
劇場版ギーツ&キングオージャーの感想。
ネタバレありなので続きからどうぞ。
(C)2023映画 「ギーツ・キングオージャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ ADK EM ・東映 (C)テレビ朝日・東映 AG ・東映 〇王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン
毎年の戦隊夏映画は30分ないくらいで、テンポがいいバトル重視の作品が多いけどキングオージャーは違う。
恒例の冒頭バトルもなく最後の最後だけ。
「王様戦隊」は名乗るも「キングオージャー!」は口にしない。あのドンブラですら夏映画で名乗ったのに。
完全にドラマに全振りした攻めた構成。
戦隊夏映画の時系列は「大体6人目が加入したあたり」と曖昧だけど、キングオージャーは明確に20話後。
ギラが王になりラクレスとボシマールは退場。
ちゃんと映画公開の時期になるように本編も合わせただろうからこの時点でもう気合の入れようが違う。
(C)2023映画 「ギーツ・キングオージャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ ADK EM ・東映 (C)テレビ朝日・東映 AG ・東映 人気声優の佐倉綾音が顔出し出演。
声が可愛いのはそのままに、美声や演技力もしっかりしてた。
何年か前まで自分が声優オタクやっていた時は妹系だと思っていたけど、いつの間にかアラサーでお姉さん役のオファーだった。
ギラと並んで実質主役だし美味しいポジション。
コガネ意外にも女の子の幼馴染がいたんだね。
生き残ったので佐倉綾音のスケジュール次第ではテレビシリーズにも出れるかも?
(C)2023映画 「ギーツ・キングオージャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ ADK EM ・東映 (C)テレビ朝日・東映 AG ・東映 中村獅童・雛形あきこは説明不要の圧倒的オーラ。
威圧感のある鎧や和装が良く似合っている。
キャスティングの勝利。橘さんもニッコリ
各王たちも短いながらもキャラが立ってる。
どんな状況でも打破しようとするヤンマは心強いし、せっかくやってきたシオカラがすぐ扉閉めるのは笑ったw
ヒメノは両親との再会でこれだけでテレビ主役回が作れるところを短い時間で見事に昇華している。
刑を求刑したリタの苦しみや可愛い走り方。いつもとは違う叫び方と彼女も苦しんでいた事が分かる。
カグラギはもう演技力が段違いで子供向け番組じゃない。
戦隊では度々出てくるご先祖や初代レッドは大抵がヒーロー側。
それが2000年にも及ぶ時間が経ちライニオールは悪役側へ。
キングクワガタオージャーを見て「懐かしい」と言っていたのでかつては変身していたはずだけど、今は怪人の姿に。
初代ということは時期的にジェラミーの父親とも一緒に戦っていたんだよね?
ジェラミーとライオニールの会話が無かったのが惜しい。
覚悟を決めたギラの顔付や台詞・演技が立派。
演じる酒井くんはほぼ初演技なのに凄い成長スピード。
6人揃った時のアクションがカッコよくて側転するカマキリの間から弓矢を放つパピヨンや
最初からキングクワガタオージャーになり出し惜しみ無しの全力バトルは必見。
戦隊映画としては異色の出来でとても面白かった。
ただ映画館に来ていた子供たちは暇そうで声あげる事もあったので、これっきりにした方が良いかも。
ロボ戦無いのはともかく冒頭バトルまで無いと子供たちは退屈しちゃうよ。
(C)2023映画 「ギーツ・キングオージャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ ADK EM ・東映 (C)テレビ朝日・東映 AG ・東映 〇仮面ライダーギーツ
4人のエースと黒狐
続いてはギーツ。
時系列はブジンソード取得以降だろうけど、おそらくパラレルワールド。
本編に出てきたクロスギーツは単なる顔見せかと。
本編にねじ込むタイミングないし、デザグラやっている最中なので最終回後というわけでもない。
(C)2023映画 「ギーツ・キングオージャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ ADK EM ・東映 (C)テレビ朝日・東映 AG ・東映 人類滅亡ゲーム始まる直前まではデザグラが機能していたようでお馴染みのメンバーに加えパンクジャック・ケイロウ・ロボが集合。
ギーツワンネスの演出から逆算するに性格の良いまともな人たちを選んだ事が分かるけど、
作中としては2度目の復活となるロポがまた選ばれた理由はなんだろう。
終盤のスライディングで突っ込んでの変身はカッコよかった。
ツムリのドロップキックといい女性陣の生身アクションが目立つ映画。
ゲスト3人はただ変身しただけで見せ場は少なかったのが気がかり。
女の子コンビのナーゴ&ロボ、ガッチャードと邂逅のあったケイロウはともかくパンクジャックは単独戦闘だったので。乗馬でガンマンはやけに似合っていた。
英寿が4つの人格に別れて大騒動。
本編が終始シリアスな作品なので映画はコミカルな方向に舵を取ったのかも。
力の英寿がバックル投げてバッファがポカーン
とかは凄く面白かったけど、それ以外はあまり乗り切れなかった。
撮影時期的にバッファ(ジャマ神)が無双していて子供たちが怖がっていたかもしれない時期。
コミカルな道長を出して怖さを和らげたいスタッフの意図は汲み取れた。
最強を誇るギーツⅨの出番は以外にも序盤だけ。
夏映画で最強フォームがラスボスと戦わないのはフォーゼやドライブがあるけど、令和ライダーでは初。
ギーツワンネスでも苦戦したからギーツⅨも負けてたかもしれないけど、今日的演出するなら「最強フォームでも勝てない!→究極フォームで逆転」が王道よね。
もっともクロスギーツは弱いと思わせないくらいの圧倒的な強さ。
ノーマルバッファはもちろん、タイクーンブジンソードも寄せ付けない。
実質ギーツⅨ級のブジンソードでも勝てないあたり、クロスギーツがギーツⅨよりも強いことを証明している。
(C)2023映画 「ギーツ・キングオージャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ ADK EM ・東映 (C)テレビ朝日・東映 AG ・東映 最初こそ演じるチョコプラの声が気になったけど、後からハマり役なくらい馴染んでいた。
ルパパトで初美花を演じたどぅーも再び東映特撮に。
あのキャラクター性からして「クシャクシャのポイだよ!」とか言い出してもおかしくなかったけど、パンフレットインタビューを見ると初期段階から初美花っぽさは避ける方針だったとか。
代わりに「巨大化すれば勝てるんじゃない」と戦隊っぽい台詞はあり。分かる人には分かる。
それに去年の反省が活かされた映画。
・仮面ライダー五十嵐の出番が中盤の雑魚掃除→ギーツワンネスがラスボス戦
・エビリティライブ出ない→タイクーンブジンソードが出る
・ラスボス戦が家族(バイスすら)のいない一輝だけの戦い→みんなの力で大逆転
と去年ボロクソ言った自分が言うのもなんだけど、よほどボロクソ言われたんだろうなぁと。
ただブジンソードに関しては変身シーンがなく登場が精一杯。
ナーゴファンタジーやパワーアップがあるらしいバッファ最強フォームは影も形もない。
結果的に負けはしたもの、ゾンビの爪で攻撃を防ぎ持ち直したブジンソードで一撃入れただけでも偉い。
本編では争ってばかりの道長と景和の共闘を見れただけでも十分収穫。
ギーツワンネスはみんなの力でパワーアップ。
20人近いライダーを輩出したギーツの中でまともな人たちから人選。
ナッジスパロウがいない理由も分かった。
ギーツⅨは白が多かったけどギーツワンネスは適度に黒があってカッコいい。
英寿の衣装がそのままスーツになったようでカッコいいよね。
ネタバレ防止で初日初回で見に行った甲斐のあるデザイン。
カス呼ばわりされた心のギーツで勝つのもカタルシス効いてる。
新ライダー・ガッチャードはケイロウを助けるために登場。
ゼロワンで採用されたバッタがわずか4年で再登場は驚き。
世代としては「鋼の錬金術師」を彷彿せずにはいられない。
バッタの声は「???}だったけど釘宮理恵?
ドンドラゴクウで朴璐美さんを起用した過去もあるし、ハガレン声優陣の誰か一人は出てきそう。
以上、ギーツ&キングオージャーでした。
今年はキングオージャーの方が楽しめてギーツは微妙だった。
予告見た時から傑作になる雰囲気は感じ取れなかったから予想通りではあるけど。
普段のテレビシリーズを楽しんでいたから物足りない。
自分が東映のタイムスリップ物(江戸村とかいつもの場所とか)でどんちゃん騒ぎするのに冷めているのもあるけれど。
未来人がデータだったり運営を超えてそうな上位の存在・神殺しだったり本編で触れるのも気になる要素はちらほら。
戦隊は子供受けはしないけどオタク受けは高そう。
自分はかなりハマった作品で序盤か中盤で戦闘パートあればなおよしかな。
30分という時間の中でキングオージャーをさらに深く掘り下げてくれた。
- 2023/07/28(金) 20:44:56|
- 仮面ライダーギーツ
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キングオージャー、ドラマメインすぎてビビりますね。
4番勝負のギャグもつかの間で本筋に戻るようですし。
ずっとライダーを作ってきた大森Pの、今年はライダーの前座になんかならんぞというドンブラ魂に通ずるものを感じます笑
王と民の関係にとどまらず、昔の価値観を美化する王に今を生きる者の苦しさしんどさを訴える台詞は熱かったです。
短い分数と製作期間の中でふんだんに描かれるCG空間で破格のクオリティなきがします。
まさにアドベンチャーヘブンです。
ギーツは自分は結構好きでした。
シリアスは期待してないですが、ゲーム感覚で世界の崩壊や神をかる~く扱う感じがギーツらしいというか、鎧武やディケイド的な世界観をより先に進めている世界観を打ち出すのはできていたかなと。
ギーツのかっこよさって、運営と同じように賢さゆえに冷めているようで、ずっとライバルを上から目線のようで人生の先輩として応援しているセリフが多いところが好きだったので、回収されたのが良かったです。
ナッスパは本編ではまだ心が揺れてるところですし挟むすきもなさそうです。
本編のクロスギーツのシーンはパラレルなきもしますが、どこかのタイミングで未来からまた見に来たのかも??
それとも世界崩壊ゲームRTAをやっていて実はこの時代でも何周かしていて、ガッチャードの介入で狂ったのかも。
現代人には預かり知らぬことですが。
映画の前半が一週目で、クロスギーツが完成してからから、崩壊した後あたりからは何周もした後とか解釈できそうではあります。
やっぱりギーツの敵は未来人というか、戦いを眺めてるだけのオーディエンスの意識という感じがします。
お前らは指くわえて鼻ほじって横になって見てるけど、俺たちは命かけてんだぞっていう。
でもそこで終わらず英寿は戦うものには諦めるなと鼓舞し続ける……。
まあキングオージャーがドラマ性と演技力マシマシだったので前座の枠を飛び越えてる感じで、逆にギーツが譲った感はありますが
ゆえにギーツのコミカルな世界の裏にあるディストピアな冷笑主義を演出できていて、2本のバランスも単独としてのバランスも方向性は良かったのかなと。
- URL |
- 2023/07/28(金) 22:58:16 |
- ドロー #-
- [ 編集 ]
書き足すほどのことではないですが
メラがレアキャラゲットとか舐められていましたが
ガッチャードというレアキャラとレアアイテムで逆転という皮肉も決まっていました。
- URL |
- 2023/07/28(金) 23:04:36 |
- ドロー #-
- [ 編集 ]
感想記事ありがとうございます!
結局年明け以降一気見になってしまいましたが、なんとか初日に鑑賞できました
ちなみにだれない単位での章分けのおかげで、一気はしやすく楽しかったです
一遍に視聴したので記憶が曖昧なのですが、ツムリって英寿のこと呼び捨てにしてましたっけ?
デザグラ名義なのに運営側がツムリ以外いなさそうだったり、願いに未練は無さそうなウィンや一徹さんがエントリーしてたり、冒頭の「化けて出てやった」発言だったりで、本編後に英寿が協力的な人間を集めプレイヤー兼任で秩序を守るためのデザグラを運営し続けている(もしくはせざるを得ない)世界という可能性もあるのかな?と思いました
先週のクロスギーツの時点でどう考えてもパラレルが無難ですけどね
顔見せと割りきるか、あれは生身のチョコプラ姿だったと補完するくらいしかなさそうです
終盤に出番のない分冒頭のギーツⅨの変身シーンはめちゃくちゃカッコよかったです!
エグゼイドでいうムテキのような本編にて創成の力を持つ格別なフォームなので、自分は映画だからと変に噛ませにされないでよかったかなと思いました
分かんないもん食うわ、バックル投げるわで力の英寿は自分も凄くツボで劇場でも笑いありでした
道長も過剰なギャグキャラ化はせず、ポカーンだったり変身ポーズとらせたりと「やりそう」な範疇でボケてたのが好印象です
ただやはり4人のエース要素はここが最高潮だったかも
予告の時点でその要素は薄そうとは思ってましたが、本編がギーツ無双なので仰るよう十分な見所はありつつもやはりサブライダーの敵役各個撃破がないのは少し悲しい
あとは折角の共通の敵だったので、呉越同舟展開みたいのもあればもう一盛り上がりできた気もします
時系列不明ですがジーンくらいはスクリーンで見たかったし、ニラムが本編退場済みだったのも惜しいと感じてしまった
英寿が人生の先輩としてそれぞれに放った言葉に帰結しギーツワンネスへと繋がる流れはすごく好みで、一本の映画として非常に美しい仕上がりだったかなとは思いました
先に挙げた内容は本編含めまたの機会に期待しておきます
余談ですが忙しく昨今戦隊までは追えていないのですが、視聴できていればキングオージャーこれめちゃくちゃ面白いやつでは…?と思いました
ギーツ始まった時に子どもを起こしている親御さんを二組くらいみかけたので、子ども受けの面は仰るとおりかもしれません
- URL |
- 2023/07/29(土) 00:18:01 |
- ライダーゲーム好き #-
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>ドローさん
いつもの戦隊夏映画の感覚で構えていたのでドラマメインでビックリしましたよ( ゚Д゚)
大森Pなら「前座にはしない!」って考えてそうw
ネットの感想色々見てますがかなり好評のようで、前座どころかメインな面白さでした。
>王と民の関係にとどまらず、昔の価値観を美化する王に今を生きる者の苦しさしんどさを訴える台詞は熱かったです。
ここのシーン良かったですね!
スクリーンで見ていてじーんときましたよ。
王と民、古代と現代との価値観が良かったです。
>ギーツは自分は結構好きでした。
>シリアスは期待してないですが、ゲーム感覚で世界の崩壊や神をかる~く扱う感じがギーツらしいというか、
何もかもゲーム感覚なのがギーツらしかったですね。
神殺しすらゲームで悪びれていないのがまた。
>本編のクロスギーツのシーンはパラレルなきもしますが、どこかのタイミングで未来からまた見に来たのかも??
そう考えるのが妥当ですね。
映画の時期になって顔出しする映画ボスはよくあることですし。
>やっぱりギーツの敵は未来人というか、戦いを眺めてるだけのオーディエンスの意識という感じがします。
今回は映画館に来た人をオーディエンスに仕立てたのが印象的でした。
ちょっとウルサマのノリでしたね。
ギーツワンネスIDコアを持っている事が大前提なので貰えない子が出てきたら厳しいかも…
グッズを大量に並べる福さんはただのファンでしたね。
現代に駆け付けて変身しないあたり、未来やらデータやらで何か理由があったんでしょうか。
- URL |
- 2023/07/29(土) 02:46:11 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
>ライダーゲーム好きさん
無理せず自分のペースでいきましょう!
ギーツは1章あたり約7話なので見易いかもしれないですね。
2話完結だと似たり寄ったりの話でダレますし、完全な連続物だと休むポイントがなくて疲れそう汗
>一遍に視聴したので記憶が曖昧なのですが、ツムリって英寿のこと呼び捨てにしてましたっけ?
自分の記憶違いでなければ初めてです。
なのでパラレルか本編後の話なのかなと。
他の人の感想見て「化けて出てやった→最終回で死亡。」みたいなのを見てちょっと納得しました。
脚本家的にはエグゼイドも最終回後でしたし去年のリバイスも最終回後なのでありえそうです。
こればかりはテレビシリーズ最終回待ちですね。
>ただやはり4人のエース要素はここが最高潮だったかも
このシーンは本当に面白かったですw
道長もまさかライバルの英寿があんな変わり果てた姿になったなんて夢にも思わなかったはず。
>予告の時点でその要素は薄そうとは思ってましたが、本編がギーツ無双なので仰るよう十分な見所はありつつもやはりサブライダーの敵役各個撃破がないのは少し悲しい
英寿が力を失ったしまった分、サブライダーたちの活躍に尺が当てられたのに勿体なかったですね…
ジーン変身も見たかったです!
福さんの忙しさを考えればVシネは難しそうですし、冬映画がラストチャンスになりそうなので是非リベンジしてほしいです。
>余談ですが忙しく昨今戦隊までは追えていないのですが、視聴できていればキングオージャーこれめちゃくちゃ面白いやつでは…?と思いました
そう、とても面白い映画なんですよ。
正直キングオージャーの方が面白かったです。
本編は政治色が強く、ギラ(レッド)が負ける事も多々あり乗り切れない点もあるのですが、この映画に限れば物凄い完成度の高さでした。
お時間取るのは難しいと思いますが、機会があればキングオージャーも是非。
- URL |
- 2023/07/29(土) 02:56:02 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
公開前にツイッターで「作り手が作りたいものを作るべきか、ファンが求めるものを作るべきか」という話題が上がっていましたが、今回の夏映画は戦隊が前者で、ライダーが後者になっていたように感じました。
キングオージャーに関しては本当に本編の雰囲気を崩さない、ストーリー全振りの映画でしたね。
本編も政治絡みの子供には難しい話が続いていますが、今回の映画も先代の王はあくまで多数の民を守るために剣を振るおうとしており、ラクレス同様に単純な正義VS悪ではなく価値観の違いを描いた話で、やはり子供には難しいテーマだった印象です。クライマックスのギラの「生きることは地獄」という台詞は子供向け作品にしてはかなり攻めた台詞だと思いました。最後の先代の王とギラのやり取りを子供たちがどこまで理解できるかはわかりませんが、幼い子どもがギラの台詞を言葉通り受け取って「生きるって地獄なんだ……」と不安になってしまわないかちょっと心配になりました。
またアクションが少なく、変身シーンが本当に最後の最後しかないので、自分が観に行った映画館でも子供は静かというか無反応でしたね…。尺が短いとはいえ流石に戦隊映画でここまでドラマ(しかもシリアス)だけで引っ張られると間延びしてしまう感じは否めなかったので、さすがに冒頭に紹介がてらの変身アクションは入れても良かったんじゃないかなと思いました。
とはいえ自分含め大人のファンからは評価が高いのも頷けるところで、中村獅童さんの圧倒的な覇気を感じる演技力はもちろん、雛形あきこさんとカグラギ役の佳久創さんと対峙するシーンも素晴らしかったですね。緊迫した中でも余裕の笑みを崩さず、しかし内に強い意志を秘めた底知れぬカグラギの表情は、テレビでもそうですがニチアサ作品であることを忘れてしまいますね(笑)
CGをフル活用した美しくも恐怖を感じる死の国の映像美も大スクリーンならではの見応えがあり、クライマックスの王様戦隊集合からのアクションも熱かったです。個別名乗りやロボ戦というお約束を捨てて、ここまでドラマに全振りした夏映画は初めてなのではないでしょうか。
対してギーツは本編のシリアスな雰囲気はどこへやら、想像以上にコミカルな作風になっていて驚きました。普段のシリアスなギーツを想像していいたのに、分裂した英寿が銃投げたりラッキーハッピー叫んでるわ、ツムリがライダーキックするわ、「IDコアに思いを込めてギーツを応援してくれ!」とプリキュアのミラクルライトばりのことをさせられるわ……あまりにも本編と雰囲気が違うので、本編のシリアスさを受けて劇場版では子供が飽きないよう少し軌道修正したのかな?という印象です。
ただ特にキャラや世界観が崩壊しているわけではなく、あくまでそのキャラだったらこう反応するだろうな、という部分は守られていたと思います。コミカルパートも結構普通に笑えましたし子供たちにも受けてました。展開としても敵味方はっきりしているのでわかりやすく、コンスタントに変身し、新ライダーお披露目、クライマックスでのギーツワンネスへのパワーアップと、盛り上がるツボを的確に押さえたライダー映画になっていたと思います。結果的には負けてしまいましたが、クロスギーツのタイクーンへの一撃をバッファが防いだシーンは個人的に熱かったですね。何度もぶつかりながらも戦士としての絆を深めて信頼関係ができているというのが見られたので。
個々のバトルロワイアルだったギーツでここまであからさまに「みんなの力を一つに!」という展開をやるとは思いませんでしたが、これで作中での敵サイド味方サイドがはっきりしましたね。レギュラー4人とパンクジャック、ロポ、ケイロウが主人公サイドということで、この映画の時系列が45話の後なのか最終回後なのかわかりませんが本編でどう敵サイドに立ち向かっていくのか楽しみです。
あと今回別撮りだったであろうジーン。スケジュール確保は難しいと思いますが、自分もどうにか冬映画、もしくはVシネマで変身が見たいです。今回はジーンというより終始ただの福さんだったので……(笑)
キングオージャーは「万人受けしないけどハマる人にはハマる面白さ」という本編の流れをそのまま貫き、ギーツは子供もオタクでない大人もわかりやすい話にして実際無難に面白いんだけど「見たかったのはこれじゃない」と思う人もいるのでは、という印象でした。
自分もキングオージャーの方が楽しめました。昨年のドンブラといい、戦隊の方が時間が短いぶん色々チャレンジできるのかもしれませんね。戦隊映画がライダーの前座のように思われているのは自分も本意ではないですし、子どもの付き添いで見に来た大人でも心に響くようなメッセージ性のある作品が増えてもいいと思います。
ギーツも楽しめたんですが、コミカルなノリに画面の向こうを応援だ!のノリに拍子抜けしてしまった気持ちの方が強くて。ギーツはここ数年では比較的楽しんで見てるんですが、毎週真剣に見ていて本編に入り込んでいるからこそそう感じるのかもしれませんね。
- URL |
- 2023/07/29(土) 17:43:09 |
- SUBARUX #-
- [ 編集 ]
>SUBARUXさん
>公開前にツイッターで「作り手が作りたいものを作るべきか、ファンが求めるものを作るべきか」という話題が上がっていましたが、今回の夏映画は戦隊が前者で、ライダーが後者になっていたように感じました。
今回の映画はまさにそのパターンですね。
自分の場合だとキングオージャーは作り手の作りたい物にドハマリしたのですが、大多数の子供からすると大人の趣味に付き合わされただけなんですよね。
なので子供人気高いのはギーツの映画になりそうです。
もしギーツまで小難しい映画だったら子供は途中で寝てそうです…
>幼い子どもがギラの台詞を言葉通り受け取って「生きるって地獄なんだ……」と不安になってしまわないかちょっと心配になりました。
あの環境で育ったギラだからこそ出てくる台詞ではあるものの、とうの子供たちがどう受け取ったか気になりますね。
このコロナの時代を生きているので案外たくましいかも?
とはいえ冒頭バトルだけは必要でしたね。
パレードから始まる冒頭も豪華ではありましたが冒頭バトルがあると無いとでは子供たちの食いつきも違うので。
子供向けとしてどうなの?という視点を捨てれば傑作の部類でした。
映像も綺麗でしたね。
LEDパネルを使った普段の美麗なCGはもちろん、ライオニール初登場時に道が直っては壊れているところなども非常に丁寧で綺麗でした。
>ギーツ
>本編のシリアスさを受けて劇場版では子供が飽きないよう少し軌道修正したのかな?という印象です。
だと思います。
あそこまで本編と空気感が違うと気を使って逆にしたのかな~と。
長尺ながらも戦闘シーン多かったのは良かったですね。
序盤はコミカルにしつつも終盤はシリアスでメリハリがあり、子供向けとしてはギーツの方が正しかったかと。
自分もバッファ&タイクーンのコンビは熱かったです!
本編で争っているだけに2人の連携を見れただけで嬉しかったですね。
>個々のバトルロワイアルだったギーツでここまであからさまに「みんなの力を一つに!」という展開をやるとは思いませんでしたが、これで作中での敵サイド味方サイドがはっきりしましたね
ここもまた狙ったポイントかと。
龍騎しかり鎧武しかり、本編はライダーバトル系で映画で共闘だとギャップや豪華さはありますし。
ロクな参加者がいないデザグラですが今回の7人はまともな人選だけあり
福さんも是非登場して欲しいですね!
7人の人選は全てデザグラ参加者ですが性格的にはジーンがいてもおかしくないので。
遠くから応援しているだけというのは勿体なかったです。
SUBARUさんもキングオージャー派でしたか。
ギーツはまさに「見たかったのはこれじゃない」ですね。
データ化した未来から最強の敵が来る着眼点は良いのですが肝心の内容は今一つ響きませんでした。
応援のノリもそうですよね。劇場版オーブと同じく拍子抜けしちゃいました。
それこそウルサマのようなリアルイベントなら「がんばれー!」となるところですが、そのノリを映像に持ってくるのは違うんじゃないかと。
プリキュアではよくあるようですがヒーロー映画とは相性悪いなと。
- URL |
- 2023/07/30(日) 01:55:15 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
個人的に今作は両方とも当たり年でした
キングオージャーの方は戦隊映画では珍しく時系列がはっきりしていてこのタイミングで「ギラが王になる覚悟」を問う作品として見応えありました
あやねるの顔出し演技も新鮮で見てて楽しかったです
ただ折角世界観の描写が素晴らしいのにロボ戦なかったのが心残りです
ギーツの方は1年見続けて良かったと思える内容でした
英寿の強さが吸収されたからこそみんなの力を合わせてっていうのはシンプルながらもグッとくるものがありました
ギーツワンネスの登場シーンでは泣いてしまいましたし
クロスギーツも戦闘かっこよかったですしチョコプラ長田さんの演技もはまり役で良かったです
- URL |
- 2023/08/01(火) 23:45:33 |
- キングフォームRSF #-
- [ 編集 ]
>キングフォームRSFさん
>キングオージャー
文句なしで面白かったですね。
本当はテレビ用のネタなんじゃ?というのを惜しみなくやってくれました。
ロボ戦だけが心残りでしたね。
ドンブラに続きロボに力入れてそうなのに、そのロボを映さないなんて。
>ギーツ
ギーツワンネスのシーンは本当に良かったですね。
1年の集大成に相応しいシーンでした。
フィギュアーツ等でも早く欲しくなりましたよ。
意外なのがチョコプラ長田さんでしたね。
本編での顔見せこそ典型的な芸能人枠という感想でしたが映画を見て180度変わる名演技でした。
- URL |
- 2023/08/03(木) 00:33:46 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
お盆休みに見たいと思ってましたがその直前の12連勤とかがやばくて、
それのせいでやらなきゃいけないことがたまってたり、体力回復も必要だったりで、全然録画を見ることができず、
感想コメント書いたところまでしか見れてないけど上映終わっちゃうので、見てきました
ちなみに3日連続で朝5時半起き→12時ちょい前に帰宅して2時くらいに寝るということを繰り返した後の朝に見たので、
映画館で眠くなることを心配して栄養ドリンクを飲んでおいたのですが、面白かったので心配ありませんでした
キングオージャー
さて映画はまず時系列が気になるところですが、ギラの即位式ってことは少なくともパラレルではない
おそらく本編でラクレスから王の座を奪うか貰うかしてギラが王になるイベントがあって、本編ではやらなかったけどその即位式を映画でやるよってことかな
あやねるはしっかりしたお姉さんっぽいキャラに見せかけて、なんというか、俗人的な演技が上手いですね。ギャーみたいな声の出し方とか
嘘発見器を使って扉が開いたのは、あれで一度生死の境目に入ったからあっちの世界にこれたってことかな?あれダメージは結構大きそうだけどだからって即死レベルのダメージじゃなかったような
他の家臣たちもあれを見て自分も死んで助けに行こうってなったのかな。忠誠心が強すぎる。ギラが王になったとして元ラクレスの部下たちがそこまでしてくれるとは思えないが(でも即位式で泣いてる元部下いたし、何かあったのかな)
ギラと一緒に育った子供たちなら助けてくれそう
あやねるは生存して、使者やめて一般人になってシュゴッタムの住民になった?っぽいけど、そうなると本編世界でもギラたちの近くにいつもいるってことになりますよね
まあ映画見ないと分からない設定は本編には出てこないだろうし、終盤に誰かの台詞の中だけに登場するとか、映画やVシネや小説に出てくるとか、そのくらいかな
ヒメノやカグラギは本当に、あれ1つで本編1話、なんなら前後編で2話ずつ使えそうなものを、一気に消化してきましたね
たぶんカグラギが王になった時の話はどこかで掘り下げそうな気はするけど、その場合は役者呼べるのかな
ここ読んで、初めて「そういや戦闘シーンがラストしかなかったんだな」と気付きました
そのくらい出来がよくて、細かいこと気にならなかったよう
見てる間は「尺が短いから話がポンポン進むなあ。ストレスなくていいなあ」くらいに思ってました
疲れてるのでギーツの感想は少し時間を置いてから……
- URL |
- 2023/09/02(土) 18:33:10 |
- ライト #1zy/x5P2
- [ 編集 ]
>ライトさん
お仕事お疲れ様です。12連勤は凄まじいですね…
キングオージャーの時系列はまさにそこです。
公式的には23話と明言されています。
後に本編でも少しだけ映画の戴冠式のカットが出てきます。
あやねるは生存したので一応コガネたちと一緒にいることにはなっているんですね。
役者事情は置いといて、画面に出てこない理由は子供たちの世話してるとか?
台詞の中で登場するのはありえると思いますよ。
人気声優なので再登場は難しいかもしれませんが最終回や映画で1カットでも良いので見てみたいです。
>ここ読んで、初めて「そういや戦闘シーンがラストしかなかったんだな」と気付きました
そのように気付くくらい、映画が面白くてドラマパートが魅力的だったんだと思いますよ。
まさか戦隊映画恒例の冒頭バトルさえないのは予想外でした。
- URL |
- 2023/09/03(日) 01:13:04 |
- 飛翔 #-
- [ 編集 ]
相変わらず仕事忙しくてなかなか時間とか取れないので遅くなりましたが
ギーツ
たぶん創世:俺のデザグラの世界なんだろうけど初期みたいなゲームやってる。時系列どこだろ。まあこれはたぶんパラレルでいいと思う
敵のやることがゲームとかリセットとかレアキャラとか、エグゼイドみたいな言いまわし。脚本同じだけど。世界が複数ある描写はディケイドみだけど
力と知恵と運を取られたギーツ。残ったのは「正義」かな?と思いながら見てました。正解は心とか意思とか信念とか……まあ「これ」というものではないけどギーツ=英寿という人間を形成する根っこの部分
ギーツに力と知恵があるというのは分かるけど運ってそんなにギーツの特徴みたいな描写ありましたっけ?リバイスの夏映画に先行登場した時は「お前の運勢は大凶だな(うろ覚え)」みたいな台詞を言ってたので、本編では消化しきれなかっただけで設定上あるいは初期設定では「運」もギーツの特徴にするつもりだったのかも。てか、あの台詞も、本編放送前で設定が固まってない時期だから出た台詞で、今のギーツなら絶対言わないだろうから、あれがなければ「運ってどこから来た要素だ?スロットか?」ってなってただろうな……
ケイロウ好きだから再登場は嬉しい。なんか脱落したライダーが再登場するって話はチラッと聞いたけど、ケイロウも出るとは思ってなかった。あんまり活躍はしてないけど
運の世界は他にライダーがいないからロポがいたのは分かるけど、力の世界はあの中で一番強いであろうバッファが既にいたのにパンクジャックまでいた。どういう基準だろ。てかパンクジャックは脱落したライダー枠なのか?僕が見てた本編の範囲だとまだ生きてたはず
あとライダーで肩車はヤバイ。戦隊なら分かるけど(最近の戦隊はライダーなみのゴタゴタしたスーツになってるが)
ケイロウのピンチに変なアイテムが登場し、また僕の知らない設定か?と思ったら、ガッチャードだった。しかもあそこでくれたカードが後の重要アイテムになるとは。ああいうのって最近は完全にノルマとして登場させるだけで特に意味はないってパターンが多いじゃないですか。ビルド最終回に出たライドウォッチとか
バッファ&将軍タイクーンVSクロスギーツ
本編では基本的にチームプレイはしないから珍しいものを見た。特に将軍タイクーンは本編ではバッファを倒してるのに
因みに僕は本編はその話までしか見てないので、将軍タイクーンは通常のタイクーンとは別ライダーなのかフォームチェンジ扱いなのかも分かってないし、ロールパンナみたいに正義の心と悪の心みたいな切り替えがあるのかなーとか思ってます。途中でバッファに守られた後になんか黒いオーラまとった姿に変わってたし
あとバッファの対ライダー特攻みたいな能力は消えたのかな。過去の世界で叶えた願いは新しい世界になっても引き継がれると思ってたし、創世では必要なくなった(敵がライダーじゃなくなった)から使わなくなったんだと解釈してましたが、ジャマ神から貰った力だから世界が変わったら消えるのかな。それともクロスギーツが神だから効かないってことかな
バッファとタイクーンは自分の所に出た中ボスみたいなのを倒してクロスギーツのところに向かったけど、ナーゴはロポと二人がかりでもその中ボスを倒せなかったんだね。そしてパンクジャックも中ボスに負けてたし(ケイロウは負けていいけどお前は負けるなよ……)
ギーツワンネス。究極フォーム的なフォームではあるけど、変身者が力と知恵と運を奪われた状態の英寿なので、変身しても圧倒はしない。ただ仲間の応援を受けて強さを発揮するのはGOOD
ところで肩車されてミサイルって投げたのは力のギーツで、その力のギーツは今はクロスギーツに奪われてるんだから、今のギーツはそのこと知らないのでは?最後は能力を取り戻したからそのことも思い出したと思うけど
今年の映画はギーツもキングオージャーも面白かったです。本編追いついてから行きたかったけどそれは仕方ない
中だるみとか途中でくどいな……とかならずに最初から最後まで面白かった。セイバーやリバイスの時はそういうのがあったから……
コレジャナイという感想も聞きますが、私はもうギーツは予告の時点でそういうベクトルの映画かあと思ってたので、十分満足です
(※ツイッターでギーツ公式が映画の宣伝ツイートをしてたのをちょっと見ただけで、映画のCMは全く見てません。さっき見たらケイロウ変身とかCMにあったけど僕は映画館で初めて知りました)
ちなみにキングオージャーはもちろんCM見てないし、タイトルすら知りませんでした
- URL |
- 2023/09/08(金) 23:48:08 |
- ライト #1zy/x5P2
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>ライトさん
自分も初見時だと「時系列はパラレル」と考えていましたが最終回まで見た今となっては「最終回後かファイナルステージ後」と思えるようになりました。
気付き辛いですが初見時にも気づくヒントがあって「英寿が神様扱いで神殺しのクロスギーツに狙われる」「化けて出てきてやった(驚く景和たち)」とかですね。
力と知恵に比べ心は違和感覚えますよね。
近年のヒーロー番組的には「力が強いよりとも心の強さが大事」ということでしょうか。
また2000年近く母のためだけに戦ってきたのは心の強さを象徴しているとも言えるかもしれません。
ケイロウ・ロボ・パンクハック復活は嬉しいですね。
ハッキリと復活やゲスト枠と言えるのはケイロウ・ロポであってパンクジャックをそれに入れるかは難しいところですよね。
本編見ているとレギュラーは「ギーツ、タイクーン、ナーゴ、バッファ」で準レギュラーが「パンクジャック、ナッジスパロウ」に見えます。
ケイロウは新ライダーお披露目にも立ち会えて美味しいポジションでしたね。
リバイス映画のギーツ参戦は五十嵐3兄妹ではなく両親の前だったりと例年よりは変えてきましたが今年は更に変化球です。
また新ライダーのアイテムが究極フォームに採用されるのも初めてなんですよね。何もかも異例付くしです。
>ナーゴはロポと二人がかりでもその中ボスを倒せなかったんだね。そしてパンクジャックも中ボスに負けてたし(ケイロウは負けていいけどお前は負けるなよ……)
この映画だとナーゴはパワーアップフォームを持っていないような雰囲気なんですよね。
ブジンソードが出てきたのでファンタジーを持ってはいるはずですが撮影時期の関係でしょうか。
女の子2人だしパンクジャックは1人だしで負けたのもやむなし・・・
>ちなみにキングオージャーはもちろんCM見てないし、タイトルすら知りませんでした
その状態で見に行ったのが逆に凄いですw
でも今作の場合は余計な前情報入れない方が楽しめそうです。
下手に予告見るとそれが全てになって答え合わせみたいな鑑賞方になる恐れもあるので。
- URL |
- 2023/09/09(土) 01:32:31 |
- 飛翔 #-
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