
真骨彫アンク(腕)のレビュー。
10年前の初回特典・一般発売版を経て3度目の商品化。

真骨彫シリーズ初となる腕のみの発売。
旧フィギュアーツの時も腕のみの発売は初めてだったかも。
本体のパッケージは正方形で小さいけれど、中身はパーツが豊富。
真骨彫化に伴い大きさの見直しがかかり赤緑のグラデーションはより劇中に近くなった。
真骨彫ブランドだけあってグラデーションカラーの美麗さは流石のクオリティ。
手首は全部で6種類。
持ち手や開き手など微妙な表情付けもカバーできるほど豊富。

セルメダルは鳥系・昆虫系など計100個付属。
ランナーから切り離すタイプだけど成形色丸出しのグレーなのが残念。
これなら旧アーツのバースとかに付属しているメダルの塊とかの方がそれっぽくて良かった。

他にはスマホやアイス、タトバ・タジャドル用メダルが付属。
10年前の作品ながらも、10年前からスマホあったんだと驚く。
コンボメダル3セットは旧アーツには付属しなかったので嬉しい配慮。

旧オーズ タトバコンボの初回特典だったアンク(左)と比較。
劇中に近いのは真骨彫だけど、10年近く飾っていた思い入れもあってか初回特典の方が好みだったり。
初回特典の方が大きくてフィギュア的にはハッタリ効いているのも好き。

「おい映司!しっかりしろ!」
「そんなに怒らないでよアンク~」

「おい映司!時代はスマホだな!」
「便利だよねー」

「AI?ヒューマギア?あいつらスマホより凄いのか!?」
「スマホがさらに進化してるんだよ」
「どこまでも便利さを求める、人間の欲望だな!」


「映司、タジャドルコンボでいけ!」
オーズ タトバコンボと合わせるだけで面白い。
流石に火野映司は出ないかな。
本体のクオリティ自体は高く付属品も豊富だけど「腕に4000円は高い」というのが素直な気持ち。
これなら人間態アンクに腕付けて8800円くらいで売って欲しかった。
豊富なオプションも安い価格で売りたくない言い訳のように感じる。
それでいてセルメダルは成形色だからチグハグだけど3枚セットのコアメダルは良かったりと差も激しい。
自分は初回特典版に思い入れ強いのもあるけど、アンク(人間態)との合体に魅力を感じず、既に10年前の初回特典や一般発売版を持っているなら無理に購入しなくてもいいと感じた。
- 2021/10/26(火) 21:18:46|
- フィギュアーツ 仮面ライダー
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ハイクオリティなシリーズとはいえ、確かにこれは「阿漕な売り方している」と思えてしまうのも無理はありませんよね
元からそういうキャラなのは知っていますが、在る物だけ見れば「肘から先しかないフィギュア」で
アクションも何もあったもんではなく、あれこれ付属品がつこうとこれで4000円というのは考え物です
造形は素晴らしいし、こういう小物込みでTV番組の内容を再現して遊べるというのは破格の待遇だと思うんですがね…
それでもなんのかんので立体化がこれで3度目というのは驚きです
顔もついてないきれっぱしの「手」がここまでの人気というところに「OOO」という作品の底力を感じました
シリーズの中では地味な方かもしれませんが変な言動をさせるとか口癖をつけるとかじゃなく
しっかり「キャラを立てる」ということができていた作品だったと今でも思います
「10年前に既にあったスマホが付属」というのは本当に感慨深いですね
当時の最先端ツールで家電大好きな泉刑事が早速購入したのをアンクが気に入って使い出す…という
発端が描かれていて「あるにはあったけれどそういう特別な説明が要る程度には普及していないアイテムだった」
…という雰囲気だったのを覚えています
人の身体も暮らしも財産もことごとく奪いとって許可なく勝手に使いだすアンクの貪欲な姿勢が
まんま社会を侵略する邪悪なバケモノで
なんだかんだで無邪気な友達だった「電王」のイマジンズとは違う小林靖子の新境地を感じた物です
その翌年の「フォーゼ」では弦太朗が連絡に普通にスマホ使っていて「ケータイ系アイテムのマグネット使えよ!」
とつっこんだ記憶もあるのでその頃にはもうだいぶメジャーになっていたんでしょうね
そのまた次の年の「ウィザード」の第1話で変身後の姿でガラケーを使う晴人にも
視聴者界隈では「専用の通信アイテムないんだ?」と「今時ガラケー?」の二種類のツッコミが早速入れられていたり
特撮はケータイの春秋を強く感じるコンテンツですね
- URL |
- 2021/10/29(金) 16:35:29 |
- 1 #-
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>1さん
>顔もついてないきれっぱしの「手」がここまでの人気というところに「OOO」という作品の底力を感じました
売り方や価格に不満はありますが、それでも手だけで3度の商品化に漕ぎつけたという確かな実績があるんですよね。
人気がありながらも未だに商品化されていないライダー・フォームがいる一方で3回も立体化しているのは素直に凄いです。
>「10年前に既にあったスマホが付属」というのは本当に感慨深いですね
ウヴァがタブレット利用しておびき出したりと当時としては最先端なことやってたんですよね。
その一方で10年経ってもスマホやタブレットから変わっていません。
技術の進化が遅くなったのか、進化する必要性が薄くなったほど完成されているのか。
フォーゼ・ウィザードあたりでは若者へのスマートフォン普及率はかなり高かった記憶があります。
その時、自分の両親がまだガラケーだったの記憶があります。
親世代に普及してきたのは2010年代後半からでしょうか。
>特撮はケータイの春秋を強く感じるコンテンツですね
変身アイテムに使われることが多く、切っても切れないコンテンツなんですよね。
今ではスマートフォンに姿を変えて展開しています。
怪人に襲われている人々を救うのはスマホからの連絡だったりしますし「着信と変身」はヒーローと根強い関係がありそうです。
ファイズの頃「たたたたっくん!お、お、お、オルフェノクが!」なんて連絡も定番でしたね。
- URL |
- 2021/10/30(土) 00:10:46 |
- 飛翔 #-
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