fc2ブログ

特撮の軌跡

ここは、特撮ヒーロー・実写アメコミ映画 の感想やフィギュアレビューを載せていくページです。

暴太郎戦隊 ドンブラザーズ 第10話「オニがみたにじ」 感想

220306-1.jpg
はるかによる先週の振り返りは「マスターは戦士にチェンジしたのだった」。
ゼンカイジャーの概念がないから戦士。
一応1話でタロウがゼンカイザーにチェンジしたのは見ているけどもう忘れたかも。
けれど「戦隊内恋愛」という言葉が出てきたように戦隊の概念はあるのね。

ポイントを使ったはるかが再び成功を手にする。
「迷いはなかった」というように以前のつよしのようにヒーローではなく一般人である事が強調された台詞。
盗作問題が無くなった世界で世間の出来事も変化。この世界自体がアバター疑惑がますます深まった。
いよいよガンツっぽいけど違うとすれば新装備を貰えたり離脱後も記憶がある事かな。

2代目オニシスターが出てきたけど、彼女は世間的にもはるかと同じ立場。
(ちなみに中の人はオーディション最終選考まで残っていたとか)
「良かろう、供するがよい」でタロウ達からも好感触

この記憶がある事がネックではるかの迷いが生じる。
戦いの最中に成功したらどうなるの?インペラーでもやった事だけど、それを戦隊ヒロインのはるかでやったのが画期的かと。
「目の前で自分と同じ境遇の人を見て今の幸せを捨てられるか?」はエンペラーではやらなかったことだし、20年経ってさらに踏み込んだ話を作ってきた。

はるかの前にもオニシスターがいたかもしれないし、盗作呼ばわりされドン底に落とされたはるかを見たかもしれない。
それらを見ても自分の人生を選び、ヒーローである事を捨ててはるかに押し付けた可能性はあるんだよね。
だけどはるかはそれをしなかった。
(私のせい?)(私が決めなきゃ!)と言うこの葛藤がリアル。
そう、決してはるかのせいではないしこのポイント制が原因。
けれどオニシスターに戻る事を選び、盗作呼ばわりされても笑顔。
一般人からヒーローへの入り口に立ったんじゃないかな。


今週は本当に面白かった。
自分の中ではルパパトぶりの当たり戦隊になるかもしれない。
ジオディケで絶望した井上脚本だけど全然枯れてないどころか進化さえしてる。
褒めちぎったけど、いつの間にか5人全員がパワーアップメダル手にしていた唐突感は井上脚本だなとw
1人1人のパワーアップでドラマ作れそうなのに思い切ったね。
案外ポイントを使うことが取得の条件なのかも。
はるかだけがポイントが多かったということは、他の3人は何かに使ったから減ったかもしれないし。






  1. 2022/05/09(月) 01:41:00|
  2. ドンブラザーズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<仮面ライダーリバイス 第34話「悪魔が悪魔を呼んでいる」 感想 | ホーム | ウルトラマンクロニクルD 第15話「ウルトラ戦士の絆」 感想>>

コメント

今週マジで良かったです…
雉野の話に続き一般人らしい考え方からの即脱退に始まり、だからこその葛藤を経て一般人から一歩ヒーロー側へ自分の意思で踏み出すに至る

変身するだけでヒーロー名乗るご当地物なりなんちゃっての物が溢れかえった今に、ヒーロー性とはって部分を真っ当に、そしてチームで戦う番組ならではの描き方で、まさしくこれはスーパー戦隊だから出来る話じゃないかと感動させられました
これでまだ10話!?

ロボタロウギアは描写されなかったトウサク脱退中に手に入れた説…は擁護がすぎるでしょうかw
この辺は大先生らしく考えてないのだろうとは思いますが謎を謎のまま余地に出来てる番組なのであまり気になりませんでした
  1. URL |
  2. 2022/05/09(月) 20:42:38 |
  3. じんば #-
  4. [ 編集 ]

>じんばさん
今週は本当に面白かったですね!ベテランの実力を見ましたよ。
最近は見た目がどうこうより心がヒーローを問われる時代だと思うので、一般人であるつよしやはるかにスポットを当てているのは時代を捉えています。

>ロボタロウギアは描写されなかったトウサク脱退中に手に入れた説…は擁護がすぎるでしょうかw
つよしは明らかにピンチの時に使わなかったのでトウサク呼ばわりされている時に取得したんでしょうね。
東映公式HPによると「令和の井上脚本は違います!」との事なのでいずれ明かされることに期待です。
明かされなかったら明かされなかったでいつもの井上大先生だと逆に安心しますw
  1. URL |
  2. 2022/05/10(火) 00:04:25 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

はるか、あだ名みたいに盗作って呼ばれてるけどアカンやろそれ……いや本人は気にしてなさそうだからいいんだけどさ……

はるかのポイントが高かったのは前回きびだんごを作ったりきびだんごの代わりとなるサポートをしたりしてたからじゃないでしょうか
まああとは、単純にはるかが画面に映ってる割合が高いのではるかが活躍してる頻度が高いってこともあると思います

二代目オニシスター
名前に鬼って入ってないから、名前にモチーフが入ってる人を選んでるわけじゃないのね


前回の特命鬼
全然分かりませんでした。大人が子供だからトッキュウジャー……はもうやったし、鬼ごっこの時の走り方が似てるからゴーオンジャー?無邪気なところもあるし……?とか思ってました。確かにゴーバスターズは13年前っていうのもありましたね。ギアが落ちるまで分からなかった


  1. URL |
  2. 2022/06/16(木) 22:30:27 |
  3. ライト #1zy/x5P2
  4. [ 編集 ]

>ライトさん
>はるか、あだ名みたいに盗作って呼ばれてるけどアカンやろそれ……いや本人は気にしてなさそうだからいいんだけどさ……
あだ名というより蔑称ですよね。悪意ありきの呼び方です。
それすら気にしていないはるかのメンタル強いですね。

>名前に鬼って入ってないから、名前にモチーフが入ってる人を選んでるわけじゃないのね
名前に法則性があるのかと思ったらそうではなさそうなんですよね。
タロウやはるかは子供に覚えてもらうために分かりやすくしているだけであって、法則性はないのかもしれません。

敵に関しても戦隊モチーフがすぐ分かる怪人もいれば、ドロップするまで分からないのもいますよね。
アナザーライダーほど見た目がオリジナル寄りではないからかもしれません。
  1. URL |
  2. 2022/06/17(金) 00:32:24 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tokusatunokiseki.com/tb.php/5557-b80ed633
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

飛翔

Author:飛翔
特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
ライダー、戦隊、ウルトラ、牙狼、アメコミと実写系ヒーローの感想を取り扱っています。
お気軽にコメント頂けると嬉しいです。




このブログについて
フィギュアレビューまとめ
メールフォーム
お問い合わせ

広告

最新記事

仮面ライダーガッチャード 第4話「アントルーパー・ラビリンス」 感想
王様戦隊キングオージャー 第30話「凍てつく天秤」 感想
ウルトラマンブレーザー 第11話「エスケープ」 感想
アソーカ 第6話「はるかかなたで」 感想
仮面ライダーガッチャード 第3話「ブシドー、見つけたり。」 感想

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

ツイッター

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する