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特撮の軌跡

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ウルトラマンブレーザー 第2話「SKaRDを作った男」 感想

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異例の1話から一週間、第2話が放送。
OPも放映されてラストカット良いね。曲はEDの方が好きかな。

長官との会話はBGMがなく大人な雰囲気。
「それを考えるのが君の役目だ」
で丸投げられて舌打ちし、頭を悩ませるのがリアル中間管理職。
隊長といっても組織の1部だし上の命令が絶対なのが辛いところ。

スカード結成の物語でみんな名だたる強敵と戦闘経験あり。
エミは1話とかなり印象が違う。
一見するとシリアスそうな作品だけど

・レシートのやり取り
・「インクが出ない!?」
・「なんなんだろうなーこの低予算感」
・「手製のマニュアルがあった」「なんで?」

と思わず笑えるシーン多数。
先週もだけど暗くなりすぎない配慮。
中でも面白かったのが

「エミ、港へ行って目撃者から情報収集」
「ウィルコ」
「え、ウィル?」
「アンリ。車両が任務に耐えられるくらいにしてくれ」
「ウィ…了解(ペコ」

とかは面白かったし可愛い。
またウルトラマンに変身する人間が隊員に命令するかつてないシーン。
レオでのセブンや後のゾフィーになったサコミズとか例外探せばいくらでもあるけど、常にこの体制は初めて。

2話は強制変身ではなく自らの意思で。
「あつっ!」って言っていたけど素手で触るのは勇気ある
変身バンクのある安心感。
こんなに序盤で港町の戦いや合成は珍しい。
光線を交わして下から潜るように突っ込むのがゼットみたい。

逃げられた時は槍を投げるのかと思ったら一本釣りw
ブレーザー変身中にどこまでゲントの意識があるか分からないけど、一本釣りで捕まえようというのが人間らしい発送だよね。
これが純粋なM78出身なら逃げられるか自分が海に突っ込んで追いかけそうだから。


今週は従来のニュージェネの雰囲気に戻って見易かった。
第1話は新しくはあったものの、自分の趣味嗜好には合わなかったので…
ただ長い目で見るといつものニュージェネを作るのではなく、第1話みたいな方向性を試す方が正しい気もする。
先週とはあまりにも作風が違うので第1話が刺さった人には物足りない2話になってそう。




  1. 2023/07/15(土) 19:02:08|
  2. ウルトラマンブレーザー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

怪獣出現~戦闘場面よりドラマパートが多めに取られていた気がしますが
むしろそのドラマパートの方が面白く感じました
きちんとした組織で働いている常識的な大人としての一線を定めたうえで
隊員各人の個性が出せていたと思います
個人的に闇雲に変な人出されるより印象に刺さりますね

>OPも放映されて

各登場人物の紹介が読ませる気なくて笑えます
音楽に合わせて流れる一連の映像を見せるためのOPという雰囲気ですね
一旦停止して読める情報量の多さはおそらく歴代でもトップですが

あとブレーザーはタイプチェンジをやらないようなので
それらを順番に見せていくという定番の構成から外れているのが新鮮でした


>丸投げ

しょっぱなから酷い話ですよね。隊員を自分でいちいち集めて回るのは
一部のスーパー戦隊序盤の「メンバーをちょっとずつ揃えていく」感じに雰囲気が似ています


>エミは1話とかなり印象が違う

スイッチが極端なタイプですね。普段はマイペースでざっくばらんとしているけれど
有事の際には冷静で無駄のないソルジャーになるという
どっちが仮面とかじゃなくTPOで態度を変えているだけだと嬉しいです


>笑えるシーン多数

地に足の着いた笑い要素は大事に育てていって欲しいですね
あの地味で安っぽいワゴンは仰々しいテロップとの落差からくる破壊力が高いです


>変身する人間が隊員に命令する

ブレーザー絡みの命令も頻繁にくるので正体を隠したまま
その辺の問題をすりぬける手際も問われていますね
毎度指揮や命令で自分がウルトラマンとして動きやすい状況を作るのも
本作の見どころになりそうです


>一本釣り

光の釣り竿はいいがそのリール音はどこから出ているんだ…?

1話の印象からとかく光の猿みたいな扱いがバズっていましたが
これがあるので案外変身してからの意識はほとんど地続きでゲントなのかもしれませんね
専用の道具を使って問題をクリアするというのはある意味直に海に飛び込むより頭脳的な攻略法です


>従来のニュージェネの雰囲気

話の流れのわかりやすさがありがたいですね
一法怪獣退治が害獣駆除みたいなリアリティをもって終始描かれてる雰囲気は本作特有のカラーに思いました
ウルトラマンというよりウルトラマンを意識した小説やパロディ漫画を読んでいるような雰囲気を覚えました
(市役所の〇〇課とか民間企業みたいな所帯じみた団体が奮闘する系の)
ゲードスの「江戸時代にも目撃されている」 「かまぼこが大好物」 「後頭部にエラがあってそこから熱を排気する」
みたいな描写もそれっぽくて面白味がありました
現状非常に満足度が高いです。アースガロンの初陣になる次回も楽しみですね

  1. URL |
  2. 2023/07/17(月) 21:22:39 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
実は自分もドラマパートの方が面白く感じていました。
キャラ紹介的なのは苦手なのですが、ゲント隊長を始めとした登場人物が魅力的なんですよね。
所々笑えるポイントを用意してあるのも好感度高いです。

逆にブレーザーが出現してからはイマイチに感じてしまって。
あの咆哮がないだけで見易くはなっていますがフィニッシュは従来の光線がいいなと。

>音楽に合わせて流れる一連の映像を見せるためのOPという雰囲気ですね
履歴書のシーンは必死に停止して確認しちゃいますw

>どっちが仮面とかじゃなくTPOで態度を変えているだけだと嬉しいです
アニメ(記号)的に感じではなくTPOで態度変えてるだといいですね。
まだ2話だけなので何とも言えませんが後者がいいなあ。

>その辺の問題をすりぬける手際も問われていますね
一般隊員なら墜落した時に変身→後から「おーい!」でなんとかなりますが
隊長が毎回それだと怪しまれるんですよね。
そのための「俺が行く!」だとは思いますが半年間どうなるか見物です。

  1. URL |
  2. 2023/07/18(火) 00:47:33 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

とっつき易いのは2話ですね。1話はマニア向けというか何というか
メタ的な予算問題を上層部からの無茶ぶりということにしてるのは巧い感じ

>長い目で見ると、第1話みたいな方向性を試す方が正しい気もする。
難しい問題ですよね。マンネリ防止のために色々と試すのは必要だけども、予想以上に受けなかったらシリーズにダメージ受けるわけだし。
  1. URL |
  2. 2023/07/18(火) 21:51:45 |
  3. U戯O #-
  4. [ 編集 ]

>U戯Oさん
1話はハマる人はハマりますが、自分のようにそうではない人は今一つでした…

メタ事情を上手に作中で扱うのは上手いですよね。
戦隊ですがゴーバスの敵怪人が一気に攻めてこない理由とかも好きでした。

>マンネリ防止のために色々と試すのは必要だけども、
こんなに挑戦的な第1話ですが、むしろ「いつものニュージェネ」の方が10年も続いてマンネリしてるんですよね。
それで受けているから無理に変える必要はありませんが、やはり長い目で見た場合は1・2話くらいは今回のような話は必要かもしれません。
  1. URL |
  2. 2023/07/19(水) 00:18:58 |
  3. 飛翔 #pDDeufHo
  4. [ 編集 ]

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