
番組制作発表の時から注目を集めていてレヴィーラが登場。
見るからに気持ち悪いスペースビーストのような生理的嫌悪感を感じるデザイン。
元々はさらに生物的な造形だったみたいだけど人が入るスーツ化として今の形状に落ち着いたらしい。
地味だけど液体になって流れていく特撮とか凄いよね。まさに特殊撮影。
防衛隊とは別に民間企業ですら強いな~と思ったら自作自演。
元防衛隊の人間が起こした不祥事だからウルトラシリーズでも珍しいパターン。
約3ヶ月でFK1が通じない程耐性を得たのに「この国を捨て~」ってこんなハイペースで移動してたら主要国一週しそう。
仮にG7の主要7か国を巡るとしたらラスト1,2国を残して永住する気だったのかな。
レヴィーラは帰巣本能のおかげでその国から出る事はないようだし。
FK1は特殊な液体になっているけど「倒すために量が増える」はまさに防衛隊の戦力にも言えることだよね。
どこまで力を持ち続けるのか。作品によっては取り上げられることもあるテーマ。
今回は自作自演かつ液体窒素という解決法(逃げ道)があったけど、それが無かった時はどんなストーリーになったかは興味ある。
追い詰められたエミが一瞬で銃を奪って無効化する動作がプロ。
直前の喧嘩シーンは見ているこっちが騙されたw
「参謀長に報告すべきでは?」で頭を悩ますゲントがリアル。
隊長と言っても中間管理職みたいなもので苦労も絶えない
ブレーザーに変身後、ビルにもたれかかって一瞬気まずそうにするのが好き。
ビルが真正面からドアップで映ってウルトラマンが倒れてくるって中々見ない構図。
夜のアースガロンかっこよく。たどたどしい動作も良いね。
自装備ではなく外的要素(液体窒素)が決め手に。
販促的には派手にミサイル撃った方がいいんだろうけど、特撮ヒーロー的な解決法ではなく現実的な解決法になった。
スパイラルバレードも背中からパース効いてて綺麗。
今のところ新規怪獣ばかりで豪華。
これまでの怪獣は既存怪獣の特性に合わせたストーリーしか作れなかったけど、レヴィーラのような新怪獣だからこそ出来るストーリー。
むしろ既存怪獣は誰が出てくるんだろう。
デッカー客演会があるならデッカー側の怪獣を出せそうだけど今後は1~4話に出てきた新規怪獣の再登場は十分ありえる。
OPにもいるカナン星人は既存怪獣だけど、登場すれば55年ぶりなので実質新規怪獣みたいなものよね。
- 2023/07/31(月) 02:04:38|
- ウルトラマンブレーザー
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真実を探るために変装したヒロインが
悪い企業に潜入捜査というのがガロの「闇を照らす者」っぽい回でした
エミはくノ一的なポジションですね
元々参謀長の肝入りで最初にゲントの部下として配属されている立場なので
Skardのお目付け役としての使命も吞んでいると思われます
もし今後ウルトラマンの正体バレがあるとするなら
糸口となるのはエミの発見かもしれません
>見るからに気持ち悪い
巨大企業の裏事情というお題も含めて
個人的に「平成ウルトラセブン」っぽい雰囲気を感じます
病気の患部のような質感というか
バッカルコーンの内部で順繰りに点滅する電飾はメトロン星人の襟を思わせます
資料に載っていたイラストの怪獣はボツ案でしょうか?
こっちの方がソリッドな雰囲気がして
怪獣らしいまとまりがあるように思えますね
>液体になって流れていく特撮
怪獣がそこに立っている状態と床が濡れている状態を
CGで繋いだという感じでしょうか
「水」はリアリティの媒体としては強力な武器と思いますね
昭和ウルトラのプール撮影でウルトラマンと怪獣が
水に浸かってバシャバシャ激闘を繰り広げる絵なんかは特にそう感じます
>自作自演
>元防衛隊の人間が起こした不祥事
曽根崎社長の爬虫類っぽい酷薄そうな人相に反して
結跏趺坐+自画自賛BGMという謎の組み合わせの瞑想ルーチンや
自分の功績をスクラップブックにして隠し部屋に保管してる
ナルシストっぷりがキャラ立っていて結構好きです
「デッカー」のネオメガス回もそうですが昨今の悪党は
金銭欲よりも承認願望を追求する手合いが増えた気がします
名誉欲と言い換えれば昔からありましたがそういうのよりも
もっと幼稚で直接的な「いいね!」をいっぱい押してもらいたがるような感覚といいますか
>FK1は特殊な液体になっている
あんな毒々しい緑の薬品、殺虫剤はおろか農薬でもお目にかかれないような…
アースガロンの腕から特殊弾頭として発射するのはVSメカゴジラのショックアンカーを思い出しますね
あれも体表を貫いた上で標的を内部から攻める武装です
>頭を悩ますゲントがリアル
少数精鋭だからこそ最短時間の判断で即応できるのがSkardの強みなので
一々上にお伺いを立てる社会人のセオリーに律儀に従っていると
わざわざ結成した意味がないというジレンマがあるんですよね
これまでが大体社会的な背景のない巨大生物を処分するという流れだったので
今回の怪獣退治だけでなく、人間の起こした問題にも取り組まないといけないという
切り口の違いがくっきり際立っている印象があります
あと今回は基本的に本当に「いつものウルトラ」の防衛隊の隊長キャラっぽい
出番と動きしかしていない中で
蛇の道は蛇というか、若くしてその道のエキスパートであるエミをハッとさせる
ゲントの諜報の腕前の高さをしれっと挟んでいく描写が揮ってますね
>一瞬で銃を奪って無効化する動作
今回は違うんですがかなり坂本監督作品臭がしましたね…(笑)
銃を避ける時に頭を抱えて走るあたりも詳しくない身が見ても
「そういうリアリティ」を追求した絵作りをしている感が伝わってきました
あとすぐ近くにエミがいるのに変身アイテム出してくるブレーザーは
もっと空気読んでくれと思いました
…それにしてもコレクション玩具前提のアイテムなのに頑ななまでに
変身用のメダル1枚しか使ってないですね、「ブレーザー」は
必殺技の使用にブレス操作が必須みたいな縛りもないし
この御時世に物凄く贅沢な映像を見ている気がしてきます
>ビルにもたれかかって一瞬気まずそうに
個人的には丸呑みにされそうになっての狼狽えぶりもツボです
あれはゲントがガチで怖がっている感じがします
>夜のアースガロン
色調編集のせいか濃紺の箇所が黒に見える映りになっていてなんだか印象違いますね
特空機はシルバー系が多かったので新鮮な雰囲気です
>特撮ヒーロー的な解決法ではなく現実的な解決法
「シブくて攻めてる」ブレーザーらしい着地でしたね
今回のウルトラマンは本当にトドメを刺しただけで
エミが対策を閃きアースガロンが実行することで王手まで持って行った感じです
>新怪獣だからこそ出来るストーリー
その怪獣の生態を前提に話が構築されているならまだいい方で
大体は「怪獣出現」というイベントに既存の使える怪獣を
当てはめているような運用がメインでしたからね
かといってここ一番というイベント回で新規を持ってくると
文芸設定が強すぎて再利用が難しくなります
「なんでザイゴーグがポケモン化してるんだ?」的な(笑)
それで背景となる黒幕が潰された後でも
野良ギャラクトロンが便利な中ボスとして定番になったりするんですが
やっぱり初登場のような話の軸にはなれない。単なる「強いロボ怪獣A」です
そういう歴史を踏まえると今回は本当にいい塩梅だと思えます
後は現役の子供たちがこの形を退屈せずに受容できていれば文句なしですね
- URL |
- 2023/08/02(水) 16:03:54 |
- 1 #-
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>1さん
>悪い企業に潜入捜査というのがガロの「闇を照らす者」っぽい回でした
>エミはくノ一的なポジションですね
スパイなんじゃないかというくらい有能でしたね。
牙狼でいえばくノ一だったり魔界奉仕なポジションかもしれません。
>怪獣がそこに立っている状態と床が濡れている状態をCGで繋いだという感じでしょうか
だと思います。
上手い事繋げてますよね。初見では分からなかったです。
>あんな毒々しい緑の薬品、殺虫剤はおろか農薬でもお目にかかれないような…
子供に分かりやすい配慮、ですかね。
本当に強い薬品は無味無臭な印象があります。
>今回は違うんですがかなり坂本監督作品臭がしましたね…(笑)
クレジット見なかったら「坂本監督だ!」と即答してそうですw
坂本監督でなくともあんな描写入れられる事に驚きました。
数秒のシーンでしたがエミからプロを見たシーンです。
>この御時世に物凄く贅沢な映像を見ている気がしてきます
オタクとしてはこの方が嬉しいですが、玩具販促番組としては売る気あるのと心配になります。
レジェンド系も出ていますが使ったとしても客演するであろうデッカーだけのはずなので。
ブレーザーのメダルしか使わないのなら、そもそもメダル自体がいらず一昔前みたいな方式でもいけたはずなんですよ。
>大体は「怪獣出現」というイベントに既存の使える怪獣を当てはめているような運用がメインでしたからね
あー確かに暴れるだけで特性を活かす怪獣は少ないかもしれませんね。
回によってはただのサンドバックでやられる怪獣もいますし。
そんな中、今週は非常に恵まれたエピソードだったかと。
次回作以降で搭乗する際は今回のようなエピソードなのか新しい特性を付加され新エピソードになっているのか楽しみです。
- URL |
- 2023/08/03(木) 00:34:17 |
- 飛翔 #-
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>そもそもメダル自体がいらず一昔前みたいな方式でもいけた
商業的に妥協できる限界点が見受けられる部分ですね
「映像には出さなくていいからせめて間口だけは残してくれないと困る」という事情は動かせない
ゆえにあのブレーザーブレスという…
思えば前作より前の段階からコレクション要素はたくさんあったけれど
劇中で用いられている割合はどんどん減っていたんですよね
「Z」なんかは「オーブ」や「ジード」の2種複合からさらに進めて一度に3人分の大盤振る舞いでしたが
「トリガー」や「デッカー」は複数の過去作品ウルトラマンから力をフュージョン形式で借用しないので
「設定はあるけれど劇中では影も形も無い」キーやカードは大量に余った印象があります
ラインナップだけ見てみると凄いんですよ
「ベリアルアトロシアス」とか「ガタノゾーア」のディメンションカードなんてドラマに出すとしたら
どういう入手経路なのか奇怪すぎて「これは確かに投げるな」と妙な納得があります
- URL |
- 2023/08/03(木) 07:49:07 |
- 1 #-
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>1さん
「玩具的には使える実質1つだけ」はウルトラマンXのエクスデバイザーがそれですね。
ゼロアーマーやマックスといった歴代ウルトラマンのカードも使ってはいますが、実質エックスのカード1枚だけの活躍だったので。
>「Z」なんかは「オーブ」や「ジード」の2種複合からさらに進めて一度に3人分の大盤振る舞いでしたが
そこがゼットのいいところでもあり惜しいところでもあるんですよね。
玩具的には3体のウルトラマン合体で遊びの幅が増えましたが、劇中未登場のオリジナルフュージョン形態は2つだけでした。
ライトニングアタッカーやエメリウムスラッガーのようなスーツ化が果たせなかったのが残念です。
>「ベリアルアトロシアス」とか「ガタノゾーア」のディメンションカードなんてドラマに出すとしたらどういう入手経路なのか奇怪すぎて「これは確かに投げるな」と妙な納得があります
オーブのように「怪獣を倒す→アイテムになる」なら投げるしかありませんが、最初からアイテムだけ登場すればなんとかなりますね。
良い例がウルトラカプセルでエンペラ星人・ダークルギエル・ゾク第2形態・ザイゴーグとボス連中のオンパレードだったので。
- URL |
- 2023/08/04(金) 01:35:39 |
- 飛翔 #-
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