
前作から4年、シャザム2が公開。
約4ヵ月の延期を経て無事公開へ。
今回は吹き替えで鑑賞。
監督が福田氏ではなくなりシャザム(大人)の声が宮野真守になったことでかなり見やすくなった。
最初からこの体制であってほしかったと上映中に何度考えたことか。
ヴィラン側の吹き替えは禰󠄀豆子、アンパンマン、鋼の錬金術師で豪華。
前作はアベンジャーズエンドゲームやゴジラKOMの頃だったのでもう4年も経った事に驚くしハリウッド大作でヒーロー大集結映画をやらなくなって久しい。
挙げるとすればジャスティス・リーグSLくらいかな。
約4年経ったことで子役が成長。
ビリーはもう子供じゃなくて立派な大人だよね。
メアリーの女優はもう26歳で高校生役に無理があるくらい綺麗な大人の女性。
主役であるビリーは前作である程度描いたためか、今作は実質フレディが主役。
ビリーすら脇役に留まりメアリー以外の子供たちは恵まれた活躍とは言えず。
ヒーローになっても足が不自由なのは変わらず実生活では虐められているのがリアル。
アンがヴィラン側なのは割と「姉がうるさくて~」を始め気づきやすかった。
ヴィランと言っても6000年生きた人情派。
子供たちシャザムチームが揃ったストレートなヒーロー活動は最初だけ。
ヘスペラ戦も連携はあったけどフルメンバーでは無かったし、押されっぱなしや作戦負け(牢獄から脱走)で苦戦が続いた印象。
力を奪われる杖のせいで一気にやられていくので中々爽快な活動は出来ない。
・力を取り戻したフレディがまた奪われる
・ラドン(ゴジラ系ではないらしい)の力でゴリラたち登場
・ユニコーンで逆転
あたりは流石に長ったらしいかつ単調に感じてしまった。
約2時間の映画だったけど頑張れば1時間半に纏めてテンポ良くいけたような。
作品としても(吹替えを除けば)前作の方が楽しめた。
代わりに世界観はかなり広がったと思う。
ミーティングをする部屋はハリーポッターのような世界観で面白かった。
燃え続けるバイオリンを使った作戦や小言も書き続けるペンは良いコメディ。
ラストシーンでワンダーウーマン登場は嬉しかった!ガル・ガドット美しい・・・
あの音楽流れてくるとテンション上がるね。
途中のディナーシーンで登場を匂わせていたから出てくるだろうという安心感はあったけど、前作ではスーパーマンの顔が見えず不安は残っていたので。
ラストはシヴァナも出てきたし、いよいよブラックアダム未参戦なのが勿体ない。
ほぼ同時期に公開だから出ようと思えば出れたはずなのに。
嬉しいのと同時に、今度からの新体性にはシャザムもブラックアダムもワンダーウーマンもいないのかと思うと寂しい。
以前までの構想ではジャスティス・リーグ不信を受けてジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカを新ヒーローチームにしようとした?
ドクター・フェイトを失った穴を埋めないといけないし、ブラックアダムに続きシャザムが勧誘されたという事は神々を迎え入れたかったのかも。
この映画自体、既に消化試合のようなものだし一体どんな気持ちで見て応援すればいいのか分からなくなってきたよ・・・

残すDCEUは「ザ・フラッシュ」「ブルービートル」「アクアマン2」の3作。
順当にいけば全て今年のうちに公開。
特に「ザ・フラッシュ」はマルチバース系だし新体制にも影響ありそうな作品なので期待大。
- 2023/03/20(月) 22:27:15|
- DCエクステンデッド・ユニバース
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