
元はアニメキャラだったアソーカが「マンダロリアンS2」「ボバフェット」で実写化を果たし今年は単独主役。
15年前のクローンウォーズから始まったので感慨深い。
初回は2話同時配信。
しかも本国アメリカで配信開始時刻が早まった関係上、日本でも例年の16時から10時へ前倒し。
冒頭の宇宙船や開幕のライトセーバー戦がもう正統派のスターウォーズよね。
あの「オビ=ワン」でさえこんなにガッツリライトセーバー戦はなかったので
(あれ、この時代にジェダイはいないんじゃ・・・?)
と疑問だったらやはりシス。
ライトセイバーを持った2人が宇宙船の中で無双するのはエピソード1のオビ=ワンとクワイ=ガンを彷彿させる。
逃げる船員をライトセーバーで追い詰めるのはローグワンのベイダーそのもの。
ベイラン・スコールのガッツリとした体格が好き。
アソーカはファーストルックにもあったシーンが初登場。
フォースでライトセイバーを操ったり、穴を掘って落としたりアニメ的な演出。確かクローンウォーズSⅦでもやった覚えがある。
アニメ(クローンウォーズ)出身のアソーカだからこそ似合うカッコよさ。
遺跡シーンはやや長くドロイド3体の爆発なのに凄い威力だったりしたけど、冠番組の彼女をガッツリ映す方向性は良い。
演じるロザリオ・ドーソンは人間だからアニメーションほどのスピーディーな動きは出来ないけど、それも全盛期(クローンウォーズのアニメ時代)から衰えたと考えれば納得かも。
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.ヘラにサビーヌと「反乱者たち」のキャラクターもついに実写化!
これはもう感動した。吹き替え声優も同じ。
ヘラはもうイメージにピッタリ。
サビーヌは短髪になっても違和感を覚えたけど、ヘラほど奇抜なビジュアルで誤魔化せるわけではないし反乱者たちに比べれば大人になってるからこんなものかな。
エズラも映像のみで出演。いつか本物も出てきてほしい。
当たり前だけどケイナンが出てこないのが寂しい。
ケイナンとヘラの息子であるジェイセンは登場せず。
ここまで反乱者たちのキャラが出演しているのでいつか出てくるはず。
敵もまたクローン戦争やオーダー66を生き残った同じ立場の元ジェダイ。
シリーズが長く続いた宿命だけど元ジェダイが増えてきた。
(ベイダーが「ジェダイ狩り」をやるくらいには生き残っていたようだけど)
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.サビーヌVSシン・ハティのライトセーバー戦が熱い。
サビーヌはダークセイバーのイメージだったので緑のセイバーが新鮮。
ジェダイらしく円を描いた動きかつシス(厳密には違うみたい)が攻撃的な直線の動きでこういうライトセイバーのチャンバラ合戦を求めていたので大満足です。
実写で女性同士のライトセイバー戦は初めて見たかも。
貫かれた時は死ぬんじゃないかと焦った。シークレットインベージョンでも主要キャラが次々死んだばかりなので。
最近は貫かれても死なず。クワイ=ガン…
サビーヌの強さ(弱さ)も絶妙なバランス。
彼女はマンダロアであってフォース使いのジェダイではない。
そこらの一般兵よりは強いけど、パダワンとはいえ本物を相手にすると負けちゃう。
アソーカのパダワンに戻りはするけどジェダイにはならない。
エズラのためにマンダロリアンのアーマーを再び身に着ける美しい構成。
なのでフォースを会得してジェダイのように振舞う展開にはならないでほしいな。
大満足の1話と2話。
事前の公式コメントで「反乱者たちを見なくとも問題ない」ってスタンスだったけど実際は見ないと分からないシーンや設定が多かったんじゃないかな。
「アソーカ(単独作)」というよりは「反乱者たちシーズン5」の色が強かった。
ここがアソーカを描くのが難しいところ。
というのも彼女だけのストーリーというのがイメージし辛いから。
「クローンウォーズ」ではアナキンやオビ=ワン、レックスらと一緒にいたし「反乱者たち」ではエズラやサビーヌらと一緒。
常に誰かと一緒にいるアソーカだから彼女だけのストーリーと言われても逆にピンとこないかも。
かといって他のキャラが目立ちすぎるとアソーカの存在感が薄れそうなので難しいバランス。
作品自体は面白かったので来週も楽しみです。
- 2023/08/24(木) 23:42:26|
- アソーカ
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