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特撮の軌跡

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ウルトラマンデッカー 第23話「絶望の空」 感想

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怪我の跡や医務室にカナタがいない事を気にするリュウモンから始まり、正体バレを感じさせる始まり方。
記憶を失くしたアガムスとの面談。
正体表す前の綺麗なアサカゲ博士を見ているようだ。
SNS見るまでアクリル板を使った反射演出は気付かなかった。
またヒーロー番組で約10分もアクリル越しの質疑シーンに使っているなんて初めて見た。
ヒーロー番組どころか一般ドラマの刑事・弁護士系でも中々お目に掛れない。

多数のスフィアソルジャーに対して
分離・合体を繰り返すガッツホークが上手い。
多数だし常に分かれていた方が良い気もするけど。
リュウモンの「やるべきことがあるだろう!」や変身シーンがカッコよすぎ。「デッカー!」と叫ばないのがまた熱い。

意を決した変身でも1対3はキツい。ダイナミックタイプでもお手玉状態で遊ばれてる。
でもトリガーの時は闇の3巨人が相手だから常に1対3だなとも思ったり。
OPクレジットでトリガー出演は分かっていたけど、それに頼らず自力で危機を脱出するのが立派。
変身解除しても支えるリュウモンがまた良い。

ラストはグリッタートリガーエタニティVSマザースフィアの昭和アニメ風ラストで締め
ケンゴからすれば2度目のラスボス戦。

同一世界観の作品だと「先輩ヒーローはなぜラスボス戦に駆け付けない?」という問題が出るけどトリガーは上手い事クリアしてるね。
スフィアカード無いから地球に再突入は出来ないかつ宇宙でラスボスと戦っているから。
ウルトラシリーズは上手に処理している印象。メビウス終盤も6兄弟が外から援護しててゾフィーだけ駆けつけるとか。
ティガ→ダイナだとそもそもダイゴに変身能力無くなってるし、ニュージェネは宇宙(世界観)が違うから駆けつけようがない。
ゼロ「ここはお前らの星でしょ?お前らがやらなきゃ誰がこの星を守るんだ」はまさにその通り。
昭和ライダーだと終盤にゲスト登場したのに最終決戦で急にいなくなるから違和感しかない。
かといってRX終盤のようにいざ駆けつけても悲惨な出番になる事もあるけど…
戦隊だとハリケンVSガオレンで忍者修行している間にガオレンが戦っていた、とかは上手いと思った覚えがある。






  1. 2022/12/24(土) 20:54:32|
  2. ウルトラマンデッカー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

静と動のメリハリを強く感じられる回で
満足感が高かったです

>正体バレを感じさせる始まり方

これまでの積み重ねがとうとうひとつの結論に収束していく
デッカーはここでも手堅く回収してくれて一安心です
これまでのフラグをリュウモンが独りで静かに考えを整理していて
その上でまだ全員に開示はしないという構成は珍しい感じですね


>記憶を失くしたアガムスとの面談

気付いたら違う時代にいたというと
映画版「キャプテン・アメリカ」のラストみたいですね
アガムスの場合過去に来たので「逆・浦島太郎」のような感覚ですが


>ヒーロー番組で約10分もアクリル越しの質疑シーンに使っているなんて

個人的にはそれでも集中力を持って見届けることができた場面でした
記憶喪失という力業で過去の執着を一旦全部取り払ってしまうのは
粗忽な流れという気もしないではありませんが
最後のやりとりで過去にアサカゲの投げかけた言葉に
曲りなりにアンサーを返せたのは進展だと思えます

ちなみにアガムスが記憶を取り戻して脱走した時
・何もない空間から出てきて
・その場で浮遊し
・オートで発射してくれる光線銃
というフェイズライザーの至れり尽くせりっぷりに大興奮しました
これは凄い、これは便利だ(笑)!!


>多数のスフィアソルジャーに対して

陸戦用の銃でもソルジャーを撃破できるようになっているあたり
地力は格段にアップしている感があります
分離合体はCGの関係上短い時間で印象的な絵を!という気概を感じました

あとこれまでザウルスがやっていたポンプ役が
スフィアの固まったいかにもなタワーになっていて
「絵的にはこっちの方がスッキリするなあ」と思ってしまいました
破壊ミッション系のターゲットとしてGグリフォンとかにも
任せられそうだし、ポンプやってる間のザウルスは
せっかくの怪獣なのに積極的にバトルに廻せないのがもったいないので


>「デッカー!」と叫ばないのがまた熱い

男の友情に野暮な言葉は無用という魂を感じるやりとり
良い物を見せてもらいました
変身ヒーローもので定番ボイス省略するのは
ここ一番の狙い目ですね
「ネクサス」の「うぉー!」とやって変身とか好きです


>意を決した変身でも1対3はキツい

唐突に出てきて有無を言わせずぶん殴ってくる
SゴモラとSレッドキングの剣幕がすごいです(笑)
Sネオメガスもまじえて武器をロストして倒れたデッカーを
囲んでボッコボコに殴りつける絵は
いかにも「ウルトラマンの大ピンチ」という絵で
テンションが上がりました
カチ上げたデッカーを各自のビームでバレーボールする絵は
妙に楽しげに見えてしまいましたが(笑)

3体揃って再生怪獣ポジションなのにむちゃくちゃ強かったですね
素の勝負ではひっくり返しようがないので
必殺技の威力のゴリ押しでまとめて片付けるしかない幕引きは
凄く「R/B」の終盤っぽさを感じました
とはいえこの段階で助太刀抜きの単独で頑張って
3体撃破してのけたカナタはかなり立派です


>トリガーは上手い事クリアしてる

「最強スフィア獣」とかいう身も蓋もないネーミング(笑)
つまり単独のバトルでこれ以上のコマは向こうに無いとも
言い換えられますが…
横幅の拾いフォルムが何となくデストロイアっぽく見えます

ラスボスとの前哨戦を蚊帳の外で前作主人公にやらせるというのは
技アリですね。これでお互いに邪魔にならない形の活躍ができます
シメの「昭和のアニメ」は本当にその通りで笑えました
  1. URL |
  2. 2023/01/08(日) 08:39:24 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
>これまでの積み重ねがとうとうひとつの結論に収束していく
冒頭でこれまでの振り返りがあったのも相まって正体バレに唐突感を感じませんね。
デッカーの丁寧さを裏付ける積み重ねでした。

>映画版「キャプテン・アメリカ」のラストみたいですね
>アガムスの場合過去に来たので「逆・浦島太郎」のような感覚ですが
記憶喪失あるあるですよね。
視聴者からすればよくあるシーンでも当事者からすればたまったものではありませんが…

>「ネクサス」の「うぉー!」とやって変身とか好きです
そのシーンもカッコいいですね!
ヒーロー作品全般で「変身!」よりは「うおおおお!!」や無言で変身の方が好きだったりします。
いつも同じ掛け声を聞いているからこそ、たまに叫び声を聞くと好きになるんでしょうね。

>素の勝負ではひっくり返しようがないので必殺技の威力のゴリ押しでまとめて片付けるしかない幕引きは凄く「R/B」の終盤っぽさを感じました
実際必殺技でごり押しするしかないほどの戦力差はありましたしね。
ビームお手玉は中々衝撃でした。

>つまり単独のバトルでこれ以上のコマは向こうに無いとも言い換えられますが…
ついにラスボス降臨!と取れる一方でスフィア視点だと「もう戦力がいない。自ら赴く!」と追い詰められた証拠でもあるんですよね。
恐らくグリッタートリガーエタニティは敗北するはずなので強さアピールにもなりそう。


  1. URL |
  2. 2023/01/10(火) 01:02:31 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:飛翔
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