
見てきたので感想記事です。
ネタバレありなので続きから。
久しぶりの3部作構成。
・リバイス編
・ギーツ編
・ギーツ&リバイス編
で平ジェネ始まる前までのムービー大戦と同じだね。
近年は最初から両作品混じったり、ゼロワン&セイバーのように別作品扱いだったりしたので。
とはいえ内容としては「リバイス編」「ギーツ&リバイス(+龍騎)編」の2部構成の色が強かった。
○リバイス編
いきなり幸四郎という4人目の子供がいる衝撃展開。
一輝が22歳設定だから両親からすればもう少しで孫が、のはずが自分たちで産んでしまうなんて。
自分は幸四郎という新キャラに乗りきれず、既存キャラで回してほしい気持ちの方が強かった。
宇宙からの侵略者に対してアルティメットリバイ・エビリティライブ・インビジブルジャンヌと最初から最大戦力で舐めプ無しなのが素晴らしい。
2戦目も同じだしゲットオーバーデモンズ・ジュウガ・アギレラも加わっているのでさらに全力具合が伺える。
テレビではあまり良い所を見せられなかったインビジブルジャンヌだけど、引き分けに持ち込んだし
ゲットオーバーデモンズは玉置専用ライダー。オーバーデモンズは光の印象が付いちゃったから新しい姿を用意したのかな?
それだったら最初から玉置変身であってほしかった・・・
ジュウガは出てくるだけで頼りになるね。途中でエビルとのコンビになった時の頼もしさと言ったらもうね。
せっかくスーツ作ったんだからVシネやジュウガVSオルテカとかに出てくるかも?
自分たちのパートでレギュラーライダーの基本フォームが全く出てこないのは初めてかも。
鎧武(進撃のラストステージ)でさえ龍玄ブドウと斬月メロンは出てきたから。
バイス復活は言ってしまえば精神論。
ファイナルステージは「頑張ったけど復活できませんでした」な内容だったけど、あの時と違うのは一輝が生死を彷徨っていた事。
なんだかんだで復活すれば持ち前のテンションで場をかっさらうし、アルティメットリバイスコンビの強さは流石。
テレビで「最強はリバイスです」と言っていただけの事はあるし、交差する時の演出は初期再現。
映画冒頭でもテレビシリーズ紹介でそのシーンがあったように分かりやすい。
○ギーツ編
時系列は道長退場後かつ、デザ神が決まっていないので15~16話の間。
撮影時点では道長退場は決まっていたんだね。
15話でブースト持っていたけど映画だと持っていない事になっているのかフィーバーで補っていた。
タイクーン&ライブの絡みを見ると景和も2号ライダーなんだとちょっと安心感。
裏の顔が示唆されて今後のテレビシリーズが気がかり。
女の子2人の追いかけっこも平和。
龍騎勢はここで登場。王蛇の腹が凄い事に・・・
リュウガVSタイクーン&ライブは二面性を持つ繋がり。
王蛇VSバッファは紫のライバル枠対決。
ナイトVSナーゴ&ジャンヌは女の子コンビ。
蓮も恋人(女性)のために戦っていたし結果的に悪人の演技をしていて本気では無かったから配慮して女の子組にぶつけたかな。
特撮オタクとしてはジャンヌVS王蛇の蛇対決を見たかったけど、そうするとさくらの身が危ない。
(c)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映ウルトラマンでは既にやっている「先輩が現行アイテムで変身」をライダーでも取り入れた。
使い捨てのレジェンドフォームを出すよりはこの設定の方が好き。
怪人のバイスがモンスターは分かるけど一輝のビートは余りかな。
最期はリバイスドライバーのバックルで変身してたけど、それをやるとベルト自体も変わるんだね。
○ギーツ&リバイス編
スタジアムでの一斉変身が見所。
龍騎勢は原点のままだと映像映えに乏しいためか、ミラーモンスターたちまで出てきて豪華。
常にモンスターがいる大乱戦で映画館の大スクリーンではさらに派手に。
「ライダータイム龍騎」ではテンポの良いカード合戦が見れて本作もナイトのガードベントなどはテンポ良い。
平成2期で培ったアニメや漫画風のコミカルさが意外にも平成1期ライダーとも相性良い事が分かる。
バイス(怪人)VS王蛇(蓮曰くモンスター)の組み合わせが上手すぎる。
悪魔をもってして悪魔。
ナイトが飛翔斬で突っ込んだかと思えば龍騎が復活したりでこの辺は勢い任せよね。
ドラゴンライダーキックも途中でリュウガのアップ挟んだり直撃の瞬間を映さなかったり消化不良。
CG自体はカッコよかったから残念。
(c)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映仮面ライダーシーカーはラスボスとしてはパンチ不足。
現にフィニッシュは基本形態で倒せちゃうくらいだし。
構造物のフルCGは頑張っていたけど面白さや熱さへの直結が少なかった。
空間の向こうからさらに敵が出てくるのかと思ったらシーカーがそのままボス。
以前のムービー大戦は現行・先輩ライダーのアイテムを取り入れたような敵だったけど今回はギーツ側のシステムのみ。
ひたすらハンマー叩いて空を目指す地道な能力だけどベルトギミックは面白そう。
謎にカッコいいギロリも見所。
「お前が言うな」と言わんばかりの言動が目立ったけど彼なりの信念があるからテレビシリーズでゲームマスター自らの不正に繋がっているのかも?
英寿はこの時代の人間ではないらしい。2000年近く戦っているしキリストとの絡みもありそうだけど、今の時代に宗教色強いのは出来ないだろうし、ウルトラマンのように別の時代・時空からやってきたってことかも。
ラストは真司と景和の会話あり。平和を目指す2人の良いシーン。
蓮とも相変わらずな雰囲気なのが20年前を見ているようで嬉しいね。
まだループの一環みたいだけど20年も繰り返しているのか…
英寿と一輝の回転すしのほのぼのさも好き。
戦いだけではない何気ない日常でも交流があるって事だから。
オチは読めていたけど英寿の配慮が立派。
○総評
全体的には普通に面白い映画でした。ただ期待値は超えていない。
柴崎監督だったけど一時期に比べれば勢いが落ちたような・・・?
ロケ地は凝っていて海岸やトラック上、商店街の屋上?だったりいつもの採石場や埼玉スーパーアリーナ周辺ではないのが新鮮だった。
リバイス編が面白かったから、ギーツ編をもう少し削ってでも時間当ててほしかった。
ギーツ編にすぐリバイス組が出てきたけど、ただ出演しているだけでリバイスパートの掘り下げがあった訳ではないので。
リバイス編はバトル重視だから不満点が出辛い作りになっていたけど、流石にドラマパートが短すぎて緩急や間がない。
敵としてもシーカーよりもリバイス編の2体の方が明らかに強そう。
ここでトゥルーリバイスや仮面ライダー五十嵐の再登場を期待したけど残念ながら。
CG頼みのフォームじゃないのにファイナルステージにすら登場しない夏映画初出の究極フォームって仮面ライダー五十嵐くらいでは?
龍騎好きとしては良かったけど物足りないというか・・・
サバイブや当時の楽曲やBGMがなく、展開上仕方ないけど本物の真司の変身シーンすら無しは勿体ない。
上記に書いたようにドラゴンライダーキックもちょっと惜しかったし、客寄せパンダと言われても無理ない。
それこそ次元の向こうからやってきた敵に龍騎サバイブ・アルティメットリバイス・ギーツコマンドフォームとかで戦うコテコテの展開を期待してたから。
未知の敵に対して最大戦力で戦う点では去年のビヨジェネの方が好き。
自分の映画館では上映後は何の告知も無し。
シン・仮面ライダーの公開日でも来るのかと思ったらそれもなしでちょっと意外。
来月にはアウトサイダーズで王蛇サバイブが見れるし再来月はVシネリバイスもあるのでライダーの話題は尽きない。
- 2022/12/26(月) 14:33:17|
- 仮面ライダーギーツ
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感想記事ありがとうございます!
夏以降のリバイスとギーツを一気に視聴し、初日早朝で鑑賞して参りました
全ては龍騎と、そして大好きなこちらのブログの感想を拝読するため…!
リバイスパート
主人公が彷徨ってる感に他ライダーが一斉変身して奮起し、覚悟を決めた主人公が蘇った最高の相棒とともに敵を撃破するという言ってしまえばほぼゼロワンのREAL×TIMEな流れ
デストリーム不在やVシネもあるからかヒロミがサポート止まりなのは残念でしたが、初手から最大戦力のライブ及びジャンヌ、共通の目的のために力を振るうジュウガなど後日談としては十分な見応え
熱くならない訳はないのですが、少し淡白に感じてしまったのは尺の都合だけだったのか、自身がリバイスに冷めてしまっていたからかなのかは自分でもよく分からず
逆にゼロワンがあの時セイバーとの合作だったら…、とか色々考えちゃいました笑
3部構成ではありますが旧ヒーロー後日談、その後地続きで長尺の決戦パートの流れは戦国MOVIE大合戦を思い出しました
コヨミと綺麗に別れた晴人が終始格好いい先輩をやってるのが大好きな作品でしたが、本作はバトロワというギーツに利がある舞台故かリバイス側にあまりその要素がなかったのが少しだけ残念な気はします
バイスも一時的にとはいえ雑に蘇っちゃったなぁという印象が最後まで拭えず
感動の復活ではあったのでしょうし、これから作品という観点からもしばらくお別れにはなってしまう訳ですが、ライダー映画4作品連続で「バイスちゃんでーす」のノリに付き合わされたキツさが先行してしまった感はあります
これは個人の問題なんですけどね
主人公以外のキャラの組み合わせは、これ以上ないほど王道なもので変に捻られなくてよかったです
若干のイレギュラーだったバッファとバイスも蘇った者同士という縁があるのが面白かったですし
それ故にその組み合わせを維持して、それぞれ敵幹部を撃破くらいまではやりきってほしかったなぁというのが惜しかったところ
2号扱いながらタイクーンなんてフィーバーすら使えずに一時退場しちゃいましたし
ここは龍騎組参戦の弊害でしょうか
例年現行側が先輩ライダーの最強フォームにどう喰らいついていくかも個人的には見所のひとつなのですが、今回は先輩側が現行アイテムを使っての急ごしらえフォーム、そして自身のレジェンドフォームで喰い下がっていくのが新鮮でした
これからの玩具展開(主に装動)にもワクワクできる非常に楽しめた要素だったのですが、他の特撮だと既にある手法だったんですね!
最後のCG戦なんかはどう考えてもリミックスの見せ場なわけですが、販促を終えたということなのか思いきった判断には驚きです
本編では祢音も道長も失敗したプロペラを使ってのラスボス攻略を成し遂げるあたり、一輝の実力の高さも窺えました
しかし道中でそのリバイを軽めにあしらい、ギフの遺伝子を取り込んでたはずのシーカーにもなんなら単独でも勝てそうだった英寿強すぎますね…
決着に関してはただの基本フォームだと時には見栄え重視の説得力のないご都合的な勝利にも見えてしまいますが、1話から一貫して切り札扱いのマグナムブーストでのフィニッシュだったのは素晴らしいと感じました
仮面ライダーギーツの面白さが映画でも遺憾なく発揮されているように思えます
人によっては最大の目玉であったろう龍騎組参戦ですが、作品的には扱いに少し苦心していそうな雰囲気は感じてしまいした
すごく悪い言い方をあえてさせていただくなら、仰るとおり単なる集客装置でしかなかったかなぁと
自分は要素としてはあまり期待は持たずに鑑賞をしに行ったこともありましたので、真司と蓮の並び立ちがスクリーンで見られただけでも感動モノでしたし、多少無理やりでも生身の真司と景和が会話してくれたのも安心しました
ここだけは何があろうが絶対に見ておきたかった絡みなので
デザ神は一人だけとか言い出した時は令ジェネみたいな終わり方するのかと焦りましたが、仰るように最後二人仲良くスシロー行ってたのは微笑ましかったです
大二だけ特に交流が描かれず終わってしまったのは少し気になりましたが…
平成最後、令和最初、50周年記念など、久方ぶりに仰々しい名前の付かないシンプルな新旧ヒーロー共演モノとなりましたが、自分にはやはりそれが何よりも楽しめました
お陰さまでギーツ熱も燃え上がって参りまして、これからはリアルタイムで視聴するつもりなので、今後も無理のない範囲で毎週の感想記事をを楽しみにしております
毎度の長文大変失礼いたしました
- URL |
- 2022/12/26(月) 17:42:41 |
- ライダーゲーム好き #-
- [ 編集 ]
>ライダーゲーム好きさん
一気見お疲れ様です、そしてありがとうございます!
>主人公が彷徨ってる感に他ライダーが一斉変身して奮起し、覚悟を決めた主人公が蘇った最高の相棒とともに敵を撃破するという言ってしまえばほぼゼロワンのREAL×TIMEな流れ
流れといい仮面ライダーらしからぬ冒頭の雰囲気といいリアルタイムっぽかったですね。
最後までデストリーム変身ないのが残念でした。
せっかく映画に戸次さん出演して生まれたばかりの我が子を奪われて戦わないって・・・
淡泊さは自分も感じました。
バトルに次ぐバトルで最強フォームばかり出てきて豪華だったのですが、急展開過ぎるのか気持ちが乗り切れませんでした。
バイス復活は感動あり、雑さありでちょっと複雑です。
バイスに対する印象は初見時の好感度の低さが最後まで引きずっていた印象です。
>例年現行側が先輩ライダーの最強フォームにどう喰らいついていくかも個人的には見所のひとつなのですが、今回は先輩側が現行アイテムを使っての急ごしらえフォーム、そして自身のレジェンドフォームで喰い下がっていくのが新鮮でした
10年以上続いている冬映画ですがこれは初めてでしたね。
1年間戦い続けた一輝たち自身がレジェンドライダーとなり、そのレジェンドアイテムで変身が素晴らしいです。
本編のリミックス要素が受けていれば新規玩具でリミックスもありえたかもしれませんが、お世辞にも受けたとは言い難いですし出さなくて正解かと。
>1話から一貫して切り札扱いのマグナムブーストでのフィニッシュだったのは素晴らしいと感じました
ここが仮面ライダーギーツという作品の凄いところですよね。
アイテム商法でパワーアップフォームですら使い捨てが進む昨今、第1話のフォームが今でも絶対の切り札として活躍し続けるのは嬉しいです。
最近こそガンダムのようなコマンドフォームに活躍の場を譲りつつありますが、まだまだ強力なフォームである事に変わりはありません。
>真司と蓮の並び立ちがスクリーンで見られただけでも感動モノでしたし、多少無理やりでも生身の真司と景和が会話してくれたのも安心しました
ここは文句なしで良かったですね。
主役(英寿)を差し置いて2号ライダーと話すのも可笑しな話ですけれどw
主役ライダーとしては英寿が特殊なんであって、1話のように本来は景和主役なんだと伝わってきました。
>平成最後、令和最初、50周年記念など、久方ぶりに仰々しい名前の付かないシンプルな新旧ヒーロー共演モノとなりましたが、自分にはやはりそれが何よりも楽しめました
下手に○○周年が付いた記念作品よりも普通の年に製作される普通の映画の方が面白いですね。
製作側も記念作よりは肩の力抜いて作れる分面白いのが出来やすいのかもしれません。
- URL |
- 2022/12/26(月) 20:21:45 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
個人的には久々に「映画館で見て良かった」と実感出来た作品でした
リバイス編はバイス復活の下りをじっくりやったり1人で勝てなかったアルティメットが2人になったら圧勝で「バディ感」が強調されてて素晴らしかったです
まあその分他ライダーが割喰ってしまいましたが(玉置とか折角新形態手に入れたのに・・・)
ギーツ編はバトルフィールドがコロコロ変わって見てて楽しかったです
フィーバーやコマンドツインも出してくれましたし
あと時系列ががっつり本編準拠でびっくりしました(道長退場、ギロリと敵対等)
シーカーは変身エフェクト、アクション共にかっこよく、家族エピソードでリバイス要素も出せてたので個人的にはあれくらいで丁度良かったかなと思いました
ただ冬映画のフィニッシュは新旧Wライダーキックが見たかったのでギーツ単独でのフィニッシュだったのが惜しかったなと
まあ悪魔そのものがラスボスだった前作と違って今回は悪魔と融合した人間だったので仕方ないといえば仕方ないのですが
でも画面奥から手前に迫ってくるキックの演出はかっこよかったです
龍騎勢は東映の客演の中ではいい扱いだったかなと
今の技術で画面に入り乱れるミラーモンスター、20年ぶりの龍騎vsリュウガなど見応えありましたし
特にラストの景和にエールを送る真司→真司と蓮のやり取りは不覚にも泣きそうになりました
まあ王蛇の体型やドラゴンライダーキックの構えなど気になるとこもありましたが
最近は1回でいいかなと思うことが多かったライダー映画で久々にもう一回くらいみたいなと思える作品でした
- URL |
- 2022/12/26(月) 22:10:27 |
- キングフォームRSF #-
- [ 編集 ]
力を入れてみた映画なのでまた何回かに分けて感想書きますw
とりあえず総評。最初に言っておく!(ゼロノス風)
僕にしては珍しく期待値を上げすぎてしまったので、ちょっと残念なところもありましたが、
作品としてはこの映画はかなりの良映画だと思います
両方の作品の要素を活かしてるし。あと冒頭のリバイスライダー敗北でちゃんと最大戦力を投入して負けてるのがポイント高いです
龍騎ライダーはおそらく尺が足りなかったんだと思いますが、龍騎を知ってる人からすればこういうドラマがあったんだろうなと推測できる要素はありましたし、
この映画自体は龍騎ライダーではなく量産型戦闘員みたいなのでも成立はしましたが、おそらくラストの1~2分を描くためにこの映画があったんじゃないか
と思えるくらい龍騎を理解してる作品だと思いました。ただ龍騎の知識の無い人は、出てきた理由も仲間割れした理由もちんぷんかんぷんだっただろうな
(現にタイクーンやジャンヌ達がそういう反応でしたし)
ギーツの感想で書いた、「どこの尺を削るかで龍騎ライダーのドラマが削られた」んじゃないかなあと思います
脚本にはあったけど削られたのか、脚本作る段階で既に削られたかは分かりませんが
そのラストのシーンですが、真司は景和と「平和な世界を願った者同士」の会話をした上で、蓮と別れた後も後ろに鏡の無い場所を歩いてるんですよね
一方蓮は鏡のある場所にしかいなかった
僕は二人の会話を聞いて「まだ戦いが続いている世界線」と最初は思いましたが、真司だけが鏡の無い場所にいられた点、そして「お前がミラーワールドにとらわれたせいで……」の話から、これライダータイム龍騎の後の話なんじゃないか?と思いました
つまり蓮と浅倉は今回ゲームに参加するためにデザロワの世界にはいましたが、結局「現実世界」に存在していたのは真司だけだったんじゃないか?という考察です
まあ龍騎勢のドラマが全然なかったので妄想することしかできないんですが……逆に言うとドラマが無いのに妄想できる材料をこれだけ用意してくれた、監督の理解度が高いことの証明でもありますね
- URL |
- 2022/12/26(月) 23:03:30 |
- ライト #1zy/x5P2
- [ 編集 ]
>キングフォームRSFさん
>リバイス編はバイス復活の下りをじっくりやったり1人で勝てなかったアルティメットが2人になったら圧勝で「バディ感」が強調されてて素晴らしかったです
復活したアルティメットリバイスの頼もしさといったら凄かったですね。
もう負けない安心感がありました。
玉置は次の機会に期待ということで…
>あと時系列ががっつり本編準拠でびっくりしました(道長退場、ギロリと敵対等)
自分もここはビックリしました。
ゲームの性質上、大体○○あたりで逃げられるのに道長退場という節目のイベント後と明確に設定してきたわけですから。
シーカーは家族エピソードまで入れて限られた尺の中でかなり丁寧に扱われてはいるんですよね。
ただ自分の好みと合わなかっただけで・・・
>でも画面奥から手前に迫ってくるキックの演出はかっこよかったです
あのキックはカッコよかったですね!
爆発時の逆光で目が光るのもカッコいいですしギーツのライダーキックはどれも凝っていて好きです。
>龍騎勢は東映の客演の中ではいい扱いだったかなと
あー確かにマイナスにならなかったと考えればいい扱いだったかもしれません。
挙げられた要素などはプラスしかありませんしね。
真司と景和の会話は本当に良かったです。
ライダータイム龍騎でも龍騎VSリュウガは実現しなかったので2人の対決は本当に20年ぶりなんですよね。(ドラゴンナイトやカメンライドは除く)
でも王蛇の腹やドラゴンライダーキックの構えは気になりますよねw
特にドラゴンライダーキックはここ一番の見せ場なので中の人にはもう少し頑張ってほしかった・・・
- URL |
- 2022/12/26(月) 23:58:15 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
>ライトさん
>作品としてはこの映画はかなりの良映画だと思います
>両方の作品の要素を活かしてるし。あと冒頭のリバイスライダー敗北でちゃんと最大戦力を投入して負けてるのがポイント高いです
気になる要素は多々ありましたが総合的には良い作品でしたね。
決してつまらないというわけではありませんでした。
自分も冒頭の最大戦力を投入した上で負けたのがポイント高かったです。
ノーマルフォームではなく最強フォームなのが素晴らしい。
>おそらくラストの1~2分を描くためにこの映画があったんじゃないか
なるほど。その考えは良いですね。
ただ龍騎を知らない人からすれば「???」なシーンは多かったかと思います。
いくら元祖ライダーバトルといえど20年前の作品。映画館に見に行った人全員が知っているはずがないので。
>真司だけが鏡の無い場所にいられた点
そこは気が付きませんでした!
配信始まったらもう一度チェックしてみます。
恐らくですが、演出段階で鏡の有無はかなり気を使っているはずなのでまた違った視点で鑑賞できそうです。
「現実世界」に存在していたのは真司だけ」はなんとなく分かるような。ちょっと真司だけ浮いてる雰囲気もあったので。
>逆に言うとドラマが無いのに妄想できる材料をこれだけ用意してくれた、監督の理解度が高いことの証明でもありますね
本当にこれですね。
要望や願望は尽きませんが見たいものを見せてくれたのも事実です。
近年は龍騎組の出番も増えてきたので次の機会でリベンジに期待ということで。
- URL |
- 2022/12/26(月) 23:58:41 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
さて感想の続きを。まずはリバイス編から……
冒頭のシーンはまずどっちの世界観だろう?と思ったら空の光り方や機動隊出動からリバイスと察知
そして展開が戦隊の夏映画並みに早い。いつもなら冒頭でサブライダーが敗北→戦力結集して中ボス倒したりして最後にラスボスと決戦
って流れなのに開始10分でもう最終決戦!?ってなるし、冒頭の敗北も最大戦力投入して負けてるから凄い
だいたいいつも先輩ライダーは基本フォームで負けてから最終決戦で最強フォームになって、最初からそうしろって言われるのがお決まりなので……
リバイは力が半分以下っての、一人じゃスペックが下がるわけじゃなくて、単に身体が2つあると一人でできる事の倍+コンビネーションができるので
そういう意味での半分以下ってことだよなあ、と思ってたら、最終決戦時の一輝見てるとバイスがいると心理的な面でもプラスがあるんだなって思えました
家族を守る!ってのはバイスがいなくても同じだけど、その家族にバイスがいる+バイスと一緒に戦うってのが戦力以上に「仮面ライダーリバイス」としての強さになるんだなと
ところで最終回の描写から、五十嵐家ではバイスの事は触れないようにしてたと思ってたんですが、
映画ではバイスという存在がいたことは伝えてたんですね
まあ、幸四郎を妊娠して出産してあの大きさになるまで成長した時間を考えると、年単位は経過してるだろうし、隠し通せなかったんでしょうね
というか最終回からどれだけ経った頃の話なんだろう。フォーゼの5年後は例外でしたがいつも先輩ライダーは最終回直後、少なくとも同じ年内の話ですよね
(そのフォーゼもウィザードと共演したのはフォーゼ最終回と同じ年内でしたし)
あとかなりの高齢出産になったと思うけど大丈夫かな……正直、映画を見るまであれが本当の弟だとは思ってませんでした
てっきり不思議な力で現れたとか敵の術で記憶を改ざんされたとかそういう類のものかと……幸四郎の悪魔ってワードもありましたし
3人で勝てなかったところを5人(イビルも入れたら6人)でようやく相撃ち程度はいけた、と思ったらギフの遺伝子を使って敵がパワーアップ
それをアルティメットリバイスが2人で倒す。アルティメットリバイだけだと歯が立たなかったのは上で書いたように単純な戦力ではなくバイスの存在が大きい
ただこれ逆に言うとアルティメットリバイスさえいれば他のライダーの戦力が役に立たないというか、なんというか……
ところでライブがやられたからイビルが出てきて、その間にライブが休んでまたホーリーライブに戻ったということでいいんですよね
身体は同じなのでイビルはダメージは受けてなくても身体の傷はそのままなのでは?と、あとホーリーライブ→イビルって戦力大幅パワーダウンな気が
リバイス本編でカゲロウと和解した頃に、夏映画とかでライブとイビルが背中を預けて戦うシーンとかあるんだろうなと思ってましたが、ここまではそういうのは無し
ちょうどライブ・イビルが主役のVシネがあるしそちらに期待します
と、ここまでは素直な感想。ここからは……
リバイス編、冷静に考えると、とても「仮面ライダーリバイス」してる映画だなと思いました
リバイス(形容詞):特定のシーンだけを切り取って見ると凄く良いシーンに見えるが、全体を通して見ると「そうはならんやろ」「どうしてそうなった」となること
本編もそうですし、夏映画もそうでした
今回は戦隊の夏映画並みに短かったのでそういう部分が目立つ前にさっさと終わらせたのは、偶然なのかそれとも気付いてたのか……
たぶんギーツや龍騎の尺があるのであんまり尺を使ってられなくて偶然こうなったんだと思いますが
まず、映画の描写だけ見るとラスボスの仮面ライダーシーカーやリュウガ・王蛇より強そうな敵コンビ
こいつら一体何なんですかね。バトロワのゲームマスターの指示で悪魔を取りにきた&指示を無視して自分達の力にしようとしたという事しか分かりません
宇宙からの侵略者(ちょっと状況違うけどドライブ&鎧武の鎧武編の敵みたいな)っぽいんですが、何でゲームマスターの手下みたいな事やってるのか謎
最初から部下だったにしては不自然なので、地球を侵略しに来てそこでゲームマスターに見つかってボコられて不服だけど従ってたみたいな感じなのかな
正直あのゲームマスターにも仮面ライダーシーカーにもあいつらを従わせられるような力があるとは思えませんが……
あとバイス復活も結局、特に理由のない奇跡が起きたってだけなんですよね
一輝が生死の境を彷徨ってたのはありますが、死にかけたから復活したってのも理由になってないです
あそこは死の手前まで行って生存本能が活性化して封印されていた記憶にアクセスできたとかそういう無理矢理なのでもいいから理由がほしかったと思いました
ギーツの要素を使ってバイスの記憶を失わずに済んだのは良かったと思います
折角だからバイスが消滅しない世界でも良かったのに
- URL |
- 2022/12/28(水) 22:48:43 |
- ライト #1zy/x5P2
- [ 編集 ]
>ライトさん
>だいたいいつも先輩ライダーは基本フォームで負けてから最終決戦で最強フォームになって、最初からそうしろって言われるのがお決まりなので……
特撮オタク視点だと「最初から最強フォームで!」「連続フォームチェンジラッシュして!」って視点になりますが最初に基本形態は戦術として間違ってはいないんですよね。
最初から最強フォームだといきなり手の内を全て見せるに等しく、これで負けたら本当に打つ手がないので。
今回は最強フォーム3人で敗北→仲間連れて5人でリベンジなのも上手かったです。
リバイの力が半分~~のところもバイス復活してからは説得力のある描写でした。
単純に1人だから半減の側面もありますが2人揃ってからは逞しかったですね。
リバイス世界の強さはダイモン>アルティメットリバイス>ジュウガなはずなので、「アルティメットリバイスさえいれば他のライダーの戦力が役に立たないというか」はある意味正しいですね。
流石にジュウガとエビリティライブ・インビジブルジャンヌは戦力として取っておきたいところですけれど。
>てっきり不思議な力で現れたとか敵の術で記憶を改ざんされたとかそういう類のものかと……幸四郎の悪魔ってワードもありましたし
自分もそんな感じだと思っていたので本当の弟で驚きました…
>リバイス編、冷静に考えると、とても「仮面ライダーリバイス」してる映画だなと思いました
自分は割と楽しめましたが冷静に考えると(冷静に考えなくとも)まぁリバイスだなってパートなんですよね。
ヒーロー映画あるあるですが尺の短さやバトルシーンの多さのおかげで不満点が見え隠れし辛い恩恵を受けています。
敵2人に関してもかなり謎ですよね。
Vシネで拾われれば良いのですが、そうはならないような…
復活理由も感動的に演出していますが死の淵を彷徨うことが条件なのかも分からずモヤモヤは残ったままです。
>ギーツの要素を使ってバイスの記憶を失わずに済んだのは良かったと思います
ただここだけは立派でした。
やろうと思えばギーツのゲーム要素を使ってそれらしく復活出来るはず。むしろクロスオーバー映画としてはそれが正解。
けれどそれをやらず、自作品だけの力で復活したのが立派と感じた次第です。
- URL |
- 2023/01/01(日) 19:31:08 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
さてもう映画視聴からかなり経過していますがやっとギーツ編の感想を……
年末年始は時間あるようで結構忙しかった……
これの次にパンフレットの感想書いてようやく終わりかな
ギーツ編、というよりMOVIE大戦パートですね。ギーツ単独の話は無し
リバイス編が戦隊夏映画並みに巻き進行だったこともあり、クロスオーバーパートに力を入れている模様
これだけ尺を貰えるなら龍騎勢の描写もちゃんとやってくれるかもしれないと、この時は期待しておりました
ライダーバトルが始まって、話が盛り上がってる時に「でもまだ龍騎出てないんだよなあ……今から登場してもドラマに絡めないだろうし、多分尺が貰えなかったんだろうなあ」と思いました
ギーツ勢とリバイス勢の戦わせ方が上手いと思いました
しかもよりによってカゲロウが変な事言うから
ギーツ達は「ゲーム」なので悪魔ライダーの妨害をかいくぐってゴールを目指せって言われたらすんなり信じるだろうし
あと犠牲者の復活とかの話も一輝の反応が普通なんですよね。普通死んだと思うって
タイクーン・ライブの所にリュウガ登場。威圧感が凄い
バッファ・バイスの所に王蛇が登場。太い。すごく気になりました
ナーゴ・ジャンヌの所にナイトが登場。配信者繋がりは上手いと思いました
ギーツとリバイスはなんか逃走中にスシローの中で戦闘
よくある「移動中にちょっと通りました」なシーンかと思ったらけっこうがっつり戦闘してる
スシローコラボとか知らなかったんですが終わった後ツイッター見たら案の定スシローがトレンド入りしてて、そこでコラボのことを知りました
映ってた時間とか扱いの良さとか、玉置のオーバーデモンズの新形態よりスシローの方が優遇されてるやん
ラストシーンで英寿は赤い皿(高いやつ)が多くて一輝は黄色い皿(安いやつ)が多いのも芸が細かい
で、龍騎ライダーについてなんですが……これ最初に言ったように、ただの量産型戦闘員でも同じ話が作れたと思います
3人の願いで蓮が全てを破壊する力……とか言ってたことから、何か事情があってゲームに乗ったフリをしてるっぽいなと思いましたが
まさか本当に「事情があったっぽい」だけ匂わせて説明ゼロで終わるとは思いませんでした
最初の感想で「尺の都合で龍騎勢のドラマがガッツリ削られた」かもしれないと言いましたが
もしかしたら「龍騎勢の参戦決定が遅かったので脚本に組み込めなかった」のかもしれません
仮面ライダーシーカー初登場のシーンでも龍騎勢がいたはずなのにいつの間にか消えてました。たぶんシーカー初登場シーンを撮影した時は龍騎勢参戦が決まってなかったんじゃないかと思います
あとリュウガや王蛇が圧倒的な強さじゃなくてなんか普通に倒せそうだったのも根拠の1つです
悪魔マラソン中はタイクーン達がやられてましたが結局決まり手はゲームエリア縮小に巻き込まれてのリングアウトでした
最終決戦はタイクーン達が参戦したこともあり、龍騎が復活しなくてもそのまま倒せそうな流れでした
これってモロに「劇場版のラスボスにくっついてる幹部怪人」のポジションなんですよ
タイクーン達が幹部達を撃破し、ギーツ達がシーカーを撃破……っていつもの映画の流れならこうなります
つまり龍騎復活の意味が無いんですね。全員でかかっても勝てない、強い……ってなったところで龍騎復活&ナイトが味方についてリュウガと王蛇を撃破なら意味はありますけど
最初は脚本になかったけど龍騎参戦を後から入れたという推測です
だから「脚本上は」龍騎勢がいる意味が全くなかったけど、入れると決めた後の脚本・監督・その他スタッフの龍騎の理解度が高かったおかげでいいシーンが撮れた
という感じ
特にラストシーンは、最初の感想でも書きましたが「龍騎」の理解度が高すぎるシーンであり、
龍騎勢は脚本上いる意味の無かった映画ですがこの映画全体を見た後でないとあのシーンが成立しないという矛盾を抱えており、
龍騎ファンが最高に楽しめるあの1分はこの映画から生まれたつまり「龍騎」視点からすればあの1分のためにこの映画が作られたと言える
私にしては珍しく見る前に期待度を上げすぎたせいでちょっとがっかりしましたがあの1分が見れて満足しました
あと関係ないんですが
ツムリが書き換えられて違う性格の女の子にされちゃうシーン
ちょっと扉が開きかけました
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- 2023/01/05(木) 22:47:09 |
- ライト #1zy/x5P2
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>ライトさん
ギーツ編はほぼMOVIE大戦パートですね。
最近宇宙船を購入して高橋さんインタビューを呼んだのですが、やはり2部構成(リバイス編、MOVIE大戦編)で執筆されているような雰囲気でした。
龍騎勢は宣伝に力入れた割には、ですね。予告の盛り上がりがピークだったのは否めません。
>スシローコラボとか知らなかったんですが終わった後ツイッター見たら案の定スシローがトレンド入りしてて、そこでコラボのことを知りました
そうそう実はコラボしてたんですよ。
一昔前の戦隊だとコラボ先の遊園地とかで戦うとかはあったので懐かしくなりました。
皿の色は気が付きませんでした。神の英寿と庶民の一輝の性格が出ていて面白いですね。
>もしかしたら「龍騎勢の参戦決定が遅かったので脚本に組み込めなかった」のかもしれません
これはありえそうですね。
いつものように遅いタイミングでオファー出したら3人ともOKで急遽脚本に組み込んだ、とかで。
龍騎好きだから「出てくれてありがとう!」と補正入っちゃいますが、実際のところ戦闘員とかにしてもなんら問題ない役どころなんですよね。
真司と景和のラストシーンは良かったものの、理想としては圧倒的強さのリュウガ&王蛇の前に先輩ヒーローとして駆けつける龍騎・ナイトの活躍が見たかったです。
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- 2023/01/06(金) 00:12:28 |
- 飛翔 #-
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