
タイガ編後半は第1話を放送。
ニュージェネヒーローVSトレギアはテレビシリーズとは思えぬ程豪華。
タイガはギンガらに対して「先輩」「任せてください」と丁寧。
芸能界が年齢ではなく活動順のように、ウルトラマンたちも地球を守った順に先輩後輩が決まるのかも。
ギャラファイNGHで激闘を繰り広げたのにあっさり罠に捕まっちゃうように見えるけど…
憎きタロウの力を使う若者ばかりでトレギアも張り切っていたかもしれない。
「光が正義だと誰が決めた」とこの頃からトレギアのキャラクター性はしっかりしていた。
舞台は移り地球。
ヒロユキはほぼ演技初なのでたどたどしいけど
「僕は助けたいんだ!今逃げ出したらここに。自分の心に、気持ちに嘘をつくことになる!だから僕が、絶対に助ける!!」
のような熱いシーンは響くものがあるね。
タイガのキャラでホマレや霧崎が映るのは懐かしい
「あの状況でまさか君も!?」とホマレが宇宙人である事が分かる
変身バンクはタイガスパークと赤外線通信しているようなカットのないテンがいい初期版。
EXPOのようなお客さんがいる生ステージでの変身は落とさないように、ちょっとゆっくりになるヒロユキが可愛かったw
オーブレットの必殺技名は「スプリームブラスター」より「オリジウムブラスター」の方が良かったと思う。
オーブスプリームカリバーはオーブカリバーの必殺技あって本来の光線はオリジウム光線だし。
実際冒頭のトレギア戦でもオリジウム光線(名前は叫ばなかったけど)を使っていたので。
ヒロユキとは離れていても4人目のトライスクワッドで繋がっている、という綺麗な終わり方。
ニュージェネウルトラマンでヒロユキは唯一、最終回後に変身能力を失った主人公。
ヒロユキ無しでもトライストリウムやレイガになっているからヒロユキがいる地球が再びピンチにならないと再登場は難しいかも。
仮に出演してもヒロユキは存在感の薄い主人公だし歴代主役と並んでも見劣りしてしまいそうだ…
自分の認識ではタイガは惜しい作品。
タロウの息子といった要素やトライスクワッドの活躍したとは言い難く、後年のギャラファイシリーズの方が活き活きしている。
円谷としてはゼロ→タイガ(トラスク)、ベリアル→トレギアと2人に変わる10年選手が欲しかった節もある。
ジードで約10年に渡るゼロとベリアルの物語に一応の終止符が打たれたし、「6兄弟の息子」「声優」という要素を出してゼロの後釜や二番煎じを狙っていたんじゃないかな。
お世辞にもタイガ放送当時の人気や玩具売り上げが高かったとは言い難く、翌年のゼットが全ての人気をかっさらっていったね。
トライスクワッド結成時やタイタス&フーマのストーリーをショーやボイスドラマにしたのもライトファンへの視聴ハードルを挙げた一因だと自分は分析している。
ラストはいよいよゼロ。24日で最終回らしいので残る2話。
ギンガビクトリーとトリガーダークは玩具オリジナルになりそう。
最終回は新撮パート多いと嬉しいな。
- 2023/06/11(日) 00:28:36|
- ニュージェネレーション スターズ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
>ニュージェネヒーローVSトレギアはテレビシリーズとは思えぬ程豪華
ウルトラシリーズの「真っ暗な宇宙から突然戦闘開始」みたいな絵は臨場感があって大好きです
ジードあたりから「映画の一場面」みたいな雰囲気でアバンが始まって…爆発→タイトル
みたいなノリが定例化したような気がします
>ギャラファイNGHで激闘を繰り広げたのにあっさり罠に
>憎きタロウの力を使う若者ばかりでトレギアも張り切っていたかもしれない
ベリアルもでしたがあれだけいろいろできるのに爆弾はきちっと専用の装置をしかけてるのが
妙にまめな感じです。手伝ってくれる仲間もいないしあの地雷原全部手作りだよな…と
>地球を守った順に先輩後輩が決まる
最近は一体化とかウルトラマン本人みたいなタイプに加えて
純正の地球人出身のウルトラ戦士が増えているのでその影響もあるんでしょうね
>自分の心に、気持ちに嘘をつくことになる!
リアリティを保ちつつヒロイックな主張をするって
最近になっていよいよ大変ですよね
あんまり中身のない決意表明みたいなことやらせても
薄っぺらい偽善者みたいで空々しいしヒロユキのこの場面は
見捨てて感じる後ろめたさは嫌だという共感できる心情や
元よりそういう性分なんだってところを絡めて緩衝材にしている工夫を感じます
>「オリジウムブラスター」の方が良かった
オーブは構成要素が多元的なのがこういう時ちょっとややこしいんですよね
複数のウルトラマンの力を借りたうえに最強武器は外付けの武器
だったら素の状態のオーブにはどんな能力や個性があって
それを後の収集アイテムに反映させればいいんだろう?と
>唯一、最終回後に変身能力を失った主人公
初代ウルトラマンのハヤタ隊員もこのタイプなんですよね
話がきちんと完結するならこういう形式の方が据わりがいい
…けど続編や映画のようなコラボ企画でまたオリキャスによる変身が撮れるかもしれないから
ここでウルトラマンと永遠におわかれしちゃうのはもったいないという
商業的な葛藤を強く感じます
>自分の認識ではタイガは惜しい作品
ひとつひとつは面白そうなのにそれの取り上げ方やまとめ方がダメだったから
作品全体が不振に終わってしまったタイプの作品だと思います
おいしい食材で作った下手くそな料理ですね
本当に2クールという限られた時間を見越しての「構成」って大事だなと痛感します
>「6兄弟の息子」「声優」という要素
>ゼロの後釜や二番煎じを狙っていた
仮面ライダーでいうと「電王」のあとの「キバ」みたいな感じですね
キバは電王にならないよう工夫していると主張していましたが
なんの視聴してるこちらからは未練が見え見えです(笑)
タロウの息子という主張と実際の作品内のドラマ構成が噛み合っておらず
「残念だけどどっちか片方しかやれないよ」という雰囲気ですね
前者をやるならタイガVSトレギアに軸を絞ってTスクワッドが邪魔になると思うんですよね
ただドラマ的に息子が主人公の作品でベリアルをきちんと永眠させたことは正しい判断だったと思うし
一つのコンテンツを末永く使い続ける最近のシリーズ的に安定感の高いCV準拠のウルトラマンというのも
間違っていないと思いますね。一応これからに期待できる下地はあるというか
- URL |
- 2023/06/24(土) 11:14:53 |
- 1 #-
- [ 編集 ]
>1さん
>ジードあたりから「映画の一場面」みたいな雰囲気でアバンが始まって…爆発→タイトルみたいなノリが定例化したような気がします
大事な一発目なのでこの印象で視聴者がそのまま見てくれるかどうか決まりますしね。
タイガ第1話はニュージェネの中でもトップクラスに豪華なスタートでした。
トレギアがあの爆弾をせっせと仕掛けていたのかと思うと笑えますねw
でもニュージェネに大打撃を与えたので効果は抜群でした。
>オーブは構成要素が多元的なのがこういう時ちょっとややこしいんですよね
>複数のウルトラマンの力を借りたうえに最強武器は外付けの武器
オーブ放送時としてはオーブスプリームカリバーが実質のL字光線みたいな位置なので妥当だったんですよね。
タイガ放送時としてはオーブ放送から3年が経過かつ、ストリウムブラスターと近い語感なのもあってオリジウムブラスターの方がいいかなと。
>商業的な葛藤を強く感じます
一昔前ならテレビの最終回がキャラそのものの最終回なのでありふれた手法でしたが、続編や外伝ありきの現代だと難しいんですよね。
今ならティガはスパークレンス失わず変身能力を持ったままだし、ダイナも行方不明になったりはしないはずなので。
>「残念だけどどっちか片方しかやれないよ」という雰囲気ですね
結局どっちつかずになったような・・・
トラスク3人がいる状態でも「あなたの中にもう1人いる」なんて言われてエピソードはそもそもトラスク関連をやる気がないんだとガッカリしましたよ。
タイガの場合は再撮影の影響もあるので一概にはいえませんが、いっそ電王くらい売り出した方が潔かったかもしれません。
- URL |
- 2023/06/26(月) 00:29:31 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]