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特撮の軌跡

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ウルトラマンブレーザー 第11話「エスケープ」 感想

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先週の件もありゲントは気まずそう。
庇ってくれる女性陣が救い。
エミの「まるで2つの意思が反発しているみたい」は良く見てるね。

「スカードとしてはブレーザーが出てきたときはどうしますか?」
「まー様子見だな」
は注目したシーン。
歴代シリーズだと主役や仲間が隊長(上層部)に「あの巨人は敵じゃありません!」と意見するのはあったけど、今作はゲントが隊長なので逆に聞かれる立場になったから。

宇宙から飛来した怪獣・ゲバルガは外見が岩で中が機械のような不思議なデザイン。
どことなくベムスターっぽい。
アースガロンも割と粘ったけどEMP搭載されるとどうしようもない。
これがエックスのようなサイバー系ウルトラマンだと変身してもピンチだったかも。

「衝撃に備えろ!」で変身することなく受け身の姿勢を取るの珍しい。
例年なら着陸の前に変身して戦闘機を庇うはずなので。
前のヤスノブもだけど衝撃が気絶するのがリアルで好き。
心身共にどれだけ鍛えても身体の限界来たらダウンするだろうし。

ブレーザーになってからはまさかの敵前逃亡。
タイトルの「エスケープ」はここにきたのね。
せめてスパイラルバレードくらいは投げ切っても良かった気がする。
この行動は意味不明だったけど「ブレーザーは狩人だから勝てないと分かり逃げた」という意見を見た時は納得。
強敵ではあるけどそこまで圧倒的な差には見えなかった。でもブレーザー的には勝てないと悟ったのかな。

そんな相手だから次回のチルソナイトソードが輝く。
例年の中間タイプ枠のアイテムだけど剣だけに絞ってるのが偉い。






  1. 2023/09/24(日) 17:06:08|
  2. ウルトラマンブレーザー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ゲバルガ、「攻防一体のフィールドを展開する」という能力がかなりの難攻不落感を醸し出しています
全方位から仕掛けてもこちらの攻撃が届かないし本体も頑強なので
決定力のある一手で切り崩すことがなかなかできないもどかしさ
なんとなくこの作品の強敵怪獣の強さ表現って「守り」に重点が置かれてる気がします

普通ならウルトラマンが怪獣にボッコボコにやられて「こいつ強い!」となるんですが
ブレーザーの場合そうなる前にさっさと離脱するのである意味スマートな戦略家なんですよね
ただ、そのおかげで致命的な危機感を演出できないので
「まだやれたんじゃないの」感が尾を曳いてスッキリしない人もいるんじゃないかと思います



>まー様子見だな

実際敵味方が判らない奴を下手に刺激して
絶対勝てそうもない敵にしてしまうのも悪手なのでいい塩梅のリアリティがある回答だと思います
あと感情的問題に論点がずれるのにしっかり釘を刺すヤスノブが理論派っぽくてポイント高いです


>外見が岩で中が機械のような不思議なデザイン

いかにもバカッと開きますよというデザインの隕石形態がウルトラエッグっぽいです

1話のバザンガ以来の宇宙怪獣ですがデザインの路線は随分と違いますね
個人的に感情のない目ん玉が「レオ」に出てきた円盤生物デモスを思い出しました
あと「ネオス」にギガドレッドという隕石と人工衛星がごちゃまぜになった
オブジェみたいな怪獣が出てくるんですが丸まった状態はそれっぽさも感じます


>どことなくベムスターっぽい

思いました
「中盤テコ入れ的に登場した宇宙怪獣で一度はウルトラマンを敗退させる」
…という物語の記号的には完全にそれですね


>EMP搭載されるとどうしようもない

「Z」でもセブンガーがネロンガの放電攻撃でイチコロだったので
基本防衛チーム側のメカ怪獣兵器は電子系が弱点というイメージが固まりつつあります


>気絶するのがリアルで好き
>心身共にどれだけ鍛えても身体の限界来たらダウンする

私も航空事故関係の人体への影響には容赦ないイメージがあるんですよね
人間の身体には厳然とした限界値が備わっていて
それはいくら鍛えても伸びることはない、Gがいくらとかに達したら
問答無用で失神する…的な
話の都合にリアルな問題がフィットすると安定感が増していいです


>この行動は意味不明

一切喋らないから想像の余地が広いのがブレーザーの個性ですね


>剣だけに絞ってるのが偉い

強敵相手に武器が追加って「Z」なら5話でやってることですからね
この時点でかなりの抑制を感じます
思えば今度の剣もハマってるタマが廻って光って音が鳴るだけというシンプルなギミックは
ゼットランスアローどまりで、中盤のテコ入れとしてはかなり地味な部類だと思います
  1. URL |
  2. 2023/10/05(木) 16:13:41 |
  3. 1 #-
  4. [ 編集 ]

>1さん
>なんとなくこの作品の強敵怪獣の強さ表現って「守り」に重点が置かれてる気がします
1話まで振り返ってみても極端に攻撃力の高い怪獣はいなかったかもしれませんね。
確かにガラモンはじめ「守り」が強くそれを突破できない印象です。
狩人が苦戦するのは攻撃力より防御力の高い相手ということでしょうか。

>「まだやれたんじゃないの」感が尾を曳いてスッキリしない人もいるんじゃないかと思います
まさに自分ですね。
実際に戦っているわけではないのでなんともいえませんが、映像だけ見ればまだやれるだろうと思っちゃうんですよ。
でも実際に戦っているブレーザーは勝てないと思ったから引いたわけでそれが自分には伝わらなかったし響かなかったなと。

>いかにもバカッと開きますよというデザインの隕石形態がウルトラエッグっぽいです
ウルトラエッグ!懐かしいですね。
怪獣に力入れているからこそのギミックですね。
いずれは後続作品たちに登場するであろうゲバルガですが、ルーブみたいな作品に出演したら「開いたー!?」な反応が見れるかもしれません。

>ゼットランスアローどまりで、中盤のテコ入れとしてはかなり地味な部類だと思います
地味を通り越してこれで販促大丈夫なのかと不安ですよ笑
タイプチェンジないなんてティガTDGどころかそれより前の昭和ウルトラマンにまで遡らないといけませんし。

  1. URL |
  2. 2023/10/06(金) 02:06:24 |
  3. 飛翔 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:飛翔
特撮ヒーローが好きな既婚者社会人のブログ。
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