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特撮の軌跡

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ウルトラマンブレーザー 第5話「山が吠える」 感想

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日本酒の話題から始まるあたり、ちょっと大人向けな印象。
「ブドウなんです」で話題切られたけど、そのままワインが美味しいになる流れだったね。
舞台は架空の街である秋田県市之字村で多分鹿角市(青森・岩手との県境)がモチーフ。
テレビでUFO発見地とかで頻繁に取り上げられるくらいには秘密パワーがあるスポット。
ウルトラマン的にはティガの地がある場所だったりする。

アンリと友人がメインの会。
今転勤で秋田在住の自分だから言えるけど、若い人でこんなに訛ってる人は殆どいない。
語尾のイントネーションが訛っているくらい。
テレビに出てくるような聞き取れない人たちは山の中の集落や年配の人に多い。

ドルゴの話題になった際、友人としては信じたいけど隊員として根拠のない事を信じられないのがアンリの辛いところ。
すぐさま任務を優先するあたり、大人の対応。
今回は結果的にドルゴが復活してしまったけれど、事前調査はしていたしスカードとしても最大限配慮はしていたんだよね。
誰も悪くないというかまさに自然現象の如く目覚めてしまったが故の事件。

先週活躍したエミはお留守番。
みんな「ウィルコー」になっていて微笑ましい。
ゲントが変身する際は一人だけ吹っ飛んでしまい崖から落ちるさ中での変身。
戦いが終わった後、誰からも心配されていないw
膝でスパイラルバレードを真っ二つにしたのは驚いたし、地面に刺さるくらい仰向けになって投げるダイナミック動作。
優しい怪獣を救う際は持ち上げて宇宙へ去る事が多い中、お相撲さんのようにそのまま押しだすのが斬新w

次回は恒例の序盤総集編。
お盆時期だし視聴者減る事に配慮してそう。
ゲントではなく一般人視点の総集編?




  1. 2023/08/06(日) 23:16:01|
  2. ウルトラマンブレーザー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

おどろおどろしい妖怪みたいなタッチで怪獣の描かれている古文書が好きです
島と思ったら巨大な生き物だった…という伝説が洋の東西を問わずあったりするんですが
ドルゴはその地上版という感じですね。野外ロケが怪獣の頭の上という設定なのが面白かったです

戦闘も派手に取っ組み合いをしない射撃戦主体で
なおかつドルゴはそこまで積極的に敵意を見せないタイプということで
系譜としてはスカイドンみたいな「害意はないけど放っておけない怪獣」の部類に入りますね

守り神の像で頭を押さえられて封印されていたというのは
昭和ガメラの大魔獣ジャイガーっぽいですがさらにさかのぼると
地震の原因である大鯰を要石で押さえつけるという江戸時代の絵が元になっていそうです

…しかしドルゴを眠りにつかせるために眉間を一突きしてる人は
一体どのくらいのデカさなんだろうか…?


>そのままワインが美味しいになる流れ

副隊長の出身は日本ワイン発祥の地・山梨県辺り…?
堅物に見えてこういう話題にも自然体で入って行けるのって好感度高いです
一方で冒頭アンリがナーバスになっていたのは地方出身者なのを気にして
話題を遠ざけたがる子供みたいでそんなこと気にするんだ…と意外な感じ


>秋田在住の自分だから言える

秋田県民でも「超神ネイガー」の主題歌の歌詞は翻訳は必要なのか…

こういうローカルな情報は自信持って言えますよね
今は全国ネットワーク化が進んで方言やイントネーションも
標準語に近い風になっていってるのかなと


>アンリの辛いところ
>スカードとしても最大限配慮はしていた
>誰も悪くない

今回のようなお話はウルトラではよくあるパターンですが
土地に手を入れた側が傲慢な嫌われ役として描かれるでもなく
全体的に配慮が行き届いた雰囲気です

冒頭の兵器開発部の人の意気込みとかからも伝わってきますが
はるかに上のステージで物凄い額のお金が動いて
もう中止しようのない巨大な流れが発生してるんですよね
地元の知人の気持ちはわかるけど自分にそんな権限はないし
正直な話どっちかが悪いわけでもないゆえにイヤなタイミングだな…と(笑)


>エミはお留守番

それでもきちんと活躍の場を設けてるのが技アリです

そうして得た情報を基に作戦を現場で考え出すのがゲントの立場ですが
今回は義理と人情を秤にかけて妥協点を探っている感じが伝わってきました

ただの優しい人じゃなく、責任を請け負った上で理論的に丸く収められる方策を出せる
「隊長にして主人公」というゲントのキャラは毎度描くのが大変そうだけれど
そこをクリアすると本当に好感度高いです


>みんな「ウィルコー」になっていて微笑ましい

じわじわ浸透していってるのがわかりますね
こういう別に話の大筋には何の関係もないけれど
漸進的に変化とか順応が見える小さい場面って好きです


>一人だけ吹っ飛んでしまい崖から落ちるさ中での変身

あの後盛大に揺れまくるドルゴの上に残されたアンリの安定感が凄いと思っていたら
封印の時にとった空手の型が「三戦」(サンチン)でこれは沖縄空手の
「船の上で闘う時の構え」がベースになっていて安定感があるんだとか

ゲントが転がり落ちる時の叫び声とかカメラワークが迫真で臨場感ありましたね
「Z」最終回もですが、ああいう小物をセットして変身するタイプのウルトラマンが
落下変身するのは小物落としちゃわないか見ていてひやひやします


>膝でスパイラルバレードを真っ二つにしたのは驚いた
>ダイナミック動作

光の投槍という印象だったんですが、思いのほかガッツリした実体感がある…
半物質・半エネルギーの直感的に操作できる攻撃媒体といったところでしょうか
仰け反って投げたり召喚の際に展開する空間の穴を防御に用いたと思ったら
すぐ横にブン投げたり、ブレーザーは毎度ユーモラスな動作が多いですね
初代ウルトラマンも結構な頻度でひょうきんなアクションを披露していて
そういう意味では先祖帰りを感じる演出にも思えます

あと個人的にビックリしたのがアースガロンのガンファイトですね
あんな無茶な軽業や精密狙撃ができるとは…(笑)
思うに毎度どつかれて調子悪くなっているし
一見ストロングスタイルの怪獣みたいなデザインだけど
実は距離を置いての射撃戦闘で「やられる前にやる」戦法の方が
得意分野だったりするのかもしれません


>一般人視点の総集編

「ジード」でもちょっとやっていたノリですが
総集編とはいえ本格的に1話使ってどうなるかは結構楽しみです
ガロシリーズでもたまにホラーと関係ない一般人ゲストの目線が
交錯する回とかありましたね。たまにああいう変化球がくると面白いです
  1. URL |
  2. 2023/08/08(火) 17:24:17 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
「日本 ワイン 有名」で調べたら山梨が出てきたのでその辺りでしょうね。
東北在住の自分としては(ワイン・・・山形県?)と思ったら上には上がいましたw
仰るように堅物そうに見えてもこういう話題に入っていけるのが魅力ですね。
(準備中でしたが)オン・オフはしっかり分けるタイプかもしれません。
ウィルコーの浸透といい、みんな馴染んできているのが分かり

>話題を遠ざけたがる子供みたいでそんなこと気にするんだ…と意外な感じ
1さんが何県在住化は分かりませんが、都会出身の中に地方出身は中々厳しいものがりますよ。
しかも秋田は日本有数の過疎県なので。少なくとも自分はコンプレックス感じそうです。
方言に関しても今の若い人は多少イントネーションに違和感あるだけで、普通に聞き取れるレベルです。
仕事柄、老若男女接していますがテレビに出てくるような聞き取れないレベルの人は年配の方くらいです。
街頭インタビューに出てくる派手な大阪人は意外と少ない、みたいな感覚かもしれません。

>土地に手を入れた側が傲慢な嫌われ役として描かれるでもなく全体的に配慮が行き届いた雰囲気です
誰かを一方的に悪者にするのではなく、ある種の自然災害を信仰心と交えて描かれたのが印象的です。
話が進みにすぎて今更自分には止められない、とうのは実社会でもあるあるですねw

>光の投槍という印象だったんですが、思いのほかガッツリした実体感がある…
>半物質・半エネルギーの直感的に操作できる攻撃媒体といったところでしょうか
最初から割った状態で2本出せばいいのでは・・・?とも思いましたが長い1本しか出せないのかもしれませんね。
そんな突っ込みをモロともしない迫力が映像から伝わってきました。

アースガロンは意外とフットワーク軽かったですねw
初戦が今一つな結果だったので頑張って強化しているのかもしれません。
それが玩具発表済みのメカゴジラ的なパワーアップに繋がるのかも・・・?

  1. URL |
  2. 2023/08/09(水) 01:46:55 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:飛翔
特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
ライダー、戦隊、ウルトラ、牙狼、アメコミと実写系ヒーローの感想を取り扱っています。
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