
アメコミ映画として4作目はバットマンやスーパーマンくらいしかなく、MCUでは初。
ダークワールドでMCUを離れたジェーン(演 ナタリーポートマン)が復活。
アベンジャーズ エンドゲーム後の時系列でガーディアンズと一緒に宇宙を冒険中。
またエンドゲーム時の衣装が見れるとは思わなかった。
幼少期から現在に駆け抜けるシーン好き。
デブだったソーが厳しい訓練の末に筋肉質に。
元々マッシブだったクリヘムだけど過去一でマッシブ。
ソーの武器はインフィニティ・ウォー、エンドゲームに続きストームブレイカー。
ムジョルニアとの二刀流ではないからエンドゲーム時に比べればパワーダウンしてそう。
ゼウスから奪った雷も武器になってるしハンマー・剣・斧と作品毎に武器変えてるのも特徴的。
ラストでのジェーンとの共闘もカッコいい。
ガーディアンズの面々は序盤に活躍。
「俺の船を返してくれるって?」は笑いそうになったw
ネビュラはかつてのガモーラのポジションについて大暴れ。
ロケット・グルートはそれなりに目立っていたけどドラックスとマンティスは出番少な目。
来年のGotG3の活躍に期待だね。その前にガーディアンズの活躍を見れただけで満足。
クリプラの出演料とか凄まじいだろうし短い時間なりによくやってくれた。
ジェーンが約7年ぶりにカムバック。
「3・4年ぶり?」
「7年と○ヶ月と○日ぶりだ(忘れた・・・)」
みたいな会話があったからジェーンは指パッチンで消えてた?
ナタリーポートマンが鍛えまくっていて腕の筋肉が凄いことになっていた。
流石に40歳だから老けたけど雰囲気は若いままだしマイティ・ソーとなって戦う姿は美しい。
ヒーローになったばかりだったり決め台詞に悩む初々しい姿は好きだけど、
キャラとしては癌設定になりムジョルニアを持てる理由も分からなかったりでキャラが弱く・薄かったと思う。
1・2作目の時点でそこまで魅力的なキャラでは無かったから急にヒーローになっても、と思うところはある。
ワンダヴィジョンにも出演したダーシーが再登場するもウエストビューについては触れず。
エンドゲームでムジョルニア使っていたから忘れていたけど、このアースでは既に破壊されていてダークワールドの世界から拝借されていたね。
破片にして飛ばすアクションはムジョルニアを大切にしているソーには出来ない戦法。
嫉妬するストームブレイカー可愛いw
好例の小芝居?もパワーアップしていてオーディンは割と似ているw
最期が「「ビフレスト!!」」で終わりってw
ヴァルキリーも再登場。
最初の戦いで天空馬に乗って駆けつけるシーンがカッコいい。
要所要所で活躍したけど、ヘラにヴァルキリー隊が全滅させられたのはトラウマのままだし腎臓を失い戦線離脱。
ラストでは指導役に回っていたし今後の活躍でアクションシーン見れ無さそうなのが悔やまれる。
まともなアクションがバトルロイヤル・エンドゲーム・ラブ&サンダーだけなのが勿体ない。
コーグも好きだったので意外と目立っていて嬉しい。
けど途中で顔だけになったからこちらも戦線離脱。
(当たり前だけど)ソー&ジェーンのコンビを目立たせたいから他のメンバーはお役御免。
メインヴィランはゴア。
演じるのはなんとバットマン、ダークナイトで有名なクリスチャン・ベール。
あんまりヒーロー作品興味無さそうだったから再登場にはビックリした。
元々下々の民だった彼が娘を失い、神殺しの剣を得てゼウスがビビるほどの大進撃。
ヘラを超える強さと噂されていたけど、実際はそこまでではなく普通に強いヴィラン。
スクリーンに入る前に「雷演出で気分が悪くなる恐れがあります」って書いてあったから身構えていたけど、結果的に大したことなくて安心。
ゴアとの初戦は暗い惑星でむしろ電撃のおかげで明るくなったくらい。
暗闇から急に襲い掛かるホラー演出が無くて安心。
ドクターストレンジMOMだったら急に襲ってきてたと思うw
子供たちが戦うシーンはディズニー映画っぽいよね。
ここだけ露骨に子供向けになってる。ぬいぐるみの子の存在感強いw
ヘイムダルの息子とゴアの娘はヤングアベンジャーズの候補だね。
ストームブレイカーは娘に預け、自身は再びムジョルニアを手に。
エンドクレジットは2つ。
1つ目は腹を貫かれたゼウスが生きていて息子ヘラクレスが出陣。
5作目はゼウス率いる神々とのバトル?
会議のシーンでムーンナイトのコンス(エジプトの神々)とかもいたんだろうか。
2つ目は死んだはずのジェーンがヴァルハラで復活。
ヘイムダルもサプライズ出演!!
最初だけの出番だったシフが出てきた時に「激しい戦いの中で死なないとヴァルハラへはいけない」って説明があったからこのオチは読めてた。
アスガルド人ではなく癌だったジェーンがいけるかは不安だったけどまずは安心。
それよりはムジョルニアの力で癌完治。マイティソーを継いだ方が後腐れなくて綺麗な展開だとは思うけど。
以上、ソー ラブ&サンダーでした。
回想も多く1・2作目を見ていない人にも分かりやすいコメディな作り。
MCU好きな自分でもソーが面白くなるのは3作目からで神話に振ってる1・2作目は微妙と感じているので良い配慮。
かつての仲間たちの死に触れる回想が雑すぎw
事前に分かっていたけどロキは出演せず。
まさか演劇の方だけとは。本物は今頃何しているんだろ。
シフもせっかく再登場したのにあれっきりなのが勿体ない。
作品としても3作目の吹っ切れ具合の方が好きかな。
タイカ・ワイティティ監督の音楽の使い方や底抜けに明るい雰囲気、ロキとの掛け合い、ヘラの強敵感などMCU単独映画ではかなり好きな部類だし。
ジェーン再登場は嬉しいけど結局ソーを継がずにヴァルハラ。
ゴアの娘と一緒に暮らすのもズレてる気がしたりとモヤる点があったので自分の中では凡作に落ち着きそう。
2022年最後のMCU映画は秋に公開予定のブラックパンサー ワカンダフォーエバー。
主役亡き今、いったいどうなってしまうのか。
単独映画でありながらネイモアやアイアンハートといった新キャラも登場予定でちょっとしたお祭り映画のようになりそう。
- 2022/07/09(土) 02:01:53|
- マーベル・シネマティック・ユニバース
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