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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 感想

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スパイダーバースの続編が公開。
前作が2018年(アベンジャーズIWの年)なので実に5年ぶりの新作。
ネタバレありの感想なので続きからどうぞ。



最初の20分くらいはグウェンが主役。
ヒロインが主役のように映せるのも海外作ならでは。
前作だと少しはバックボーンの説明があったけど今回はガッツリ。
彼女だけはバッドエンドにならず、ある程度は救われた。

主役のマイルス(他のスパイダーマン)のスイングアクションはさらに進化してる。
アメコミ調の独特なタッチとアニメーションだから慣れるのに時間かかるけど、中盤からはその世界にのめりこめる。
新キャラとしてパンクやインディア、スカーレットスパイダーらがいて皆キャラ立ってる。

最初のヴィランがヴァルチャーで捕まったヴィランたちにドックオクやライノも。
MCU出演のヴィランたちが独特なアニメーションとして描かれるのは魅力的。
スポットがメインヴィランになったけど、初見では序盤ボスかと。
吹替えが鳥海さんであの艶のある声と予測不能な動きが癖になる。

ストーリーはスパイダーマン共通の大切な人を失う展開に向き合う時。
展開上、スパイダーマン2099(ミゲラ)が敵のように見えてしまうのが仕方ない。
最期の展開を見るにヴィランと化したスパイダーマンしかいないような世界もあるけど、それも必要な世界として黙認している?
マイルスがスパイダー・ソサエティから逃げる際、全員があのミームしてるのが楽しいw
1人1人が歴戦の戦士でスパイダーセンスを持っているだろうに、マイルス1人を捕まえられず、あっけなく脱落していくのは話の都合を感じた。

スパイダー・ソサエティはMCUでいうTVAに近い組織と感じた。
・変異体を剪定するTVAとは違い、スパイダー・ソサエティは誰かを消したりはせずカノンイベントを死守。
という違いはあれど、マルチバースの管理者としては近いなと。


サプライズ要素としては実写出演の方々。
ヴェノムのおばさんはビックリしたw
実写組がドアップになった時は流石に「おぉ・・・」って口に出ちゃったよ。
本作見る前までは実写3作を使った予告映像もあって「トムホたち出演してほしい!」と考えていたけど
映画の内容的に実写3人を出す雰囲気でもないし、最後までマイルスやグウェンたちだけの物語であってほしい気持ちが強くなった。
スパイダーマンのサプライズとしてはノー・ウェイ・ホームが頂点を極めたので、そのノリをアニメにまで持ってこなくていいかも。

最後に戻って来た世界がマイルスのアース1610ではなく、クモに噛まれたアース42と分かるシーンはちょっとしたホラー演出。
部屋に入ったはずのグウェンと出会わない時点であれ?となりもう1人の闇落ちマイルス出てくるのが怖い。
かなり盛り上がるところで来年のビヨンドへ繋がる終わり方。
事前に前後編と知っていたけど、知らないと消化不良なラストに見えそう。
クレジットの「マイルスは帰ってくる」がモロにMCU意識してて好き。





  1. 2023/06/20(火) 01:10:40|
  2. 洋画/海外ドラマ
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特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
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