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特撮の軌跡

ここは、特撮ヒーロー・実写アメコミ映画 の感想やフィギュアレビューを載せていくページです。

ウルトラマンデッカー 第2話「決意のカナタ」 感想

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第1話からなんと1年が経過。
ウルトラマンに変身出来たのも一度だけでスフィアドームはそのままとハードな状況。
1話(初変身)から1年経ったヒーロー作品はまず見ないし、敵に1年間も侵略されたままなのも稀。

冒頭の試験成績だけを見ると他に優秀な訓練生はいたみたい。
作品や防衛隊によるんだけど、怪獣と戦う時点で殉職率高そうだしすぐ隊員が回ってきそう。
進撃の巨人のように戦闘部隊より中の方が人気とかあるのかな。
訓練校時代の隊員服も好みで鮮やかなカラーリングではなく地味なので本物の防衛組織っぽい。
ヒーロー作品的には従来のような明るいカラーリングの方が馴染みがあるけど、リアリティを出すならゼットやデッカーのように地味な色の方がそれらしい。

「あのウルトラマンも現れるでしょうか?」
「さあ…彼とも仲良くなれるといいんですけどね」
今週の意味深発現。
隊長自ら前線に出るって中々の異常事態。
ガッツファルコンがかなり頼りになる。
隊員たちのために身を挺して庇う隊長の人柄も出ているし、ちゃんと現場(実践)経験あるのも分かっていいね。


怪獣はデスドラゴでスフィア抜きにしたら8年ぶりの怪獣出現。
トリガー世界の新規怪獣なのでデッカーに登場するのも違和感なし。
第1話はスフィアザウルスだったのでデッカーが地球産怪獣として相手にするのはデスドラゴが初。
「始まりの怪獣」である要素もまた受け継がれていて丁寧。

角の件はアキトの両親の事があるから10年以上経ってもデータとして引き継がれているね。
デザインもTDGっぽくて好き。
「威嚇行動です。何かを警戒しているようですが…」
スフィアに乗っ取られるのを恐れて角がやられても撤退しなかったみたい。

「やるしかねえ!今、やるしかねええんだーーー!!」
イチカの言葉を胸に理屈じゃないこの熱さは大好き。
登場バンクの虹の輝きがサーガっぽいと思った。
将来別のウルトラマンと3体合体を果たすとき、サーガのような見た目になるのかも?

ミクラス・ウインダム・アギラのカードが出てきて
「ミクラスを使え・・・?分かった!」
デッカーが脳内で話している?
トリガーにこういうシーンはなかったので新鮮。
というかウルトラマン側の声が聞こえないのって初めてじゃないかな。
従来とは違ったアプローチで神秘性を出しているね。


最初に選んだのがミクラス。
セブンガーが受けたしこういうマスコット系怪獣の出番にも力いれそう。前作はマルゥルがそれだったのかな、
イチカかサワの「新しい怪獣!?」みたいな反応が欲しかったな。
引きずった足にイチカが「?」となったようだから正体バレの伏線かも。

ウルトラマンになっても怪我は治らないし戦いに勝っても負傷者は多く苦い勝利。
組織である以上処分は避けられないのもシビア。
それでも無事にガッツセレクト入隊。ガッツホークはHANE2が担当でちゃんと無人戦闘機要素も引き継がれている。


以上、第2話でした。
先週と同じ感想になるけど突き詰めると本当に丁寧な作品。
訓練校時代に1話使ったし第1話に続きかなり丁寧。
「主役がいきなり防衛隊」「自由に変身できない」というウルトラシリーズのご都合主義を極力排除して製作しているようにも見える。

メイン3人のキャラ描写もちゃんとしてるよね。
イチカ「本当にできるかどうかなんてわからない。けど自信があるからやるんじゃないよ。やらなきゃいけないって思うから、やらずにはいられないからやるんだよ」
からの
「やるしかねえ!今、やるしかねええんだーーー!!」
は文句のつけようがなく完璧すぎる。
リュウモンも嫌味な人物に見せて人命救助第一。
アキト同様に話数が進めば親しみのあるキャラになりそう。
トリガーのキャラクター描写は反省点の残る結果になったのでサワと隊長まで描写しているのが立派。

ストーリーやキャラ描写がとても丁寧な反面、1話に続き特撮パートの地味さは拭えず。
デスドラゴ攻略もミクラス召喚して即光線になり力押しの勝利。六軸が無

ヒーロー作品のパイロット(1・2話)としてはもう少し外連味がほしい。
ストーリーやキャラはあれでも特撮がド派手だったトリガーとは対照的だよね。
とはいえ好印象に変わりはないし、次回から本格的にウルトラマンデッカーが始まるはずなので楽しみ。





  1. 2022/07/17(日) 00:14:24|
  2. ウルトラマンデッカー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

>1話(初変身)から1年経ったヒーロー作品はまず見ない

ニュージェネは主役の演者が若いこともあって
基本「未熟なヒーローの成長劇」という路線ですが
一人前になっていく過程を描くという意味で
現行のデッカーは過去にないレベルでしっかり描き込んでいる印象ですね
ライダーだと1話のさらにアバンタイトルのあたりで済ませてそうなイベントに
丸ごと第1話を使っているという感じの配分だと思います



>怪獣と戦う時点で殉職率高そう

ウルトラシリーズだと「レオ」なんかそんな具合ですね
防衛チーム自体が基地ごと全滅してお役御免になってしまう展開ですし
言ってみれば戦時中の赤紙みたいなものなのに
選ばれることを受験の合否みたいな感覚でダベってるのもいれば
リュウモンのように逼迫した何かを抱えているのもいるという
個々人の描写の違いにリアリティを感じます



>リアリティを出すならゼットやデッカーのように地味な色の方がそれらしい

訓練生の服いいですよね。黒地+暗めの青というのがちょっと学生感あって

セレクトの隊員服は「GUYS(メビウス)のをシブめにした」という雰囲気ですね
科学特捜隊の時代からオレンジの制服はよくありましたが
灰色を濃くしてオレンジの面積を狭くするだけでかなりビシッとした雰囲気になった印象です
あとヘルメットの一体感がこれまでよりかなり上がっていて
本当に特撮ヒーローの「面」として成立するくらいのフィット感を覚えました



>今週の意味深発現

「最悪の事態はいつ起きても不思議ではないと身構える」
「都合のいい事態は起こらなくても狼狽えないよう過度に期待しない」
という慎重さを感じます。全員これだと辛気臭いですが
チームの重鎮がこういう姿勢だと安定感があっていいな、と

「トリガー」における巨人はトリガー当人含めて悪いのがほとんどだったので
無条件に信用できないのは当然だとも思えます



>ガッツファルコンがかなり頼りになる

ファルコンは特に反省の焦点になっているファクターですよね
ミサイルが追加されていて心もとなかった火力も向上しているし
相手の攻撃は回避しきった上で、被弾はカナタ達を庇ったからと申し分ありません

ガッツホークはメタリックレッドのカラーと
ステルス戦闘機というか尻尾が2本あるエイのようなシルエットが好みです
ただせっかく1話で「遠隔操縦は無理」という前提が出来たのに
すぐ遠隔機が配置されるのがどう説明するのか少し気になります



>ミクラス・ウインダム・アギラのカード

なんでよりによってセブンのカプセル怪獣なのか
ここはちょっとチョイスに疑問があって素直に楽しめませんでした
ウインダムが「Z」で純粋な兵器として登場した矢先に
生の怪獣設定で出て来るというのも混乱するし
未知の戦士であるデッカーにM78系列との近しさみたいなものを
出して欲しくもなかったので



>トリガーにこういうシーンはなかったので新鮮
>ウルトラマン側の声が聞こえない

Zほど喋りまくるわけでもなく、トリガーほど自我の主張がないわけでもない
中間的な表現スタイルですね
「話しかけてはいるけど視聴者に声は聞こえない」という設定は
本当にこれまでなかったかもしれません
ウルトラマンは変身者が力を手に入れただけで
それその物の意志は無い、というTDGの形式とは明確に違いますね

一方でウルトラマンの側が変身の合否を預っているので
「R/B」のように別に何もないけどとりあえず練習の為にこっそり変身
みたいな気軽なトライはさせてもらえないようです



>苦い勝利

ウルトラマンが融合先の負傷をどのくらい治せるかというのは
割とその話の都合でコロコロ変わってるのではっきりした結論が出しにくいんですよね

「ティガ」だと長野氏の事故による腕の骨折が変身後は治ってただけに
「捻挫くらいなんとかならないのかな…?」と思わなくもないです



>ヒーロー作品のパイロット(1・2話)としてはもう少し外連味がほしい

ちょっと戦闘が不完全燃焼気味でしたね
スタート時点でこっちも手負い・向こうも手負いで
ちょっとミクラスにどつかせたらすぐ引っ込めて
光線撃ってみたら倒せた…と演出も指し手も抑え目でした

ただ個人的には話の描写が丁寧であるという安心感に比べたら二の次というくらい
デッカーの丁寧さは嬉しいです
  1. URL |
  2. 2022/07/18(月) 21:17:02 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
>基本「未熟なヒーローの成長劇」という路線ですが一人前になっていく過程を描くという意味で
半年間のストーリーを経て成長物語を見せる作品が多いのでいきなり1年後は驚きました。
実戦は置いといて戦士としての日数なら並みのニュージェネ主役より長いんですよね。流石にオーブには敵いませんけど。

>セレクトの隊員服は「GUYS(メビウス)のをシブめにした」という雰囲気ですね
>科学特捜隊の時代からオレンジの制服はよくありましたが
流石に隊員服になったら明るさは出ましたがそれでも抑えている方だと思います。
この手の隊員服の地味(リアル)さはゼットが一番ですね。防衛隊玩具を想定していないからこそです。

>ファルコンは特に反省の焦点になっているファクターですよね
>ミサイルが追加されていて心もとなかった火力も向上しているし
目に見えて火力向上しているのが頼りになる点ですよね。
トリガー本編の時点で映像表現は凄かったので、今作で火力が加わり頼もしさが増しました。

>なんでよりによってセブンのカプセル怪獣なのか
トリガー(TDG系)にマルゥル(セブン要素)といい完全に浮いているんですよね。
ここは制作側の保険が出ているなと感じました。
これがタイガやゼットのようなM78系でやるなら違和感ありませんが、TDG系でやるのはどうかと。
今でもマルゥル枠はデバンにすべきだったと考えているのでHANE2の存在は嬉しいです。

>ウルトラマンが融合先の負傷をどのくらい治せるかというのは
>割とその話の都合でコロコロ変わってるのではっきりした結論が出しにくいんですよね
なんとなくですが、怪獣との戦いで終わったダメージはある程度緩和してくれて私生活(訓練中)は治してくれない印象があります。

>ちょっとミクラスにどつかせたらすぐ引っ込めて
>光線撃ってみたら倒せた…と演出も指し手も抑え目でした
戦闘面は控え目なスタートでしたね。
1話目も控え目ですが煽りカットなどは見応えあったのですが、2話は目立ったカットもなくて。
特撮オタク視点だとストーリーやキャラの丁寧さに好感を覚えますが、メインの子どもたち視点だと物足りないのかなと。
ゼット→トリガーと勢いを増してきたウルトラシリーズに求められているのはガイアや龍騎であってダイナやアギトではないはずなので、もう少し派手さを出してもいいかなと思います。


  1. URL |
  2. 2022/07/18(月) 23:56:26 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

命令違反になるけど人命救助を優先した3人が合格ってのが良い。それがガッツセレクトの方針なんでしょうし、実にヒーロー番組してる。
1年間バリア張られたままなのに何もしてこないって事は火星のトリガー達と交戦中で地球にまで手が回らないのかな?

>ミクラス・ウインダム・アギラ
まあ引っ掛かると言えば引っ掛かるんですけどスーツが現存してる味方怪獣っていうと選択肢が殆ど無いでしょうから仕方ないかとも思うんですよね。TDG系の怪獣だして「原典では強敵だった〇〇が味方に!」というのが出来れば理想なんでしょうけど。
  1. URL |
  2. 2022/07/19(火) 21:54:43 |
  3. U戯O #-
  4. [ 編集 ]

>U戯Oさん
>1年間バリア張られたままなのに何もしてこないって事は火星のトリガー達と交戦中で地球にまで手が回らないのかな?
ケンゴとイグニスが必死に食い止めているのかと思うと世界観が広がり考察し甲斐がありますよね。
応戦中?であっても1年間バリア張れるスフィアの脅威も伝わってきます。
ただ応戦中だとしても1年間あって一度も地球内部を襲ってこないのもおかしいので何か事情はありそうです。

>TDG系の怪獣だして「原典では強敵だった〇〇が味方に!」というのが出来れば理想なんでしょうけど。
それが理想です!
とはいえTDG現存スーツかつトリガーで新規造形した怪獣だと見た目が強そうなのしか残って無さそうでデッカーが割を喰いそうなんですよね。
デバンを戦闘用にするのはちょっと違いますし、悔しいですがミクラスたちはちょうどいいのかもしれません。
  1. URL |
  2. 2022/07/19(火) 23:04:57 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

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