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特撮の軌跡

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ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ 第2話「ビギニング・オブ・ギンガ〜星の降る町〜」 感想

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第2話は無印ギンガ第1話を放送。
昭和どころかティガやダイナらも同一世界でスパークドールズに変えられているから今に続くニュージェネと比較してもかなり特殊な世界観。
この一夏の冒険らしさは凄く好き。防衛隊になると良くも悪くも作品のカラーやエピソードが似通っちゃうから。
10年経ってもギンガやルギエルの謎が明かされないとは思わなかったし、シリーズ終了するんじゃないかと思われたウルトラマンが今では大人気シリーズとして復活したから何があるか分からない。
ホツマに選ばれし者の印が浮かんだ謎も明かされぬまま。
多分ギンガは代々続いてきて、未来のギンガは礼堂家の子孫とかそんなオチなんだろうけど。

無印ギンガといえば避けて通れないのが低予算のクオリティ。
けど今の目で見るとイメージほど酷くはないし、低予算なりに頑張っているのは伝わってくる。
10年前の時点ですでにハイビジョンに以降しているから画質としては古さを感じさせない。
(TVシリーズとしてはメビウスから7年ぶりなので、シリーズ初のハイビジョン放送だったりもする)

美鈴、健太、千草、ホツマ、校長先生と懐かしの面々。
美鈴、千草は芸能界引退したしホツマはお亡くなりになり、再登場が難しい人もちほら。
最期の新規カットでヒカルがみんなの事を思いだしているのが嬉しかった。
ギンガSの時点で少ししか登場しなかったし、最近のヒカルは宇宙をかけた戦いばかりで無印ギンガ時代の面影は少なくなっちゃったから。
「未知の世界を見たい!」どころか宇宙を超えて戦ってる
現代では6兄弟の末っ子というより指導者としての一面が強くなっているタロウも1話から出てる。
自分は石丸ボイスに聞きなれたからギャラファイからの変更はちょっと寂しい。

一発目が完全新規の怪獣じゃないのが当時の懐事情が伺える。
これを乗り切ったからこそデマーガやマガバッサーに繋がったとも言えるけど。
当時の平成2期ライダー(ドーパントやゾディアーツ)のように人間が敵になる展開。
今でこそ完全に怪獣が敵に切り替わったけど、復活作だからこその試行錯誤が垣間見える。
7年の間にテレビ制作のノウハウは衰えただろうし、バンダイとの本格連携もあって大変そう。
何でも当時はテレビSPのつもりが1クール作品に変わったとか色々事情があったみたいだし。

この頃からギンガは強くてギンガサンダーボルトはかっこいい。
ギンガストリウム出てきたのも新番組の販促都合の面が強く、ギンガ自体は今でも強いウルトラマンのままだしね。
ニュージェネ基本形態の中でも上位の強さだろうし。

ギンガを振り返る時は殆どがギンガSばかりでよくて最終回のギンガVSルギエルが流れる程度。
無印ギンガはノータッチだったから久しぶりに触れてくれて嬉しかった。
それにクロニクル系で第1話をほぼノーカット放送ってかなり久しぶりな気がする。





  1. 2023/02/04(土) 14:59:43|
  2. ニュージェネレーション スターズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

>今に続くニュージェネと比較してもかなり特殊な世界観

…なので個人的には「本当に地続きで紹介してしまっていいのかな?」
と激しい葛藤を覚えるのが「ギンガ」です
なんかシリーズの正史とのつながりが曖昧なライブショーとか
アトラクションとかゲームの独立した設定やお話っぽさを感じるんですよね

実はそこまであとの展望を考えずにシリーズ全体をひっくるめてしまって
その爪痕が時間が経つごとに違和感を放つようになっていったのでは?と思います



>10年経ってもギンガやルギエルの謎が明かされない
>選ばれし者の印が浮かんだ謎も明かされぬまま

この辺はいささかだらしないというか
クリフハンガーの拾い損ないっぽさが凄いですね

とにかく次へのヒキにするためにそれっぽい謎を撒いておいたけど
結局使わなかったし、使わなくてもシリーズは安泰だからもうわざわざ
拾い上げる必要もないかと片づけられてしまった感じがします
坂本監督の目ざとさに期待するくらいしかないですね…(笑)



>避けて通れないのが低予算のクオリティ
>低予算なりに頑張っているのは伝わってくる

「レッドマン」くらいの映像クオリティに慣れていると
そこまで引っ掛かりはありませんね
加えて10年くらいかけて「ウルトラマンは毎作品同じ怪獣をローテーションするもの」
という認識がスタンダード化してしまったのも追い風になっている気がします
作品が別でもドラクエに毎度スライムは出てくるみたいな感覚というか…(笑)



>ギャラファイからの変更はちょっと寂しい

ウルトラ兄弟はまだ全然若い部類のはずなのに
リアルの時間経過とごっちゃになって超ベテラン枠になり
子持ちもちらほら出てきて声もオリキャスを意識しすぎて
イメージを過度に老けさせすぎてしまったと思ってるんですよね
これ「兄さん」じゃないだろ!と(笑)

森久保タロウは結構イメージ似せてくれていて嬉しいです
同世代のトレギアと会話させても違和感がありませんし



>一発目が完全新規の怪獣じゃないのが当時の懐事情が伺える

最近だと「Z」なんかは最初と最後以外に新規怪獣がなくて
ちょっと物足りない感じがしましたね
「デッカー」はスフィア化した怪獣にネオメガスと
アクセントはきちんと押さえていた印象があります



>人間が敵になる展開

アイテムを使えば人間も怪獣になれるという構図は
以降もかなり活用されてましたね
実質ロボットアニメのパイロットに近いのかもしれません

一方で怪獣をソフトを起動することで無限に召喚できる
ゲーム的なコマとしか扱わないことは深刻な問題にもなっていき
今はそこを乗り越えて世代も変わった気がします
さしずめ怪獣ソフト世代ですね



>ギンガサンダーボルトはかっこいい
>ニュージェネ基本形態の中でも上位の強さ

これも過渡期ということだと思いますがギンガは
強さの完成度がそれ以前のウルトラ戦士寄りに思えます

玩具連動的には難しいかもしれませんが
全身各部のクリスタルの色が変わってそれに応じた特殊技が発動という
絵的なまとまりが素晴らしくかっこいいし、見ていて気持ちいいんですよ
一方でさしたるアイテムや準備も必要とせずに
強力な火球とか電撃をガンガン出せるギンガがいるから
「R/Bってコスパ悪すぎるんじゃないかな…」とも思ってしまうんですが(笑)
  1. URL |
  2. 2023/02/20(月) 16:56:14 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
>…なので個人的には「本当に地続きで紹介してしまっていいのかな?」
1作目でありながら特殊なのがクウガっぽさを感じます。
自信もって地続きと言えるのはギンガSからで無印ギンガはちょっと違うんですよね。
だからこそ歴代紹介でもギンガSからセレクトされる事が多かったのかなと。

>イメージを過度に老けさせすぎてしまったと思ってるんですよねこれ「兄さん」じゃないだろ!と(笑)
確かにオリキャスを意識した結果高齢化が進み兄さんではなくなってきたかもしれませんね。
サザエさんやドラえもんのような長期アニメの声優交代みたいなもので、いつかは慣れるのかもしれません。
変わったばかりの今では違和感しかないのでこればかりは時間の問題でしょうね。

>最近だと「Z」なんかは最初と最後以外に新規怪獣がなくてちょっと物足りない感じがしましたね
タイガが新規怪獣多かった割に振るわなかったので反動がZに来たのかなと。
Zが盛り返したからこそトリガーで闇の3巨人スーツ作れたり、デッカーでもスフィア関連の怪獣増えたのかもしれません。

>「R/Bってコスパ悪すぎるんじゃないかな…」とも思ってしまうんですが(笑)
ニュージェネアイテム系は力の一部を引き出す、に収まってますね。
それ言ったらキングの力を使っているロイヤルメガマスターはそこまで強くありませんし・・・

  1. URL |
  2. 2023/02/20(月) 23:27:03 |
  3. 飛翔 #pDDeufHo
  4. [ 編集 ]

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