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特撮の軌跡

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ウルトラマンデッカー 第17話「過去よりの調べ」 感想

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隊長にも調査の手が。
やっぱりアガムスの件があるから疑われてる。
謎ビームで調査出来るから便利。
ムラホシ隊長の「形式的な確認作業でしょう」と不安にさせない配慮が大人。
急な取り調べに暴れるわけではなく耐える痛みを知っている。

リュウモン「デッカーは意外と俺たちの傍にいるのかもしれない。例えば傷の後とか」
とだんだん核心に近付いてる。
カナタ=デッカーと知っているとも知らないとも取れる絶妙なニュアンス。

回想ではトリガー16・17話でのメツオロチ戦の舞台裏。
ヒュドラムもまだ現役。
ムラホシ隊長はインテリ系の見た目で実戦には程遠く見えるけど最前線で戦っていた。
マスクを取って子供を安心させるヒーロー演出。
この子供こそリュウモンだった訳だけど、証人が無かったら隊長はどうなっていたんだろう。
トリガー撮影時期はデッカーが○年後、くらいの構想はあったかもしれないけどこの回想までは想定していなかったはず。
後から拾えるのも後続作品ならでは。やろうと思えば○○戦の裏では~とかいくらでもできるので。


怪獣はゴメス。
撮影時期的にシン・ウルトラマン配信は読めなかったはずだから、ゴジラの日(11月3日)に合わせた?
「ゴメス程度の怪獣なら~」
「あんなに巨大なゴメスは初めてです」
とすっかり10m~50mサイズの便利怪獣で定着したかも。

デッカー変身で最初から変身済みで月をバックにキックはカッコいい。
トリガーもデッカーも市街地戦や火星の印象はあるけど月の印象は薄いので意外なカット。
ダイナミックタイプは登場の瞬間こそ綺麗だけど、エフェクトが無いと夜の暗さにメインカラーのブルーが溶け込んでとにかく暗い。
でも変身と同時に思い切り斬りかかるカットは好きw
まだ最強形態を活躍させないといけない期間だろうにフィニッシュを隊長(ナースデッセイ号)に譲る構成が見事。

本当に音楽を流したハネジローからのEDに繋げるオチも面白い。
ただ良いエピソードではあったけどデッカー特有の「丁寧だけど地味」が出てしまったとは感じた。
未来人デッカー登場辺りが盛り上がりすぎたので仕方ないけど。

次回も総集編。
先月もやったばかりだから年末商戦もあるだろうし本放送が伸びる事自体は歓迎。
本編半年、クロニクル枠半年よりは総集編扱いであっても本編期間を長くしてほしいから。






  1. 2022/11/08(火) 00:39:03|
  2. ウルトラマンデッカー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんな重要な役職に地球人と価値観がズレた
宇宙人を据えてしまって本当に大丈夫なんだろうか…(笑)?

思えば「マックス」あたりを境に善玉メトロンの登場比率が
徐々に高まっていって今ではもうそもそも
悪役前提のキャラじゃなくなっている
一種の逆転現象を起こしているのかもしれません



>謎ビームで調査出来るから便利

もうメトロンを配役したのはこの絵が撮りたかっただけだろってくらい
ジャストに「セブン」のちゃぶ台問答のパロディですね、取り調べ
メトロン星人の電飾がチカチカするのも同じです



>カナタ=デッカーと知っているとも知らないとも取れる絶妙なニュアンス

1000%はライダーネタかな…
正体バレから遠ざかって安心しつつも憤懣やるかたないカナタが可笑しいです

でもリュウモンはもう気付いちゃっていて
カナタの方から打ち明けてくれるのを待っている状態とも思えますね
基本ムッツリしているのにデッカーの正体に関して話す時
やけにリラックスした雰囲気なのがどうにも怪しい…(笑)



>怪獣はゴメス

夜に二連装の砲台がにょきっと生えたシチュエーションが
「メビウス」のザムシャー登場回を思い出しました
元がゴジラということで、ゴメスは重厚にのし歩くのが様になってますね
砲撃を物ともせず無造作に砲台を引っこ抜いて捨てる場面も好きです



>メツオロチ戦の舞台裏

いいですよね、舞台裏エピソード
多くの人員が同時にそれぞれの部署で頑張っているので
よっぽどのことがない限りは矛盾や破綻も出てこないし
むしろ組織の厚みが増して感じられるので

過去回想での隊長の言動はまさにヒーロー
この後子供を逃がして怪獣に吹っ飛ばされたら
ウルトラマンと一体化して…という流れに
普通に繋がりそうな雰囲気です



>月をバックにキックはカッコいい

蒼みの強い月に映えますね
一瞬無音になって手前に飛んでくるGグリフォン
→デッカーの跳び蹴りという繋ぎの緩急が良かったです
横から見たキックのフォームが
それこそ「80」とか「ティガ」の頃から変わってなくて
こういうところにも伝統芸を感じますね



>メインカラーのブルーが溶け込んでとにかく暗い

派手な両手の武器とアギトっぽい頭だけが
くっきり浮かんでいて身体は本当に夜に溶けちゃってますね
これは製作陣も撮ってみて初めて「誤算だ」
って気付いたんじゃないでしょうか
夜景が似合うと評されるティガの紫とかは問題ないから
青がダメなのかライティングの問題か…?



>フィニッシュを隊長(ナースデッセイ号)に譲る構成が見事

トリガー客演回も終始サポートに廻っていたし
デッカーは奥ゆかしさが光りますね



>良いエピソードではあったけどデッカー特有の「丁寧だけど地味

個人的には隊長とリュウモンがどっちも好きなので
じわっと熱くなる良いエピソードでしたが
いかんせん怪獣が舞台装置でしかないんですよね
話の中心軸はあくまで人間ドラマ
同時にそのおかげでチーム全員のキャラの掘り下げが
順調に進んでいっている手応えも感じるので
「この作品はそっち重視で」と割り切るべきなのかもしれません

一方テラフェイザー回はドラマの構成要素である
アガムスが直に乗り込んでいるので乖離を感じにくかったのかもしれません
あと未来人デッカーが無闇に場のテンションを
アゲてくるゲストだったのも大きいかもしれません(笑)
  1. URL |
  2. 2022/11/22(火) 08:55:50 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
>悪役前提のキャラじゃなくなっている一種の逆転現象を起こしているのかもしれません
時代によってヒーローになったり悪役になったりはあるあるですね。
他にはゴモラとかですかね。
ザ・王道怪獣なビジュアルから大怪獣バトルやエックスの時はヒーロー寄りでしたが近年は敵ポジに戻ったので。

>でもリュウモンはもう気付いちゃっていてカナタの方から打ち明けてくれるのを待っている状態とも思えますね
薄っすらとカナタと察しがついているか、人間が変身しているかも?と気付いているのもかもしれません。

>多くの人員が同時にそれぞれの部署で頑張っているのでよっぽどのことがない限りは矛盾や破綻も出てこないしむしろ組織の厚みが増して感じられるので
デッカーは特に組織としての要素を頑張っていると思います。
他の隊員たちも出てきたりして決してレギュラーキャラだけではないことが分かります。
今の時代にガイアみたいな描写を見れて満足です。

>青がダメなのかライティングの問題か…?
言われてみるとティガ スカイは問題無かったのでライディングの問題かもしれませんね。
キリエロイドⅡ戦などは違和感感じなかったので。
逆光シーンが美しいだけにそれ以外の画面映えが惜しかったです。

>いかんせん怪獣が舞台装置でしかないんですよね
>話の中心軸はあくまで人間ドラマ
直前の未来人デッカーのインパクトが強かったためか、今回はドラマ重視ですね。
それがデッカーの良いところでもあり、(ヒーロー作品として見ると)弱いところでもあります。
  1. URL |
  2. 2022/11/23(水) 01:07:03 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:飛翔
特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
ライダー、戦隊、ウルトラ、牙狼、アメコミと実写系ヒーローの感想を取り扱っています。
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