
これまでちょいちょいサポートで存在感を見せていたカイザキ副隊長がメインの話。
隊長との大人同士の会話好き。
最近だとリバイスのベテラン勢とかもだけど10代・20代の若者じゃないってだけでヒーロー作品らしからぬ雰囲気出るよね。
明らかにティガ・ダイナのF計画を意識させる話。
思想はともかく「怪獣復活に備える」という視点は間違ってなかった。
実際にトリガー→デッカーでこうやって再来があったわけだし。
怪獣に限らずだけど一度でも有事があるとそれに備えよう、と考えるのが人の心理。
現実だとコロナや地震・津波がそうだね。
ジードやルーブ・タイガの世界は今、怪獣に備えて防衛隊あるのか気になる。
博士は教え子にマウント取るために頑張っていたのかと思うと変人。
TPUに所属していた時もあったけど旧ガッツセレクトのメンバーとは面識あったのかな。
デッカーとネオメガスがお互いに人を乗せて退治するシーンがカッコいい。
ウルトラマンに助けて貰った事に一瞬驚きつつも「きゃああああ、私がウルトラマンに助けられてるうううう」みたいな反応はせず、真っすぐと前を見つめる副隊長が強い。
「あれ、カナタは?」とはならないんだろうか。
肩噛まれたしそれを見た副隊長が正体を察するのかと思ったら違った。
ちょっとこの辺りは期待しすぎた。あくまで人と兵器って話に徹したみたい。
銃持ってるし相手に突っ込むリュウモン勇気ありすぎ。
投げられたペンダントを打ち抜くカイザキ副隊長も射撃センスありすぎ。
新武器のウルトラデュアルソードも効かない強敵。
一度喰らっても起き上がろうとした矢先に2度目の光線は斬新なカット。
0距離光線は迫力あって両腕光った状態で右足で蹴りあがるの好き。
ガッツホークとの合体シーンは熱い!
今回は子供には難しい話だったからホークとの合体飛行シーンや「お前は前だけ見てろ!」という熱い台詞でちゃんと子供向けに戻している。
いつもと違うアングルでストロングタイプの変身でそのまま押し切るのはまさにストロング。
このエピソードの中でスポンサーも把握して細胞まで回収するTPUが有能すぎる。
ソフビを考えると回収しきれなかった細胞があるからスフィアネオメガスが出てくるわけだけど。
10話目にしてやっと副隊長メインのエピソード。
デッカーとの競演会がなければもっと早かったかも。
トリガーではテッシンとヒマリのエピソードが無かったのでメイン回あるだけでも恵まれてるといえば恵まれている。
ご存じ元AKBでウィキ見たら一旦活動休止してから再開したんだね。
自分はアイドル疎いからサーガの時は秋元才加しか分からなかったけど、10年経った今見ると大人の女性になったなぁと。
自分が結婚して30歳超えたせいか、昔は可愛いと思っていた10代のアイドルや萌えキャラが子供にしか見えなくなってしまったのも一因かも。
自然と上の年齢層を見る事が増えた気がする。奥さんも自分より1つ年上なので。
イチカは10代なのに大人っぽいなとは思うけどユナは10年後のアラサーメイクの方が好き。
で、今回の話は明らかに次回へ向けた話。
特撮オタク視点だからF計画がチラつくけどペンダントさえ壊さなければ暴走しなかったのも事実。
最初の2回登場とデッカー戦まではコントロール出来ていたわけだし。
けど将来に渡りずっと怪獣を制御できる保証はなく、スポンサー経由でデータがバラまかれているかもしれない。
宇宙人との共存や兵器どうこうはウルトラマン永遠の課題。
テラフェイザーのように怪獣ではなくロボットならいいのか?という疑問も出てくる。
(実際カイザキ副隊長が疑問視しているようなカットもあり)
ロボとして扱う危うさはキングジョーSCが近いかも。
「ストレイジ最強ロボ!」なんて醸し出している割には誰が作ったのかもよく分からない未知の技術を頼りにしちゃってるし。
純粋な地球産としてはウィンダム止まりで、セブンガーとの2体(地球側)だけでは戦い抜けなかった事を証明してしまってる。

次回はライバッサー登場。
マガバッサー系が登場するたびに書いてるけど、いつか普通のバッサーやジャッパは出てくるんだろうか。
夏のウルサマで発表されたテラフェイザーもついに本編登場!
なんて頼もしいデザインだ!デッカーと力を合わせて戦うぞ!!
ん、パッケージ??
- 2022/09/18(日) 01:42:38|
- ウルトラマンデッカー
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| コメント:2
今回もエンディングテーマの歌詞とのシンクロ率が高い…
>明らかにティガ・ダイナのF計画を意識させる話
>博士は教え子にマウント取るために頑張っていたのかと思うと変人
TDG感がかなり強いエピソードで見応えがありましたね
F計画の他には「ティガ」のエボリュウ関係とかにも似ています
こじらせちゃった優秀な地球人が敵、というのは
縦軸で暗躍するヴィランは大体が人外のニュージェネに入ってからは
とんと見なくなったノリなのでちょっと懐かしく思いました
欲を言うならもうちょっとサブタイトルは凝って欲しかった…くらいでしょうか
>思想はともかく「怪獣復活に備える」という視点は間違ってなかった
>特撮オタク視点だからF計画がチラつく
>怪獣ではなくロボットならいいのか?
>未知の技術を頼りにしちゃってる
>ジードやルーブ・タイガの世界は今
「コスモス」のセルフ批判なんかも織り交ぜて結構攻めてましたね
我々は視聴者だからウルトラマンが良い者で
とりあえずこっちと組んでる方が正義と割り切れますが
地球人の自力で開発したネオメガスも正統派の戦力には違いないんですよね
単に見た目がワルモノっぽくて
ナマモノに受信機打ち込んで操るってシステムがなんとなく気持ち悪いだけで…
同じ事は過去のニュージェネ作品にもあてはまることで
ウルトラマンが民間人という作品は言い換えると
一般市民の善意のボランティアに今後の地球防衛が全部かかっているということで
かなり不安定な状態とも言えます
何か進展があった方が健全な世界に思えますね
>デッカーとネオメガスがお互いに人を乗せて対峙するシーンがカッコいい
>ちょっとこの辺りは期待しすぎた
トランペットの勇壮な旋律が非常にかっこいいワンシーンでした
「気付いてた」系はやろうと思えばいつでも挟めるので
いきなり露骨にはやらずに使う時になって「そういえば…」と
持ってくることもできますからね
>投げられたペンダントを打ち抜くカイザキ副隊長
どさくさに紛れて凄いことやってるんですが…科学者ポジでしたよね、確か…(笑)
制御を奪おうとして逆に暴走させてしまったり、基本悪いのは先生ではあるけれど
そこまでくっきりと白黒をつけないように工夫しているところは好感が持てます
怪獣と人間の付き合い方一石を投じて、まだ結論は待たない雰囲気ですね
>ガッツホークとの合体シーンは熱い!
「X」のアーマー路線に近い感じでしょうか
単に「合体した!強いぞーカッコイイぞー!!」でなく
回避はハネジローが専念するから攻撃に集中できるという
強くなる理合いが敷き詰められている流れが凄くいいです
シメのパンチとかみつきの我慢比べからの大爆発というのも
いい意味で泥臭い熱さ、好みの決着です
>テラフェイザーもついに本編登場
玩具化を前提にしたロボットだけれど原典のデスフェイサーらしい
グネグネっとしたラインに沿ってタイルが貼られているような表面処理や
つるっとした液晶のような顔が盛り込んであって
思った以上に怪獣寄りの造型だと思いました
個人的にはプロメテウスの未来的なシルエットもかっこよくて
人型ロボに変形する母艦枠にいけないか…とも思ったりして
- URL |
- 2022/09/30(金) 17:46:05 |
- 1 #-
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>1さん
>TDG感がかなり強いエピソードで見応えがありましたね
この手のエピソードは一気にTDGみが増してきますね。
デスフェイサーのオマージュロボが出ると発表されているのでなおさらです。
>我々は視聴者だからウルトラマンが良い者でとりあえずこっちと組んでる方が正義と割り切れますが
以前もコメントでやりとりしましたが、この理屈が通り辛いのがデッカー世界の辛いところなんですよね。
闇の巨人やトリガーダーク・イーヴィルトリガーの例があるので「人型巨人=正義」の図式が成り立たないので。
一般市民の善意のボランティア、はごもっともです。
最たる例がルーブの湊兄弟ですね。
防衛隊の無い作品の主人公だと
・長寿で旅をするガイ
・ベリアルの息子という特殊すぎるポジションのリク
・警備会社には入っているヒロユキ
と戦う理由などはありましたが湊兄弟は本当に善意の存在なので。
>怪獣と人間の付き合い方一石を投じて、まだ結論は待たない雰囲気ですね
現実の世界に怪獣が出てきていない以上、だれも結論が出せない話題でもありますしね。
挙げられたコスモスだと他の惑星に移住が最適解になってしまい、ゼロワンだとAIとの未来という誰も予期でないテーマに結論を求められて当時の評価になってますし。
テラフェイサーは満を持してですね。
ウルサマで先行公開されたようですが、ダイナファンほど「おおっ!?」となるサプライズだったんではないでしょうか。
バンダイとしてもキングジョーSCに続く人型で味方?ロボなので期待されてそうです。
- URL |
- 2022/10/01(土) 00:21:28 |
- 飛翔 #-
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