでいたのでしょうか。続報が待たれます。

>似たような背格好のヒュドラムとの回転数高めのスピード対決が一番綺麗に殺陣が決まってるように見えます
現代技術を駆使した戦いならVSヒュドラムが一番ですね。
カルミラ・ダーゴン戦は剣の切り合いや殴り合いにしかなりそうにないので。
高速バトルが凄くてだんだんとマルチタイプの優位性が薄れてきた気がします。

>矢でサタンデロスの足を縫いとめるというダメージ表現が鮮烈でした
メイン怪獣を倒すのをガッツセレクトに譲り、トリガー自身はジャマ―であるヒュドラムに徹したのが良いんですよね。
スぺリウムゼペリオンの時もティガ系列の背中はカッコいいと思っていたのを改めて実感できるシーンでした。
ティガの頃にはなかった映像表現ですね。おそらく今ティガが放送されていれば同じ表現になったんでしょうけど。
現時点でトリガーが唯一ティガに勝っているのは光線発射前の美しさかなと。



  1. URL |
  2. 2021/08/31(火) 00:03:44 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

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