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特撮の軌跡

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暴太郎戦隊 ドンブラザーズ 第8話「ろんげのとりこ」 感想

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今週も人間の愛を模索するソノニ。

「言え、愛の言葉を」
「言葉といえば・・・まだ礼を聞いていなかった」

「お兄さんいくらお金持ってるの?」
「今日は代引きの配達が多くてな~53万だ」
この返し方が最高に井上。
ありがとうと返すソノニも偉いw

そういえば太郎とソノイは変身前では会った事なかったね。
変身する時も二手に分かれてるし救出して戻ってきてからは変身解除済み。
それでいてさっきまで一緒にいた2人が終盤は戦っているし、このあたりはアギトの群青劇を思い出して懐かしい。
自分のような平成1期ライダー世代には懐かしい要素かと。
つよしの行動があった分、一般人はちゃんと助けるソノイが善人のように映る。

タロウVSソノイはアバターチェンジ連続。
空を飛ぶジュウオウイーグルに防御に優れたパトレン1号と特色を出しているのが嬉しいところ。
ゼンカイレッドやテン・ゴーカイジャーのようにルパンレッド・パトレン1号は同時使用されるのが殆どなので今回のように単体使用は非常に珍しい。
2人で1作品だからこそスーパー戦隊最強バトルやセンパイジャーのように片方しか出ないのは寂しさもあったり。(出演自体は凄く嬉しい!)

そしてつよしの問題の行動。バンク中も「許せない!」連呼。
ドンモモタロウの必殺技を妨害してソノイに倒させるまさかの展開。
ドロドロした人間の感情が見え隠れして、ドロップしたのがキラメイジャーというのが皮肉効いてる。

「そんな奴はこの世にいちゃいけないんだ」
全く後悔したり葛藤していないのがやばさを加速させてる。
つよしは元からヒーローではなく、一般人。
力を持ってもヒーローに目覚めるわけではなく、一貫して普通のサラリーマンとして描かれてきたのが前振りだったのか。

ヒーローとしては失格な一方で、妻を持つ夫としては気持ちも分かるかな。
つよし視点だと妻を誘拐した犯人としか分からないし、また妻が襲われる不安に一生苛まされるよりここで脳人に…となるのは自然な心境じゃないだろうか。
つよしを一貫して普通のサラリーマンとして描いてきたので「例え悪人でも死なせない!」なんてヒーロー的行動や聖人にはさせない作りになってる。
そこで聖人にさせたらヒーロー作品としてはよくてもキャラ描写が矛盾して破綻してる。
「ヒーロー作品としてどうなの?」という指摘は当てはまるけど「ヒーローとしてどうなの?」は指摘に当たらないんだよね。
だって心がヒーローになっていないから
絵描きが深堀されておらず、ヒトツ鬼に乗っ取られる前から善人である保障はどこにもないのも上手いポイント。
もしかしたらミホを誘拐したように別の女性を誘拐している可能性があってヒトツ鬼になってからもそれを模倣しただけかもしれないし。(悪人なら見殺しにしていいのか、という別の問題はある)
視聴者にも正解が分からず、ただモヤモヤすることしかできないのが最高に井上。

ライダーならともかく戦隊でやるとは思わなかった。
ドンブラザーズ自体、戦隊よりライダーに近い雰囲気だけど本当にこういう展開にしちゃうなんて。
ドンブラザーズの中で一番の常識人に見えて実は・・・だったし完全に井上脚本の術中にはまってた。
ファイズの木場もだけど優しそうに見えて実は、なのが井上脚本の魅力よね。
井上脚本は罪人には厳しい作品なのでつよしの行く末もハッピーエンドではなさそう
救いがあるとすれば、そもそもドンブラ世界がアバターの可能性もあって今回もつよし自信が直接手を下した訳ではないって事かな。

次回、ついに介人?が変身。
ゼンカイジャーの「○○ゼンカーイ!」で忘れがちだけど演じる駒木根くんはイケメンなんだよね。






  1. 2022/04/25(月) 01:44:03|
  2. ドンブラザーズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

タロウ以外は成り行きでドンブラザーズやってるだけでヒーローじゃないんですよね。何か変身できるようになって敵っぽいのが現れるから戦ってるだけみたいな感じ。 はるか初変身(1話)の件からすると他のメンバーも何の説明もされてなさそうですし。

>ドンブラ世界がアバターの可能性もあって
ポイント制とかチョイチョイ仮想世界ぽい描写が有りますもんね。勿論ミスリードの可能性も有りますが。
  1. URL |
  2. 2022/04/26(火) 21:55:09 |
  3. U戯O #-
  4. [ 編集 ]

>U戯Oさん
>タロウ以外は成り行きでドンブラザーズやってるだけでヒーローじゃないんですよね
ただ巻き込まれて戦っているだけでヒーローとしての使命感を持っている人が殆どいないんですよね。
歴代作品のように5人が5人とも使命感持っているのが凄いのであって一般人が変身したらこんな感じなんでしょうか。

>ポイント制とかチョイチョイ仮想世界ぽい描写が有りますもんね。勿論ミスリードの可能性も有りますが。
露骨にガンツっぽくなったのに加えて介人?の存在がどう絡んでくるかですね。
次回はゼンカイザーブラックが活躍しそうなので何か判明したりしそうです。
  1. URL |
  2. 2022/04/27(水) 00:11:12 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

やっと観れたんですが、何から何まで井上敏樹すぎてそれだけでまず笑ってましたw

大先生筆ノリまくりじゃないですか…かといって古臭いわけでもなく今の時代にアップデートされた部分も感じさせたり…

ゴーカイのジェットマン回見た時に「また戦隊のメイン脚本やって欲しい」とは思ってましたが、あれから10年以上…間にマンホール女だのディケジオ館だのひどいのが産まれてたのでまさかドンブラザーズでこんなに化けるとは思ってませんでしたw
  1. URL |
  2. 2022/04/28(木) 12:24:17 |
  3. じんば #-
  4. [ 編集 ]

>じんばさん
至る所に井上節を感じますよねw
ネット上では物議が醸されていますし、インターネット発達時代(00年代)の平成ライダーを支えていた人は違いますね。
正直ジオディケあたりでは「もう駄目か・・・」と諦めていましたが、まだこんな本を執筆出来るんだと嬉しくなりました。
既に次週が楽しみな自分がいます。
  1. URL |
  2. 2022/04/29(金) 00:17:55 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

やっぱり井上敏樹はメイン向けやったんや、、、サブだと変なギャグ回する事多くてそれでもカブトの包丁回とかディケイドのニーサン回まではまだ見所ありましたけど
キバはまだ武部Pと折り合い合わなくてああなったのかなと思いましたけど
ゴウライガンとかは面白かったですし。

それでライダーに帰ってきたら1号やマンホールやジオディケで「終わった、、、」と思いましたが
意外にもドンブラはいい方向に作用してて
しかも井上なりに現代の特撮に合わせてる感じが見受けられて「さすが俺たちの敏樹」と見直しました。

今後は井上脚本の全ての原点である
ジェットマンの様にチームワークバラバラで争いながらも終盤戦隊として纏まっていくのか

それともファイズの様にドロドロしつつダークな展開を続けていって戦隊の中でも異色作として残していくのか(BPOが怖い)

それともまた新たな井上敏樹の顔が出てくるのか。

楽しみで仕方ない。
  1. URL |
  2. 2022/05/01(日) 13:58:58 |
  3. タトバ #-
  4. [ 編集 ]

>タトバさん
ジオディケは「もう枯れたな・・・」と諦めムードだったのですが、ドンブラザーズで久しぶりに復活してくれて嬉しいです。
そろそろBPOに怒られたりSNSで大炎上しそうな話がきそうですが、もう何が来ても大丈夫な覚悟はできてますw

キバの時は武部Pと相性良くなかった気がします。
インタビュー読んでいるだけでそう感じるので実際にはさらに溝が深そう・・・
  1. URL |
  2. 2022/05/01(日) 14:24:24 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:飛翔
特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
ライダー、戦隊、ウルトラ、牙狼、アメコミと実写系ヒーローの感想を取り扱っています。
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